盲目の理髪師

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盲目の理髪師の評価:

4.00/5点 レビュー 19件。 E ランク

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平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

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未読の方はご注意ください

全27件 21〜27 2/2ページ
No.7
(4pt)

こんなミステリ、初めて

「本書は殺人を扱ったファルス(茶番狂言)である。」
−−アントニイ・バウチャーによる、
そんな書き出しの序文が巻頭に掲載されている本書は、
ドタバタ喜劇に彩られた異色作です。
フェル博士を訪ねてきた推理作家モーガンは、
自分が乗ってきた豪華客船クィーン・ヴィクトリア号で起こった
事件の顛末を語って聞かせます。
船内では、二つの盗難事件と、死体消失事件が起きており、
物語を聞き終えたフェル博士は安楽椅子探偵として、
真相を解明するのですが・・・。
この物語の変わっているところは、
物語のほとんどで船内の登場人物たちが
酒を飲んでいることです。
とにかく、飲んでばっかり。
そして、酔っぱらった挙げ句、
思いもかけない行動を起こす彼らは、
事件をどんどん複雑にしてしまうのです。
こんな物語を書こうと考えるカーは、
よほどの酒好きだったとしか思えません。
酔っぱらいによるドンチャン騒ぎと、不可思議な事件−−
やり過ぎと思えるほどのファルス色の強い作品となっています。
ただ、このドタバタ喜劇の中に
しっかりと伏線が張り巡らされているところは、
さすがと言わざるを得ません。
解決編のフェル博士の推理には脚注が付いており、
それぞれの手がかりが
何ページに記載されていたのかが分かる仕組みになっています。
ところで、フェル博士は、
作中でお酒を飲んでいるのでしょうか?
それは、あなたの目でお確かめください。
盲目の理髪師【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 盲目の理髪師【新版】 (創元推理文庫)より
4488118283
No.6
(5pt)

船上を舞台に、ディクスン・カー・ワールドが満載!!

 不可能犯罪趣味あり、ドタバタ喜劇あり・・・と、いかにもディクスン・カーらしい作品です。
 船の中で起こるミステリーですが、犯罪の舞台が船と言うのは、カーも後には幾つか使っておりますが、これはそういった作品の基となっているといって良いでしょう。
 まさに全盛期のディクスン・カーが書いた作品だけに、脂が乗りきっていると思いますし、カー好きの方には絶対にオススメです!
 尚、カー作品を全く読んだことが無いという方でも、言い換えればこの作品は、「不可能犯罪系の推理小説に金字塔を打ち建てた巨匠、ディクスン・カー」を知る上で、ちょうど良い作品の一つになるかなとも思います。
盲目の理髪師 (創元推理文庫 118-5) Amazon書評・レビュー: 盲目の理髪師 (創元推理文庫 118-5)より
4488118054
No.5
(5pt)

船上を舞台に、ディクスン・カー・ワールドが満載!!

 不可能犯罪趣味あり、ドタバタ喜劇あり・・・と、いかにもディクスン・カーらしい作品です。
 船の中で起こるミステリーですが、犯罪の舞台が船と言うのは、カーも後には幾つか使っておりますが、これはそういった作品の基となっているといって良いでしょう。
 まさに全盛期のディクスン・カーが書いた作品だけに、脂が乗りきっていると思いますし、カー好きの方には絶対にオススメです!
 尚、カー作品を全く読んだことが無いという方でも、言い換えればこの作品は、「不可能犯罪系の推理小説に金字塔を打ち建てた巨匠、ディクスン・カー」を知る上で、ちょうど良い作品の一つになるかなとも思います。
盲目の理髪師【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 盲目の理髪師【新版】 (創元推理文庫)より
4488118283
No.4
(4pt)

不気味なタイトル

船上という限られた空間で起こる殺人事件。殺人犯は必ず船内にいる筈なのに忽然と消えてしまったかのようだ。この船の到着までに謎を解かねば...。不可能味とタイム・リミットの味が加わって、如何にもカー好みだ。

ところが物語はカーのもう一つの持ち味"ファース"で埋め尽くされるのだ。乱痴気騒ぎと言って良い。このため、事件に素直に取り組めば割りと単純に解ける謎が、登場人物にも読者にも素通りして行ってしまう。これもカーの技巧なのかもしれない。

ファース味の中に謎が溶け込んだカーの異色傑作。
盲目の理髪師 (1962年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 盲目の理髪師 (1962年) (創元推理文庫)より
B000JAL0NW
No.3
(4pt)

不気味なタイトル

船上という限られた空間で起こる殺人事件。殺人犯は必ず船内にいる筈なのに忽然と消えてしまったかのようだ。この船の到着までに謎を解かねば...。不可能味とタイム・リミットの味が加わって、如何にもカー好みだ。
ところが物語はカーのもう一つの持ち味"ファース"で埋め尽くされるのだ。乱痴気騒ぎと言って良い。このため、事件に素直に取り組めば割りと単純に解ける謎が、登場人物にも読者にも素通りして行ってしまう。これもカーの技巧なのかもしれない。
ファース味の中に謎が溶け込んだカーの異色傑作。
盲目の理髪師 (創元推理文庫 118-5) Amazon書評・レビュー: 盲目の理髪師 (創元推理文庫 118-5)より
4488118054
No.2
(4pt)

どぎついファースもの

カーの作品の中では
最もファース色が濃いものです
船上で起きる殺人事件を
カー特有の過剰とも言えるエンターテイメント性で
修飾された
好む人を選ぶ  そういう作品です
盲目の理髪師 (1962年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 盲目の理髪師 (1962年) (創元推理文庫)より
B000JAL0NW
No.1
(4pt)

どぎついファースもの

カーの作品の中では最もファース色が濃いものです船上で起きる殺人事件をカー特有の過剰とも言えるエンターテイメント性で修飾された好む人を選ぶ  そういう作品です
盲目の理髪師 (創元推理文庫 118-5) Amazon書評・レビュー: 盲目の理髪師 (創元推理文庫 118-5)より
4488118054