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喪失の儀礼



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喪失の儀礼の評価: 3.75/5点 レビュー 12件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(5pt)

まさに隠れた佳作!タイトルが凝り過ぎて損しているのでは?

約420ページの作品ですが、380ページで第3の殺人が起こり、この時点で私はまったく犯人の予測は立てられませんでした。強固にガッチリと組み立てられたパズルで、本格推理ファンにもお薦めの佳品だと思います。
社会問題を作品に上手にブレンドさせる清張お得意の手腕も健在ですし、哀しくやるせ無い締めくくりも余韻を残します。「点と線」や「ゼロの焦点」のインパクトには劣るでしょうが、もう少し世に知られていていい作品だと思います。
題名が抽象的すぎて読む人が少ないのではないでしょうか?しかも初出時のタイトルは「処女空間」⁈ これは全く内容と合っていませんね。単なる客寄せ的な銘名。ともあれ、清張ファン、本格推理ファンの方にはお薦めです。推理小説はこれくらいの長さがベストだと私は思います。
喪失の儀礼 (新潮文庫 ま 1-38)Amazon書評・レビュー:喪失の儀礼 (新潮文庫 ま 1-38)より
4101109435
No.11:
(3pt)

下山事件を彷彿とさせる“失血死”。

“脱血死”と“失血死”という方法で殺害された2人の医者をめぐる本格的謎解き。薬品会社プロパーと医者、患者家族の接点を探り出そうとするも、捜査は堂々巡りに。下山事件の轢断死体からヒントか?
喪失の儀礼 (新潮文庫 ま 1-38)Amazon書評・レビュー:喪失の儀礼 (新潮文庫 ま 1-38)より
4101109435
No.10:
(3pt)

清張にしては凡作

名古屋の学会に出席していた医師が、ホテルの部屋で殺された。死因は大量出血だが、周囲に血痕はほとんどない。
捜査が難航する中で、東京でまた医師が殺された。

連続殺人の真相や俳句をモチーフにするところは、ユニークで魅力的だ。小説としては読んでいる間は退屈しない。
軽い娯楽作として、まあ悪くない。
だがミステリとしての構成が行き当たりばったりで、納得し難い。社会派と思わせて、踏み込みが浅い。
人物も清張作品にしては作り込みが足りない。
喪失の儀礼 (新潮文庫 ま 1-38)Amazon書評・レビュー:喪失の儀礼 (新潮文庫 ま 1-38)より
4101109435
No.9:
(5pt)

本格推理作品

著者の作品はかなり読んだつもりだったが、こんな傑作が、あったとは、犯人を捜して読み進める、面白さ。
喪失の儀礼 (新潮文庫 ま 1-38)Amazon書評・レビュー:喪失の儀礼 (新潮文庫 ま 1-38)より
4101109435
No.8:
(5pt)

清張作品はお勧め)^o^(

清張亡き後、20年以上経過していますが何時読んでも新鮮です。映像も多く今風に脚本が書かれていますが原作が良いので違和感がありません。
喪失の儀礼 (松本清張小説セレクション)Amazon書評・レビュー:喪失の儀礼 (松本清張小説セレクション)より
4124033230
No.7:
(5pt)

本は美麗でした。

欲しかった本だったので、迅速にお送りくださり、とても嬉しかったです。
喪失の儀礼 (新潮文庫 ま 1-38)Amazon書評・レビュー:喪失の儀礼 (新潮文庫 ま 1-38)より
4101109435
No.6:
(4pt)

医療不正告発ミステリーかと思ったら・・・

松本作品としてはかなりマイナーな部類の作品だが、今回は病院を舞台にした製材会社との癒着をテーマにした医療ミステリー・・・・・・かと思いきや、最後は復讐譚となる凝ったプロットの作品。だが、最初の医療告発のテーマが後半全く関係なくなり、医療ミステリーかと思って読み始めた人には少々肩透かしな感じがするのも否めない。ラストも斬新というよりは話の着地点に困って強引に幕引きさせたようにも思える。松本作品としては傑作の部類に入る作品とは言えないが、それでも十分に面白いことは確か。
喪失の儀礼 (1978年) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:喪失の儀礼 (1978年) (新潮文庫)より
B000J8RHCM
No.5:
(5pt)

松本清張全集(23)

個人読書履歴。一般文学通算39作品目の読書完。1973/11/01
松本清張全集 23 (23) 喪失の儀礼・強き蟻・聞かなかった場所Amazon書評・レビュー:松本清張全集 23 (23) 喪失の儀礼・強き蟻・聞かなかった場所より
4165092304
No.4:
(1pt)

小説のための犯罪

刑事たちが主人公なのに、犯人が逮捕に至らないのは犯罪小説らしくていいのだが、まず話をやたらに複雑にしようとするあまりというべきか、犯行の手口が強引である。診療拒否を恨んだ復讐譚なのだが、最初は製薬業界と病院の癒着問題の告発であるかのように話を始め、最後には個人的な復讐に終わってしまうのは、社会派と見せて、実は普通の推理小説に過ぎなかったということになり、かなり落胆させる。 ゆっくりと血を抜きながら死に至らしめるという手口。脱血殺人という異常性格者による犯罪を匂わせるだけ匂わせて、結局その手口に至る犯罪者の心理は納得できるものではない。つまり本格探偵小説にありがちな「なんでよりにもよってこんな変わった方法で人を殺すのか」というアレである。難解な俳句の謎かけも読者を謎の深みに誘い込むだけのトリックで、読者サービスには違いないのだろうが、読んだ印象としては強引に引っ張り回された揚句何もなかったという印象。 作者の乾いたともいえる冷静な筆致は、あくまで第3者的で、犯罪にいたる者の無念とか、刑事の捜査の執念とかいった感情を抑えて、あまりに淡々と事件を「報告」しているのである。この作者はタイトルがいつも意味深であるが、「点と線」、「球形の荒野」、「砂の器」など秀逸なものがある半面、意味不明なものもある。この「喪失の儀礼」という題名も芥川賞作家らしく文芸の薫りは高いが懲りすぎで意味がわからない。しかしこれは単行本化する際に改題されたらしく、連載当時は「処女空間」といったらしい。さらにわからない。まさにミステリーだ。
喪失の儀礼 (松本清張小説セレクション)Amazon書評・レビュー:喪失の儀礼 (松本清張小説セレクション)より
4124033230
No.3:
(3pt)

ちょっとがっかり

2人の医師が奇妙な方法で殺害される。その2つの事件の関連する背景や人物達が微妙で、いろんな謎や疑問だらけでいったい真相は?と一気に読み進みました。が、それだけに、最後はちょっと納得いかないというか、はっきりしない部分もあったり・・・・。ネタばれになってしまうのであまりかけませんが、期待していたものとは全然違いました。
喪失の儀礼 (新潮文庫 ま 1-38)Amazon書評・レビュー:喪失の儀礼 (新潮文庫 ま 1-38)より
4101109435
No.2:
(3pt)

ちょっとがっかり

2人の医師が奇妙な方法で殺害される。その2つの事件の関連する背景や人物達が微妙で、いろんな謎や疑問だらけでいったい真相は?と一気に読み進みました。が、それだけに、最後はちょっと納得いかないというか、はっきりしない部分もあったり・・・・。ネタばれになってしまうのであまりかけませんが、期待していたものとは全然違いました。
喪失の儀礼Amazon書評・レビュー:喪失の儀礼より
4103204036
No.1:
(3pt)

ちょっとがっかり

2人の医師が奇妙な方法で殺害される。その2つの事件の関連する背景や人物達が微妙で、いろんな謎や疑問だらけでいったい真相は?と一気に読み進みました。が、それだけに、最後はちょっと納得いかないというか、はっきりしない部分もあったり・・・・。ネタばれになってしまうのであまりかけませんが、期待していたものとは全然違いました。
喪失の儀礼 (新潮文庫 ま 1-38)Amazon書評・レビュー:喪失の儀礼 (新潮文庫 ま 1-38)より
4101109435

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