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ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女
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ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全86件 1~20 1/5ページ
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おそらく、ラーソンとの違いを指摘している人たちは、作者を伏せ事前知識なく読めば前3作品との違いはわからない。 前3作品に引けを取らない素晴らしい作品。 正直、びっくりした。 特に、数学的な描写に関してはラーソン作品はフェルマーの最終定理の真髄を脳内で閃くと言った様な荒唐無稽な表現があったが、 今回はRSA暗号の解読という単純な計算能力がものを言うある程度現実的な難問が用意されており、しかもそこに至るまでの伏線も丁寧かつ意外性があり、作者の力量を感じさせる。 | ||||
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スティーグ・ラーソンの書いた『ミレニアム』3部作は、めちゃくちゃ面白い小説だ。それだけに続編を書くのは大変だったと思う。よくやった! と、まずはダヴィド・ラーゲルクランツを褒めることにやぶさかではない。しかしそれはそれとして、やはり比べざるを得ないわけだが、あの圧倒的な興奮には遠く及ばなかったな、というのが偽らざる感想だ。 ラーゲルクランツはおそらくノンフィクションの書き手として優れているのだろう。だからコンピュータや数学、サヴァン症候群など、本書に出てくるさまざまな専門分野については本当によく取材してあるし、丁寧に書かれていると思う。しかしそれはそれとして、ダイナミックな物語的興味というものが絶対的に不足していた。 そう、この「それはそれとして」という評価の仕方を、ついついしてしまう作品なのである。サヴァン症候群の少年とリスベットという組み合わせは、すごくいいアイデアだったと思う。映画『刑事ジョン・ブック 目撃者』や『グロリア』を彷彿させて、絵面を想像するだけで胸が熱くなる。が、どうにも生かし切れなかったというか、消化不良だったという印象が拭えない。 登場人物がやたら多くて、ページ単位で細かく視点が切り替わるのがよくないのかもしれない。ドライブ感が生まれず、最後まで波に乗れないようなところがあった。一番感心したのは、翻訳がうまいことである。ひと昔前の翻訳ミステリは日本語がぎこちなくて当たり前(?)だったけれど、最近の翻訳家の皆さんは、読みやすい日本語に置き換えるスキルが格段に高いと思う。 | ||||
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確かに前3作に比べて奥行きの面で及ばないが、十分おもしろかった。評価が下がるのは前作までがあまりにも秀逸だったからだろう。 私としては作者の急死で寂しく思っていたファンの期待に応えて、主人公たちにまた会わせてくれたことに感謝したい。 ただ、私もスティーグ・ラーソンの遺稿を読みたい気持ちはある。中途半端でもいいから。でも、もどかしさでかえってストレスになるかもしれない、とも。 《ここからは素朴な感想と希望》 *それにしてもリスベットの兄妹(異母含めて)は、本人含めていろいろな意味で超極端な人たちばかり。父親の血か。2作目によるとまだ何人もいるようだが、他はどうなのだろう。 *リスベットはお金持ちになってから自家用車を所有し、盗んだ時以外バイクに乗らなくなった。私はハリウッド版『ドラゴンタトゥーの女』のルーニー・マーラがバイクに乗っているシーンがとてもかっこよく感じ(スタントマンかもしれないが)、あのイメージが頭にこびりついているので、ぜひまた乗ってほしい。 *本作ではミカエルがエリカとその夫との三角関係に疑問を抱くシーンがあり、それも興味深いと思った。結局はエリカだけがいい思いをしているのだから。それほど彼女に魅力を感じないし。早くミカエルとリスベットの仲を再燃させてほしいと期待している。 | ||||
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所々説明が念入りすぎる部分はあったが、ストーリー自体は面白かった。最後の方は少しトントン拍子すぎる気もしたが、好きな感じのエンディングだったので良かったです。次の話も楽しみです。 | ||||
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前作は自分が海外ミステリーにはまりだしたきっかけでした。 それだけにスティーグ・ラーソン氏の急逝は大変残念でした。 作者が変わって続編が出るというのは楽しみでしたが、前作の印象が強すぎたため読むかどうか迷っていましたが、意を決して読んでみました。 前作とは全く違う、と言う意見もあるようですが、逆にその様にしたのが良かったのでないかと思います。 スウェーデン内に留まらずスケール感は少し大きくなると共に、宿敵とも言える相手の登場など、今後の展開に期待が持てる作品だと思いました。 | ||||
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話のスケール感は大きくなりましたね。 話の盛り上がり勘やスピード感がもう少しあると良い(その点は、前作の方が上かも)と思いましたが、自作に期待できる作品です。 | ||||
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映画化した作品、珍しく映像作品の方が良いかと。もう少し展開のスピード感がほしい。スティーグ・ラーソンが亡くなったのが残念。 | ||||
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作者は変わったが、前作同様おもしろい。 引き継いだ作者はプレッシャーだったと思うが、よく研究し努力もされたのだろう。 | ||||
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再購入です | ||||
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Amazonは便利。近くのコンビニ寄ってウケトレルのは良いですね❗ | ||||
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著者が代わってガッカリしましたが、やっぱりリスベットに逢いたくて、しばらくぶりで読んでしまいました。思ってたより違和感がなく読む事ができました。但し、ミレニアム3までは各上下合わせて約1100ページの力作でしたが、4は上下で約800ページとなっており、この点は物足りなさを感じてしまいました。そして著者が余りにもコンピュータの情報世界に気を取られ過ぎて、リスベットの活躍をもう1つ書ききれず、妹カミラとの絡みやその後も、次回作を気にしているのか?中途半端でした。 | ||||
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読みやすいです。 でもそれが、大きな違い。 アメリカの英語とイギリスの英語のように 同じ過去を持つ同じ名前の登場人物だけれど同じではない。 パラレルワールドの世界。 アメリカ映画のようなハードボイルドでハッピーエンドな感じです。 前の3部作は、フランス映画のノワールな世界感・・・違うかぁ。 ともかく、読み物としては、軽く明るく読みやすくなってますが 軽くて、明るいのが良いかは別問題です。 | ||||
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作者が、変わった事で、賛否両論ありましたが、それなりにたのしみました。リスベットが、少し人を信じられるようになったことで、もう少し周りの人との関わりを書いてほしかった。 | ||||
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新しい作家になって若干不安があったが、前作に劣らないエキサイティングな物語。 | ||||
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映画を見る前にkindleで内容を読んだ方が良いと思います。その後にBDで映画を見るのが、楽しみです。 | ||||
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金にも権力にも屈しない編集長の話が、作者他界の後に遺族と出版社の金のため、いいえ、希望で第三者によって続編が書かれた。こんなことあるんだ。新ミレニアムは誰のものなのだろう? 前3部作で作者の立ち上げたキャラクターは上手に引き継がれていて話も面白かった。(でもホルゲルの話やカミラのキャラ設定には違和感を覚えた。パーティに参加するホルゲルやP327-328のリスベットにも。) ラーソンのPCにはミレニアム4の遺構が残っていたが、それは生かされず本編が誕生したという。読みたかったなあ。 | ||||
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出品者の説明のとおり,初版本,帯付きで,本の傷みも感じないものでした。書店で購入するものと変わりありません。 | ||||
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シリーズ3までの作者がどこまでのストーリーを準備していたのかしら? リスベットにそんな敵がいたの? 父親よりも厄介な感じがする! 映画になったときの敵のビジュアルを想像してしまう。 現在上映中の、ハリウッド版のはちょっと違うような気がします。 全部みてないけど。 やはりミレニアムシリーズを希望してしまいます。 本は面白かったですよ。 続けて読んでいこうと思ってます。 | ||||
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上巻はダラダラ読んで時間がかかりましたが、下巻は面白いですよ! | ||||
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■今週封切りを迎えた「ミレニアム4」は、前作を大きく超える次元の作品に進化していました。 リスベット役がルーニー・マーラからクレア・フォイに変わった事も大きなプラスになった様で 冒頭から「攻殻機動隊」の「草薙素子」を彷彿とさせる重厚なビジュアルに圧倒されました。 スピード感のある展開とアクション、これはもう、原作本として表現するのは無理な領域でした。 あの「ジェイソン・ボーン」シリーズに迫る本格的なアクション&サスペンス映画です。 | ||||
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