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死のドレスを花婿に
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死のドレスを花婿にの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全55件 41~55 3/3ページ
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好き嫌いが別れるイヤミスと言われる「その女アレックス」。 インパクトの強い作品でした。 その前に書かれた本作。 まあ、これでもかというくらいに、次から次えと出てくる嫌がらせ。 よくここまで出せたものだと感心することしきり。 こちらはサイコというより、心理的要素の強い作品。 母に取り憑かれた男性が起こす、腹いせの復讐劇。 前半は特に重く、暗く、読む手がとまりそうでししたが、 止められないストーリーテラー。 アレックスも好きですが、こちらもインパクトある作品。 タイトルの意味が最後になって理解出来ました。 デビュー作が10月に刊行されるようなので、そちらも楽しみ。 | ||||
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買ってみました。 さくさく読めて、楽しい本でしたよ。 途中で、筋が読めてしまったのが 残念でしたが。 娯楽本としては、よいと思いました。 所々、変な日本語の翻訳がちょいと 鬱陶しかったですかね。 | ||||
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途中から、お前は幽霊か?とつっこみたくなるような非現実的な独白が長々と続くようになります。フランツ、という章を立ち読みしてから買うかどうか決めたほうがいいと思います。自分は途中で読むのをやめました。 | ||||
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その女アレックスの原点というのがわかっているので ある意味ネタバレなのが残念ですが それでもやはりぐいぐいと引きこまれて一気読みでした。 なんか場面が目に浮かぶというか まさしくサスペンス映画の世界とというか でも、荒唐無稽ではなく あ、やろうとおもえばできるかも?ってのが 怖いですよ しかしストーカーというにはあまりにもすごいです 人を操るというかその女アレックスの原点というのがわかっているので ある意味ネタバレなのが残念ですが それでもやはりぐいぐいと引きこまれて一気読みでした。 なんか場面が目に浮かぶというか まさしくサスペンス映画の世界とというか でも、荒唐無稽ではなく あ、やろうとおもえばできるかも?ってのが 怖いですよ しかしストーカーというにはあまりにもすごいです 人を操るというか人の心を操るというのは 案外簡単なのかもな?と思ってもみたり とにかく面白かったですよというのは 案外簡単なのかもな?と思ってもみたり とにかく面白かったですよ 2015.99 | ||||
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もう終わったか、もう終わったかと読み進めていくのに最後の最後までどうなるかわからない展開。どんどんおもしろくなっていくので途中で本を置くのがとても難しかったです。フランスに関して全く興味がないのですが、初めてフランス語を理解したくなりました。 | ||||
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奇想天外とまではいかないけれど、常人では考え付かない視点で話が進む。 | ||||
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読み進むうちに回りを警戒したり誰かが追ってきていないか振り返ったりしてしまうくらい怖い。自分のパソコンに誰か知らない人がログインしてたら…メールや仕事のデータを勝手に改ざんされてたら…。後半は眠るのを忘れて一気に読みました。恐ろしかったので。 | ||||
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翻訳小説が苦手でしたが、友人の勧めで『その女アレックス』を読み、 大変読みやすく面白かったのでこちらも読んでみました。 各章ごとに真実と思って読み進めたモノをひっくり返されて 『え?』『え?』と先が読みたくなり サクサク読めてしまうのはアレックスと 同じでした! そういう大まかな作りはまぁ…酷似しています。この作者さんの技法ですかね。 嫌いでは無いです。 が内容の進み方が…外国舞台の話だから そう感じるのかもですが、おおざっぱ。 大胆?大味?なんだか無理矢理。 まだアレックスの方が丁寧に書き込まれてたかなぁ…という気もします。 ひっくり返し方もこれはちょっと 『う〜ん…』な感じ(笑) アレックスを読まれた方は多分物足りなく感じるのでは無いでしょうか。 | ||||
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引き込まれてしまいました。その女アレックスより好きかもしれません。ちょっと表現はグロいかな…とも思ったけれど。 | ||||
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アマゾンからレビューを書いたらと提案されたので、初めてとのことだが、この小説に惚れ込んだので書いてみる。 いつもの癖で「あとがき」から読んだ。ちょっとした創作ノートがあって、ヒチコックの映画手法を使ってみたとある。どうやってそんなテクニックを小説に活かせるのか興味が湧いた。結論から言うと、見事な著者の腕前に唸らされた。確かに「その女アレックス」のプロトタイプであり、もっとシンプルだが(2009年)、私にはこっちの方の刺激がちょうどよかったと思っている。鳥肌が立つような文章力と優れた訳文、これは戦慄ものです。フランス最高のゴンクール文学大賞に輝いたピエール・ルメートルの未来をすでに感じさせています。「シャポー、ムッシュー・ルメートル(大先生)!」と言うんでしたね。 | ||||
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セバスチャン・ジャプリゾ「シンデレラの罠」と同様の意匠を通常の警察小説の体裁で成し遂げた傑作「その女アレックス」には本当に感心した。本作は「その女アレックス」以前に執筆された作品で、構成に工夫は凝らしてはあるものの、「その女アレックス」程の衝撃は受けなかった。全体は四部構成。ヒロインはソフィーという女性で、第一部は連続殺人犯として追われるソフィーの姿がマーガレット・ミラー風に描かれる。 問題は第二部で、フランツという男の視点で描かれる(各部毎に視座を変える所は「その女アレックス」の原型か)のだが、これが興醒め。リチャード・ハル「叔母殺人事件」の様な体裁の記述形式なのだが、この記述によって、何故第一部がマーガレット・ミラー風なのか、作品全体を通底する動機は何か、といった事が明白になってしまう。種明かしのパートになってしまっているのである。この後、第三部、第四部と続くのだが、「余程のドンデン返しがないとなぁ~」と思って読み進めると、何と、アイラ・レヴィン「死の接吻」風の展開。(執筆時点の)既存の作品構成や作風を組み合わせただけで、作者のオリジナリティを感じなかった。自身の作風を創造するために試行錯誤している感がある。 また、ソフィーは(アレックス程ではないが)強い女なのだが、何時ソフィーが真相に気付いたのか記述に齟齬がある様に映った。第一部を読むと、既にソフィーがある計画を立てている様に映るし、第三部を読むと、そこで初めて気付いた様に映る。冒頭から強い意志を持っていたとしたら、「その女アレックス」に近い印象となり、その意味で、本作は「その女アレックス」のプロトタイプと言えるかも知れない。「その女アレックス」に興味を持たれた方には、作者を知るという意味において、お薦めかも知れない。 | ||||
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『その女アレックス』に勝るとも劣らない面白さの傑作サスペンス。そして、またしても驚愕の展開にど肝を抜かれた。 主人公のソフィーは幸せな結婚生活から一転、奈落の底に突き落とされ、不本意な生活を送っていたが、さらなる不幸な事件に巻き込まれていく。これが第1章の『ソフィー』で、第2章の『フランツ』ではあり得ない展開が待ち受ける。そして、第3章の『フランツとソフィー』、第4章の『ソフィーとフランツ』と章が進むにつれ、次第に真相が見えて来る。 第3章と第4章のタイトルが物語の展開の伏線になっているのだが、これ以上は読んでのお楽しみ。少し、ヒントを出すとしたら、『その女アレックス』の逆パターンといったところだろうか。 | ||||
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止まらなかった!!どうなるのよ、ソフィー!!と夢中になって読み進めてしまった。視点を変えて語られる構成が絶妙で、してやられた。同じ著者の『その女アレックス』が物凄く面白かったので読んだのだが、当たりだった。この著者の本をもっともっと読みたいのだが!! | ||||
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物語の初めのヒロインを取り巻く描写はドキドキしますが、その後に大きな展開もなくダラダラと終わってしまった。結末がお粗末すぎる。 | ||||
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50代で遅咲きの作家デビューを果したフランス・ミステリー界期待の新鋭ルメートルの本邦初紹介となる今話題の長編第二作です。本書には著者がヒッチコックの世界を意識して書いたと言うだけあって、冒頭からノスタルジーを呼び起こす懐かしい異常心理サスペンスの香りが濃厚に漂っています。 二十代後半でベビーシッターとして働くヒロインのソフィーは何やら訳ありの雰囲気で自分の過去を封印して生きている。自分は長い間ずっと頭がおかしいのだと自覚している彼女は、暫らくは幼い男の子レオの子守りをして順調に暮らしていたが、最近になって徐々に不安な気持ちが忍び寄る気配を感じ出す。そして、ある朝遂に戦慄と狂気の事件が幕を開け、彼女は一転して慌しい逃亡生活へと突入するのだった。 第1部ソフィーの章で一番印象的なのは、きっと誰もが古典的な恐怖映画で見た記憶がありそうなお馴染みの名場面、深い眠りから目覚めるとおぞましい死体が転がっていて、自分も血まみれだったりするという相当にショッキングな状況です。しかし第2部フランツの章に入るとすぐに謎は解明されてしまい早くも事件の全貌が見えて来ます。ここまで来ると著者の狙いが複雑な謎解きパズルにはなく、人間の暗く偏執狂的な異常心理をこれでもかと徹底的に描く事にあるのだと解って来て、読者は執拗な細部の描写にぞっと震えるような戦慄を覚えながら、結末は一体どうなるのかという興味に引き摺られて最後まで一気読みしてしまうでしょう。本作は著者が「異常ではあっても、非合理ではないように」とリアリティーを重視する姿勢を貫いた為に、意外性の面では不十分に思いましたのでもう少し捻りがあれば更に良かったなと惜しまれます。解説に書かれた情報によりますとデビュー作も本書に負けない位に面白そうですので一刻も早い紹介を望むと共に、まだまだこれから先が楽しみな著者の活躍に大いに期待したいと思います。 | ||||
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