爬虫類館の殺人
評判
爬虫類館の殺人の評価:
4.13/5点 レビュー 16件。 B ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1〜14 1/1ページ
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爬虫類館の殺人の評価:
4.13/5点 レビュー 16件。 B ランク
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この作品の凄さについては、解説の大山さんや瀬戸川さんの「夜明けの睡魔」で語られているので、その他の部分を読んでみると、完全密室状態で遺体が発見されるので、自殺に見えるけど、大切にしていた動物を道ずれにして亡くなるのが不自然、と他殺の疑いが発生するところはリアリティがあったり、奇術師同士の長年の遺恨が話の推進力になっていたり、で推理小説としても、一応結構ができている様に思えました。
細かくみると、無理があったり、不自然な所があったりもしそうですが、個人的にはフェアプレイで書かれていて、こういうネタの作品としては、よくできており、90年代の日本の新本格以降の本格派に影響を与えているであろう事も含めて、重要な作品に思えます。
カドフェルシリーズで著名な、エリザベス・ピーターズの「カマフォード村の哀惜」という推理小説が、戦争が終わってからのイギリスを舞台にした作品で、勝つには勝ったけど、国民全員疲弊していたり、ドイツ系の人は居心地悪いし、など戦争ネタではないですが、戦後のイギリスの情景がでてきます。また、国は違いますが、マルセル・F・ラントームというフランスの人が戦争中ドイツ軍の捕虜で、暇つぶしに書いた「騙し絵」(4不可能推理小説)という作品も戦記文学(かどうか判りませんが)としても読めるので、この小説に反映されている戦争体験に興味がある方は読んでみては。
あんまり書けないけど、戦争中も命がけで推理小説を書いていた特異な作家の執念を感じさせる作品。是非ご一読を。