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Wの悲劇
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【この小説が収録されている参考書籍】
Wの悲劇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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多くのミステリー作家の方々に影響を与えたと言われる作品、Wの悲劇を初めて読みました。現代との時代背景の違いは拭えませんが、思いがけないトリックとどんでん返しに、ため息の出る読後感です。 | ||||
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読みやすいです。どこか古めかしく感じる展開は、一昔前の2時間ドラマもニオイがすることと、薬師丸ひろ子の映画のイメージが強いからじゃないでしょうか。 | ||||
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なかなか結構のよい古典的作品だと思います。ただ、つぎつぎに事件の側面が変わって見えていくのに、初期から真犯人とその重要な手法に見当がついてしまい、サスペンスが減少してしまうのが難。むしろクイーン氏も称賛したトリックをメインにしたほうがよかったかもしれない。 | ||||
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本の内容はいいです、 | ||||
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名作と名高い作品で 「東西ミステリーベスト100」でもランクインしてます。 ドルリー・レーン4部作「Xの悲劇」「Yの悲劇」「Zの悲劇」「レーン最後の事件」の エラリー・クイーン公認であり、かつ執筆時にはクイーンからアイディアももらったとのこと。 文庫版の解説では、エラリー・クイーン(のうちの一人)がコメントを寄せてます。 今回、Audibleで鑑賞しました。 Audibleの音声だと本と違って 登場人物一覧がないので 把握しにくいと思います。 なので、一覧を下記に挙げます。 ネタバレなしなので安心して利用ください。 映画版、テレビドラマ版だと 登場人物が微妙に違うので こちらを参考にしてください --登場人物一覧-- 一条春生(はるみ) 摩子の家庭教師 和辻摩子(まこ) 大学生 和辻淑枝(よしえ)摩子の母 和辻道彦 摩子の義理の父 和辻与兵衛(よへい) 和辻製薬会長 和辻みね 与兵衛の妻 和辻繁 与兵衛の弟 和辻卓夫 与兵衛の甥で秘書室で働いてる 間崎鐘平 与兵衛の主治医 中里警部 相浦署長(あいうら) Audibleでこうした名作が増えると嬉しいです。 | ||||
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良かった。満足してます。こんな安い値段でもらえるとは申し訳ない。 | ||||
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テレビの再放送を見てて、原本を読みたくなりました。夢中であっという間に最後まで読みきってしまいました | ||||
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ドラマをちらっと見て、興味を持ち手に取りました。ドラマの設定と違うところがありびっくりしましたが、後半の展開が目を離せなくなり、時間を忘れて最後まで一気に読みました。次は「第三の女」を読みたいと思います。 | ||||
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大変わかりやすい表現で、読み進みながら、情景が浮かぶ大変良い作品と感じました。ストーリは込も引き込まれてしまいました。もっと早くに出合いたかった本です。 | ||||
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作者がエラリクィーンに構想を話して、是非出版するように勧められたという逸話を聞いて、再度購入した次第である。題名からだけでは単に 題名のパクリと思っていたが、そうでないとの思い入れで再読した。以前にも感じたところだが、私は非常に面白く読めた。 エラリークィーンの4冊併せて読まれると良いと思う。 | ||||
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送付について遅れることもなく、また商品にも特に問題はなかった。 | ||||
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たまたまWの悲劇、映画版を見る機会があり、けっこう感動したもので、原作はどうだったんだろうと読んでみた次第です。 映画とは全く別物ですね。映画は俳優を志す主人公そのほかが演じる劇中劇の内容が、この原作を参考にしている、という感じでした。 自分の好みが、もちろんトリックや話の展開は犯人の意外性も大事なんだけど、心理劇的側面の強い作品が好きで、どうしてこの殺人に及んだかという動機がどれだけ好みかということで、評価をする傾向にあるので、この作品はけっこうストレートに筋を追う作品なので、ちょっとそのあたりが物足りないなあ、、と思いました。 ただもちろん、というか原作は映画の劇中劇よりははるかに話は複雑で、けっこう本格ミステリーでエンタメ、で、この本はこの本でおもしろかった。Wの悲劇、という題名のWの意味合いも、映画と原作はけっこう違うのかもしれない。 作品本体も楽しめますが、エラリークインの解説というのも実は見所かもしれません(新装版やkindle版でもそうなのかはしらない)。 さすがにミステリーキング、解説もうまいなあと、、、。一見倒叙ものであるように始まる冒頭部分、でも、この小説の骨組みを築く段階で作者は読者をまんまと欺いている、、、確かに。あと解説にこの作品を映像化してみたらいいのに、といったことも描かれているので、角川さんはそんなこともヒントになってこの映画を作られたのかもしれないです。 世界推理小説作家会議でお二人がお会いし、北欧をいっしょにご旅行されたとか、、、ミステリーファンならマニアックに喜んでしまいそうな話題です。ドルリーレーンシリーズ、Yの悲劇しか読んでないので、残りの作品も読みたくなりました。 | ||||
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80年代の新本格ムーブメントに先駆けて、80年代前半に出版された夏樹氏の代表作。 この当時としては珍しかった雪に閉ざされた館での偽装殺人を倒述形式で描きながら後半はプロットが二転三転する非社会派系のガチガチの本格系の作品となっている。 エラリークイーンが絶賛したこともあり、ミステリーとしては必読の名作だが、実際に今読んでも非常に面白い。 | ||||
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今からもう30年前の作品なのだなぁ、と改めて思う。 作中には携帯電話もインターネットも(パソコン通信も)存在せず、探偵役の警部はタバコを吸いまくる。 本書は、1981年に雑誌連載され、加筆されて1982年2月刊。 ちなみに島田荘司の『占星術殺人事件』の、あの結末袋とじでの初版が1981年12月刊。 岡嶋二人が 『焦茶色のパステル』で第28回江戸川乱歩賞を受賞したのが、1982年。 いわゆる“新本格”ブームは、まだまだ先のことだ。 今、通読してみれば、「綾辻行人以降の作家なら、こういう書き方はしないだろうなぁ」と、文章表現の古臭さを感じされるところが散見されるのは、致し方ないところだろう。 エラリー・クイーンの『Yの悲劇』へのオマージュを捧げつつ、「和辻(Watsuji)家の女性(Women)の悲劇」を丁寧に描いている。 古典的な手法を忠実になぞった作品であり、いわゆる「閉ざされた雪の山荘」物の変形なので、登場人物は限定される。 作者がどんでん返しを仕掛けるなら、真犯人はこの辺に絞られるだろうという予測など、多少ミステリを読みなれた者なら、簡単に付けられることだろう。 そう思いつつ、読み進めたのだが・・・。 結末には、少し驚いた。 何故驚いたかは、ネタバレになるので、コメント欄に書く。 | ||||
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夏樹静子さんの代表作で,映画やテレビドラマの原作にもなっていますね. 山荘で起こった大金持ちの製薬会社会長の殺人事件に始まる物語です.どんでん返しに続くどんでん返しで,とことん裏切られます.そして,その様子が警察署長の会見をとおしてコミカルに描かれています. 正当は推理小説といった趣の作品です.是非どうぞ. | ||||
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推理小説を読みなれている方には少々物足りず、あまり推理小説を読まない方は面白いと感じられる作品だと思います。 推理小説の王道をいくようなストーリーは読む人の期待を裏切らず、楽しませてくれると思います。が、その反面、やや単調で真犯人と思しき人物が大枠で予想出来てしまう構成には、少し物足りなさを感じてしまいます。 とはいえ、全体を通して面白い構成のため、☆4つとしました。 | ||||
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ドラマ化に伴い手にしてみたのですが良いですね。 ドラマは1話しか進んでいませんが、大胆に変更を加えているようなので、全く別物。 もし、ドラマのような展開を期待しているのであれば要注意です。 ひとつのミステリー作品として、非常に素晴らしい出来栄えだと思います。 | ||||
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最終稿じゃないので、カットされて無くなったシーンとかセリフがあって面白い。 また、原作者と監督の対談(雑誌バラエティに載っていたもの)が収録されているのも興味深い。 このシナリオ本の価値は、映画「Wの悲劇」に対する思い入れによって異なると思うが、決して★1つという事はない。 私個人的には★3.5ぐらいだけど、★1に対する抗議として★5つにします。 >アイドルに対する嫌がらせのような台詞…他の方のレビューを読み、 >脚本家荒井晴彦氏の人間性がよく判ったような気がします。 >この台本は監督との共同執筆なので正確にはどこまでが荒井氏なのか >判りませんがおおよそ予想がつきます。 澤井信一郎監督の著書「映画の呼吸」によると、「できあがったシナリオでの分担は、荒井君が七割、僕が三割といったものでした。僕が書いたのは、舞台がらみのシーン。作品の中心となる青春映画の部分は、荒井君。」 また、このシナリオ本には、「『Wの悲劇』映画化の周辺」という原作者の夏樹静子と澤井信一郎監督の対談が収録されています。そのなかで、 澤井「今の僕の興味の焦点は、主演女優賞をひろ子にとらせたいというということですね。それに値する演技は、じゅうぶんしているんですよ。(後略)」 澤井「(前略)今回、『Wの悲劇』で変身したとすれば、大人になったから大人の役を演じるということなんですよ。」 実際、ブルーリボンの主演女優賞を薬師丸ひろ子が受賞していることから、このシナリオは大成功と言えると思います。 >原作のプロットを劇中劇にしてしまったアイデアは大胆ですが >よく原作者が黙っていましたね。 再度、この本に収録されている原作者夏樹静子と澤井信一郎監督の対談から 澤井「映画『Wの悲劇』は原作とは違ったものになりましたが・・・。」 夏樹「『Wの悲劇』の原作について申しますと、ブロードウェイで推理舞台劇がヒットするような意味で、舞台劇になったらいいな、と書きながら思っていました。(中略)自分の気持ちが通じたことの嬉しさがありましたね。」 夏樹「劇中劇になさるということは今も申しましたように我が意を得たりと嬉しかった(後略)」 原作者も納得していたようですね。 映画は見てからレビューする。本は読んでからレビューする。 最低限のマナーだと思うけど。 | ||||
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エラリー・クイーンの著書『X・Y・Zの悲劇』を読み、このシリーズに挑戦する長編推理小説! というお触れに惹かれ読んでみました。 正直、冒頭で犯人が分かってしまい、中盤の少し手前までは全く推理するところもないし面白 くないという印象でした。上記の『悲劇シリーズ』に迫るものでは到底ないと感じておりました。 しかし読み進めていくうちに、この作品の面白さが徐々に分かり、中盤からグイグイ引き込まれ 無事最後まで読みきることができました。 文章構成や段落、台詞の入れ方や発言者が誰なのかということも、日頃あまり小説を読まない 僕でも容易に理解することができ、物語の情景や背景、また人物の描写なども分かりやすくとて も自然に読み進めることができました。 冒頭で犯人が分かってしまう構成で描く小説を『倒叙形式』というそうですが、こういった作品は 初めてでしたがとても楽しめました。 本を読むことが苦手な方でも読みやすく書かれているので、ぜひ読んでみて頂きたい作品です。 | ||||
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エラリー・クイーンの著書『X・Y・Zの悲劇』を読み、このシリーズに挑戦する長編推理小説! というお触れに惹かれ読んでみました。 正直、冒頭で犯人が分かってしまい、中盤の少し手前までは全く推理するところもないし面白 くないという印象でした。上記の『悲劇シリーズ』に迫るものでは到底ないと感じておりました。 しかし読み進めていくうちに、この作品の面白さが徐々に分かり、中盤からグイグイ引き込まれ 無事最後まで読みきることができました。 文章構成や段落、台詞の入れ方や発言者が誰なのかということも、日頃あまり小説を読まない 僕でも容易に理解することができ、物語の情景や背景、また人物の描写なども分かりやすくとて も自然に読み進めることができました。 冒頭で犯人が分かってしまう構成で描く小説を『倒叙形式』というそうですが、こういった作品は 初めてでしたがとても楽しめました。 本を読むことが苦手な方でも読みやすく書かれているので、ぜひ読んでみて頂きたい作品です。 | ||||
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