■スポンサードリンク
悪の起源
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
悪の起源の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.17pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトル「悪の起源」と言うのに期待して読み始めました。 でも実際はそんな事はなくガッカリ感の強い作品でした。 犯人も私的には「悪」と言う感じもなく、多少の意外感はありましたが、期待していたほどではなかったです。 ☆2.5くらいでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
父親の宝石商が犬の死骸と共に送り付けられた脅迫状でショック死したという少女ローレルからの相談を受け、捜査に乗り出したエラリイ。調べが進捗してゆく内に、死んだ宝石商ヒルと、同じく脅迫を受けている共同経営者ロージャーとの間に、秘匿された忌まわしき過去の存在が浮かび上がる。 妖艶なロージャーの妻デリア、その息子で核戦争に備え原始的樹上生活を送るマクガワンなど、登場人物達は皆奇抜だ。しかも舞台がハリウッドと来るのだから、その演出性にも拍車がかかって、まさに映画のごとき様相を呈している。エラリイがデリアに籠絡されてゆくあたりも、名探偵のいつもの明晰さとは対極的な迷走ぶりに苦笑してしまう。 一方で、スリリングなムードも勿論満載だ。因業な不具者のロージャーは異様な支配欲に満ち、そんな彼に邸の者達は追従し、世間の者達は禁忌する。彼に連続して届く、姿の見えない殺人者からの「警告」!一見無関係と思えるそれらの「贈物」の意外な関連性が後半で解き明かされた時、クイーンのその不世出の着想には思わず感服してしまう。 容疑者は途中で覆され、ラストでようやく真犯人が分かるのだが、結局誰も彼を追求することができないままで事件は幕引きとなる。これには面食らってしまうのだが、そこは論理のクイーン、これはこれで、あくまで本作としての最も自然な終焉の仕方なのだろう。 後から判然となるわけだが、この作品にはいたる箇所に巧妙なからくりが仕掛けてある。これらを解くのは決して容易なことではない。だが、謎解きに挫折してもくじける必要などはない。この推理活劇はただそれだけで極上のエンターテイメントなのだから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ハリウッドものの第一弾であるが、エラリイクィーンにしてはめずらしく読者を引っ掛けよう、犯人を解かせまいとする姿勢がみえすぎかと思う。こんなにぐるぐるこねくり回さなくてもエラリイは面白いのにね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ハリウッドものの第一弾であるが、エラリイクィーンにしてはめずらしく読者を引っ掛けよう、犯人を解かせまいとする姿勢がみえすぎかと思う。こんなにぐるぐるこねくり回さなくてもエラリイは面白いのにね。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!