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思い出探偵
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思い出探偵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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著者の思い入ればかり感傷的に書かれていて、まったくつまらない。説得力ゼロの駄作。 | ||||
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依頼人の『思い出』を探し出す『思い出探偵社』の発想が面白い。物語の中のミステリーの要素も良いのだが、依頼人の人生の機微の描き方にも面白さがある。 思い出探偵社の実相浩二郎をはじめとする探偵の面々が己れの過去と闘いながら、依頼人の思い出を探し出すのだ。 物語は四章から成り、それぞれの依頼人が思い出探偵社に思い出探しを依頼する。僅かな手掛かりから遠い過去の思い出を探し出す探偵の活躍が興味深い。第三章だけは異質で、サスペンス色が濃くなる。 『東京ダモイ』『屈指光』と何故かこの作者の作品には度々、岩手県が登場するのだが、この作品にも南部杜氏で有名な石鳥谷、奥州市が登場する。作者の鏑木蓮さんは岩手県にゆかりがあるのだろうか。今のところ、自分にはこれが一番のミステリーである。 | ||||
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思い出探偵社、その名前だけで十分ですね。 主人公は息子を亡くし、妻との関係もおかしくなる元探偵なのですが、 そういう過去を持つ人だからこそ、といった思考が、ひじょうに心にぐっときます。 江戸川乱歩賞をとった東京ダモイもよかったですけど この作品もよかったです。 | ||||
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思い出探偵社、その名前だけで十分ですね。主人公は息子を亡くし、妻との関係もおかしくなる元探偵なのですが、そういう過去を持つ人だからこそ、といった思考が、ひじょうに心にぐっときます。江戸川乱歩賞をとった東京ダモイもよかったですけどこの作品もよかったです。 | ||||
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誰にかにとってのかけがえのない思い出。 それにかかわる「もの」「ひと」、そして「こと」を探す手伝いをする思い出探偵。 思い出は時として心の支えになることもあれば、その人のすべてを壊してしまうもろ刃の剣になることもある。 でも、その思い出がどちらに転がるにしても、その人の生きた証に違いない。 調査していくうちに、その思い出が依頼者の思っていたような美しいものじゃないとわかる場合もある。 それでも、この探偵社の面々は誠実に対応し、決してきれいごとで済ませない。 その真面目さはそれぞれに何かを秘めている真心のあるスタッフだからできること。 他人の思い出にかかわりながら踏み込むこともなく、 探偵社の人々が思い出と依頼者に対する距離の取り方に思いやりを感じました。 結末をキチンと描かずに、読者の想像にまかせるあたりで余韻を残してくれる。 これは著者の思いやり?この気配りもいいなぁ。 ハートフルな作品の流れが急に緊迫する場面あり、そこは雰囲気が壊れたなと思ったけど作品としては必要不可欠な場面だから仕方ない。 ☆は4つにしようか迷ったけど、今後への期待も込めて5つ! 第二章の「鶴を折る女」の美しいラストには思わず涙(/_;) まったく知らなかった作家、たまたま手にした本だけど思いがけず素敵な作品に出会えました。 | ||||
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誰にかにとってのかけがえのない思い出。 それにかかわる「もの」「ひと」、そして「こと」を探す手伝いをする思い出探偵。 思い出は時として心の支えになることもあれば、その人のすべてを壊してしまうもろ刃の剣になることもある。 でも、その思い出がどちらに転がるにしても、その人の生きた証に違いない。 調査していくうちに、その思い出が依頼者の思っていたような美しいものじゃないとわかる場合もある。 それでも、この探偵社の面々は誠実に対応し、決してきれいごとで済ませない。 その真面目さはそれぞれに何かを秘めている真心のあるスタッフだからできること。 他人の思い出にかかわりながら踏み込むこともなく、 探偵社の人々が思い出と依頼者に対する距離の取り方に思いやりを感じました。 結末をキチンと描かずに、読者の想像にまかせるあたりで余韻を残してくれる。 これは著者の思いやり?この気配りもいいなぁ。 ハートフルな作品の流れが急に緊迫する場面あり、そこは雰囲気が壊れたなと思ったけど作品としては必要不可欠な場面だから仕方ない。 ☆は4つにしようか迷ったけど、今後への期待も込めて5つ! 第二章の「鶴を折る女」の美しいラストには思わず涙(/_;) まったく知らなかった作家、たまたま手にした本だけど思いがけず素敵な作品に出会えました。 | ||||
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