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夜は短し歩けよ乙女
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夜は短し歩けよ乙女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全594件 501~520 26/30ページ
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夜は短し歩けよ乙女、短編集ですが、最初のタイトル作品のかわいらしさにノックアウトされました。 森見登美彦さんを読まず嫌いできたのが勿体なかった反面、これが2008年最後の読本で本当に良かったです。 読んでいて、とても幸せな気分になり、乙女さんととひたすら飲みたくなりました。 架空の京都を舞台に、可憐な乙女が誘われるまま流されるままに不思議な大人達といろいろな宴会に行き、ひたすら飲み歩き、最後に李白さんという不思議な人と飲み比べするというそれだけの話なんですが、主人公の女の子がひたすら可愛らしいのです。手法としてはガルシア=マルケスと同じマジックリアリズムなんですが、そういうテクニック的なことは別として別の次元に気持ちよくするすると連れて行ってくれます。 おともだちパンチで殴られてみたいな、とそんなことを思うくらい至福な一冊でした。 あまりにタイトル作が良かっただけにまだ他の短篇すら読んでいない作品ですが、最初の短篇だけではまりました。 | ||||
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面白いです(あくまでも自分にとってはですが) 内容にあまり触れるのもアレなんで…。 この作品独特の語り口調で展開される物語に馴染めるかどうか〜 が一番のポイントかと思います。 自分は単行本ですでに読んでいますが、文庫版も買ってしまいました。 中村さんの表紙イラストに惹かれる方なら問題なく楽しめるのではないかと。 単行本をすでにお持ちの方へ。 文庫版には巻末に羽海野チカさんの解説が収録されています。 これだけでも買う価値はあるかと思います。 読んでる間羽海野さんのキャラクターが動き回ります^^; 2足歩行! コミック版も羽海野さんが描いてくれればなぁ。 | ||||
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どこが面白いか。京都の四季を背景に、京大を中心とした学生風俗、河原町、今出川、丸太町あたりの雰囲気が良く出ていること。ファンタジーが大きいこと。 でもね、文体および話者がころころと変わること、話の内容がたわいがないこと、からそれほど面白く読めなかった。京都で青春を送った人には、懐かしさで読み通せるかもしれないが、それ以外の人にはどうかな。 | ||||
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独特の文章に慣れるまでは少し読みにくかった。 でも気がつけばこの不思議な世界に夢中になっていた。 最後はさわやかに。 | ||||
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著者の作品は、これがはじめてでした。文体の独特さと京大界隈の世界観がとっても楽しかったです。くすくす声を出して笑う本はこれがはじめてかも。 黒髪の乙女に、男女問わずだれもが追っかけていく気持ちになります。かわいい!! 確かに、文体が独特なので苦手な方もおられるかと思います。が、、私はハマリました。著者の他の本も次々と購入し読みました。大好きです。 | ||||
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すいません。全然肌に合いませんでした。 サブイ表現のオンパレードに、荒唐無稽な物語。読んでる間、イライラが募って半分も読めませんでした。いや、物語自体はファンタジーですからいいんですよ。荒唐無稽でも。ただ私には、ただのイタイ物語にしか思えませんでした。 この作品が女子にうけるのはわかりますが、男も評価してるとは。驚きです。 | ||||
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“先輩”と“黒髪の乙女”の二人の登場人物が交互に登場し それぞれ一人称で語る短編の連作4編。 小説の完成度に関しては 評価できる資格はワタクシにはない。 ただ、この二人の語り手が極めて魅力的なことはよくわかる。 とりわけ“黒髪の乙女”の天然で無邪気なところがとても良い。 そしてこの二人の語る文章の何とも言えないリズムと内容が可笑しい。 はじめはその文章のリズムと内容が微妙にずれていて違和感があるのだが いつの間にかシンクロしていく感覚もとても心地よい。 どういうエンディングを迎えるのか期待しながら 残りのページ数がどんどん少なくなっていくのがなんだか惜しくて・・・ そんな感覚を味わうのも久しぶりだ。 ご都合主義で奇想天外な内容ではあるけれど 少なくとも読んでいる時間はとても楽しい。 表紙の中村佑介のイラストもなかなかカワイイ。 | ||||
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倶楽部の後輩「黒髪の乙女」に一目惚れをした私(先輩)。 黒髪の乙女に“私”という存在を認識してもらうために、トラブルに巻き込まれつつも、乙女の行く先を追い掛け回します。 夜の街を歩き回り、火鍋を食べ、命がけの綱渡りまでしてしまいます。 しかし、天然の乙女は、先輩と度重なる遭遇も、ただの偶然(!?)だと思い込んでいます。 一つの出来事が、私と乙女の交互の視点から描かれています。 同じ出来事でも、二人の感じ方は違います。 場面の細部まで細かく描き分けられていて、まるで、登場人物が目の前にいるようです。 個人的には、第三章の学園祭をテーマにした話が一番好きです。 私と乙女の性格や価値観、魅力が描かれていたと思います。 | ||||
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ずーっと読みたかった本。 この夏よーやく読めました。面白かったです。 文体がちょっと昔めいた、和を思わせるカンジですが、 正直、言い回しでここまで笑わせてくれるとは!!という感想です。 笑える本だとは、まったく思っていなかったので。 非現実的な部分も多少ありますが、そこもこの話の"味"なんでしょうね。地に足をつけて生きなければ,人だって空すら飛べると思える人じゃなければ,楽しめないかもしれません。 ただ,一度手にとってみる価値はあると思います。 | ||||
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いつも幸せに包まれる黒髪の乙女、それに引き換え報われない事に奔走する先輩この目線から同時進行していく物語です。 京都の厳かで不思議な様子をより一層膨らまして書かれていて、そこでまきおこる事象、怪しい登場人物が乙女の魅力一層引き立てています。 みなさんも独特な文体で書き表された不思議な京都の町をあじわってみて下さい。 想像力妄想力豊かなひとはより一層楽しめるかもしれません | ||||
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レビュータイトルの理由で、本書をおもわず手に取った元乙女です。 著者の他の本を図書館でぱらりと見たら、文体が違うんですね。 (他のもこんなかと、おそるおそる?みました。ちょっとホッとしました(笑)) 本書の文体と雰囲気は好きです。 ただ、「なむなむ!」とか・・ずいぶん何度も使われていて、 京都らしいお惚けは楽しいけど、ちょっとかわいすぎて、 好きと苦手が紙一重って感じです。 そこが、この方の才能なのでしょうか・・! | ||||
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最初のうちは懐古調の文章に戸惑いましたが、読み進めていくうちにリズムに馴染んで、ぎゃくに普通の文章より読みやすいんじゃないかと思えてきました。とにかくヒロインがかわいくて、最後まで堪能させていただきました。文章は最初のうち、抵抗を覚えても嫌悪感を持たず、流されるままに読んでいけば、自然と馴染むのではという気がするのですが。 | ||||
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自分じゃ絶対手に取らないな、これ。 癖がありすぎる。 大正浪漫みたいな語り口調。 最初はまどろっこしかったけど、 何とか1章が終わった。 京都の街は好きだけれどもそれほど詳しくはない。 けれども(あくまで勝手な想像だけれど) 京都の街の雰囲気とあのまどろっこしい文体が だんだんハーモニーを奏でるようになってきた! 特徴がある文体なので 好き嫌いはあると思いますが、 私は面白く読むことが出来ました。 | ||||
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この本は手にとって読んだ方自身の想像力で面白いかどうか決まります。 童話が好きな方向けの現代版メルヘンです。 読みはじめは時代設定が明治かと思ったのですが読んでいくうちに現代だと気付きました。 特別企画でドラマ化したら きっと、面白いです。蒼井優あたりで…。 | ||||
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文体が落語と言うか「語り手」的な感じで物語が進んでいきます 舞台はちょっと怪しげで不思議な京都、出町柳や四条など実際にある場所が出てきます ライトノベルなどを読む方には楽しく読めると思いますが そうでない方で買おうか迷っているなら書店でちょっと見てみましょう 自分は前者なので非常に楽しく読めましたが、読み終えた後に自分自身に何も残らないので☆4です ただ難しい漢字も結構あるので読むのに苦労する場面もありました | ||||
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面白い。 作者が農大出身と巻末を見て思ったが、 「もやしもん」という作品に通じる、学園祭でのどたばた劇が好み。 分かりやすい構図、主人公がヒロインに近づこうとじたばた。 軽く、そして趣深い文体など引き込まれる要素は多く一気に読破。 主題の明確さ、読者を楽しませようとする視点が好印象の作品。 難解な作品よりもこういった日常、ありふれた系を描く作者に好意を。 SF的な視点はこの際 置いておいて、ありふれた日常って恋愛って事です。 | ||||
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森見ファンの方、評価を下げてすみません... 読み始めて数行で不安をおぼえました。それでも文体が面白いとか、 なにしろ話題の本だし、とにかく感想はそれからだと思い読み進めました。 が、読み終わってわかったことは自分には合わない、ということでした。 これまで「太陽の塔」「有頂天家族」を読んできて、文体や物語全体の雰囲気は面白いと思うのですが、やや食傷気味です。 (「きつねのはなし」が一番楽しめました。) 森見氏の新刊は毎回楽しみなのですが… | ||||
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一見短編集に見える四章構成だけど,それぞれの章はある女の子の姿を追う「先輩」と,頻繁な顔合わせをことごとく偶然と思い込んでいるw「彼女」をめぐる四季の出来事になっている。しかも,それぞれの季節でばら撒かれた小道具たちが,終章に向かってきちんと回収される。それが秀逸。 京大の十一月祭を取り上げた秋の章がいい。著者独特の妄想ワールドは,効率とか常識といった世界とはおおよそ無縁で,現実が空想に歩み寄る学園祭という場でこそ,逆にリアリティを感じさせる。 最後に。樋口さんが気に入った。友達になりたい(笑)。 | ||||
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「京都」+「大学生」+「妄想」+「恋らしきもの」が炸裂する、森見ワールドの傑作。 自分の大学時代を振り返っても、あんなモラトリアムの時期はなかったなぁ、とつくづく思う。 とにかく妄想だけがたくましく、ひどく鬱屈していて、ほとんどの行動が無為なのだけど、ごくたまに、まぁそれなりにドラマ的な何かがある。 そんな大学時代の思い出をまざまざと思い起こさせてくれる森見さんの本。 いくら読んでも飽きません。 ただ本作は、実は結構な純愛ものだったりする。 いや他の森見本も結局は「歪んだ純愛」なのだけど、本書はわりとストレートに「努力の末、お近づきに」という流れになっている。 人気が高いのも頷ける。 笑いなのか感動なのかわからないが、とにかく涙は出る一冊です。 なんかコミック化されたそうですが、とにかくまずは原作を読むべきかと。 | ||||
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変わった文体といっても、これは懐古調の文体で、まったくのオリジナルではありません。 でも、古くて新しいんでしょう。 しかし、文体はさておき、話の内容は大したことはない。 | ||||
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