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黒いカーテン
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黒いカーテンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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フランク・タウンゼンドは通りで頭を打って目ざめた。妻と暮らすアパートに帰ると、管理人に、妻は引っ越したと告げられる。引っ越し先に行くと、妻のヴァージニアは随分ふけていた。そして、自分が3年半も行方不明になっていたことを教えられ、ショックを受ける。フランクを尾行する謎の男の追跡から逃れると、フランクは愛妻ヴァージニアを実家に帰し、「必ず帰る」と言い残して、過去の自分を捜す旅に出る…卓越した文章力、ハラハラドキドキの連続で、一気に読めてしまう。 | ||||
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これは持続して販売されるべき本である。と思う | ||||
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記憶喪失者といえばSF作品の十八番と思っていた自分です。 (例)『宇宙気流』アシモフ、『非Aの世界』ヴァン・ヴォークト、『流れよわが涙、と警官は言った』フィリップ・K・ディック しかし、今回、アイリッシュのこの作品を読んで、純粋に推理小説仕立てのほうが断然面白いと思いました。 自分的には、アシモフの傑作『宇宙気流』と同等かそれ以上です。 主人公の過去三年間の記憶がない、というのはゾッとしますよね。 三年間、自分はどこで何をしていたんだ? なんで何者かに追われているんだ? このシチュエーションは、たまりませんでした。 こんな状況の中で、読み出したらもう途中でやめられるわけがない!! あとは一気読みでした。 他のレビュアーさんが指摘しているとおり、若干、不合理に思われる部分はありますが、 それにしても、土曜日の夜遅くから読み始めたら徹夜になる可能性は高いです。 徹夜で読み切って、日曜日の朝をむかえた時に、ウーン、面白かったけど二、三、疑問点が・・・ というモヤモヤ感は残りますね、確かに。 それさえ許容できるならば一読の価値ありです。 | ||||
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マクロイ繋がりで読みましたが、とても面白かったです。アイリッシュは短編が特に良いです。 | ||||
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黒いブラシで地を掃くように、夜が忍びよってきた…。主人公が記憶喪失から立ち返った時、彼は確かにフランク・タウンゼントであった。しかし、傍らの子供が差し出した帽子には、D.Nの刺繍が。取り戻した記憶の代わりに失った三年間の過去。それは黒いカーテンで覆われたように光を寄せ付けず、不気味にこちらを伺っている。ある男に尾行され、住居に押し入られて初めて、彼はその黒い過去と対峙する決意を固める。カーテンの向こうに眠る過去の正体は?空白の三年間に自分がいったい何をしでかしたのか。謎の男の追跡は駅→職場→かつてのアパートと迫ってくる。そしてついに突き止められた住処から辛くも逃げだすという前半部分。そして、その三年の間に知り合ったらしいルス・ディロンという女と再会し、最近までD.N.-ダニエル・ニアリングと名乗っていたこと、己が犯した(らしい)殺人事件を知り、さらにはその謎を解くために、事件の舞台となった場所-ニュー・ジェリコへと向かう…という後半部分。前半部分のサスペンスホラー的な要素と後半のミステリー要素が融合し、緊迫の中、全ての解決が示される。アイリッシュの真骨頂。 | ||||
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