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狂骨の夢
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【この小説が収録されている参考書籍】
狂骨の夢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全77件 1~20 1/4ページ
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とても面白かったです。 | ||||
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精神分析って凄いなぁと思いました。あと京極堂物知りすぎ!! | ||||
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90年代だったか、たまたま旅先の本屋で暇つぶしのためにノベルス版を手にとって読んだ。なぜ買ったか今は思い出せないが、分厚かったからだと思う。そしてシリーズにハマった。この時点では、前の2作しかなかったからすぐに買って読んだ思い出。それからは、新作を待ち望み、出れば出たで徹夜で読んでしまう至福の日々が何回かあった。とにかくキャラが立っているし、どんな怪奇にも理屈があるという信念がよかったし、そこに人間の心が絡むのも良い世界観。 | ||||
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数十年振りに再読。 気に入った点 ・一人一人のキャラが際立っている。 特に朱美さんが良い感じ。 ・心理学に詳しくなった気になれる。 ・真相解明が面白い。 気になった点 ・いさま屋の格好。 | ||||
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面白い | ||||
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面白いけど、文章が難しいです。すぐ眠くなってしまいます。 かなり厚みのある本なので寝ながら読むとうでが疲れます。 | ||||
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京極作品はいろいろと読んでいますが、このシリーズでは一番好きな物語。豊富な描写が物語の展開をうまく後押ししていて、どんな方でも味わって読んでもらえるような一冊。 | ||||
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実際の執筆は姑獲鳥の夏を執筆した人とは別の人物に外注してますね。ベストセラー、人気シリーズは起爆剤的に原型となる第1作目を専門に発注する場合がよくあり、人気が出てくるとそれ以降には第1作目作者の意図から逸れるものを量産し利益を上げる手法は珍しくない。姑獲鳥の夏で提示されていた世界観や、氷山の一角に過ぎない作品の、水面下に隠された膨大な知識が無い他の人物が、人気に便乗して続編を濫発するという日本式出版業のカゲをありありと反映している典型作品。 姑獲鳥…はユングやフロイトを引用する似非学者への批判か皮肉を含んでおり、作中の時代設定によって真っ向からは断じないでやり過ごしている。一方この狂骨…に於ける心理学や精神分析は知識も理解も極めて皮相的で貧相なのに分量と解り難さで知ったかぶりを誤魔化している。作中人物の人格が複合して混乱する様相には、執拗なストーカーに辟易しあの手この手で追い払い立ち去らせようとする被害者の苦労を多重人格呼ばわりする加害者の、思慮欠如を想起する。その点でも姑獲鳥…とは全く異なる視点から執筆されている。 京極堂による謎解きとされるが、ストーカーの一方的な勘違いを勿体つけて壮大なスケール⁈って感じ。 ある遺骨に関する捜査をストーカーに妨害されていた時に、骨にまつわる心理学や神話のトピックをテキトーに並べて、ストーカーによる解釈(ノゾキ活動成果レポートはメジャーにリリースされたりする迷惑行為。ストーカーの活動資金源にもなっているらしい) をミスリードしていたことを思い出しました。犯罪の調査や捜査を妨害するのでストーカーは、クラスに必ず一人以上配置されていていつも困りました。(某小学生探偵とか絶対に不可能なんだけどな!誰が立案した企画なのかって考えちゃうよね)。 | ||||
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いまいち評価の低い作品だけど私は好きです。前作の「魍魎の函」がホラー過ぎて再読を1回もしないのに比べて、これは再読、再々読と何回か読んでます。 朱美さんが好きです。京極作品の女性たちは不幸になる女性ばかりの中で、彼女の清々しさが素敵でした。「塗仏」以外でも出して欲しいキャストです。 そして、謎解きの場面で出てくる「立太子の礼」を行ったその当時の皇太子殿下は今上天皇陛下です。あと少しで譲位(あえて言います)されます。なので又、読み始めています。京極堂が言う「天照大神の子孫だって千代田のお城にいるじゃないか」のセリフが好きです。 | ||||
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今更京極シリーズを読みはじめたんですが、三作目のこれはかなりそりゃないよなオチで… 警察が無能、という推理小説はありますが、それが舞台装置に留まらずオチに影響与えてるのはかなりどうかと思いますよほんと。 | ||||
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確かに怒涛の展開ではあるが、京極堂が登場した辺りから急激に話がつまらなくなってしまった様に感じました。 最初の方は面白かったのですが憑き物落としのくだりの辺りはクドさばかりが目立ち段々と読むのが面倒になって来ました。 それに1作目2作目に比べ関口氏が余りにもトロ過ぎる設定でイライラさせられます。 木場氏の態度も横柄過ぎますね。 単なる無礼者でしかない感じで奥行きを感じません。 段々とキャラの設定が雑になって行ってる様に感じました。 | ||||
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読み応えタップリの本。 活字でしか味わえない面白さを味あわせてくれる。 しかし、前半は苦戦した。挫折しそうになった。 登場人物が多く、エピソードも多く、何が何やらよくわからない展開だった。 精神分析や宗教に関する蘊蓄は面白かったが、一体ストーリーがどうつながってるのか全くわからずなかなか読み進む事ができなかった。 ところが、京極堂が登場してからは一気に面白くなった。 パズルのようにバラバラだった事件を収束していく様は見事に尽きる。 後半は一気に読んでしまい久々に読書で徹夜をしてしまった。 豊穣な読書体験をさせてもらった。 京極夏彦の作品はミステリーでもホラーでもなく「京極夏彦」という名の唯一無二のジャンルだと再認識した。 | ||||
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前作魍魎の匣はストーリーが最初から面白かった。 しかし明らかになった事実に驚くということはあまりなかった。 一方この小説はスロースターターで最初というか中盤当たりまで読みづらい しかし 真相の凄さ 何があったのかということが解明されていくときのカタルシスはこの狂骨の夢がダントツですごい | ||||
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主な登場人物が出てくるまでが結構長かったので(普通の頁数の本ならば出ないまま終わってしまうくらい)、そこまでがもどかしかったです。 なので、前半はよく分からない切れ切れの色んなお話たちの連続で、これは何なんだろう・・・?という疑問を抱えたまま後半へ突入。京極堂が登場した途端に全部を回収、ああ、ここはそうつながっていくのか・・・とパズルのピースが次々にはまっていく感じはとても気持ちが良かったのですが、個人的には、がっつりとみなさんが最初から登場していてほしいな、とは思いました。 | ||||
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古本屋で見掛けて手にしてたものの、あまり好意的な話は聞いたことがないので「いつか読む」と棚上げしちゃってました。 手元の本を読み尽くしてしまったので、遂に開くことに・・・。 で、あれ?結構面白いじゃないですか。読み易いし。 (ここ二ヶ月読み辛い作品ばかり読んでたからその反動かも) なかなか事件が起こらず、京極堂も出てきませんで、焦らしすぎのとこがネックなのかなこの話は。 一見関係なさそうな3つの事件があり、これが根っこで繋がるのだろうけど、三題噺みてぇだなと考えていたら 登場人物達にもそんな会話をさせていたのには苦笑い。 どう繋げていくかの京極氏の辣腕ぶりが、この作品の肝なのは間違いないでしょう。 佳境に入って、「おいそんな人物誤認トリック(※)ありかよ!!」とか 延々と続く”謎解きシーン”は、解明するべき謎が多すぎて、憑き物落としというよりは なんか綾辻の館シリーズみたいだなぁ~とか思ってしまいました。 その後、「こんなに酷い復讐はねぇな」とか色々心は揺れましたが、 終いに文覺さんが”あんなこと”になるに至って、「ここまでやられちゃ敵わねぇ」で、名作認定に達しましたw。 ※主に物語る上での(或る意味)トリックですが、登場人物達も混乱していた この話を構成するにあたり、宗教のことを色々調べているうちに、 次作の”鉄鼠”の着想を得たのかな・・・なんてことも思いました。 とりあえず、私の中では『魍魎の匣』より上です。 | ||||
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Kindlefire購入で京極夏彦を電車で楽に読めるはずが思わぬ落とし穴 なんだこのセンスの欠片もない表紙は こんなのがズラズラとならぶのは我慢ならない、狂骨夢て… なんだこの値段設定は 分冊版の利点は持ち運びやすいことだろう だけど紙代がかかる、だから分冊版が合冊版より高いのは当然 そして同じ理由で電子書籍が書籍より安いのもまた当然 で、どうして分冊版の電子書籍が合冊版の書籍より高いのか 電子書籍だぞ?分冊にしなくても持ち運び安いんだ、電子書籍は そして、紙代もかからんだろ ユーザーにとって分冊で購入するメリットは皆無! というかライブラリでかさばるデメリットが大きすぎる 分冊版購入で本棚がかさばるというデメリットがそのまま端末にぶち込まれるんだから もしも、合冊版と分冊版二種類売ってたら誰も分冊版を買わない事は明白 それを分かっててやってるとしか思えない、酷い商売 こんなんじゃおとなしく合冊版を読んでいても不満を感じてしまう | ||||
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いちいち動揺する関口に対するフラストレーションも京極堂が解決してくれます。 | ||||
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京極氏の「鉄鼠の檻」と真反対の筋書ですね。 鉄鼠の檻でエピソードは個別の事件ですが 胸骨の夢では複数のエピソードは全て連結されている。 意地で書いてみた? | ||||
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1作目の衝撃のデビュー作の姑獲鳥の夏、2作目の日本推理作家協会賞受賞の魍魎の匣と比べるとこの3作目の本作は初期の作品の中では地味な扱いとなっているが、実際内容も前2作と比べると一人の女性の精神世界と過去が主な題材になっていて派手さはないのだが、その分、じっくりと人物像や事件が描きこまれており、個人的には1作目や2作目よりも出来はいいと感じる。 蘊蓄もメインの事件と見事に融合しており、一見地味ながらかなり複雑な人間関係から生じる怪奇事件の真相は前2作以上に圧巻である。 | ||||
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京極作品はミステリであり,心理小説であり,ホラーであり,SFであり,伝奇ものでありその他いろいろな要素が入っています。 この作品は,心理部分とホラー要素が強くなっています。 とはいいながら,真相には滑稽な要素も入っています。 陰惨な事件な割には,ハッピーエンド的要素もあり,他の作品と比べると異質なところもありますが,典型的な京極作品とも言えます。 このシリーズの他の作品と比べると,私のイメージとしては少し軽く感じられるため、この作品から入るのが,ひょっとしたらいいのかもしれません。 このシリーズは最初から読むのが正しいのでしょうが・・・ | ||||
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