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狂骨の夢
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【この小説が収録されている参考書籍】
狂骨の夢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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今更京極シリーズを読みはじめたんですが、三作目のこれはかなりそりゃないよなオチで… 警察が無能、という推理小説はありますが、それが舞台装置に留まらずオチに影響与えてるのはかなりどうかと思いますよほんと。 | ||||
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フロイトからアラビアの宗教まで集約する圧倒的なボキャブラリーと薀蓄はさすが。 ただ、詰め込みすぎて、まとまりに欠けた部分は否めない。 後半になってようやく京極堂が事件を推理するが、それに至るまでに冗長が過ぎている気がするし、その後も冗長な気がする。京極堂が1人で事件の全容を判りきっているにも関わらず、一向に事件の概要を話そうとせず、イライラしてしまった。 トリックは、前作前々作もミステリーの体をなして無かったので期待してなかったが、これは酷い。 | ||||
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前二作に比べ展開が遅いです。自分は少し中弛みしてしまいました。話も心理学の話や、後白河天皇云々の話が非常に難しいです。後白河天皇の話しは結局よく理解出来ませんでした。ただ、やはり最後に京極が出てきてからの疾走感とスッキリ!感はたまらないものがあります。ページ数も多いですし、そこまで読むのが少しきつかったのでこの評価です。 | ||||
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百鬼夜行シリーズ3作目は、骨とり合戦のお話.朱実と民江の入れ替わりや頭蓋骨をめぐる争奪戦、なぞの復員服の幽霊などあらかた読者には展開が見え見えなのが京極作品の優しさだと思いますが、今回は京極堂が最後の方にならないと現れず、彼のウンチクを楽しみにしているわたしとしてはそこに行き着くまでが退屈で読み続けるのに苦労しました.しかし、種明かしの趣向がなかなかかっこ良く苦労が報われた、ほっとした最後でした.さすがに前作に比べるとレベルダウンは否めませんが、毎回、傑作を期待するのもこくでしょう。できれば、お話の序盤から京極堂にはがんばってほしいものです. | ||||
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魍魎の匣に比べると、内容の濃さは少し薄まったような気がします が、こんなに話を広げたら、最後に全て収めることが出来なくなるんじゃないか?と思わず心配になるくらいの謎や疑問をそこかしこに散りばめて、気持ち良いモヤモヤ感を生み出してくれました 最初は小さな点だった謎が徐々に広まって円を描くようになっていく様や、 それが最後には扇子のようにパチンときちんと収まる最後には感嘆の息を漏らすばかり 京極堂が暗闇の中、謎解き(憑き物落とし)をしているシーンなどは、まるで目の前でそれを行っているかのようにリアルな文章で想像を巡らせることができました こんな分厚い本でも最後まできっちりと読みたくなる程好奇心を引き出す文章力を持っている京極夏彦はすごい | ||||
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骨、骨、骨。海の音に心がざわめく、他人の記憶を持つ女。 自分の見た夢の意味を知ろうとして、フロイトに取り付かれた男。 殺しても殺しても訪ねてくる憲兵。そして海に浮かぶ金色の髑髏…。 記憶に、夢に苛まれ壊れていく人々に対し、京極堂の憑き物落としが始まる。 前作の『魍魎〜』に比べると、抱える闇のリアリティが弱いものの、宗教や心理学の考え方を整理しつつ、謎を解体していく様はいつもながらおもしろい。 | ||||
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首を刎ねても刎ねても舞い戻ってくる復員服の亡霊、金色の髑髏、謎の集団自決、生首事件、その他諸々・・。則を越えた混沌を合理的に収束させる作者の手腕は、前ニ作において多少牽強付会のきらいは感じさせながらも、卓越したエンターテインメント・ノヴェルを構築していた。 が、本作においては、相容れないと思われる事象が一点に収束していくに従い、唯々諾々と首肯できぬ不自然さに陥り、読後感は釈然としないものであった。特に何度首を刎ねられても蘇生する亡霊の種明かしは、正直稚拙。そんなことせえへんやろ~と突っ込むことしきり。それでも退屈させずに一気に読ませる所は流石と言えなくも無いが。キャラクターの造型が完成を見たのは本作の収穫。 | ||||
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読後、一寸ばかりシンミリしてしまった。それは、この事件に係わり、そして亡くなってしまった人達の人生を思ったが故だと思います。物語は、展開・構成がチョット複雑だったからかなぁ~、発生・発覚していく其々の出来事が読中に上手くリンクせず、のめり込みづらかった。でも最後はそれらを収束させてしまう筆者の手腕には流石と思わせられた。やはりこのシリーズは順番に読まなければいけないですね、前作のネタあかしは無いですが、以前にチョコッと出てきた登場人物が本編にはしっかり渦中に嵌ってますし。明日から4作目に取組みます。 | ||||
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タイトル通りの感想を読みながらずっと思っていました。この偏屈な陰陽師京極堂のファンにとってはじれったい事この上ない。 座敷から出てくる事はまずないと思われていた若き隠居の京極堂が、京都までお目当ての本を買いに行ったと聞いて驚く登場人物と読者の顔が目に浮かぶようです。 謎が謎を呼び謎だらけに陥ったいつもの面々がやっぱり最後に集合し助けを求めるのは陰陽師京極堂。 夢のような白昼夢のような髑髏の幻想に囚われた人々の憑き物を落とすのはやっぱり京極堂です。 今までの京極堂シリーズの中ではいまいちな感想ですが、なかなか骨太な意外な展開が待っています。 | ||||
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京極さんの作品は好き。これは…うん。 | ||||
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個性的なキャラクターが魅力的な京極堂シリーズ第三弾。 面白かったのですが、事件そのものは前作、前々作と比べると、どうもスケールダウンした感じがぬぐえないです。 | ||||
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おどろおどろしい物語。 京極堂シリーズでは、一番好きです。 ただ、途中で手の内がわかってしまうのが 物足りない。 所々にある恋愛(?)の描写が、ドロドロした 物語の中で際立ち、華を添えているようなきがする。 | ||||
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本当にはまってしまい、あっという間に読み終えてしまう本。シリーズものらしいが、この本単品でも十分読めるし、言葉なども分かりやすい推理小説。登場人物全てに関連を持たせているところなどは、松本清張を思い出させる。この本は、手品かと思った。 | ||||
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