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ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女
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ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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小説のミレニアム、スティーグラーソンの三部作は最高に面白かったしメッセージ性も強くて何回読んでものめり込めるのに、よくこんな良い物を別の人間に書かせよう・書こうと思えるよね…驕り高ぶりにも程がない?実際4から目に見えてくそつまんないし…薄めて引き延ばすのやめときゃいいのに ミレニアムの冠がなかったら、もともと生み出されてたキャラクターがいなかったら、これがどんだけ面白いと言うのだろう。 前作が良すぎるから比べれば質が悪いのはしょうがない、作家が変わってしまったからしょうがないと言うのなら、オリジナリティに欠けた劣化版だと大多数が感じる本なんていらなかったでしょ。シリーズ化商業化と消費の為でしかない。 | ||||
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ミレニアムは3巻を通してものすごい刺激的で素晴らしい世界を見せてくれた。映画版も大ファン。 著者が亡くなって、10部構成と噂の作品もお蔵になってしまったかと思っていたところへこの4巻以降が出ていることを知った。もう一度3巻まですべて読んでからの、この4巻。 まじか。文章から響いてくる旋律が違いすぎる。これ、本当にリスベット・サランデル?ミカエル?エリカ?と頭に疑問符が飛び交う。彼らの名前で物語が進んでいくが、おおよそこれまで語られてきた人物とは思えない。冒頭でミカエルが引退を考え始めてるとか。。。共感できるか!?確かに人は変化するものだけど、3巻までのミカエルと違いすぎる。この温度差を冒頭に出されても違和感しかない。 今までの登場人物を無理矢理出してこなくていいと思うんだけどなぁ。。。 過去には2部3部と、痛みを感じないニーダーマンとか、筋肉隆々なモニカとか、魅力的な新キャラクターが出てきて面白かった。4部は。。。上巻の限りではいなかったな。一応完読はしたいので下巻を読み始めている。半分来たところで我慢できずにレビューを書き始めているわけですが、本当にひどい。 ほかの方のレビューの平均は良さそうですね。なので結構戸惑っています。自分の感覚がおかしいのかも。 5部以降読むか迷うところですが、読まないと判断もできないのできっと読むでしょう。確実に言えるのは3部までは神作です。 | ||||
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似ているけどまったく別の物語です。 リスベットもミカエルも、別人として読めば面白いかも。 | ||||
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上巻のレビューでも書いたが、キャラクターというのは作者の分身、内面の反映であるから、作者が変わればキャラクターは(どんなに似せる努力をしたとしても)まったく違う生き物になってしまう。 下巻で巻き返しがあるかと少し期待していたが、下巻の方がぐだぐだ感がすさまじく、なにより「キャラクターが全然違う生き物になっている」と痛感させられた。 リスベットの設定が大きく変わっている。 三部作で説明されていた設定すら、変わってしまっている。 「ワスプ」の由来や、パルムグレンが知っているはずのないリスベットの過去を知っている。 ミカエルの台詞回しも違和感そのもの。性格が変わっている。 ブブランスキーに至っては「誰?」というくらい性格が違う。 本当に設定やキャラクターを把握しようと三部作を読み込んだのだろうか? ただの自画自賛や、ファンへの言い訳だったんじゃないのか? ラーソン氏は社会問題を豊富に盛り込み、キャラクターの背景を丁寧に描いていた。 くどいくらいに。 ラーゲルクランツ氏は、キャラクターの表面(容貌や学歴)しか描写しない。 同じジャーナリスト出身でこうも違うのかと驚く。 同じジャーナリストだったとしても、作品を通して何を問題提起するか、キャラクターに何を代弁させるかという意識の違いだと思う。 この「ミレニアム4」は、アクション映画の台本のようだった。 リスベットが訓練を受けたスーパーウーマンになってしまい、アメリカかぶれの「ワスプ」であり、長々とお喋りをし、ときに笑い、ただの人間嫌い風の態度をとる不躾な女にされてしまった。 話の内容は、とにかく薄っぺらい。 薄っぺらいと感じるのは、上記の通り「問題提起」がないからだ。 それから、「直感的」な設定が多い。 瞳によって人間が操られるという、まるで超能力のような表現が繰り返し繰り返し出てくること。 サヴァンの設定も現実に忠実なわけでもなく、正確にはサヴァンでもない超能力設定。 アメリカのドラマの「超設定」みたいだった。 アクションの場面も多いが、はらはらすることなくスーパーウーマンリスベットが1人で戦闘をこなしてあっさり勝利。 違和感とがっかりが押し寄せる作品だった。 熱心なファンの作る同人誌のほうがまだマシだったと思う。 亡きラーソン氏と、内縁の妻はこの作品をどう思うのだろうか。 途中まででもいい、ラーソン氏の遺稿を発表してほしい。 愛がない、金のために書かれたようなミレニアムはいらない。 5は読まないと思う。 | ||||
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「ミレニアム」を引き継いだダヴィド・ラーゲルクランツ氏は、ミレニアム4の途中まで書かれていた遺稿を採用せず、ミレニアム三部作を何度も読み込み、ダヴィドオリジナルのミレニアムを作り出したとのこと。 読んでいて違和感がハンパない。 あとがきには、”ダヴィド氏は今までのミレニアムの文体を踏襲した”とあったが、とてもじゃないがオリジナルとはほど遠く、読みにくさ、薄っぺらさが際立つ。 物語自体が面白くないとは言わないが、亡きスティーグ・ラーソン氏がどんな構想をして、全十部作をどのように構築するつもりだったのかまったく不明なのだから、唐突に全く違う人が全く違う構想をぶち込んでくることは、三部作のファンに対しても、内縁の奥さんに対しても失礼な行為なのではないかと思う。 なんというか、ミレニアムを読んだファンが作った同人小説のような感じがするのだ。 キャラクターというのは、作者の分身なのである。 その作者が亡くなっているのだから、どんなにキャラクターを似せようとしても「ラーゲルクランツ氏の分身であるリスベット」になってしまう。 読み手にそれが伝わる。違和感がある、受け付けない感じがする、というのは仕方のないことだろう。 手法を真似してだらだらと人物描写に文字数をかけるのも、「真似している」だけで、”どのような人物か”の焦点の当て方がラーソン氏と大きく違う。 なので、本当に「つまらない描写が続く」徒労感があり、続きを読みたいという気にさせない。 人物描写や、同じ描写を何度も繰り返すくどい描写があるが、読み飛ばしてもなんら支障がなく読める。 それから、オリジナルと比べると、純粋に文章量が少ない。 不要な描写を省けば小さな文庫本に納まる程度の量しかない。 そのくらい、物語自体にボリュームがない。 物語自体の是非はともかく、連番にすべきではなかったと思う。 せめて、内縁の奥さんと打ち合わせをするとか、オリジナル作品への摺り寄せ方はいくらでもあっただろうに、編集者から励まされたとか、プレッシャーがすごかったけど頑張ったとか、何度も三部作を読んで自分の中に取り込んだ的な自画自賛のあとがきを読むと「わかってねーな」と呆れるばかり。 番外編、またはパラレルとして、連番ではなく副題だけで出版すればまだ納得できたのだが、出版社なのかご遺族(ラーソン氏の兄弟や父親)が金の成る木と見たのか・・・。 正直、この作品が「ミレニアム4」とされるのは、詐欺だろうという感覚しかない。 | ||||
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オリジナルのキャラクターを扱うのはやはり限界があるのか。魅力的だと感じたのはエドとフランスだった。 最後の2ページの展開は、読者が見たかった、けれど、ありきたり過ぎて見たくなかった、まさにそういうありがちな展開で落胆した。 全体を通し、主人公2人の位置関係が戯れる女を彷彿とさせ、かと言ってそれには全く及ばず、ミッケの優秀さが感じられず、ただ老いを感じるというとても悲しい読後感となった。 ストーリーについては、事件の肝は伏線は張ってあった様な…無かったような…、とぎこちない。 黒幕も、上巻早々に誰だか分かってしまう。 挙げ句、誰も公開処刑されず、ギャフンと言ってくれず、スカッとしなかった。 伏線どころか、まるっと次巻へ残したことだし、今回は本当に"戯れる女"巻で、次巻以降が本番なのだと思いたい。 でも5巻を読む気にはとてもなれない。 | ||||
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まだ上巻半分なんで、上下巻読み終わったら感想も変わる可能性もあるが…作者が変わったので当たり前なんだけど、文章が全然違う‼︎軽すぎる‼︎(描写が少ないのかなぁ?) 展開も飛躍しすぎな気がするし、良く言えば展開が早いんだけど、ポンポン進みすぎ〜 先が気になって夜も眠れないくらいの勢いは、私的にはなくなってしまいました。 まぁ一応全部読みますが。 | ||||
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上下巻を通してのレビューです。 風景や人物の心情描写、全てにおいて浅く表面的で、ラーソンのような重厚感は皆無です。 全体で明らかに平仮名が多くなりましたし、感嘆符の多様にも薄っぺらさを感じます。 キャラクターに関しても、まず、ミカエルがあれだけ思い入れのあるミレニアムに対して情熱を失いかけている、という冒頭部分からして多大な違和感。 リスベットの戦闘シーンも、前3作品ではまさに手に汗握るという感じでしたが、本作では非常にあっさりとしており、負傷はするものの、まるで戦闘訓練を受けて来た女性のように切り抜けてしまうのにも疑問。 ストーリー自体も、山場がどこか分からないまま、一定の温度を保ったまま終わる、という印象。 ラーソンの遺稿とは別シリーズで続編を、というのはご遺族の意向だったようですので、著者を責める事は出来ませんが、前作ファンとしては期待外れ感が否めませんし、お勧め出来ません。 幼少期に好きだった漫画が、現代風にアレンジされて復活!ぐらいのイメージで読んだ方がショックがないと思います。 | ||||
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前三作と同じ翻訳の方だがとにかく読み辛い。作者が違うのだから仕方がないが展開がまどろっこしい。 リスペットとミカエルのそれぞれの性描写がないのもなぜか。 リスペットの目撃証言が伝聞のように何度かあったが稚拙。 前三作とは全くの別物。 | ||||
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面白いけど、これはミレニアムである必要はもうない。 リスベットもミカエルもある他の登場人物も皆変わってしまった。それも大きく。 ストーリーは英語圏へのアピールなのかサポーターの強制なのか何故かNSAが出てくるし(出す必要性を全く感じない)、サヴァンの話は既に散々他の作品で絞られきってて今更感しかないし、回収されてなかったキャラの絡め方は無理矢理過ぎて大風呂敷畳めきれてないし、ストーリーが本当に陳腐になってしまった。 ラーソンの筆じゃないとやはり無理だね。 いち小説として読むなら面白いけど、ミレニアムとして読むとがっかり感がハンパない。 途中で終わってしまっていても構わないから、ラーソンの遺稿を世に出して欲しい。 | ||||
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1~3の原作者のラーソン氏は亡くなっている中、この続編。 続編は無い、と思っていたので、期待半分、心配半分、といったところ。 他のコメントには、作者が変わったことに対する批判が複数あるだろうが、そこは問わない。 映画なら、続編の製作者、監督、出演者が変わることはしばしばあるし、 アメコミや007であれば、作者が変わりながら描かれている。 そう考えれば、作者が変わるのも悪くないんじゃないか、と思えてくる。 リスベットは言わば「女ハッカー版ジェームズ・ボンド」みたいなものだしね(笑) ここからが、中身の話。 上手く言えないが、「なんか違う」 ミカエルにもリスベットにも感情移入できないし、エリカやガブリエラも魅力的じゃない。 ドタバタとアクションがあって、それで終わり、って感じ。 今後、続編があって、カミラとの対決が見られるのだろう。 今回はその対決の第1ラウンドに過ぎず、初登場の登場人物も、紹介程度なのだろう。 そう思えば、本作のあっけない&中途半端なラストも、まあしょうがない。 次回作以降に期待しよう。それが面白ければ、本作の評価も上がる。それまでは「2」だ。 | ||||
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ストーリーとしては面白かったが、文体(特にリスベットとミカエルの互いの呼び方やエクスクラメーションマークの多用)が前作とは全く違っていたので、がっかりでした。 さらに言うと、教卓の騎士(下)でミカエルとセフレになった女公安警察官とのその後の関係が描かれてなかったし、リスベットが最後の場面で、他人にも徐々に心を開いていく描写があったにもかかわらず、今作はその過程が重要視されていないのが不満です | ||||
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ミレニアム、前作までがあまりにも秀作だったので無理もないかと思いますが。 今回、作者が変わったことで、登場人物は全く別の人物になってしまったように感じました。 みんながとにかく饒舌。 会話に要らない言葉が多すぎます。 リスベットもミカエルも以前のような断固とした自己が感じられないし、ホルゲル・パルムグレンも別人としか感じられません・・・ アンドレイ・サンデルやエドウィン・ニーダムなど周囲の人物も言動が浅い。 なんか普通のアクションもののように、話が単純に運ばれていきます。 ん~、スティーグ・ラーソンってやっぱりすごい作家だったんだと再認識した読後でした。 別物として読む分には、まずまずの作品でしょうか・・・ | ||||
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ストーリー展開が単調。 続きが読めるの!?と期待した読者の気持ちを裏切らないようなワクワクさせるような作品にしてほしかった。 売れればいいという思惑が感じられてガッカリ。 最初の作者が亡くなって、すごくショックだったのに、彼じゃなきゃあんなに興奮する小説が書けないのかと、さらにがっかり感が大きくなった。 あと、作者がもつ登場人物への気持ちが薄っぺらいんだろーなと感じてしまった。 | ||||
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Stieg Larsonの遺稿があるそうです、それをぜひ読みたい。こんな陳腐なstory展開じゃないと思います。これって、ただのIT関係の知識の披露で、そんなのだったらStieg Larsonが前3部作品で十分描いてると思う。 サヴァンも同じで、かみくだかれてstoryに盛り込んでるようには思えない。 2卵性の双子?がサノスなんだろうね、とすぐにわかってしまうし。 お試し拡大版で良い。Swedishはわからないんで、英語のものか他のEuropeanの言語で読む方が良いようにも思う。 NSAを出す辺りは英語の読者に「売りたい」っていうのがちょっと。 あー、Russiaねー、それももうprototypeだし。ハッカーで悪者にしたけりゃあ、今はRussiaかChinaなんですよね。 読み飽きてるよ。そういうの。 | ||||
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ミレニアム3部作読んでから書いてるのか疑問。 登場人物たちの魅力が全くなくなってしまった。特にリスベットとミカエル。 リスベットは単なる礼儀知らずの乱暴者だし、ミカエルは右往左往してるだけで特に役に立たない。 以下ネタバレ リスベットとカミラの確執に関してホルゲルが語るシーンがあるけど、ホルゲルがリスベットに関わるようになったのは 火炎パックよりもっとずっと後なのにみてきたように詳しいのもおかしい。 | ||||
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著者が変わっているので、仕方ないですね。オリジナルのキャラクターにもう一度会いたいです。 | ||||
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オリジナルの著者ではないので、登場人物の生き生きとしたキャラクターが失われていた。 | ||||
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昔の登場人物にひさしぶりに会えた感じでいいのですが、 ちょっと事件としては薄いかな。人工知能とはどんどん 離れていくし。 | ||||
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作家がStieg Larssonではなく、また、Larssonの書き残したものでもなくて、挙げ句にNSA!が出てくるということで、あー、やっちゃったなーという感じ。 たぶん、買うでしょうが、初めからがっかり感があるので、星negative3。 どうしてNSAなんか出すんだよ、北欧ものなんだし、わざわざ合衆国を出す必要が無いものだったseriesだったからこそいつもふんだんに観ることができる合衆国ものには無い作風が良かったのに。 アメリカ人だって、そういつもいつも自国の政府機関が出て来るものばかりを望んでるワケじゃないですから。わかってないな。 | ||||
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