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ハピネス
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ハピネスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全126件 21~40 2/7ページ
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面白い作品でした。主人公の心理描写が丁寧で引き込まれて一気に読みました。都心のタワーマンションに住む子育て世代の女性は共感できる点があると思います。 | ||||
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彼女の小説からはしばらく遠ざかっていた。 たぶん『残虐記』の後あたりからだと思う。 毎回買うのだが、どうも気が進まなくて積読になっていた。 ミロシリーズが、『灰の眠り水の夢』の頃とは大きく隔たって、見るに堪えない展開になって行ったからかもしれない。 だから『東京島』とか『ナニカアル』とか、買ってあるのだけれど手が伸びないで来た。 久しぶりに読んでみようかなと思ったのは、なぜだかよくわからない。 店頭で手に取ってみて、なぜかそんな気持ちになった。 読んだ感想は、これが良いのである。 あのミロシリーズの最後の頃の後味の悪さがない。 タワーマンション族の女性(お受験ママ)たちの心理には辟易とするのだけれども、ストーリーに救いがあって一気に一日で読んでしまった。 おかげで原稿はまったく手つかずなので、ひと眠りして夜中にやるしかない。 でも、これを読んで積読も読んでみようかと思った。 | ||||
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タワマンに住むママ友達を巡る話と聞いて、正直腰が引けていた。読んでみると、やはり桐野特有の終わり方である。 不運に押され気味の主人公に対し、反対軸の立場にある者が、ある時は華やかに、ある時は強靭に対峙してくる。それが最後には立場が反対になり、読者は軽いカタルシスを感じることが出来る。勿論、最後まで引っ張ってゆくのが桐野の筆力であり、そこにこそ魅力がある。 | ||||
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主人公(有紗)の最初の印象と途中からの印象が全く違うのに、 その変化を説明できる事由が見当たらず困惑しました。 程度の差はあるが、出てくる人全員の人物像が何となく中途半端 というかはっきりしません。 そして物語も終盤に差し掛かってはっとしました。 わざとこうしているのではないか、と。 他の方のレビューにある通り、もちろん桐野さんには他に 比べ物にならないくらい良い本が沢山あるとは思います。 けれど、これはこれでいいのでは、と最後には感じさせて しまうのが桐野さんのすごいところです。 | ||||
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あの「桐野夏生」があの雑誌「very」に連載した小説ということで興味をもって手に取りました。いつもの桐野夏生節でばっさりといったら雑誌読者の価値観と真っ向対立となるのではと戦々恐々としながら読み始めたのですが、いい意味で裏切られました。多分にご都合主義のところはあるとは思いますが、タイトルにあるようにこの小説の本当のテーマというか、最初にむけられた読者と、作家がずっと抱え続けている問題意識の絶妙なバランスをとった形になったのではないかと感じました。桐野夏生の職業作家としてのうまさに唸らせた一冊でした。桐野夏生に腰が引けるひとにも読みやすい作品ではないでしょうか。ただ、女性雑誌の連載ということでブランド名等にこめられたメッセージを読み解くことに興味がない人にはつまらないかもしれません。 | ||||
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ミステリーではなくても桐野夏生だからと期待して読んでみたものの、これはいただけない。 ストーリーも登場人物も薄っぺらい印象で、雑誌連載時から話題となる理由がわからない。 続編まで出ているので、新たな読者層を得たのでしょうが、これ以降の桐野夏生作品を読もうとは思いません。 | ||||
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登場人物の心の描写がいまいちであり、だいぶ薄い話しでした。 主人公の有紗ちゃまは夫との関係で自分は被害者と思い、自身の虚栄心をみたすために、義父母からも仕送りをもらいながらタワマンに住み、自身は無職で有名幼稚園を受験させたいと夢見る乙女ちゃん… この理解不能な主人公にとにかく、イラつきます。 不倫中のお友達の洋子さまも、最初から最後まで脳内お花畑状態… もう少し深く切り込んだ内容を期待していましたが、イマイチでした。 続編のロンリネスがもう少し深堀りされているのかな?ロンリネスに期待したいです。 | ||||
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桐野夏生らしくない、林真理子的な題材。 そんなレビューも多く、たしかに林真理子版も読んでみたいなと思いました。 そして、桐生さんにしては惜しい作品だなと感じたのは事実です。 描かれている世界のスケールに対してではありません。 「迷っている」など、セリフの言い回しに不自然さがあることや、各登場人物の人間性がややとっちらかっており、それがリアルさの描写なのか描ききれていないのかわからないことなどです。 例えば「いぶママ」は、もっと魅力的に描いてくれてもよかったな、と。 ですが、ぐいぐい読ませる筆力はさすがですし、時間とお金を返せとは全く思いません。 そして、桐野夏生らしさもありました。 【以下、ネタバレを含みます】 前向きにやり直すことを決意したとはいえ分不相応な家賃のタワマンを出ない主人公の甘さ、エレベーターでときおり会う階下の男性とこの先なにかありそうな気配といった不穏さのあるハッピーエンドは、桐野夏生ならではだと思います。 また、下町育ちで格下扱いの洋子が実は経済的にはいちばん裕福であるらしいという設定も、林真理子ではありえない、もしくは全面に押し出してくるところではないでしょうか(時計や靴だけはハンパなく高いとか、いぶパパは洋子の財産狙いだとか)。 | ||||
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初めての人生でミスジャッジはある意味、当然だと思う。誤った選択をしたくない為、他人の意見を求めたり耳を傾けたりする。自分より多くの苦痛と歓喜の人生経験をしている親のアドバイスは信じて見ても悪くないだろうと思う。そう言う意味で岩見有紗には凄い苛々した。同じ辛さにも耐える器の大きさは人それぞれ全然違うだろうけど、限りなく消極的に見える彼女に舌打ちを続けていた。でも本当は同じ過ちを繰り返さない為に必死だった有紗は本当に強い女性だった。思った以上に面白く、Amazonどうしてこんなに低評価されてるの?って思った。 | ||||
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この作品は、現代のの夫婦像が何層にもリアルに描かれていて、一気に夢中になって読めました。タワマンだけに限らず、どの環境下に住んでいてもカーストはありますよ。久々にハラハラしました。VERY読者も納得だと思います。 夫婦の問題は、簡単なようでいて一筋縄ではいかないもの。夫婦が上手くいくって難しいんです。人生、どう転がっていくか当人同士でも分からないのですから。 文体も林真理子氏ではなくて良かったと思いました。大衆化してしまうのは、作品が浅はかな内容になってしまうし、桐野夏生氏でなければ、こんなにハラハラしなかったでしょう。素晴らしい作品でした。 | ||||
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主人公に全く共感できず。とっても不完全燃焼。その他の登場人物も誰1人共感できず。あちこちツッコミどころ満載だったし。設定が面白そうだっただけに期待値高すぎたかな。私は買って失敗た感じです。 | ||||
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中産階級といっても人気女性誌で連載された物語ということで、どれだけ共感できるのかなあとおもいながらも、近隣問題で悩んでいたので読んでみた作品でしたが、まるでウチの自治体の縮図のようで驚きました。同時に自治体って、自分の住処ってどうあるべきなのかなあ、自分はどんな所に住むのが適しているのかなあと色々考えさせられました。私は林真理子さんの作品も殆ど読んでいて、他の方のレビューから、女性同士の色々としては読後感が物足りないのかな?とも思いましたが、桐野氏の方がより人間に寄り添った描写をされていらっしゃるように感じました。林氏の描写は、リーダー格のセレブママがママ友の集まりで準備するおやつはこんなに気の利いたものだけど、格下のママが準備するおやつはこのレベルといった描写で終わることが多いような気がしますが、桐野氏の場合、このタイプの人間はこんな時、このような考え方をし、振る舞いをし、何を嫌がり、何を好むといった人間の特性がとても細かく描かれていて、さあこれから公園デビューという人にはとても参考になるんじゃないかしら。色々な価値観があるので、それぞれの特性を認めて、みんな仲良くとは、、、、簡単にならないような気がします。自分が目指している方向で、住む場所、ライフスタイルも決まってくる。要するにそういうことで、ブランドマンションに住むから、ブランド品をどれだけ揃えられたかで人間が決まるというわけではないということがとてもよく分かった作品です。 | ||||
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雑誌の造語「イケダン」やブランド服を書いてあったりするだけ。 離婚歴があり子どもも産んでいたという事実を言わないで、それを知って離婚を切り出した夫に、「私が悪いの?私は悪くない」という発想がありえない。義父母にも真実を隠そうとしていたし。 さらに、シャベルと落として迷惑をかけておきながら、返してもらったときに注意された手紙があっただけで、しつこく根に持つ主人公。しかし、やんわりと言ってもらった方だろう。 この性格の悪さは、どうも桐野夏生そのものに起因するのではないか。不快感が残る。 一方、いぶママも、惨めな状態なのに、ママ友に実家の住所を教えたりしない。グーグルでくぐればすぐに分かるのだから。 そもそも、元キャバクラ勤めの美雨ママに、いぶママを選んだ夫が、家庭を壊してまでなびくとは考えられない。 また、保育所もそう簡単に遅くから申し込んでも決まらない。 DV夫は、妻が代わったくらいではなおらない。 すべてが不自然で手抜きな話。 | ||||
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人に勧められて読みました。 桐野夏生作品は初めて。 起承転結もなく、ダラダラした主婦グループの会話が続くだけの作品。 桐野夏生作品を読むことはしばらくはないでしょう。 人には勧めません。 | ||||
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角田光代さんの『森に眠る魚』を読んだ後だけに、物足りなさしか残りませんでした。 ママ友話という事もあり設定としては似ていますが、あちらはなかりダークな深層心理をえぐり出しているのに対し、こちらは全て浅いまま終わってしまいます。 あちらは登場人物のそれぞれに『分かる!』と思える面があったのに、こちらは共感できる人物が一人も出てきませんし、好感も湧きません。 《ネタバレあり》 特に、子供を預けて不倫する女が罪もない妻に逆ギレし、結果不倫女が勝つというラスト、そこに主人公が反感を抱かないというのはあまりにも浅い。 怖さもなく面白味もなく感動もなく、全てにおいて物足りない作品でした。 | ||||
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タワーマンションのセレブ妻という、自分の知らない世界を覗けて面白かったです。 読み終わった後、絶対に続きが読みたいという気持ちになりました。 桐野さんの作品を読んだのは初めてですが、ファンになりました。 | ||||
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桐野先生らしい、独特の熱量やハラハラ、ギリギリ、グログロ感はほぼ見られない本作。 30代ミセス向け雑誌「VERY」で連載…ということから読者層を意識した感は否めない。 が、桐野先生初心者の方には比較的、読みやすくて良いのでは? ただ、なぜ表紙で井川遥が微笑み、リッチでオシャレな主婦向け雑誌に桐野先生を召還したのか…(笑) 雑誌も先生も歩み寄り方が少し違う気がしたが、最後まで一気に読めるような文章の惹き付け方は流石です。 続編、連載中ということらしいのですが今度こそタワマンで殺人事件など起こることを期待しております! | ||||
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以前からファンだったので、あのドロドロが読めると期待して購入したのですが。。。 起承転結もなくただただつまらない主婦グループの薄っぺらい会話が多くだけ。 唯一の事件といってもいい主人公の離婚危機問題は遠距離夫婦のためまったく迫力がないし。 いつ、完璧ないぶママが嫉妬に狂ったママグループに殺されるのか はたまた 全身整形が暴露されるのか 期待したものの、そんなことは起きず普通に終わります。 編集者は桐野夏生作品を読んで依頼したのでしょうか?? メール文章の古っぽさも修正してあげないのは何故? それにしても、いまどきのママをリサーチ不足なんじゃないの??? まったく良さがない駄作に思えます。 現在VERY誌で連載中とのことですけど、少しは面白くなってるんでしょうか。 追記 他レビューで林真理子がこの題材で書いたら面白くなっていただろうと指定されている方に同意します。 巻末あたりでようやく、いぶママ実家がボロだったり仲良さげだった夫と別居している疑惑が出てきましたけど このあたりは林が得意とするところでしょう。女の嫉妬をいやらしく描写するはず。 | ||||
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桐野さんファンですが、普通〜〜超普通何処にでも有りそう 桐野さんにしては意外でした 一般女性向けかな なんか、ガッカリ | ||||
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主人公に何一つ共感できず、最後の展開に期待して最後まで読んだのに、残念な展開で、お金と時間を無駄に使ったというストレスだけが残りました。 | ||||
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