■スポンサードリンク
死のドレスを花婿に
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
死のドレスを花婿にの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全55件 21~40 2/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んでいて心地よいミステリーではなかったですが、今までに無い衝撃を受けました。あそこまでソフィを追いつめる動機が理解できません。それにしても、あの筋立ては凄過ぎ。登場人物が全員ただ者ではなかった。最後まで気を抜かずに読んでください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
動機と犯罪内容が釣り合わないのはミステリ小説にありがちなことではあるが、この小説は後半で犯罪者の行動が延々と描かれる。その粘着性と内容が耐えがたく、途中でやめたくなる。そこを耐えて読んでも、動機は結局曖昧で、逆恨みとしか言いようがない。被害者の反撃の仕方も納得が行かない。結果として、えぐい犯罪行為を長々と読まされただけ、ということになる。 「その女アレックス」における犯罪描写が後で持つ意味がある種爽快なのは、動機と犯罪とが釣り合っているからなのだとわかる。しかしそれでも前半描写は理に適っていなかった。この作者は嗜虐的な場面を書くのが好きなのだろうなと思い知らされ、もう読むのはやめようと思わされた一作。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
殺人に、逃亡。そんな普通のサスペンスではない!読み進めるうちにに怖くなり、余りにも怖くて、つい読む手を休めてしまう事もあったくらい。惨忍な描写があって怖いのではなく、良く書かれたストーリーに引き込まれ恐怖が生まれるのです。ますますピエーヌさんの作品が好きになりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白くて一気に読めました ただ「悲しみのイレーヌ」もそうですが、日本語の題名にひねりが欲しい | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アレックス、イレーヌときて本作。既刊の中ではこれが一番古い作品になるのかな。デビュー作ということもあって前二作に比べると少しパンチが弱い気もしたが、中盤から加速度的に読ませる力はやはりアレックス・イレーヌの作者だなといった感じ。 作品の方向性というか全体像がなかなか掴めない序盤は正直退屈でしたが、徐々にどういう話かわかってくる中盤から目が離せなくなる。直接対峙することなく、じわじわと相手を絡めとって貶めていく過程がまさにサイコホラーといった感じで恐ろしい。 そしてイレーヌの時といいタイトルでネタバレするのはこの作家のお約束みたいなものなのか。中盤まで読めばタイトルで今後のおおよその展開が察せてしまいます。まるで映画のようにその場のシーンが思い浮かぶラストの一連の流れが素晴らしかっただけに惜しい。 差し引き☆3.5。読み手に「ありそう」と思わせるギリギリのラインを描いている良質のサイコホラー小説だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「その女アレックス」、「悲しみのイレーヌ」の後に読んだ。シリーズものではなく、これは一話で完結。4部構成だかどんでん返しの連続である。マザコン男性のフランツには、辟易させられるが、それは著者の狙いどおり。ハッピーエンドなのは、「悲しみのイレーヌ」の反動か?プロットの卓抜さに舌をまく一冊。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中村文則氏と作風が同じと言われている、ピエール・ルメートルの本を、「悲しみのイレーヌ」、「その女アレックス」に続いて読んだ。 細かく述べると、これから読む読書の障害になるので難しいが、次のようなことが私の書評である。 面白かったが、筋書きが粗いと思った。それはどうしてかと言うと、女主人公が日に日に自己嫌悪やうつ病に陥っていくまでの段階を描くにおいて、その原因を思わせるような伏線が少しもなかったからである。着想は斬新で、人をして驚かせ、愕然とさせる手法はさすがであるが、その辺にもう少し工夫をして、女主人公が落ちていくまでの背景の中で、後から読者が、「ああ、あの時のことか」と思わせるような情景をそれとなく描写しておいてくれておいたなら、もっとよかったのに、と思ったのだった。 もう一つ、個人的な好みを述べると、おどろおどろしくて、人格や人としての生き様を否定するようなこの筋書きには辟易した。しかし、小説としての面白味はあるので、この書評だけで読むのを止めない方がいい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
吐き気を催すような気持ち悪い作品です。 しかしストーリーがしっかりして、 面白い。 えぐいでは済まされない内容だが グイグイと吸い寄せるものがあり、 楽しめました。 異次元の気持ち悪さです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とにかく読み応えがあります。いかにして、彼女はこの不可能と思える泥沼から脱室できるのか。 彼女の考えた脱室方法とは。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かった、投稿者の意見を参考に「その女アレックス」の前に読みましたストーリーの区切りも、展開のテンポも良く、第三者により精神を破壊される・・・怖いー作品、ドキドキしながらも一気に読みあげれました。次に「その女アレックス」を読むのが楽しみ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日々豊富な情報に接する現代の経験豊かな社会人や警察機構が、作者の思惑のまま何年もの間まともなアクションを取らず、思慮の浅い一人の男に操られ、殺人を放置する 主人公は作者に都合の良い所だけ警察を何年も欺き続ける程に狡猾で、都合の悪い所は無知蒙昧で支離滅裂である | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もう少しスピードが一定ならいいのに。 途中からだらけてしまう。 初めの少しスリリングでハイな感じを最後まで感じたかった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本を読んでいるとき、何かほかの作品が頭によぎりました。 それはS・キングの「ミザリー」です。 そのミザリー的なものが、この本を読んでいるとふつふつと精神に湧き上がってきました。 この残虐さ、なんでしょう!?他のレビューアーが指摘する通り、すこし非現実なところはありますが、しかしながら、犯人の緻密な犯罪性に満ちた行為はミザリーばりですね。 先の展開が気になって、病的に読み進めてしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
その女アレックスを読んで読みたくなって購入しました。 入り込んで読みました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「その女、アレックス」の作者の著書で、小柄な刑事が登場しない始めの作品です。 とにかく面白いので一気に読めます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「その女アレックス」→「悲しみのイレーヌ」→「死のドレスを花婿に」の順番で読みました。 アレックスとイレーヌは、めっちゃくちゃ楽しませてもらったのですが、こちらはダメでした・・・。 私にとってピエールルメートル氏は、かなり当たりハズレの大きい作家さんのようです。 おそらく、アレックスとイレーヌはミステリー色が強いのに対して、こちらはソフィーの人生経路を辿る物語で、ミステリー色が薄いからだと思います。 悪意に満ちてるというか、なんだか暗い雰囲気が強すぎてグラグラしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いわゆるどんでん返しモノといっていい。ベン・アフレックの映画『ゴーンガール』を楽しんで見た方なら、きっと面白いのではないかと思う。ただ私は、どんでん返しそのものよりも、主人公のソフィーに起こる大小の「おかしなこと」の積み重ねが、最後には立派な狂気を生むその過程を描く上手さに魅せられた。「絶対ここにしまったはずのものがない」「間違いなく予約したレストランの予約日時がズレている」「仕事で犯すはずのないミスが起きる」そしてとうとう「記憶がないのに、起きたら目の前に死体がある」じわじわとこみあげる「自分は狂ったのだろうか」という不安。 人の執念や悪意が、もはや悪気がないように見えるほど「当たり前のこと」にまで肥大化してターゲットをむしばむ様子は、胸が悪くなるほどリアル。個人的には『その女アレックス』のほうが小説として華やか(という表現が適切かはともかく)で好きだったが、こちらも3日で読むくらい面白かった。最後にこれはじゃっかんネタバレにつながりうるコメントだが・・・・・ソフィーのお父さん、ナイスです。このオチは好きでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初の「ソフィー」の章を読んでいるときは、錯乱していく女性の話かと思いつつ、ちょっと退屈とか思っていたけれど、次の「フランク」の章に入って、「ええっ、そうだったの」という感じで、物語がまったく別のものになった。 この点は『その女アレックス』に似ているけれど、章が変わるたびに逆転が起きるのは本作の方が上。 最期まで読者に予想させないのはお見事です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
の文庫化。 アレックスの二転、三転する物語に翻弄されたものには、外せない一冊、さらにアレックスで大活躍の史上最低身長警部の続編もやってくる。 それまでにかたずけねばならない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ずば抜けて頭のいい2人の真剣な頭脳戦、神経戦が楽しめる小説です。 物語は「その女、アレックス」と同様にいきなり始まります。 記憶の混乱する主人公とシンクロできる作りになっているのが非常に面白いです。 2章になるとうって変わってサイコキラーの異常な思考と行動がひたすら展開されます。 ストーリーやキャラクターに新味はありませんが、文章や展開には物語に引き込まれる力を強く感じました。 サイコキラーの異常性を散々強調したわりにはラストはあっさり気味でしたが、一方で人間の強さと弱さをうまく表現したとも言えます。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!