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ナイン・テイラーズ
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ナイン・テイラーズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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セイヤーズ女史らしくかなり専門的な「鐘」についてのミステリー。イギリスの田舎の風景が偲ばれます。長編ですので途中退屈を覚えるかもしれませんが 意外なところに犯人あり。是非にも完読されたし! | ||||
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セイヤーズによる極めて「変則的」な作品。どこがどう変則的なのか、というと……言えません(笑)。だってミステリーなんだから。謎解きの部分にかかわってくるから、言ってしまったら楽しみが半減するじゃないですか。玄人の読者ほど引っかかってしまうんじゃないでしょうか。「謎」が読んでる途中で判った人は極めて柔軟な頭を持っているでしょう。 | ||||
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セイヤーズは同時期のクリスティと比較して日本では評価されていなかった不遇の作家ですこの本や東京創元社の一連の翻訳で見直されたのが救いですディレッタント探偵ウィムジー卿の蘊蓄が楽しめる作品乱歩的には田園ミステリを楽しんでいると言うより異様な殺人方法を楽しんでいたのでしょうが文章の巧みさはクリスティよりも数段上のセイヤーズです読み飽きないこと必至です | ||||
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日本ではあまり知られてはいない探偵、ピーター卿シリーズを翻訳・出版している創幻社はかなりすごい。ピーター卿ものでももっとも複雑でキャラクターが多いのではないかと思われるのが「ナイン・テイラーズ」。登場人物をじっくり吟味しながら読み進むことが出来る。また、風景描写も素晴らしい。寒寒とした村で起こる奇怪な事件、といった風情たっぷりである。 これを読む前に、できれば『ピーター卿の事件簿』(創幻社刊)を読んで欲しい。そうするとピーター卿と執事バンターの関係なんかがつかめてよいと思う。その後『殺人は広告する』を読むと重厚な作品を作るセイヤーズが軽妙な作品も書ける、という幅広さがわかってよいです。 | ||||
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ナイン・テイラーズは翻訳の困難な代表的古典推理小説といわれていたが、現代的な翻訳に見事成功。「鐘」についての理解は難しいながらも、古さを感じさせずに読み応えのあるストーリーが展開されている。骨太な黄金期ミステリーを十分堪能させていただいた。翻訳に拍手。 | ||||
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ピーター卿の秘められた趣味がまたひとつ読者に紹介される。それは「鳴鐘」、教会の鐘を鳴らすことだ。英国式鳴鐘法に関する薀蓄をたっぷりと堪能したところで、殺人事件が発生。今回ピーター卿の謎解きは遅々として進まない。果たして真犯人とは?イングランドの田舎の風物をのんびりと味わえます。乱歩のイメージには少々そぐいませんが。それにしても鳴鐘がこんなに奥の深いものだったとは、「ドゥームズディ・ブック」を読んでもわかりませんでした。知的好奇心を満たしてくれる作品ですよ。 | ||||
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