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消滅 VANISHING POINT
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消滅 VANISHING POINTの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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SFは奇想天外でもよし、アンドロイドもOK、しかし最後のOOをXX化するというのはさすがに受け入れられない。 | ||||
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上巻を随分前に読んだため、かなり覚えていない所があった。それでも、何とか楽しく読み終える。 そういう事情なので、余り酷評は避けるが、大騒ぎした割に、今一つピンと来ない結末だった。「テロリスト」は危険な存在で、緊迫した展開になるはずだが、妙にのんびりしており、「消滅」の意味も、私には納得し難いものだった。気になったのはキャスリンの扱い。せっかく魅力的なキャラなのだから、もっと活躍させて欲しかったと思う。 それでもスラスラと読み易く、長い話を読ませる作者の筆力は確かである。上下巻を読む時期が開き過ぎたのは、私の責任。文句を付けてごめんなさい。 | ||||
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SF風味ではありますが、狭い空間で個性ある登場人物がそれぞれの考え方と思惑で謎に向かうファンタジックなミステリ。小劇場で舞台で見たら面白いかも?と妄想しました。 SFですが壮大すぎず殺伐とならず、気軽にするする読めて楽しいエンターテイメントになってます。緊張感と謎を抱えたまま最後まで進む展開も良かったですが、最後少し消化不良な感じもありました。佳作。 | ||||
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前半から中盤にかけての謎と情報が積み上がって行く感じにワクワクしていたのですが、期待に反してエンディングにそこまでのスッキリ感は無かったかな。終わり方自体は嫌いじゃないです。キャラクターがとても魅力的でスピンオフ的なものがあったら是非読んで見たい。 それと文庫版あとがきがおしゃれで好きです。 | ||||
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世界が消滅というパニックではなかった。言葉の壁を無くすというもので、思ってもみない発想。 でも、期待を裏切られた感じでもある。 もっと大きい物語かなと最初は思って読んでた。 そしたらあっという間に終わってた。 | ||||
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個人的に好きな文章でした。はじめの方がいろんな情報が入ってきてサクサク読めました。後半になるにつれて、情報を組み合わせていけるところがハマりました。 最後は、さらっと終わってしまいましたがある意味どんでん返しではないでしょうか。 | ||||
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登場人物10人の背景や正体が少しずつ判明していく下巻です。 但し上巻からのスピード感の変化や、大きな話の転換はそれほどありません。最後に、しばらく消息が不明だったあの人が登場して、一気に話が進み決着します。正直不完全燃焼感が残る最後でした。 10人の登場人物はそれぞれ個性的ではあったので、もう少し各個人の情報の深堀をしたり、テロリスト探しの議論をもう少し白熱させてもよかったと思います。それがなかったことから少しだらだらした展開が続く感じを受けてしまいました。 とはいえ、久々に一気に読んだ作品でもあり、軽く読める上下巻だなと思います。気になるところはありますが、楽しく読めた作品でしたので、★3つにしました。 ちなみに、この作品は演劇でやると、面白くなりそうだなって思いました。どっかの劇団が公演してくれたら見に行きたいです。 | ||||
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大好きな作家さんなので楽しみに読んだのですが、物語がなかなか進まず、劇的な出来事もあまりおこらず、結末も伏線が回収されていなような、すっきりしない感じが残りました。 なんだか思いついたことを思いついたまま書いて、最後にむりやりまとめたような・・・・・。 それでも最後まで読ませる力はプロだと思います。 | ||||
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短い時間を濃密に表現していて、うまい文章だと思います。 ただ、長く引っ張った謎の真相があれでは残念です。 なんならよかったのか、自分でも考えてみましたが思いつきません。 | ||||
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空港でテロリストと疑われた11人が軟禁され、誰がテロリストか特定するように迫られる。 こう書くと緊迫した物語と思うが、物語のほとんどが登場人物がAIやら新型感染症やら自然災害やら犬に対していろいろ登場人物が個人的に思うことが書いてるだけで、手に汗は握らない。 だれた展開が続き、予想どおり最初に出てきたけど舞台から消えていたあの人が登場して物語が終息する。 登場人物の呼び方が一定してないため少し混乱する。 どんでん返しもないし、そもそもなんでこの方法がとられてるのか説得力に乏しい。 | ||||
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閉鎖された空間で関係のない人々が疑心暗鬼に陥りながら、「テロリスト」探しをするという心理サスペンスの体なのですが、ミステリー好きが期待する内容かというと少し違うような気がします。 感情爆発の緊迫感や、一触触発の雰囲気を味わえると思ったのですが、設定が近未来で場を取り仕切るキャラクターの影響もあり、何となくほのぼのと物語が進んでいきます。 職業も年齢もバラバラの登場人物達が互いに何か関連あると思わせながら、それぞれがテロリストの正体や内容を探ります。ただ場面転換も乏しくほぼ会話のみで展開されるため、単調になり気味でやや長いと思いますが、核となる話以外に様々なサイドストーリーも楽しめ、本書の設定らしい真相もしっかり用意されています。 | ||||
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空港内に隔離された10人の接点のない人たち。 「この中にテロリストがいるので見つけてもらいたい」 多人数の視点で物語は進み、 誰が誰を疑い、どう見ているのかが明らかにされ、 少しずつ少しずつ人間関係が深みを増してくる。 「消滅」という謎のワードによって、 テロリストが計画する謎の「テロ」 結末は。 最初は多人数の視点が多くて、 誰が誰だが把握するのが大変。 登場人物の名称も最後に明かされるため、 「〜の男」「〜な女」などの形容詞で語られるため、 全容を把握するのが難しい。 だけどそれは、作者の想定の範囲内だと感じる。 不明、疑惑、不明瞭、、、そんな不確実なものがあるからこそ、 物語の推進力・モチベーションとなって、先が気になり読みたいと思う。 こんな書き方もあるんだと、作者の筆力に拍手喝采。 時に、登場人物みんながかなり博識な物言いをしているのが引っかかるが、 引き込まれ指数はかなり高いと思う。 恩田陸さんの「ドミノ」もこんな多視点の関係のない人間たちの語りから始まったように記憶している。 作家すげぇな。 | ||||
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時々新聞で見かけて、半端に読んでたんで「待ちに待った!」という感じ。 ノリが軽妙で楽しかった。 オチやスジがどうこうというより、ノリとリズムを味わった感じ。 普段は間に挟まる挿絵って割と邪魔に感じる方だが、新聞でチラ読みしてる間に「文+挿絵=1セット」が刷り込まれたようで、とり・みきさんの絵ももっと欲しい!と思ってもみたりして。 重量的にこれ以上重い本は持って読むの大変だけどw | ||||
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