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ゴースト・スナイパー
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ゴースト・スナイパーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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マンネリは否定できず。 どんでん返しにも無理がある。 シリーズを通して読みたいなら。 | ||||
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シリーズをある一定以上の水準で書き続ける事の難しさを痛感させる凡作。作者のアイデアの枯渇を感じさせる作品である。本シリーズの特徴はライムと敵との間の瞬発力を伴った頭脳合戦にあると思うのだが、本作ではそれが全く存在しない。何しろ、主たる敵がNIOSという(架空の)政府諜報機関という所からして違和感を覚えた。政治的色彩が濃く、元々、市警が関与する問題ではないだろう。更に、NIOSはニューヨーク市警の(違法)盗聴や身元調査も容易に可能なので、頭脳合戦とは程遠い物語展開になっている上に、NIOS内に密告者が居るという設定は、例の<スノーデン事件>に触発されたものだろう。作者のオリジナリティは何処に行ってしまったのか ? 新しい試みとしては、暗殺現場をパナマに設定し、現場検証のためにライムをパナマに飛ばした事だけだろう。しかし、これもオカシイ。これまでの事件でも、現場検証はアメリアが行ない、ライムは指示を出していただけだった筈なのに。今回だけ何故ライムが(しかも海外で)という疑問を禁じ得なかった。NIOSがライムを襲う危険性もあるのに。 また、邦題は一種のフェイクである。原題は「The Kill Room」。邦題を見ればスナイパーの正体が不明という印象を受けるだろうが、読み始めた読者はすぐに疑問に思う筈である。スナイパーの正体はほぼ冒頭から明かされているので。「The Kill Room」なら作者の用意した仕掛けに対する読者の勘も働いたと思うが、これは訳者が作者のために巧妙な邦題を考えたという事だろうか ? 次作は、読者がハラハラドキドキする様な本シリーズ特有の秀作を期待したい。 | ||||
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