思い出探偵



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初公開日(参考)2009年02月
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長編小説

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思い出探偵 (PHP文芸文庫)

2013年01月17日 思い出探偵 (PHP文芸文庫)

思い出は心を豊かにもすれば、苦しめもする―小さなガラス瓶、古いお守り袋、折り鶴…、そうした小さな手がかりから、依頼人の思い出に寄り添うようにして、人や物を捜し出していく“思い出探偵”。京都御所を臨む地で「思い出探偵社」を始めた元刑事の実相浩二郎は、他のメンバーと共に思い出と格闘し、依頼人の人生の謎を解き明かす。乱歩賞作家が紡ぎ出す、せつなさと懐かしさが溢れるミステリー。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点9.00pt

思い出探偵の総合評価:8.71/10点レビュー 7件。Bランク


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(9pt)

思い出探偵の感想

思い出の人・もの・ことを探すのが生業の思い出探偵。
終戦間もない頃の混乱期に出会った女性や、大事な落し物を届けてくれた名前も知らない人を探すことを生業とする思い出探偵。
”ハートフルミステリ”作家の著者ならではの心がホットになる作品です。
中にはサスペンス色の強い章もあり、できたら全て”ハートフル”であってほしいとも思いましたが、
どの章も「思い出」をテーマにしていることを思えば、少し変化球で攻めるところがあってもいいかなと。「思い出」とはいいものも悪いものもありますからね。
「思い出をなくした男」が続編とのことなので、早いうちに読んでみたいですね。

本好き!
ZQI5NTBU
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(1pt)

説得力ゼロの駄作

著者の思い入ればかり感傷的に書かれていて、まったくつまらない。説得力ゼロの駄作。
思い出探偵 (PHP文芸文庫)Amazon書評・レビュー:思い出探偵 (PHP文芸文庫)より
4569679382
No.5:
(5pt)

単なるミステリーではないのだ!

依頼人の『思い出』を探し出す『思い出探偵社』の発想が面白い。物語の中のミステリーの要素も良いのだが、依頼人の人生の機微の描き方にも面白さがある。

思い出探偵社の実相浩二郎をはじめとする探偵の面々が己れの過去と闘いながら、依頼人の思い出を探し出すのだ。

物語は四章から成り、それぞれの依頼人が思い出探偵社に思い出探しを依頼する。僅かな手掛かりから遠い過去の思い出を探し出す探偵の活躍が興味深い。第三章だけは異質で、サスペンス色が濃くなる。

『東京ダモイ』『屈指光』と何故かこの作者の作品には度々、岩手県が登場するのだが、この作品にも南部杜氏で有名な石鳥谷、奥州市が登場する。作者の鏑木蓮さんは岩手県にゆかりがあるのだろうか。今のところ、自分にはこれが一番のミステリーである。
思い出探偵 (PHP文芸文庫)Amazon書評・レビュー:思い出探偵 (PHP文芸文庫)より
4569679382
No.4:
(5pt)

心温まるミステリーです

思い出探偵社、その名前だけで十分ですね。
主人公は息子を亡くし、妻との関係もおかしくなる元探偵なのですが、
そういう過去を持つ人だからこそ、といった思考が、ひじょうに心にぐっときます。
江戸川乱歩賞をとった東京ダモイもよかったですけど
この作品もよかったです。
思い出探偵 (PHP文芸文庫)Amazon書評・レビュー:思い出探偵 (PHP文芸文庫)より
4569679382
No.3:
(5pt)

心温まるミステリーです

思い出探偵社、その名前だけで十分ですね。主人公は息子を亡くし、妻との関係もおかしくなる元探偵なのですが、そういう過去を持つ人だからこそ、といった思考が、ひじょうに心にぐっときます。江戸川乱歩賞をとった東京ダモイもよかったですけどこの作品もよかったです。
思い出探偵Amazon書評・レビュー:思い出探偵より
4569704840
No.2:
(5pt)

思いやりと真心の「思い出探偵」

誰にかにとってのかけがえのない思い出。
それにかかわる「もの」「ひと」、そして「こと」を探す手伝いをする思い出探偵。

思い出は時として心の支えになることもあれば、その人のすべてを壊してしまうもろ刃の剣になることもある。
でも、その思い出がどちらに転がるにしても、その人の生きた証に違いない。
調査していくうちに、その思い出が依頼者の思っていたような美しいものじゃないとわかる場合もある。
それでも、この探偵社の面々は誠実に対応し、決してきれいごとで済ませない。
その真面目さはそれぞれに何かを秘めている真心のあるスタッフだからできること。
他人の思い出にかかわりながら踏み込むこともなく、
探偵社の人々が思い出と依頼者に対する距離の取り方に思いやりを感じました。

結末をキチンと描かずに、読者の想像にまかせるあたりで余韻を残してくれる。
これは著者の思いやり?この気配りもいいなぁ。

ハートフルな作品の流れが急に緊迫する場面あり、そこは雰囲気が壊れたなと思ったけど作品としては必要不可欠な場面だから仕方ない。
☆は4つにしようか迷ったけど、今後への期待も込めて5つ!
第二章の「鶴を折る女」の美しいラストには思わず涙(/_;)
まったく知らなかった作家、たまたま手にした本だけど思いがけず素敵な作品に出会えました。
思い出探偵 (PHP文芸文庫)Amazon書評・レビュー:思い出探偵 (PHP文芸文庫)より
4569679382



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