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最後のトリック
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最後のトリックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全113件 41~60 3/6ページ
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非常に良いって書いてあるけど クソほど汚い! シールあとに表紙や中の折れ なにをもって非常に良いのか教えてほしいレベル | ||||
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内容は少々強引な感じがしました. でもこんなやり方があるんだなと感心いたしました. | ||||
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そんなのあり?ってオチ それならば星を発見してエリカと名付けたものの環境破壊によって星が見えなくなってエリカは電気を使っている読者に殺されたでも良くなるじゃん | ||||
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「読者が犯人:とはどんなトリックか気になって一気読みしてしまった。 多少の無理はあるものの、”なるほど”と思わせるトリックであった。また、そのトリックを成立させる為のプロットも面白くて、良い作品に仕上がっている。 また、作品の中に出てくる双子姉妹によるテレパシーのタネも面白かった。 | ||||
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読者が犯人である、というのですから被害者は当然、作中の登場人物になります。で、読者としては文字どうり「読む事」しか出来ない訳ですから、読む事、読んだ事で加害者になるのであり、作中人物は「読まれる事」によって被害者になります。 果たして、そんな事が可能なのか? 到底不可能としか思われない事が現実になります・・と、言って良いのかどうか? ネタバレになりますが、これを言わないとレビューにならないので、止むを得ませんが、「被害者の特異体質がそうした状況を生む」ってあり?と思ってしまいます。 読者はただ読んだだけだけれど、読まれた方は読まれた事によって死ぬ事になる特別な体質だったって、そんなのあり? 読んだ読者が殺人犯人だ、と言うのはまぁ良いとしても、これだと、ある意味では何でもありになってしまいます。 読者はただ読んだだけだけれど、作中人物は読まれた事によって生まれ変わる体質だった、テレポーテーションが出来るようになる体質だった、いや、いや、読まれた事によって透明人間になれる体質だった、地球を破壊できるような化け物になれる体質だった・・何だって出来る事になります。 これはあっと驚く結末とは言いません。厳しい言い方だけれど、何でもありなのだから、とってつけたような出鱈目な結末、という事になります。 不可能とも言える最後のトリックに挑戦した作者の試みを壮として、また被害者になる登場人物の特異体質を書き込んだ伏線(この伏線があるのだから、被疑者は透明人間になるのではない、とも言えるわけです)はなかなか巧みであったとも言えるので努力賞として星みっつは差し上げます。 | ||||
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ネタバレあり 島田荘司先生の解説の二行に集約されると思います。確かに、題名やバックプリントの割には割には、なーんだ、とほぼ全ての人が思うでしょう。前振りは力作ですが、文章を読まれたら、死ぬというのは、いかがなものかと。 田舎っぺ大将が音楽かかかったら、勝手に身体が踊り出す、こっちの方が現実的です。 | ||||
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2017/8/7読了。 発売されて間もない頃に帯の謳い文句に惹かれて購入、そのまま「積ん読」していたものを、最近引っ張り出して読んでみた。 読み終わっての感想は「本をビリビリに破いて、焼却炉に放り込みたい!」だった。生憎我が家に焼却炉はないため、実行することはできなかったが。 文章自体は読みやすく、途中本作に隠されたある秘密が公開される辺りまではワクワクしながら読み進められた。 それだけに、最後のオチ(敢えてトリックとは言わない)には心底ガッカリした。 例えるなら「宇宙人は地球にない超科学を持っていて、その超科学で地球人では不可能な犯罪を犯しました。犯人は宇宙人です」と言っているようなものである。 そしてその宇宙人の存在を「あるかも?」と思わせるため、宇宙科学専門の大学教授が宇宙人の痕跡や存在可能性を訥々と説明するのだ。 私は宇宙人については「広い宇宙のどこかにはいるかも?」と思っているが、それでも現実に宇宙人との接触がない現状で上記の内容を「トリックだ!」と言われたら憤慨しきりであろう。 少し話は逸れたが、そのくらい本書のオチは荒唐無稽である。 本書がミステリーを標榜しておらず、SFやジュベナイルであればまだ良かった。ミステリーを名乗っていてこのオチは有り得ない。駄作である。 とは言え、前述したように、途中ある秘密が公開される辺りまでは楽しんで読めたわけであり、本書の叙述トリックそのものは決して悪くなかったと思う。「読者が犯人」などとせず、この叙述トリックを深化させる方向で話が展開していたら…と思うと残念である。 最後に、繰り返しになるが、 本作は駄作である。 | ||||
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主人公の特殊体質がアホらしすぎる。そんなものは無い。 それまでに登場する登場人物は本のトリック?に対する裏付けを頑張って使用としているのが丸わかり。例えば心理学者をだして先に書いた特殊体質があるよーと頑張っ主張しているようだが悪魔でもそれは小説の世界。そんなものでは読者は納得がいかない。 帯に騙された。 | ||||
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出だしのパーコレーターでコーヒーを入れるところから「細挽きで…」って、パーコレーターは粗挽きだから!そんな所から取材不足が露見していて読む気が無くなりました。 後は低評価の皆様の言う通りッ! | ||||
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島田荘司ファンの私にとっては、彼があとがきを書いていたことと、書店でのPOPに惹かれて購入しました。読後、「ああ、そういうこと」と思いましたが、「おぉーーなるほど!!」とは思えなかった。超能力のくだりも、必要だったのかな?と疑問です。 | ||||
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単発で出てきたら、「そんな能力あるかよ!」というツッコミしかありませんが、 (一応)超能力的な布石を打ておく構成は悪くないと思います。 残念なのはむしろ肝心のトリックではなく、”信頼できない語り手”の度合いではないでしょか? ところでいまや、誰もが読み手を増やして人をコロせる時代になりましたね。 いうまでもなく、SNS炎上拡散という方法で。 | ||||
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とても中古品とは思えないほど、綺麗な状態でした。今後も利用させていただきます。 | ||||
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以前に読んだ本のあとがきでに本書についての記述があり、読者が犯人という謳い文句にも興味を引かれたので読んでみました。 結果として、読者を犯人として成立させるためのトリックについては「長々と読ませといてなんだそのオチは!」という程度で、超能力がどうたらの話も〈覚書〉なるものも長いし面白くないしで、読んでよかったなぁとは思いませんでした。 ミステリー玄人の方なら、読者を犯人としてミステリーを成立させるという試みとして面白いのかもしれませんが、私のように単純なエンターテイメントとしてミステリーを楽しみたいと思ってる人には向いていない作品だと思います。 | ||||
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全く気付かず読み進めてしまったので、やられた感はありましたが、少々無理矢理すぎるのでは?と思いました。 「読者が犯人」というのは今までにない発想で夢中になって読み進めていきましたが、読み終えた感想は腑に落ちない。期待して損した。 | ||||
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突っ込みも覚悟した上で、「読者が犯人」という究極の不可能トリックに挑戦したその心意気を評価したいです。 著者も本書の中でその不可能性に言及していますが、「本を読んでいる読者」が作中人物を殺害するなんて事はあり得ない訳で、それをクリアするためにかなり牽強付会なトリックになっているのは覚悟して下さい。 そして実際「読者に殺されるためのあるご都合主義的な条件」が被害者に設定されています。それに厳密には「この本を読んでいる読者(あなた)」が犯人とは言い難いのですが、まあそれでもこの難しい挑戦に対して一応は辛うじて(笑)納得のいく落とし方でした。 このトリックを否定するのは簡単ですが、こうした誰も挑戦したくても難しい「究極の不可能トリック」にチャレンジした精神を評価します。 | ||||
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初めから「読者が犯人」というアイデアを謳い文句とした長編。しかも、作者はここで言う「読者」を作品から独立した一般「読者」としている上に、万人が納得出来る「読者=犯人」のアイデアを披歴すると言う。「読者が被害者」というアイデアの短編ならフレドリック・ブラウン「うしろを見るな」の奇想が光るが、これとて、その短編ならではの洒脱な奇想には脱帽するものの、万人が納得出来るか否かはそれこそ読者次第。長編で「読者が犯人」というアイデアは流石に無理だろうというのが読む前の予想。 そして、残念ながらその予想は当ってしまった。本作は単なる叙述トリック・ミステリであり、全く新規性のない駄作である。第一、作者自身が設定している「作品から独立した一般『読者』」という条件ではなく、本作に密着した「読者」だけに通用するアイデアであって看板倒れも甚だしい。更に、この程度の「読者vs犯人」の関係なら通常のミステリにも溢れており、ワザワザ「読者が犯人」というアイデアを売り物にする程のものではないだろう。これを文学的実験とする作中の作家(=作者)の意匠が空回りしている感がある。 本格ミステリに賭ける作者の情熱は良く伝わって来ただけに、この実装は惜しいと思う。真に驚愕のトリックを織り込んだ作品の発表を期待したい。 | ||||
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読書が犯人ということだったが、犯人と言う以上、殺そうという意思が必要だと思う。 しかし、私が殺そうと思ったのは、貴重な金と時間を奪った作者と出版社なので、犯人ではない。 作品中で死んだ人も、現実にはありえない特異体質なのでもう、むちゃくちゃ。 こんな設定が許されるなら、完全犯罪のトリックはいくらでもできる。 | ||||
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余り書きすぎるとネタバレに繋がるので適度に書こうと思いますが、これはミステリーいう場合のトリックではないと思います。 トリックというのは所謂「カラクリ」であり、作中で起こった事件を難解にするためのスパイス的な役割だと思います。 そしてミステリーにおける醍醐味は大凡実現可能であるといつ点に「trick」読者は引っかかるのだと思います。 しかしこの作品が表現しているトリックというのは事件とその要因に因果関係が存在せず。 そういう事象だと、現実としてあり得ない、起こりえないことにしてしまっているからかそ読了しても納得いかないのだと思います。 | ||||
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久々に「読んだ私の時間を返せ」と言いたくなる本でした。 文章がまどろっこしい。 心理学者の話も、確かに最後にはつながるんだけど、はっきりと人物がつながる訳ではなく知識や解釈としてつながるだけで、ここまで長く詳細に書く必要があるのか?と思えた。 とにかく読み進めるのに時間がかかった。 なぜなら話の展開が遅いから。 ラストで、ようやく「読者が犯人」という意味は理解できたけど、別に読者(私)は法を犯したわけではないので「犯人」という表現がイマイチしっくりこない。 読者が間接的死因というだけじゃないの。 帯に煽られて期待して損した。 この人の本は二度と読まないと思う。 | ||||
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皆さんがあまりに低評価なので星5つにして投稿します. 極めて困難な課題に挑んだ著者の意欲に感心しました.ミステリ史に残るアクロバティックな構成です. おそらく本作品の価値は,意外な犯人を扱った名作を一通り読んだようなミステリファンでないとわからないでしょう. 解説に引用されていたヴァン・ダインが古典すぎるなら,その解説を書いた島田荘司も知らない読者には,トリックの無理筋が目立つと思います. 読者を選ぶという意味では,派手な帯の文庫にした販売戦略に問題があるかもしれません. | ||||
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