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火星の人
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火星の人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全282件 241~260 13/15ページ
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久々に読み応えのあるハードSFを読んだっていう感じがします。でも主人公の明るい性格のおかげで重くならずに読み進められます。ハード設定にこだわるため冗長に思える点もありますが、大半は次の展開を求めてはやくページをめくりたくなるでしょう。 でも読み終えて一番思ったのは人ひとりの命の重さです。主人公やNASAだけでなく地球の多くの人が彼を生かすために努力を繰り広げた、この厚い本の重みが全てたったひとりの命の重さのためだということです。 読み終わって本から目を新聞に移すと、世界ではひとりの命がいかに軽く消えていくかに戦慄をおぼえます。火星に比べて地球はこんなに豊かだと言うのに。 そういう意味ではぜひ若い人に読んで欲しい本だと思います。 | ||||
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火星には本当に人が住めるのか、火星には先住民族がいると?まだ読み始めたばかりですが生きる知恵を楽しみにページを開いています。真唯 | ||||
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他の方のレビューでも触れられていますが、地球以外の天体に取り残されてサバイバル、というとキャンベルの「月は地獄だ!」を想起させます。あちらも日記形式での独白、空気を作り、食料を作りと似通っている部分も多いです。 ただ月世界探検隊は十余名がサバイバルしたのに対して、こちら火星ではただ1人が残され、生きるための戦いをします。現実の科学の格段の進歩が、SFのプロットにも大きく影響していると感じました。 読み進めていくと、主人公の「普通の人」の感じで救われる気がします。火星に取り残されるという絶望の日々を送ってはいても、生存への執念、帰還への希望を時にシニカル、時にユーモアたっぷりの語り口で記録し続ける。極限状態の中の日常を描くことで読者まで精神が不安定にならずに済むという。 もちろんその原因の大半は原作者によるものだが、邦訳版については文章の語尾部分に置いて特徴的な味付けがされています。例としてP.116 11行目「……ような物質は、ちょっと危険なのです。」p.361 14行目「……液体になるのです。」のところの「のです」。原文を読んでないのでどういうときに「のです」口調が対応しているか分かりません。勝手に「主人公の真面目にふざけた感じ」を描写したと思ってますがどうでしょうか? まあとにかくハードSFを久々に読んでリアルとエンタテインメントを堪能しました。以下の2点を除いて…… 1.MAVなどメカの造形が全く想像できない。イラストを入れるべき。 2.リアルを志向して体臭・うんこ・おしっこ・おっぱいが盛りだくさんであったが、宇宙飛行士は髪の毛やひげは伸びないのかよ。 | ||||
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去年読んだ中で一番面白かった。サバイバルとSFの融合は最高に楽しく、ユーモアもあって読み進めるのがもったいなかった。まぁNASAのパートはいらない部分も多いがサバイバルばかりでも飽きるからいいのかもしれない。 | ||||
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サバイバルものは大好きだ。 この作品が私にとって斬新だった点は、要救助者の様子が救助側にわかっているのに どうしようもないところ。 衛星画像から大まかな生存者の様子はわかっているのに、救出現場が火星とあっては 何も出来ないではないか。 NASAのエリートが総出で知恵を振り絞り、時には規則違反を犯しながらもたった一人の 生存者を救出するために粉骨砕身する。 アメリカならではの物語である。 日本が舞台だったら、日本は結構ドライに棄民政策しちゃう国家なので、とたんに嘘臭くなる。 気になったのが中国ロケットを使うところ。 有人ロケットも捏造だった国がいくらSFとはいえ火星ロケット作ってるのにはあまりに荒唐無稽すぎる。 スポンサーや観客動員数狙いで中国にこびるアメリカ映画多くなってきてるし 配慮なのかしら? | ||||
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約600ページの長編。 主に3つの視点から書かれている。 まずは火星でのミッション開始6日目に起きた事故で、火星に1人取り残された主人公マーク・ワトニー。 ワトニーは事故で死んだと思い、地球へ帰還中の同僚クルー5人。 そして、地上から常にあらゆるリスクを考えサポートするNASA職員たち。 火星で様々な困難に立ち向かいながら懸命に生きるマークの心理描写が細かく面白い。 ストーリーや登場人物の心情はとても現実的で、SFというよりもドキュメンタリーを読んでいるのかと思うほどだった。 | ||||
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この作者は、たぶんスペースシャトルやISSに関する仕事に携わったことのある人だと思われる。そう思わされるほど、宇宙船の運用とかロケット打ち上げとか、宇宙船そのものに関する技術が正確である。そして往々にして宇宙業界でMurhply's lawと呼ばれている可能性があるものは一番起きてほしくないときに起きる、という迷信が時たま織り込まれていて、宇宙業界にいた者として読んでいて全く違和感がない。大変楽しめる作品である。 | ||||
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主人公がポジティブすぎる、内面描写が足りないというか、ほとんど無かった気がする 航海日記的な記録を 綴った形の小説のためか、主人公の絶望的なはずの内面描写がほとんど無かった気がする 実際にはそんなはず無いんだが、焦りや苛立ちといったネガティブで深刻な感情の発露が足り無いんじゃないのかな?って感じがした。 スイカに振り掛ける塩がちょっと足りない感じ でも、もちろん面白かった(星4つだし) 話は火星でのサバイバル、事故によって火星に取り残された主人公が底抜けにポジティブで粘り強く問題を解決していくお話 数多の問題にクレバーに取り組んで解決していくさまが 面白い あ、若干 ロケットとかのコース取りが良く想像がつかなかった部分があるが それでも 話が面白かったことに変わりは無い | ||||
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『ゼロ・グラビティ』に『インターステラー』と,昨年から今年にかけて立て続けにハードSFの傑作が公開されていますが,この『火星の人』も早や映画化が決まり,その傑作群の中に加わりそうです。 『ゼロ・グラビティ』も『インターステラー』も,深遠なる宇宙空間や未知の惑星という極限状態を果敢に生きるというシリアスなストーリー。そして何よりも,単なる奇想天外な空想小説ではなく,科学的知見や論理に基づいている点が高く評価されているわけですが,その意味では,この『火星の人』も同系列の作品です。本来,SFは「サイエンス・フィクション」のはずですが,宇宙ものの多くは,「スペース・ファンタジー」。そうでないと,ダイナミックで奇想天外というか,ドラマティックな展開が期待できないからなんでしょうけど,この『火星の人』を読むと,そういう既成概念も崩されてしまいます。 不運な事故で,火星に1人取り残された宇宙飛行士が,自分の持つ科学的知見と,火星に残された資機材を駆使して,究極のサバイバル・ゲームに挑みます。「火星のロビンソン・クルーソー」という評価もうなずけます。物語の大半は,主人公による「ログエントリー」という日記のような記述。そしてNASAの救出対策会議のやり取り。一見すると退屈そうな内容なんですが,逆に科学的だからこそ,現実の出来事のような緊迫感,臨場感があって,とても面白いんです。確かにハードSFなんで,結構専門用語も出てくるんですが,科学オンチな人でも理解できるような平易な表現を使っていますので,読みやすいです。 そして,主人公のポジティブなこと。常に苦悩している『インターステラー』の主人公たちとは対照的です。絶望的な状況に追い込まれながらも,自虐的なジョークを飛ばして,乗り越えていく・・・・文庫本は500頁を超える長編ながら,グイグイと引き込まれます。 著者のアンディ・ウィアーは,15歳で国立研究所のコンピュータ・プログラマーとして働いたこともあるという自称・科学オタクなんだとか。 いずれにしても,これは傑作です。是非ご一読を。 | ||||
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オタクで非モテでいい意味でバカなんだけど、賢くて楽天的で前向きっていう、本当にいいヤツだなあっていう主人公の魅力がすばらしい。他の脇役たちもいい。 | ||||
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殆どが火星に取り残された主人公の日誌の形で話が進むということで読みにくいのではと危惧してましたが、時々挿入される地球側の救出作戦側の部分がいいアクセントになってて、最後にこの二つの流れが重なる感じが良かった。 絶望的な状況ではあるのですが、主人公の楽天的(?)なキャラ付けで暗い雰囲気はなく、続きが気になってサクサク読み進められました。 だだ個人的にはもう少し、他のクルーの話しも読みたかったかな。 | ||||
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現実の話なのかと思えるほどの緻密な火星環境、NASAの装備についての描写。オリオンが火星に向かうのには少し時間がかかるので、その前にぜひ映像でみてみたい。 | ||||
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慣れない電車通勤対策として、初めてKindleで本を購入してみた。その手軽さや照明も無い状況でも読めるのはいいですね(^_^) 記念すべき初読了はアンディ ウィアーの『火星の人』。 火星に一人取り残された主人公は生き残りを賭けて圧倒的な絶望と孤独の中と闘う。 ゼログラビティにも通ずる重いテーマの中、通勤電車に乗るのが楽しみになるくらい引き込まれたのは、物語の大半が彼の一人称のログで、まるでFBのアップデートを読む様に展開する点。 試行錯誤した成果が上手くいくと「イエィ!」 失敗すると「クソだ!」 他のクルーが残した数少ない音楽データが60年代ディスコ集でキレたり(笑) 彼は高いスキルがあるアイデアマンだがスーパーマンでは無く、そんな親近感の湧く彼のログエントリーに一喜一憂しながら、あっという間に読了しました。 | ||||
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内容は他の方が言っているとおりで大傑作で、何度読んでも面白いので、Kindle版と書籍版と両方購入してしまいました。 Kindle版は本編だけ(火星の地図はあり)ですが、書籍版はSF評論家による6Pの解説がついています。 書籍版は目次がないのですが、Kindle版も移動用の目次が表紙、表題(4ページ目)、奥付(6718ページ目)しかないので読み返すときちょっと不便。章毎に移動できるようにしてほしかった。 | ||||
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いや、素晴らしい一言に尽きる。 ハードSFのサバイバルもの、といえば過酷な環境、制約条件、絶望的な状況。。。で、タフガイの主人公が心折れることなく邁進する。。。って作品を期待した人にはお勧めしません。 ハードですが快活でユーモアのある主人公。ネタバレは避けますが、植物学者と技術者という組合わせの妙。翻訳もライトな感じで読みやすい。そう、主人公は全然タフガイじゃない、むしろナードっぽい印象だけど、なよなよしてないし、優柔不断でもない。 決める時はバシッと決めて(でもイマイチ決まらないことも多い)非常に少ない確率に自分の生存をかけたカロリーとの戦いを行い、通信手段確保の旅にで、最後は。。。大団円ですね。こういう 作品待ってました。個人的には今年度ナンバーワン作品です | ||||
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火星へ置いてけぼりにされた男の話。その日の活動記録がユニークで飽きません。 最後に救出されますが、ほかのクルーの一言が心に残ります。お前臭い! | ||||
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宇宙を舞台にしたサバイバル小説です。 私は「サバイバル」というジャンルが好きで、無人島への漂流・生還を題材にした小説(吉村昭の「漂流」など)をよく読みますが、この「火星の人」もその系統の変化球として楽しむことが出来ました。 SF小説なのですが、現実離れしたようなオーバーなテクノロジーが出てこないのでリアリティを感じました。 圧倒的に生還の望みの無い状況で、主人公が知恵を絞り、孤独と戦いながらも前に進んでいく展開に引き込まれ、一気に読んでしまいました。 最近読んだ本の中でダントツの面白さでした。 | ||||
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火星の人 アンディウィアー 6人の宇宙飛行士チームとして火星に行ったものの暴風のため撤退。その途中、飛んできた槍状のアンテナが体に突き刺さったため死亡したとみなされ火星にひとり置き去りにされたマークワトニー。 しかし彼は生きていた。 生き残るために食料を増やす。水を作る。イロイロ改造する。イロイロ破壊する。イロイロ修理する。放射性物質であったまる。 他の方もレビューで述べているようにワトニーの前向きかつユーモアに溢れた日記が面白い。 当然「見て見て〜」には爆笑。反骨だねぇ。 ネタバレになりますが、私の感動ポイントベスト3は、地球側が火星の衛星写真を見てワトニーが生きていることを発見したシーン。 地球に帰還中のチームメイトがワトニーを救出するために再び火星へ戻ることを決めたシーン。 砂嵐を自力で回避したシーン。 どなたかも書いていたけど、表紙とタイトルがもう少し面白ければもっと手に取る人が増えると思う。 | ||||
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一気に読みました、専門用語は分かりませんでしたが、読んでるうちに理解できる程度で一気に読んでしまう面白さです。 | ||||
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面白かった。SF久しぶりに読んだけどこういうのをまた読みたいと思わされるクオリティ。 | ||||
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