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キャプテンサンダーボルト
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キャプテンサンダーボルトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全91件 81~91 5/5ページ
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王様のブランチで見て、おもしろそう!とすぐ購入したのですが、う~ん、私にとってはは「おもしろくてやめられない」とは言えませんでした。 「最後まで読み通すくらいにはおもしろいけど、時々飽きて他の本に浮気していました」という読み方で、印象としては「普通」。 戦隊もの、アクションなど、男性であればもっと引き込まれる内容なのかもしれません。 ターミネーターのような悪役など個人的には「ふ~ん・・・」という感じでしたが、アクション好きの男性だったら興奮するところなのかも? ヒロインも男性受けしそうです。主人公のふたりはなかなか魅力的でした。 ところどころ中だるみしていましたが、後半はテンポよく話が進み、最後も大団円で気持ちよく読み終われました。 カバーのデザインはこれでいいのでしょうか?この本はたびたび書店で見かけてはいたのですが、王様のブランチを見るまで買う気にならなかったのは、カバーを見てどのような作品なのかまったくわからなかった(もっと言えばつまらなそうに見えた)ことがあります。 私は伊坂幸太郎さんの本はほぼすべて読んでいて、阿部和重さんの本は1冊しか読んでいません、という読者なのですが、どこからどこまでがどちらの作家さんの筆なのかは分かりませんでした。 それは共作としては成功のように思えますし、あえて2人で書く意味があったのかという気もします。 なんとなく辛口気味のレビューになってしまいましたが、上で書いた通り、「普通に」おもしろかったです。もし同じ主人公の続編が出たら購入すると思います。 | ||||
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『ゴールデンスランバー』のような長編エンターテイメント!魅力的なキャラクターとテンポの良さで気持ちよく読めました。 映画のようなスケールだけれど、なるべくなら読者の想像の世界で留めておきたいかな。 | ||||
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伊坂幸太郎さんの本だと思って読んだのが間違いでした。 伊坂幸太郎さんの新作が読みたかった。 どうしても読みながら伊坂幸太郎さんらしさを求めてしまいました。 全く別の作家さんだと思って読むといいと思います。 面白いです。 あっという間に読みました。 ただ、登場人物たちの魅力に少し物足りなさを感じたり、ストーリーは意外と無難だなーと思ってしまいました。 文章は阿部さん主体で書かれている気がします。 | ||||
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伊坂作品はほぼ全て、阿部作品は初期2作品のみ読んでいる者の感想です。 1回読んだだけですが、面白く、十分堪能しました。 いつもの伊坂作品と同様の面白さ、例えば会話の楽しさとか種々の伏線とか過去の人間関係(信頼)のつながりとかがつまっていて、少々ご都合主義的なところも含めて伊坂テイストは合作によっても損なわれていなかったと思います。文字数が揃っている会話文が続く箇所もあったし。 阿部氏の色はよくわからないが、普段の伊坂作品と比べて、バイオレンス描写が濃厚だったり、悪役の所属する団体や陰謀(作戦)の現実感が強かったり、野球選手・チーム名が現存するものだったりすることから、現実社会との結びつきは強まっていてフワフワした感覚が薄い。 ストーリーとしては、まきこまれ型アクション映画風。読んでいる最中には色んな映画が思い起こされた。幾つかをあげれば「ターミネーター」「キルビル」「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレル」。 | ||||
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お二人の共作というものの、どこを誰が書いたかわからないくらい統一されていて、全くテンポ感をそぎません。 ストーリーも秀逸だし、登場人物がとても愛せる人たちばかり。 最後まで謎に引っ張られ、ぐいぐいひきこまれます。 問答無用のエンタメ好きにはぜったいおすすめ。 しかも電子版は安い(笑) | ||||
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阿部和重さんの小説は全部読んでいます。 伊坂幸太郎さんも読んでないのは2,3冊しかないと思う。 要するにお二人とも私の大好きな作家。 この二人が合作を発表すると知った時は嬉しすぎて、ブワーッと鳥肌が立ちました。 私は山形在住だし、仙台にもよく遊びに行くので、お二人の作品はどれも土地勘があります。 そういう意味でも私を楽しませてくれるお二人です。 1章ごとに執筆をバトンタッチしていき、 相手の書いた部分もどんどん手を入れるという形で書いていったらしいけど、 正直、どこをどっちが書いてるかは二人の作品を読みこんでいる私でも全然わかりませんでした。 でも、「ああ、このアイディアは絶対に阿部さんだ」「これは伊坂さんっぽい」っていうのは なんとなくわかります。そういう箇所を見つけるのもファンにはたまりません。 文体は阿部さんが伊坂さんに合わせてる気がします。 そして、阿部さんが得意な「壮大な嘘っぱち」にノッてくれてる伊坂さんw お互いがお互いの持ち味を活かし、譲り合いながら、いいところでまとめてる感じ? そのバランスが絶妙です! この二人がこんなに相性よかったなんて・・・これ読むまで気がつきませんでした。 戦隊ヒーロー・少年野球・車・・・オトコ心をくすぐる要素がたっぷりなのも男性には嬉しいのではないでしょうか? 女性はかわいくて賢いワンちゃんに癒されてください☆ 疾走感と爽快感!最高のエンターテインメント作品でした。 最後の銀行の場面のハラハラ・ワクワク感といったらないっ! 今年のナンバー1をあげてもいいくらい面白かったです('→'←') 映像化、ありそうな気がします。 | ||||
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伊坂幸太郎氏、阿部和重氏共作。 2人の得意なところが、足し算というより、掛け算で楽しめる。 登場者の名前も何となく、おもしろい。 相葉くんとか、井ノ原くんとか。 東京大空襲の日、蔵王に落ちたB29の話。 怪しい外人たちに追われる話。 お蔵入りした映画にまつわる話。 ロリコン疑惑で干され、俳優をやめた、戦隊モノのリーダー役男優の話。 幾重にも絡んだストーリーのすっかり虜になった。 | ||||
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伊坂さんの著書のなかでも最低のランク。 安易な設定、安易な伏線、安易なストーリー、合作を作る為に適当にアイデアを出して、それに合わせて適当な伏線をちりばめてそれっぽくまとめました、というような印象。 目覚まし時計の話など著者の自己陶酔としか思えない、物語に不要な箇所が散見されるのも特徴。 阿部さんの作品はグランドフィナーレしか読んでいないので、あくまで伊坂さんの作品としての感想です。 両氏とも各方面で評価を受けているだけあって、内容が面白くなくても読ませる力はあります。 それなりにさくさく読めます。 主人公の会話に少しだけ良さがあったように思います。 また読みたい、この主人公達にまた会いたいとは一切思いませんでした。 中古価格がどんどん値下がっているのが何よりの証拠である。 | ||||
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意味深な始まりから,気持ちのいいハッピエンドまで,500ページを超える大作ですが, 先の見えない人や物語を次々に繰り出す展開に,あっという間に引きこまれていきます. また,サスペンスの雰囲気も織り交ぜ,徐々にその『答え』が見え始める中盤あたりから, 長い時間を超えて帰結する『真実』には,何とも言いがたい高揚と気持ちの良さを覚えます. 中心となる二人の男たちも,その正反対のキャラクタであったり,程よい距離感が良く, やり取りだけでなく,後悔や苛立ち,緊張などがまるで映像を見ているかのように浮かび, 何度も思い起こされる幼い日々と,歳を重ね置かれた現実にもがく姿は強く印象に残ります. このほか,彼らに付き添う犬がいい味を出しており,たびたび二人と一匹の三人組にも映り, 地の文で差し込まれる,彼のツッコミや冷静な眼差し(?)には,思わずクスリとなることも. そして迎える終盤,シリアスもユーモアも,大小あれこれが見事に拾い上げられた物語は, ややもすれば出来過ぎの後日談で締められますが,その最後の場面まで楽しめるのは確実で, 『彼』の姿がないことだけが残念でしたが,珍しい合作での本作は大成功ではないでしょうか. (参考情報) 阿部和重 伊坂幸太郎『キャプテンサンダーボルト』|特設サイト|本の話WEB http://hon.bunshun.jp/sp/ctb | ||||
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これが星5つでなかったら、何が星5つを取れるんだという作品でした。ただ、星5つでした。と言いますのも、期待値としては星6つだったからです。 比較対象として、「ゴールデンスランバー」や「シンセミア」を超えているかと言われれば超えてはいないだろうと思います。 つまり、この作品は、ふたりのファンのための作品だと思うわけです。伊坂作品を未読の方は「ゴールデンスランバー」とかを読めばいいでしょうし、阿部作品を未読の方は「シンセミア」を読めばいいのではないかと。 両方、あるいはどちらか片方の作者を好きという方は買いでしょう。 読んだイメージとしては、ストーリー、キャラクターの面では7:3で伊坂幸太郎のテイストが強く、全体の文章では7:3で阿部和重のテイストが強いように感じました。お互いの強みを活かしあえば、こういう形になるかと。 伊坂幸太郎単体、阿部和重単体では書けなかった作品であり、傑作であることは間違いないです。 何はともあれ、伊坂先生、阿部先生、共作お疲れ様でしたm(_ _)m | ||||
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この本はAmazonのレビューで星5にして評価をあげたいな、と思った。 このCMのキャッチコピーじゃないけど、そこに面白い小説があるだけだった。 面白さに特化している作品ではないかなと思う。 映画化ありそうだなーこれ。 とにかくよかったです! | ||||
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