盲目の理髪師
評判
盲目の理髪師の評価:
4.00/5点 レビュー 19件。 E ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21〜27 2/2ページ
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盲目の理髪師の評価:
4.00/5点 レビュー 19件。 E ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
−−アントニイ・バウチャーによる、
そんな書き出しの序文が巻頭に掲載されている本書は、
ドタバタ喜劇に彩られた異色作です。
フェル博士を訪ねてきた推理作家モーガンは、
自分が乗ってきた豪華客船クィーン・ヴィクトリア号で起こった
事件の顛末を語って聞かせます。
船内では、二つの盗難事件と、死体消失事件が起きており、
物語を聞き終えたフェル博士は安楽椅子探偵として、
真相を解明するのですが・・・。
この物語の変わっているところは、
物語のほとんどで船内の登場人物たちが
酒を飲んでいることです。
とにかく、飲んでばっかり。
そして、酔っぱらった挙げ句、
思いもかけない行動を起こす彼らは、
事件をどんどん複雑にしてしまうのです。
こんな物語を書こうと考えるカーは、
よほどの酒好きだったとしか思えません。
酔っぱらいによるドンチャン騒ぎと、不可思議な事件−−
やり過ぎと思えるほどのファルス色の強い作品となっています。
ただ、このドタバタ喜劇の中に
しっかりと伏線が張り巡らされているところは、
さすがと言わざるを得ません。
解決編のフェル博士の推理には脚注が付いており、
それぞれの手がかりが
何ページに記載されていたのかが分かる仕組みになっています。
ところで、フェル博士は、
作中でお酒を飲んでいるのでしょうか?
それは、あなたの目でお確かめください。