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ウッドストック行最終バス



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【この小説が収録されている参考書籍】
ウッドストック行最終バス (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ウッドストック行最終バスの評価: 3.70/5点 レビュー 44件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.70pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全44件 1~20 1/3ページ
123>>
No.44:
(4pt)

既に独自のスタイルを確立しているモース警部の初登場作品(ネタバレなし)

コリン・デクスター、モース警部シリーズの第一作です。今から五十年くらい前
の作品で、私が初めて読んだのもウン十年前になります。セールで見かけた際に
懐かしさもあり一気に衝動買いしてしまったので、再読でのレビューになります。

当たり前ですが、今の目で見ると所々に古さを感じますし、最近の海外ミステリ
に慣れている方にとってはやや読みづらいかもしれません(特に翻訳については
厳しいかも)。ですが、それを踏まえた上でもお薦めしたい作品のひとつです。

シリーズ全体にも言えることですが、まず謎の提示が優れています。読者の興味
を引くような事件が起き、その真相の隠し方が上手なのでとにかく読まされてし
まいます(シリーズの全てがそうだとは言いません。出来不出来はあります)。

そして好き嫌いが分かれそうなのは、主人公のモース警部がクセ強で相当な変わ
り者であるという点です。仕事中に平気で酒を飲み女性に色目を使い、その捜査
はと言えば行き当たりばったりに近い根拠で自信満々に動き、大抵しくじります。

モースの単なる思い付きにしか見えない(場面も多い)推理と挫折の繰り返しが
シリーズの特色であり、これを相方ルイスと共に呆れたり驚いたりしながら楽し
めるかどうかが分かれ目です。気になる方はまず本書から入ってみてください。
ウッドストック行最終バス (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ウッドストック行最終バス (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.43:
(1pt)

やはりドラマが良い

テレビドラマはエールビール、シングルモルトウイスキー、ワグナーと小道具もかっこよいが、小説は全然駄目。
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No.42:
(2pt)

読みずらい!翻訳の問題かなあ~

20年以上、本棚でストックされていた本を発見して読んでみた。
最初から最後まで、ず~っと読みずらくて、苦戦しながら読了。
翻訳者に失礼だが、訳がヘタクソ!! 理屈っぽい。
ストーリー自体は、名乗り出ないもう一人のヒッチハイカーの謎で
引っ張られるものの、これも、いまいち!
本格的推理という分野の小説ではない。
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No.41:
(2pt)

納得出来ない。

期待して読み進んだが、結末は意外性はあっても、納得感は無い。残念!
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No.40:
(3pt)

良く組み立てられているのですが、今市、乗り切れませんでした

著者コリン・デクスターの最高傑作とのことで、また今なお世評の高い作品とのことなので、ミステリにもおぼつかない筆者が何かぶつくさ申しても何ら痛痒はないと確信を持って安心して申します。
 筆者には刺さる作品ではまったくありませんでした。

 虚偽やトリック、ストーリーや人物配置、とてもよく出来ていると思うのですが、まるでパズルを解く、方程式を解く感じでした。
 ミステリには「人格なんてどうでもよい。謎解きのアクロバットが出来ていればそれでOK」タイプの作品があるぐらいは存じておりますが、それならもっとキャラクターは無機質なロボットでも良いのですが、モース警部、ルイス巡査部長を始め、個別のキャラクターは十分以上にキャラ立ちしているのでちぐはぐというか、ここまで物語がぞんざいなのに、人物の方が使い捨て的なのも無常な感じですし、

・謎解きミステリ、パズル小説だけにしては人物がくっきりしている
・普通小説として読むにしては人物が使い捨てのような作り方(とある容疑者とその夫人のあしらい方などは殊にそうした感じ)

 謎解きとしては、時刻表のダイヤグラムを読まされたような感じでした。
 モース警部はイギリスでは人気とのことで、これはホームズ・ワトスン博士の系譜でそれはそれで大いに結構ですが、この作品については、筆者には外れでした。
 ですがこれは感性の違いというやつですので、絶賛の嵐ですからこれは我ながら少数派、と思って以上、こそこそと退場いたします。著者の他の作品を見ればコロリと宗旨替えかもしれませんし。
 当作については「見事な工芸品としての小説」「気軽に読み飛ばしてほっとする作品」でした。
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No.39:
(5pt)

大変綺麗なお品でした。ありがとうございました。

大変綺麗なお品でした。本が手元に来るまで大変迅速でした。
次回もご縁がありましたら是非宜しくお願い致します。ありがとうございました。
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No.38:
(3pt)

推理小説というよりはハードボイルド小説

謎が解き明かされる経過や伏線の回収が唐突に感じて、いわゆる推理小説のトリックが解き明かされる経過を楽しむ要素は、あまりなかった。ハードボイルド小説のような、モース警部の心境を考えながら、哀愁に浸るような内容。しかし、モース警部が、なぜモテるのかが分からないので、内容はいまいち腑におちなかった。
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No.37:
(3pt)

これは・・違う、モースじゃない!!

ドラマが余りに良いので、そのつもりで読み出すと、あれ??モースのキャラと違う、上司との掛け合いもない!!まるで古いホームズとワトソンを読んでいるようであった。ガックリ!!
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No.36:
(3pt)

これが推理小説?

殺人事件が起きて、その謎を追ううちに、関係者が自殺したり、病死したりして、その都度事件の真相が少しずつ分かってくるという話で、最初に条件が提示されて、読者が謎解きしながら読むという話ではない。……ただこういうことだったというのがだんだん分かってくるというだけで、伏線とか、だからこうだったんだと納得させるような展開が殆ど無い。……だから読んでて面白くない。……それに、イギリス人てこんなにセックスばっかりして、人殺しもしょっちゅうしてるのかと驚きます。……いろんな意味で、読んだことを後悔する話でした。……これは推理小説とは言えないんじゃないかと思う。……騙された感じがする。
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No.35:
(3pt)

なかなか進んでいかない

ちょっと、じれったいというか話が進まずにモヤモヤしたかな。昔の翻訳物にありがちな感じです。

そこが良いのかもしれないけど自分には苦痛でした。やっと読み終わった。
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No.34:
(5pt)

英国ミステリーの傑作中の傑作

ミステリー好きだと自負していながら、この著作をなぜ今まで読まなかったのか、全く自分に腹が立つ。
 伏線が至るところに張り巡らされており、よくよく考えれば納得できる、という本格ミステリーながら、丁寧な人物描写が英国的な冷静かつシニカルな筆致に彩りを添えている。英国においてはモース警部が大人気というのも頷ける。
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No.33:
(4pt)

パズル

TV番組の方が、すっきりとした脚本になっていて好き。しかし、元本のケレン味とか、モースのディレッタントなところとか読む楽しみは、こっちが良い。堪能しました。
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No.32:
(5pt)

何度読んでも面白い

5、6年ごとに読み返す。もう3度めです。
やはり文章と訳がいいのでしょう、おもわずニヤリ、ミステリーらしからぬ愉しみ。
モース警部シリーズの第一作、おすすめです。
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No.31:
(5pt)

オックスフォード再訪

1975年発表、コリン・デクスターの、そして20世紀後半の英国ミステリを代表する名探偵モース警部の記念すべきデビュー作品。処女作にはその作家の特徴が全て現れるというが、デクスターの美点である錯綜したプロット、生き生きと活写されるオックスフォードの地方色、モースとルイスのコンビを始めとした陰翳深き登場人物たちの魅力が既に確立されており、全作品中でも屈指の傑作。悲痛極まりない結末は永く心に残り続ける。久しぶりに再読したが、また全作品を読み返したくなった。
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No.30:
(3pt)

TVドラマのほうが好きです

元々WOWOWで「新米刑事モース~オックスフォード事件簿~」としてショーン・エヴァンス演じる若き日のモースが
1960年代のオックスフォードで活躍するTVドラマを観てモースのファンになった(後にNHKBSでも放送された)。今回原作であるこの作品を読んだが、TVドラマとは設定も違うので別作品と割り切ったほうがいいだろう。

(ネタばれあり)
現場を見れば若い女性の強姦殺人事件に思えるのに、犯人が女性だったとは奇抜すぎ、それを成立させるために話の構成はかなり苦しくなっている。モースのこいつが犯人と決めつけて、後から理屈がつくように証拠固めしていくやり方は実際の捜査でもやられているんだろうが、ある程度絞り込んでからやらないと冤罪を生むし、外れたら真犯人は遠くまで逃亡してしまう恐れもある。ああでもない、こうでもないと試行錯誤を繰り返し、最後の数章で一気にエンディングに持っていく。謎解きそのものより途中の過程を楽しむのはTVドラマと類似している。モースが部下のルイスを試すかのように競馬の単勝馬券を買わせるシーンは、自分の上司にも部下を試すような人がいたので愉快じゃなかった。
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No.29:
(5pt)

謎解きの楽しみ

高校生の時に一度読んだことがありましたが、再読して謎解きの楽しみがよみがえりました。
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No.28:
(5pt)

モースの妄想劇

これは本格推理だのキャッチフレーズの「論理のアクロバット」だのは隅に置いて、へんてこなおじさんの妄想劇として読むといいですよ。そうするとなかなか乙なもんです。どこが推理小説かって怒ってる人が多々いますが、そりゃそうですよ。だって指紋の話は出てこないし、精液があるのに血液型の話は出てこないし、ましてや解剖なんて論外。妄想癖のあるモースおじさんの頭の中の物語なんです。私は好きですね。
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No.27:
(3pt)

ネタバレあり、未読の人は私のコメントを読まないでください

読み物としての本書は非常に面白いです。しかし、本格推理だと思って読み始め、先程読み終わったのですが、これって本格推理ではなく、警察小説ジャンルじゃないのでしょうか?いろいろな事件が並行して起こり、それを何人かの登場人物がそれぞれに解いていくというのが警察小説ならそれとも違うじゃないかと言われそうですが。これ、犯人を言い当てられる読者居ないですよね。こんな影の薄い脇役が犯人って。途中での真犯人につながる手がかりもまるで無しで、いきなり最後の方で解決してしまう。主人公と一緒に読者も犯人を推理するという本格ミステリだと思っていた単なる私の勘違いか?
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No.26:
(4pt)

2つの楽しみ

読書を通して、 "2つ " の楽しみ(皮肉ではない)が
あった。

1)翻訳者、大庭忠雄氏の訳(30年前)の進行に
人間としての気分の乗りの "良し悪し "を肌身に
感じられたこと。
しかし、中盤から後半にかけて翻訳者も一読者として
のめり込んでいる。

2)作者デクスター氏の「最後半」で畳みかける様な
謎解き、それは作品完結のための "理屈" の整理になる
が、最後まで付き合うべきか読者は葛藤するはずだ。

そういう点で、ハラハラする面白い作品であった。
謎解きの展開は、古典的なシャーロック・ホームズに
酷似し、状況分析に基づく論理。
しかしながら、作者と翻訳者の「味」の様なものが
魅力として感じられるのだ。

「味」の正体は、お二人が作品の完成まで頭を抱えなが
らも楽しんで、最後にホッとした解放感をどの作品より
も自然に伝えられているということ。と個人的には思う。
この後で、アガサ・クリスティを読むが、こっちは隙が
ない。

う~~ん、どちらも良いな、と思う。
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No.25:
(1pt)

この探偵、何なの!

この探偵、全然推理ではなく思い付き、思い込みが多すぎる。駄作もいいとこ!!
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