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キャプテンサンダーボルト
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キャプテンサンダーボルトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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上巻のほうがイキイキしてました。 下巻はなんか文体が野暮ったく、 セリフは昔の安い青春映画みたいで、 友情の表現が糞ダサくて、 ピンチと解決が予定調和で、 あまりにも都合よく、 エンディングまで含めて、 素人の描いた漫画みたいでした。 二人で書いてるからか、 もう少し練りこめそうな印象。 誤字っぽいのもあるし、 一人称と三人称がゴチャゴチャだし、 なんか、もう一人の人は知らんですが、 伊坂幸太郎さんの小説としては、 ずいぶんと抜いた仕事をしたもんだと、 ガッカリしてしまいました。 どのくらい苦労して書かれたのかは、 正直、ぼくは客なので知りません。 でもその苦労って、 〈合作〉という手法への苦労では? というふうに見えちゃうのですが、 いかがでしょうか。 なんか、 プロの書く小説には見えなかったです。 纏まりとしてはよくできてはいますが、 プロットが整っていれば、 それは面白さとイコールなのか。 満足感とは無関係ではないのか。 プロットのしっかりとした、 退屈な話を読むよりは、 いきあたりばったりの、 ハラハラドキドキする、 個性的で意外性があり、 プロの丁寧さを感じる作品のほうが、 読者は嬉しいです。 伏線を回収したからオーケー、 では、ないですよね? ムダな部分が引き算できておらず、 ページかせぎかってほどに、 中弛みがすごいのもこれ、 合作が原因じゃないのでしょうか? ロードムービー風にしたかった。 バディものにしたかった。 で、その形をなぞってみた。 ヒロインも入れてみた。 なんか全部、記号みたいです。 面白い!! を満点だとしたら、 これは『読めなくはない』という、 満点の半分くらいだと思います。 上下巻と話が長いので、 よけいにムダが多く感じました。 ダラダラと移動を描くことが、 苦労や困難に負けず、 最後まで諦めない気持ちを、 描くことなのでしょうか? 道を右に行った、左に行った、 坂を登り、何号線を南下した、 みたいのを繰り返すのは、 文字表現のワンシーンとして、 優れた表現なのでしょうか? ぼくは、眠たかったです。 | ||||
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伊坂幸太郎の風味を期待していると、違和感はあります。合作なので当然ですが。この言い回しは使わないだろうなー等。戦隊ヒーローに絡めているところや、不治の病の謎等は良かったです。 | ||||
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内容がない(人間の掘り下げとか人生に対する洞察など)のはエンタメ小説だからしかたないとしても、 エンターテイメントとしても微妙な出来だと思う。上巻の終わりくらいまでは謎要素の存在などで面白いと思ったが、 下巻になると一気に読者に対する求心力を失ってしまい、読み切るまで多少の忍耐力を要した。 最後の方はストーリーの起伏にも乏しく、正直面白いとは言い難い。 戦隊ものの設定を使って、もっと面白く話を転がすことができたんじゃなかろうか。 桃沢って名前の女の子とか…。レッドの扱いも地味だし。 ともかく、大学生くらいまでの男子が読むのに適している本だと思う。 | ||||
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エンターテイメントとしての抜けの良さ、読んでいる間の安心感はさすが。純文学分野の阿部和重との 共作ということだが、自分にはイサカ作品としか思えませんでした。もっとアベちゃんのテーマの深掘り、 えぐさや思想性みたいなものも垣間見たかったな~。 | ||||
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無力な小市民が得体のしれない陰謀に立ち向かうという伊坂作品にありがちな話。 悪役はタミーネーター張りの強さ、周りは死体の山。 小市民が巻き込まれながら悪と戦いドタバタと物語が進むのもよくあるパターン。 困ったときにはペットが助けてくれる。 物語と関係ないと思われた小ネタがあとになって便利に伏線化するのも(伏線という名のご都合主義?)、 ちょっと体制性批判的な感じがあるったり、さわやかな悪人が出てくるのもよくある感じ。 いつもの伊坂作品とあんまり変わらない。 合作といいながら伊坂氏のマンネリな感じがばれてしまう藪蛇的作品。 | ||||
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マンガだなー。 「ヒーロー物」のお約束を飲みこんで読める場合は楽しめると思う。 「そんな都合の良い事おこるわきゃねーだろー」と思って読んだら「なんじゃこら」。 自分は「まるまる『シャレ』をやってみたのね」。 と解釈しましたw | ||||
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いつもより「伊坂度?」は薄めかもしれない。 阿部氏の色合いがどのように重なっているのか、今ひとつわからなかったが、その影響か?色々な意味で窮地の主人、彼等を助けてくれる人たち、強力な的(特に国家レベルの権力)、そして結末......。 いつものように面白いことは面白いのだが、合作されることの相乗効果がよくわからなかった。 | ||||
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なかなか楽しい流れだよ。 最近話題のテロと国家権力がベースになってるところも面白い。 ただ、ウイルスに関して、保存や対処など突っ込みどころ満載です。 アトピー性皮膚炎のような子供の皮膚病の治療で借金抱えるとか、AV出演の後輩を救うために借用書もないのに実家が取り潰されるとか・・・ まあ、あり得ないのがフィクションですから。 しかし、B29が秘密のミッションで蔵王に着陸はないよ。余りに荒唐無稽だよ。 滑走距離が最低でも2kmは必要だからね。せめて、パラシュートで降下、工作員の回収には、海岸線までは自力移動だね。最低限、日系人を使うとかしなければ、蔵王から海岸線まで移動は無理だよ。 どうも、ここだけは許せない! でも、水戸黄門みたいなハッピーエンドで、小説自体が戦隊物と思えば面白いよ。 B29の件を除けば・・・(航空機マニアとしては看過できない(`ε')) | ||||
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合作することで双方が遠慮しあっていないのか?と気になりました。 プロットベース、実際の執筆、と分けて書いた方がいいのではと思いました。 あっと驚かせるようなこっちの予測を裏切る展開はありませんでした。 知識的な面はよく調べていらっしゃると思います。 描写は最初から最後まで まるでアクション映画を見ているようでした。 人物の動きが多すぎて小説を読む気持ちを少し いつものヤツと置き換えて捉える必要があります。 恐らく近い将来映画になるでしょう。 そのために書かれた作品だと思います。 話の内容も映画について書かれていますし。 | ||||
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伊坂作品はいくつか読みましたが、阿部作品は読んだことがありませんでした。2人の合作ですから、伊坂作品と雰囲気が違うのは当たり前だと思います。しかし、そうは言っても多少は伊坂節を堪能できるんじゃないの?と思って読むとガッカリします。 この作品にはワクワク感がありません。読後の満足感も無かったです。主人公が必死に思い悩んでいることも、なんとなーくのラストも想像できてしまうのが残念でした。あらすじが想像した通りに進んでいくのです。会話文に関しては伊坂さんの味が出ていると感じましたが、それ以外は流れを含め、伊坂節を感じることはできませんでした。 一つの小説としては楽しめるかもしれませんが、伊坂さんのファンが伊坂さんを求めて読むことはオススメしません。 1に1をかけても1です。それ以上の作品ではありませんでした。 | ||||
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王様のブランチで見て、おもしろそう!とすぐ購入したのですが、う~ん、私にとってはは「おもしろくてやめられない」とは言えませんでした。 「最後まで読み通すくらいにはおもしろいけど、時々飽きて他の本に浮気していました」という読み方で、印象としては「普通」。 戦隊もの、アクションなど、男性であればもっと引き込まれる内容なのかもしれません。 ターミネーターのような悪役など個人的には「ふ~ん・・・」という感じでしたが、アクション好きの男性だったら興奮するところなのかも? ヒロインも男性受けしそうです。主人公のふたりはなかなか魅力的でした。 ところどころ中だるみしていましたが、後半はテンポよく話が進み、最後も大団円で気持ちよく読み終われました。 カバーのデザインはこれでいいのでしょうか?この本はたびたび書店で見かけてはいたのですが、王様のブランチを見るまで買う気にならなかったのは、カバーを見てどのような作品なのかまったくわからなかった(もっと言えばつまらなそうに見えた)ことがあります。 私は伊坂幸太郎さんの本はほぼすべて読んでいて、阿部和重さんの本は1冊しか読んでいません、という読者なのですが、どこからどこまでがどちらの作家さんの筆なのかは分かりませんでした。 それは共作としては成功のように思えますし、あえて2人で書く意味があったのかという気もします。 なんとなく辛口気味のレビューになってしまいましたが、上で書いた通り、「普通に」おもしろかったです。もし同じ主人公の続編が出たら購入すると思います。 | ||||
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伊坂幸太郎さんの本だと思って読んだのが間違いでした。 伊坂幸太郎さんの新作が読みたかった。 どうしても読みながら伊坂幸太郎さんらしさを求めてしまいました。 全く別の作家さんだと思って読むといいと思います。 面白いです。 あっという間に読みました。 ただ、登場人物たちの魅力に少し物足りなさを感じたり、ストーリーは意外と無難だなーと思ってしまいました。 文章は阿部さん主体で書かれている気がします。 | ||||
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