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キャプテンサンダーボルト



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キャプテンサンダーボルトの評価: 3.57/5点 レビュー 91件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全91件 61~80 4/5ページ
No.31:
(4pt)

引き込まれていく

最初は少し冗長な感じでしたが、読み進むうちに読むペースが上がっていくのが自覚できる程に引き込まれました。 伊坂ワールド特有の伏線もあり、最後にはスカッとする読後感も健在です。 伊坂ワールドが好きなら買いです。
キャプテンサンダーボルトAmazon書評・レビュー:キャプテンサンダーボルトより
4163901949
No.30:
(3pt)

素晴らしいが映画向けの小説

合作することで双方が遠慮しあっていないのか?と気になりました。 プロットベース、実際の執筆、と分けて書いた方がいいのではと思いました。 あっと驚かせるようなこっちの予測を裏切る展開はありませんでした。 知識的な面はよく調べていらっしゃると思います。 描写は最初から最後まで まるでアクション映画を見ているようでした。 人物の動きが多すぎて小説を読む気持ちを少し いつものヤツと置き換えて捉える必要があります。 恐らく近い将来映画になるでしょう。 そのために書かれた作品だと思います。 話の内容も映画について書かれていますし。
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No.29:
(3pt)

1×1=1

伊坂作品はいくつか読みましたが、阿部作品は読んだことがありませんでした。2人の合作ですから、伊坂作品と雰囲気が違うのは当たり前だと思います。しかし、そうは言っても多少は伊坂節を堪能できるんじゃないの?と思って読むとガッカリします。
この作品にはワクワク感がありません。読後の満足感も無かったです。主人公が必死に思い悩んでいることも、なんとなーくのラストも想像できてしまうのが残念でした。あらすじが想像した通りに進んでいくのです。会話文に関しては伊坂さんの味が出ていると感じましたが、それ以外は流れを含め、伊坂節を感じることはできませんでした。
一つの小説としては楽しめるかもしれませんが、伊坂さんのファンが伊坂さんを求めて読むことはオススメしません。
1に1をかけても1です。それ以上の作品ではありませんでした。
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No.28:
(1pt)

1×1=1という評価。合作にしてはクオリティは高くない。

第一に、残念な箇所が見受けられる。伊坂が野球好きなのは過去の作品からもわかる。
だが、少年野球を題材にするなら、しっかりと取材をしなくてはいけない。
それは、作家としての基本であり、想像だけで書くと失敗する。手抜きがわかると読者は興ざめする。
もっというと、合作なら、互いに批判的に検証をしなくてはいけない。
p135、野球の回想シーンがあるが、明らかな誤りとしては少年野球の最終回は9回ではなく7回である。
問題児、相葉がエースだったという設定だが、県大会準優勝までいくようなチームは、かなり統率されており、エースが気分次第でわざと負けようとするなんて、絶対にありえない。ましてや県大会上位にいくチームにはエース級は最低二人はいる。相葉に頼ったチームだなんて、そんなのは漫画だけの世界だ。相葉少年の特異な性格、背景が必要だとしても、設定としてはちょっと非現実的。ましてや、コーチをバッティングマシンで狙うなんてまずありえない。もっと別のアングルを立てて相葉少年を説明できたのではないか。

小さい頃から野球選手に憧れはしたものの、バットは持ったことはなく、ペンしか持ったことのない伊坂少年ではここまでが限界だったのかも。

主人公二人はもうすぐ三十歳という設定だが、そんな彼らは、ポンセとかクロマティとか古い野球選手はまず知らない。ポンセを知っているのは、どんなにマニアでもせいぜいが三十代半ば、いやほとんどは四十代以降であろう。ここに、すでに、68年生まれ、71年生まれの二人の作家の独りよがり、いや、二人よがりのプロットに読者と溝が生まれてしまっている。

相葉と井ノ原の移動がベースで話が進んでいくわりに、新展開がほとんどない。謎が解明されるのは、会話のなかでばかり。描写で新たに発見があるわけではない。後半は特にそれが強くなっていく。結局、会話で展開を生むのなら、ラジオドラマで言葉だけ聞いていればいいのと同じ。小説の妙味が乏しい作品。

銀行の金庫って、ウィルスレベルまで密閉できるというのか。ここにも疑問が残る。

決定的に残念だったのは、借金問題をハッピーエンドで解決するにしても、あまりに安易なやり方だった。伏線も何もなく、銀行のシーンで出てくるじいさんが金でいろいろと解決してくれるという話。あまりに予定調和すぎないか。やっつけ仕事はなはだしい。

あんなこんなで、いろいろダメだししてしまったが、当代の作家二人がかりでもこの程度の出来上がりか。こんなもんで4年もかかったのか。伊坂は、ソロで書いた「残り全部バケーション」のほうがクオリティは高かった。

つまるところ、この作品、1+1ではなく1×1=1だった。
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No.27:
(2pt)

そこそこ楽しめました。

そこそこ面白かったです。 ミステリー小説ですが、そこは無理やりすぎるかなーというのが若干ありです。
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No.26:
(5pt)

いいですね

時間を忘れて読みきってしまいました。 もう一度、じっくり読み返してみようかと思ってます。
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No.25:
(5pt)

疾走感

ハラハラドキドキの疾走感でとても楽しめました。 ただもう少し背景説明などを突っ込んで書き込んで欲しかった気はするが。 エンターテインメントとしては十分の価値があると思います。
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No.24:
(2pt)

細部の設定が甘く、かなりしらけました。(ネタバレ注意!)

あまりにも評判がよいので、買って読んでみましたが、つまらない分けではないが、わくわくドキドキにはほど遠かったです。
特に色々な場面で設定の詰めが甘く、読んでいて何度も白けました。例えば感染力の強い病気の感染者確保に警察がゴーグルとマスクだけで現れ、周囲の接触者には何もしないのに、誰も不思議に思わないとか、戦時下の日本に潜入するのにB29で来て、吹雪で不時着するとか。大編隊に紛れるためという設定ですが、少数の破壊工作員を潜入させるだけなら、普通は潜水艦にゴムポートでしょう。無理にB29墜落という設定を使いたかったとしか思えません。また,その場面は描かれていませんが、たった3人の工作員で陸軍の研究施設を破壊し、資料をアメリカに持ちかえるなんて簡単にできるのでしょうか。細菌に関する知識もめちゃくちゃで、体内の善玉菌を一瞬にして強毒性の悪玉菌に変える細菌って?また、最大の謎である五色沼の水が、特定の細菌に混ぜるだけで、その増殖力が何倍にも増加させる効果があるそうですが、それって一体?
 特にラストの貸金庫室へ細菌の噴霧装置を捨てる場面ですが、何人もの人が利用する貸金庫室なら必ず換気装置があるはずで、細菌が噴出すると同時にそこから外部に漏れてしまうでしょう。エンターティメント性を重視して、あり得ない状況を作り出すのはよく分かるのですが、それを支える細かい部分がいい加減では、白けるだけです。
 主人公の二人のうち一人が連発する軽口も、途中から鼻についてきました。絶体絶命の緊迫した場面で連続して出るのですが、他の場面では剛胆というよりも何も考えない無鉄砲なだけで、洒落た台詞を連発するようなスマートなキャラにはとても思えませんでした。
 
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No.23:
(1pt)

単調

かなり期待して読んだのですが、盛り上がることなく読了しました。 主人公がなんどかピンチになりますが、安心して読んでいられますし、どんでん返しのような展開もありません。 価格も高めなことを考えるとと、星1です。
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No.22:
(5pt)

至極のエンターテインメント

合作と訊き、どちらかに色を寄ている、もしくは互いに譲らず色が反発としあっているのでは、という不安がありましたが、杞憂に終わりました。
驚くほど二人の色を出しながら、それでいて自然に混じり合っています。
内容としては、問題に巻き込まれ、謎の男が現れ、危機に陥り、逃走しながら謎を解いていくという、まさに王道のエンターテインメントと言ったところでしょう。
お二人が映画好きということもあって、非常にアメリカのアクション映画のような展開が繰り広げられます。それに映画ファンにはにやにやしてしまうシーンがあり、例えば五色沼の秘密が紐解かれた時は「○○のあのシーンだな」と読んでいて懐かしくなりました。

エンターテインメントで言えば、アメリカの十八番のようなところもありますが、日本にも上質なエンターテインメントを届けてくれる作家達がいるのだな、と再確認させてくれた一冊です。
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No.21:
(5pt)

おもしろい。

阿部氏の世界観を伊坂氏のテンポの良さで描いてるように感じました。 合作という事で期待と不安がありましたが、さすがですね。 何の違和感も無く纏まっていて、でも両氏の単体ではありえなかった内容になっています。
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No.20:
(4pt)

ゴールデンスランバーとまた違った感じで。

伊坂さんの小説は好きで沢山読んでいますが、この本を読み終わってみると、ゴールデンスランバーを彷彿とさせる冒険活劇でした。 でも、結末、伏線や人物描写から受ける印象が少し違います。 阿部さんの小説にも興味がわいてきます。 あと、最大の謎はどのようにこれだけの小説を合作で書かれたのでしょうね?
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No.19:
(5pt)

最高傑作

伊坂幸太郎のファンならず、誰でも楽しめる最高傑作です!!、!
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No.18:
(5pt)

超おもしろい

伊坂幸太郎さんの小説以外はほとんど読みませんが、本書は最も好きな本です。 合作だからどうなったとか、ここは阿部さんっぽい、とかは気になりませんでした。 というか私にはよくわかりませんでした。 ただ単純に、一つの小説として、最初から最後まで、とても面白かったのです。 伊坂さんの作品が好きなら必読ですし、面白い小説が読みたいなら超薦めます。 あと、せっかくなので阿部さんの小説もどれか読んでみようと思います。
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No.17:
(4pt)

安倍和重

合作ということですが、阿部和重さんを読んだことがなく、伊坂さんの本のように読んでしまいました。 阿部さんの本を何冊か読んでみて、合作ならではの部分を見つけられるといいなと思いました。
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No.16:
(4pt)

映画化希望

おそらくは阿部さんのクセである「現在形の連続」の文体だけ少し気になりましたが、 完全にエンタメに徹しており、実に読みやすかったです。 村上病の謎はちょっと突飛で漠然としたオチでしたが、全体をとおして 相葉&井ノ原のコンビがホント、すばらしいです。 2人の会話がとても愛らしく、すべてのシーンの映像がありありと目に浮かびました。 『ゴールデンスランバー』よりは劇画調なものの、 深刻にならず気楽に楽しめる作品です。 中村義洋監督&斎藤和義さんコンビでぜひ映画化を!!
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No.15:
(4pt)

伊坂色強し?

キャラは伊坂氏で、脂肪や爆弾は阿部氏? 絡み合う糸がほどける感じは伊坂っぽいけど、テロっぽいとこは阿部っぽく・・・ まあ、あまりそこは考えないほうが良いと思います。 (概ね)悪いことしてないのに、殺し屋から追われ、逃亡しながら、謎がとけている、なだれ込むような終わり ラストが上手く行き過ぎる感があるけど、楽しかったです。 ただ1+1=2ってとこで、3以上ではない
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No.14:
(4pt)

アクション映画にリアリティはどの程度必要かという命題

正直ここまで面白いとは思ってもみなかった。伊坂幸太郎に関してはご都合主義で筆力がないと3作読んで以降読まないようにしていたし、阿部和重に関してはデビュー作からほぼ全作を読んでいるが近年は必要以上な軽佻浮薄さとやり過ぎが目立っていた。案の定、この2人が合作した今作ではその2つが全開、ところがこれが合体すると問答無用という感じになる。言い様によっては徹頭徹尾ご都合主義であり荒唐無稽なのだが、そこを許容すればブレーキの壊れた車のように物語は疾走する。読めばすぐ分かるが、この作品はいろんな映画のオマージュになっている。合作することで、隙のない、ダレることのないノンストップ・エンターテインメントになっており、それは黒澤映画の脚本が常に4人ぐらいの共同脚本であったことを想起させる。この作品はいわばハリウッド映画のカタルシスの構造を文章によって具現化したようなものになっている。したがってディテイルのリアリティは突っ込みどころ満載なのだが、ハリウッドのアクション映画にいちいち「んなわけないだろ」と突っ込まないように、そういったリアリティの必然性を度外視したところで物語は突き進む。面白さという点では星5つなんだけど、最後はちょっとやり過ぎの感が否めず、カタルシスというものは偶然の集積ではなく必然の集積によって得られるべきだし、少なくともそう思わせるぐらいの巧妙さ、周到さは欲しかったなという点で星4つ。
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No.13:
(4pt)

藤子不二雄以来の、名コンビ誕生!

「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎、「シンセミア」阿部和重の共作。 パンチのあるダブルネームだ。 二人の小説からちょっと離れたおり、買おうかどうか迷ったが「買って正解」と序盤で思った。 舞台は東北。 ここら辺は、阿部和重っぽいなぁとか、伊坂節だとか感じたが、 読み進めていくとそういったことも意識せず、物語にのめり込んでいけた。 つまり、面白いのだ。 企画倒れになっていない。 両者のおもしろみがきちんとかけ算になっている作品だと思う。
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No.12:
(5pt)

fantastic

興味本位で暇潰しにしようかと思い購入したが思いのほか一気に読み進めてしまった。 今年読んだ小説の中でも飛び抜けて面白かった。 合作な故にぎこちない部分もあるかと思ったがそんなこともなく最後まで楽しむ事が出来た。
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