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ハピネス
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ハピネスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全126件 61~80 4/7ページ
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雑誌連載なので、しかたがないし、雑誌のイメージから想像できそうな・・。 内容はよくあるママ同士の いざこざ・・・みんな独身時代はこんな主婦には なりたくない!!って思っているけど、自分だけの繋がりでなく我が子がらみ だから・・・面倒になる。 美容院などで読むにたりる一冊。 桐野夏生さんは、もっと深い一冊がある! | ||||
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現実にありそうな、都会のママ友 の話でした。 個々それぞれいろんなことがあるなと思いました。 あまり本が好きではない私でしたが、いっきに読んでしまいました。 | ||||
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一気に読んだ。 大都会独特のママ事情だろう。 5人のママ友たちそれぞれが、一生懸命生きている。 お受験期を過ぎてみれば、それもまた懐かしくバカバカしくて、でも愛おしい。 | ||||
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連載が面白かったのに、結末が大きく変わっていて残念でした。 辻褄が色々合わなくなったとも思います。 VERYの結末にして欲しい! | ||||
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欠かさず読んでいる桐野さんの長編小説です。 今回はママ友がテーマ 良くありがちなテーマですが、そこは桐野さん ママ友メンバーの人物描写も巧みで、主人公の有紗、いぶママ、芽玖ママ、真恋ママ、美雨ママが 実際に存在しているかの様な錯覚に陥ります。 ママ友に限らず、女性がつく嘘、妬み、嫉妬等の感情が要所要所に表れ改めて女性の怖さも感じます。 リアリティに溢れていますが、実際はこの小説に出て来るより更に上を行くママ友もいました。 この小説では虚栄心からの嘘が多いけれど、実際のママ友の世界では 相手を嵌める、陥れる嘘を付く人が信じられないくらい多いです。 それを思えば、まだまだ物足りなさが残る作品かも知れません。 桐野さんの作品にしてはややパンチが足りなかった様な気がします。 | ||||
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欠かさず読んでいる桐野さんの長編小説です。 今回はママ友がテーマ 良くありがちなテーマですが、そこは桐野さん ママ友メンバーの人物描写も巧みで、主人公の有紗、いぶママ、芽玖ママ、真恋ママ、美雨ママが 実際に存在しているかの様な錯覚に陥ります。 ママ友に限らず、女性がつく嘘、妬み、嫉妬等の感情が要所要所に表れ改めて女性の怖さも感じます。 リアリティに溢れていますが、実際はこの小説に出て来るより更に上を行くママ友もいました。 この小説では虚栄心からの嘘が多いけれど、実際のママ友の世界では、相手を嵌める、陥れる嘘を付く人が信じられないくらい多いです。 それを思えば、まだまだ物足りなさが残る作品かも知れません。 桐野さんの作品にしてはややパンチが足りなかった様な気がします。 | ||||
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欠かさず読んでいる桐野さんの長編小説です。 今回はママ友がテーマ 良くありがちなテーマですが、そこは桐野さん ママ友メンバーの人物描写も巧みで、主人公の有紗、いぶママ、芽玖ママ、真恋ママ、美雨ママが 実際に存在しているかの様な錯覚に陥ります。 ママ友に限らず、女性がつく嘘、妬み、嫉妬等の感情が要所要所に表れ改めて女性の怖さも感じます。 リアリティに溢れていますが、実際はこの小説に出て来るより更に上を行くママ友もいました。 この小説では虚栄心からの嘘が多いけれど、実際のママ友の世界では、相手を嵌める、陥れる嘘を付く人が信じられないくらい多いです。 それを思えば、まだまだ物足りなさが残る作品かも知れません。 桐野さんの作品にしてはややパンチが足りなかった様な気がします。 | ||||
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とにかく主人公にまったく共感ができない。 彼女は自分のとても重要な過去を夫に話さずに結婚し、 結婚後にそれがバレて夫婦仲がおかしくなっていくのだけど、 「私、あなたにそんなに酷いことをした?」とほざく神経が理解できない。 その過去というのはバレたら離婚もありえるくらいの大きな秘密なのに、よくもまぁそこまで居直れる・・・。 そんな人が最後は考えを改め、自立し、自分の力へ前へ進もうとしても、応援する気持ちになれません。 ここに出てくる主婦たちはどこにでもいる主婦たちだ。 自分を取り巻く小さな世界からはみ出すことのないように気を使って生きている。 でも、なまじ中途半端なセレブなので、妥協はしたくない。負け組には絶対になりたくない。 もっとドロドロした展開になるのかと思いきや、期待したほどの桐野さんらしさは見られず、ファンとしては物足りません。 でも、もともとは「VERY」に連載されていた作品だということを知り、すべてが納得できました。 この雑誌の読者なら、おおいに共感する部分はあるでしょう。 とにかく私とは住む世界や価値観が違う人達のお話でした。 | ||||
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精一杯見栄を張ってタワマンでママ友と付き合う主人公の 身勝手でせせこましい性格が、読み進めていくごとにかなり うっとうしくなりました。 ほんとにあの雑誌で連載されてたの?と思うぐらい 気持ちが沈む話です。 桐野さんの小説が大好きなのですが 今回は「セレブ」、「ママ友」と、いつもの桐野さんのカラーからかけ離れたモノなので テンポも悪いように思いました。 「人気のタワマンに住んだって、子どものお受験成功したって、勝ち組とは限らないよ」 というメッセージなのでしょうが肝心のその辺りは主人公のジメジメした性格ばかり 焦点が当てられててボンヤリとした印象でした。 この手の話は林真理子さんぐらいの作者自体がセレブやブランドにこだわる 俗物さを持っていないと面白く書けないかもしれませんね。 | ||||
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ありふれた日常の中でも様々な葛藤や憎悪があることを描きたかったのかなあ。 心理描写は秀逸だけど、戯画化され過ぎていてあまり共感できず。 OUTや柔らかな頬みたいなドラマティックな作品もまた読ませてほしい。 | ||||
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この小説を読み、思い出すのは角田光代さんの「森に眠る魚」。 あちらはお受験にまつわる実際にあった事件をモチーフにした母5人のストーリーだが、その中に、小説は自分たちの等身大のストーリーが書いていない、と不満を漏らすシーンがある。 そしてこの「ハピネス」こそ、どこにでもいる主婦たちの、世間から見れば派手ではなくても当人たちには大問題の事件を描いた作品だった。 地味な性格の主人公は、その地味さゆえに自信がなく、従属的で依存的。 小説の主人公としては全く魅力がない。でもきっと、作者はあえてそういう人物を主役に据えたのだと思う。 臆病ゆえに人生を大きく踏み外さない、凡庸だが、じぶとい女性像。 共感も同情もしにくいし、カタルシスもないが、だからといってあまり糾弾する気にもなれない。 毒にも薬にもならない、平均寿命まで生きそうなタイプ。 彼女のような人。 彼女のような人が送る日常。 このつまらなさこそ、ハピネス。 そんな気がした。 | ||||
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私はVERY年代ではない、とっくに卒業した年齢だ。しかし、現在のVERYで連載されているというので読んでみた。桐野さんもかなり「VERY」読者層を意識しているおではないだろうか。ここまで極端でないかもしれないが。 良人と離婚だけで「一気に没落する」そういう世界。そこから「離婚を決意しながら、また元に戻してもいい、それから1人立ちしよう、即離婚より、もっと何かがあるのではないか」という主人公と、離婚で一気にボスの座を奪われたもう一人の女性との対比と。 なんといってもかっこいいのは主人公の夫の母と父だ。金銭的援助もしてくれたが「これ以上は駄目!」としっかり言い切る。自分の世界を持っていて変に娘息子に依存しない。 感情を持ち、言いたいことを言う。それでもって 愛をもって主人公(嫁)と息子と孫に接してくれる。甘やかさないが、見守ってくれる。この義理の父母の存在は大きい。この義理の父母のようなおばあちゃん、おじいちゃんはなかなかいない。 ママカースト制のようなもの。主要人物の1人の結婚の破綻などは通俗的な終わり方だ。ねたみ、ということもあるだろう。 ただ、主人公もかなり「過去のある」人間である。つきなみな主婦でなく影を抱えた女性である。ただママカーストのことだけでなく、この主人公の「今の世界からの脱出」をサブテーマに持ってきたところがいい。泥臭くても生きようという主人公に共感できる。 メインテーマはママカーストのことだろうが。 このサブテーマ、主人公の「他人にいえない家庭内のこと」、これがあったからこそ、ママカーストを描いたもの「だけで」なくなった。カーストのトップの女性にしろ、人に言えない負い目を持つ。その女性の没落になぜか共感してしまう。 メインテーマを主人公の脱皮にもっていくと気持ちがすっきりする。 主人公がきっぱりと「今の世界から出ていこう」「過去をひとつづつ清算していこう」そして「ほかの幼稚園ママと違い、どういう仕事でもつき、自活していこうという姿」それを後押ししてくれる義理の父母。 この関係と、主人公と義理の父母、このりりしさに打たれた。最後の足ふみをする主人公。これは しっかりと地面を踏んであるこうという決意に思えた。 それとこの主人公を通して、ほかの幼稚園ママたちにも何か隠された秘密などもあるのだろうということを暗に含むところがある。 | ||||
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この作者は話の結末を安易なハッピーエンドにしないと思っていたのだが、ちょっとあっけない終わり方で驚いた。主人公のあの性格からして、あんなに簡単に自立できる筈がない。また夫が急に理解を示すようになるのも現実味がない。主人公を思い切り嫌な女に設定したのだから、救いのないラストで良かったのではないか。共感できない主人公だけにその方が説得力があるし、読後感も爽快になると思う。現実はあんなに甘くはない。やりたい放題で最後は夫も義理の両親も見方についてくれて、なんて終わり方に納得できないのである。男性の私がそうなのだから女性はもっとそう感じるのではないか。それにしても夫の両親を除いて登場人物すべてが嫌なヤツという物語も珍しい。その意味では桐野夏生の面目躍如か。 | ||||
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おそらくは、普段の桐野さんの作風として、ママ友の歪んだ世界を冷徹な切り口で表現したかったのだろうが、まさに登場人物たちの世界を称賛する雑誌の連載小説だったために、どっちつかずメッセージになってしまったのだろうと思う。そもそも、桐野さんを起用した編集側のミスでは?と思う。 それにしても、何人かの人が言及している通り、主人公に全然同調できません。 夫に重大な隠し事をしていた上に、それで関係が拗れればそれを隠して、義父母にヘルプを頼む。 ママ友のような、おしゃれで手の込んだ生活に憧れる割には、朝から子供にラーメンを食べさせる 適当な生活。。。。で、全てがうやむやに解決する。正直、読後感は不快でした。 | ||||
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私とは別世界の話なので驚いてしまったが ラストの選択がそれでいいのか 納得いかないような。 主人公がどんどん成長していく点は 羨ましいと思った。 | ||||
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最初から主人公に共感が持てず、全く感情移入できませんでした。 私が男だからかと思いましたが、他の方々のレビューをみても同じ感じですね。 主人公の描写もかっちりしてなくてどんな人にしたかったのか分からない。 ますますこの方がそれなりの知名度があるのが不思議に思いました。 | ||||
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高級マンション、ママ友、お受験。小説の題材としてはいささか手垢のついた感のあるこうした題材を、桐野さんがどういう切り口で描くのかと思ったら、意外とあっさりしててブラック感は薄め。いつもの桐野夏生とは趣を異にしていた。冒頭のベランダから風で飛ばされたシャベルや匿名の手紙、無言電話など、思わせぶりな伏線はあるものの特に大きな展開にはならず肩すかし。すわラスボス登場か?と思われた終盤の別居中の夫の突然の帰国もなんとなーくハッピーエンドへ。しかも最大の山場が、主人公とは関係ないママ友内でのダブル不倫とお寿司屋さんでのプチ修羅場とは。ま、事件の起きないこういう小説も書けるんです、ってことかな。 | ||||
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舞台設定の隣の区のタワマン住まいです。 年齢が近い子供がおり専業主婦ということも同じ。 土地勘があるので読んでいて面白い所もあったのですが、同程度の規模のマンションの住人としてありえないと感じる場面が所々… 登場人物も薄っぺらく住人でこんな人いないよ?!と思ったり。 いや、いるのかもしれませんが少なくとも私は会ったことないですね。 レビューを読んで「VERY」に連載されていたと知りました。 よくも悪くもあの雑誌を愛読し信じやすい人が好むお話しなのでしょうか。 桐野ファンとしては物足りない1冊でした。 | ||||
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夫婦愛の再生物語?と言えるのでしょうか。 少なくとも主人公だけに限って言えば、読後感は爽やかです。 主に、タワマンの賃貸部分に住んでいる主婦とそのママ友達との日常、そしてその主婦の夫との家族問題が語られます。 主人公の主婦の過去の隠し事もそう珍しい事でもありませんし、美雨ママから告げられる事も現実にはあまり無くても、小説の世界では良くある話。 物語にあまり起伏がなく、感情移入できなければ面白くないかもしれませんが、それでも読むのを止めれない、展開が気になるというのは、やはり桐野夏生氏の力量によるものだと思います。 もう少し毒があっても良かったです。 | ||||
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雑誌「VERY」連載中より、気になっている作品でした。 もともと「VERY」の読者層は、本書に出てくるの「ママ友」と年代も価値観も合致するのでは?と思います。素敵なブランドの洋服を着こなし、おしゃれなお店でランチ、夜は子供を預けて独身のようなスタイルでバーに出かけ、一流企業に勤める夫とのデートを楽しむ。幼稚園の送迎の際のファッションは?若さを保つためのエステは?コスメは?。 おそらく、多くの「VERY」読者は、この連載を身近なものとして読んだはず。 まるで「VERY」から抜け出たかのような「いぶママ」にあこがれを抱き、彼女の仲間でいようと苦心する有紗、一方でモデルのような体形にチープな洋服を颯爽と着こなし、言いたいことをズバズバいう「美雨ママ」と本音を言い合う中に。 対極の二人が、あることでつながり、最後に笑うのは。 優柔不断だった有紗が自立していく過程にはちょっと説得力がなかったのですが、彼女とりまく人々はよく描かれていて楽しく読めました。 | ||||
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