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最後のトリック
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最後のトリックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全113件 1~20 1/6ページ
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マジで犯人は私でした ちょっとトリックに納得のいかない部分もあるかもしれないけど、それでも発想がすごいと思った 是非とも読んでみてください | ||||
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いい | ||||
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なかなか読み進めることができなかった。疲れました。最後は、そう来たかと納得したけれど、それほどの驚きはなかった。 | ||||
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こんなもんかなって感じであんまり期待しない方がいいです。 | ||||
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読み進めるうちに犯人にさせられそうだ、という“不安”が募って、途中で読むのをやめようかと思った瞬間が何度かあった。やっぱ犯人になりたくないなあ、と。なんとか最後まで読み、犯人には“なった”と言っておきましょう。その点は恐れていたよりは読後感は悪くはありません。 トリックとして、ということを評価するには、肩の力を抜いて読んでいたので、あまり意見はありません。 ただ、手紙の主と、その周りの人について、もやもやしています。 私はアガサ・クリスティーが好きで、その人物描写は何度読んでも面白い、と感じるのですが、その作品の中に「杉の柩」という、メロドラマの印象の強い作品があります。なんだかそのラストを思い出していました。 以下ネタバレです。 手紙の主と関係してる人としては、語り手である作家。カルロス。妻。幼少期の思い出を綴った文章に出てくる少女、恵利佳。がいる。そこはミステリーらしく、匂わせていたのかもしれませんが、作家が実は恵利佳なのか?と思いながら読んだり、保険外交員が恵利佳なのか?と思ったり。手紙の主が、書き手なのだろうか?と思いつつ、叙述トリックとしてもそれはなさそうだ、と思い直したり。 そのどれでもなく、覚書にあったように、また果たせなかった夢としての恵利佳、の描写、亡くなった際の事故の描写にも、不可解で不気味なものを感じている。ちょっとわけのわからないどろっとした感情を思わせる。 最後の手紙で、あれだけ、思慕を寄せていた恵利佳は、見つけられなかった星として片付けて、ほんとに愛する妻と子を守れた、というのがこの小説で、トリックを利用して言いたかったストーリーなのだろうか。それは美しい話なのだろうか。 また、1日加入日がズレていて、保険金を家族に残せなかったおじいさんの話が、手紙ではない箇所に出てきますが、最後の手紙には、そのおじいさんでないものの、保険金を家族に残そうとして失敗した人を犬死にと書いてある。そこまで言う必要があるのだろうか。 レビューを寄せてるひとたちには、こんな特殊能力はどうなのだ、ということを批判してるけど、ひとり、こんな方がいた。つまり、SNS炎上で読者が犯人になることがある、と。これは社会批判であり批評であって、とても面白い視点だ。 手紙に出てきた、、、作文をみんなの前で駄文として読み上げた女教師。この人物のくだりも気になるところだ。その女教師のことを糾弾したかったのだろう。人に心の内を晒されること≒殺されることの暗喩なのかもしれない。 特殊能力と言ってるけど、繊細な人間が無自覚な読者やSNSのフォロワーによって傷つけられることを、言いたかったのだろうか。 ひょっとしたら、手紙の主にとって過去の女たちへの、鬱屈とした感情を、晒すことが目的だったんだろうか。最後の手紙を読めば、気持ちは救われる、と書いてるけど、読めば読むほど、この手紙の主の不遇への恨みに付き合わされたことが後味悪いだけだ。 作家いや、作者のねらいはそこにあるのか。 姉妹の超能力みたいなトリックで、なにかを訴えてるんじゃないかとすら思う。 あやしく感じている。これも作者にまんまとやられているとは言える。 | ||||
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4年生の娘が欲しがって購入しましたが、 まだ難しいようです。 | ||||
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読者が殺人犯にどうやってなるのかというネタありきの作品なのに、オチは被害者が特異体質であるというもの。 今まで読んだ中で1番酷い。 | ||||
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殺人者は香坂の体質を知って文章を掲載した主人公じゃないかな。それに超心理学を持ち出さないと成立しない。しかも文章を読まれるとダメージを受けるとは、チャレンジングではあるが、全てが結論ありきで進んで行き、途中の謎、登場話を回収する程の、結末では無かった。いやいや無理無理って感じ。 | ||||
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高校生ビブリオバトルの映像が面白すぎて期待値が高すぎたのかも。 | ||||
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私はミステリーが好きで、たまたま行った本屋の文庫ランキングで1位、ましてや殺人犯の気分が味わえる本、と紹介されていたので即購入した。 一体どんなトリックなのかワクワクしながら読み始めた。 文中にもあるように、私自身も「読者が犯人」というトリックなんてあり得ないと思っているひとりだったので、もし本当に本を閉じた後に私が犯人だ、と思うことができるのならば、これは新時代の幕開けではないか。 文庫ランキングで1位、24万人が驚愕という帯の記載があるものだから、私も必ず殺人犯の気分が味わえるのだろう、と大きな期待をしていた。 しかし、本の半分を過ぎても人が死ぬことはなく、まだか?と正直物足りない気持ちだった。 終盤につれてようやく前半と中盤の謎が解けていき、面白くなっていった。後数ページでどうやって私を殺人犯にしてくれるのか期待していたが、私にとってはやはり物足りない結末だった。 この本は、読者を犯人に仕立てあげるトリックを使い、読者全員が犯人だと宣伝しているので、あながち間違ってはいない。 しかし、私は殺人犯の気分を味わうどころか本を閉じて私が犯人だ、と落胆することはできなかった。 最後に、このレビューを書いて感じたことがある。 私は殺人犯の気分を味わうためにこの本を手に取った、ということ。 少なからず私と同じ気持ちでこの本を手に取った方もいることだろう。 あなたも私も、本心で殺人犯の気分を味わいたい、と思っているのかもしれない。 それがこの本を読み終えて一番怖いと感じた。 | ||||
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満足しています | ||||
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読む価値ゼロ、いや、マイナス。 納得感など微塵もない。ひどすぎる。まったくもってトリックではない。こじつけであり、空想であり、読者をバカにしている。 | ||||
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本格的な推理小説で読者が犯人とする話かと思ったが全くそんな事はなくトリックが酷すぎる上にこれミステリーなの?古典的なミステリーが好きでトリックに力を入れてそうで惹かれたが読み終わって「は?」という言葉しか出なかった。 | ||||
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描きたいことはわかるけど、わかるからこそ読んでて腹が立ってしまう…。作者もメタネタで最大限楽しんでいるんだろうな、というのは伝わってくる作品でした。作者の作品を全部読んでおきたい程のファンであれば読む意義はあるかも。 作中の有馬の辛口感想には「そこまで言わなくても…」と思いながら読み進めていましたが、読後には完全同意してしまうのは、皮肉なのかそれともそれすら予防線なのか、と思ってしまいます。 1番残念だったのは、後半のしつこい答え合わせ描写でしょうか。こういう作品は「そうだったのか!読み直したい!」と思わせる所がキモだと思いますが、「賢明な読者諸君は既にお気づきだろうが」と予防線を張りながら為されていく伏線の解説には胸焼けがしてしまい、とても読み直す気にはなれませんでした。ダメ押しが小説媒体の時間差に対する言い訳です。この作品のトリックを成立させる上で最も肝心な所が数行のこじつけで誤魔化されている。 メタネタも意欲作であるとは捉えられますが、正直そこそこ使い古された手法です。それを超えて「面白い!」と思わせてくれる何かがありませんでした。もっと短くさっくりまとめて、作者の短編集のような物に収められていれば楽しめたかも。 読むんじゃなかった、とは言いませんが、人に薦めようとも思いません。本屋で定価で買いましたが、Amazonで1円になっているのを見た時は、脱力するとともにさもありなんと言う気持ちになりました。よい勉強になりました。 しかし小説に対して初めてこんなに熱く辛辣なレビューを書きたい衝動にかられた事は事実であり、そう言った意味では十分楽しませていただいたのかなと思います。 | ||||
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※ネタバレあり ずっと前タイトルに惹かれて購入したが、中程まで読んで全くストーリーに入り込めず読むのをやめていた本。 基本購入した本は最後まで頑張って読まないと気持ち悪いので、年単位の時を置いてなんとか読了しました。 本書の最大の売りである「読者が犯人」という結末であるけど正直残念というしかなかった。 少なくとも近年の優れたミステリーでは読了後に「やられた!」とか「そういうことだったのか!」というような気分にさせられるものであるが、本書に関しては「うーん」という感想しか持てない。 本文中でも、誰が読んでも「犯人はぼくだ」と思えるものでなければならないとか大口叩いているのに、そうなっていないのは滑稽と言う他ない。 そもそも人に文を見られると身体に異常をきたす特異体質とか都合のいい病を創作してトリックだ!とか言われてもね。 しかも結末に至る前にその特異体質が文中に揶揄されていれば、読み進めれば死んでしまうとわかっているのに読んでしまった…殺したのは僕だ、というのが成立するけど、後出しで実はこういう体質だったのですとか言われても「はあ?」とかしか思わない。 大体どう見てもこの誠一とかいう奴の保険金目当ての自殺だし、もっと言うなら読者へ犯人をなすりつける前に、死ぬと判ってて文章を掲載したこの主人公の方が余程犯人に近いだろう。 ナイフで人が刺されてるのに刺した犯人よりも、人が刺される可能性があるのにナイフを製造したとか言って製造者を告発してるようなもの。 これだけでも十分駄作なのであるが、これが駄作中の駄作である所以は、実は…とかいう説明が多すぎること。改めて実はなになにでしたとか説明しないと読者に伝わらないというのは、技量不足としか思えない。しかも読者はもうお分かりだと思うがとか、ちょくちょく挑発してくるのが腹立たしい。構成がお粗末過ぎてわかんねぇよと言ってやりたい。 科学実験もパートも学問としては興味をそそられたけど、特に伏線というわけでもなくあんなにダラダラ書く必要があるのかといいたい。 あと夫婦間の会話で出てくる入院したとかいう同じアパートの少年というのは何だったのだろう。伏線を張っておいて回収しないというのはミステリー作家として一番やっちゃいけない気がずるのだが…… とにかく満足度の極めて低い小説でした。 | ||||
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途中まではワクワクさせられましたが後半辺りから雲行きが怪しくなってきて最後の後味が最悪とまでは言わなかったですがスッキリはしませんでした。まぁ、帯と少年のビブリアバトルを見て期待が高すぎたんでしょう。 | ||||
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「読者が犯人」という難攻不落のテーマに挑んだ作品ということで、訝しく思いながらも手に取りましたが結果的に楽しく読めました。 トリックについては一部強引さを感じる点もありましたが、全体的には「あーなるほど」と感心できるレベルの内容であり、最後の語りに向けて伏線がしっかり組み立てられています。 いまひとつ評価が伸びないのは、ぶち上げたテーマのハードルが高過ぎたからかと思いますが、個人的には人に薦めたいお気に入りの一冊となりました。 | ||||
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題名に惹かれて買いました、スラスラと読めました。辛辣なレビューが多いですが、その方たちは本当に犯人になることを期待したんだと思います。もちろん私もこの本を読んだ後には自分が犯人だと思いましたが、あくまでもこの本の中で犯人になったのです。現実で犯人になったらたまったもんじゃありません。しかし現実で犯人になっていないならやっぱり犯人は読者じゃないじゃないかと言われると思いますが、わたしは確かに読み終わった後犯人は私だと思ったのです。上手く説明できませんが、面白い作品だと思います。 | ||||
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110円で買いましたがそれでも後悔したレベル... トリックその物のトンデモ感は言わずもがな、展開がだるくてだるくて... ハラハラドキドキの欠片もありませんでした。 | ||||
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読者が犯人というミステリの最難関に挑んだ作品。途中、ストーリーの筋と関係ない研究者のうんちく披露が長々あったが、それも一応伏線のひとつだったのでしょうがないと思うし、それなりに楽しめた。 レビューの中には「ノックスの十戒に反してる」と書いている人もいるが、そもそも読者が犯人というメタなオチに挑戦する以上、ノックスの十戒に反しなければならないのは当然だろう。あまりにお門違いの非難だ。それを根拠に否定するならクリスティもだめ?読者が心を広く持たないと新しいアイデアは生まれない。 他にもレビューで駄作であるとか卑怯であるとか色々あるので、読むのを躊躇される読者も多いだろう。少し短気であったり、本格ミステリの原理主義者ではたしかにそう思われるかもしれない。ただ、新しいものを受け入れる度量のあるミステリファンは手を取っていただきたい。意欲作であることは間違いない。 ただ、難癖をつけるならダラダラと無駄な部分が多い。3分の2の分量で十分描き切れたのではないかという冗長な部分が散見されるのは認めざる得ない。 なので、星は四つ。 | ||||
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