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バートラム・ホテルにて
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【この小説が収録されている参考書籍】
バートラム・ホテルにての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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マープル物の最低作品。ポアロ物の最低作品「ビッグ4」ほどひどくはないが。 甥夫婦の好意で思い出深いバートラム・ホテルに泊まることになったミス・マープルだが、いつしかホテルの裏側に潜む人間関係を探り始め、そしてやがて殺人が起こり...、という内容。 とにかく推理作品の態をなしていない。だから他のレビュアーも、雰囲気がいいとかゴージャスだとかどうでもいいことばかり書いてて、誰一人として本書を推理作品としてまともに評価していない。 初めから推理作品としてではなく、ゴージャスな雰囲気のホテルものと割り切って読めばいいのかも知れないが、そんな作品、誰が読みたがるんだ? そうやって読んだところで、内容もつまらないし。 | ||||
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O・ヘンリー「桃源郷の短期滞在客」を思い出しながら読んでいくうちに センチメンタルジャーニーに浸るミスマープルの眼前 時の流れを止め得たかのような 古き良き時代のままの「バートラムホテル」という桃源郷は 仮面をはぎ取られ おぞましいゾンビの姿を現す。「参ったなぁ」 クリスティーにはかなわない | ||||
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英国の格式あるバートラム・ホテルで起こった殺人事件。しかし、本作で犯人やトリックを云々するのは野暮というもの。読者は、古き良き時代の英国を楽しめば良いのだと思う(勿論イギリス人読者を想定している)。作者も当然そのつもりなのだろう、探偵役にはポアロ(ベルギー人)ではなくミス・マープルを持って来ている。 年1回、クリスマスの日にクリスティが英国国民に送るプレゼント。我々もそのおこぼれを味わって、大いに楽しもう。 | ||||
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「実は、わたしね、ロンドンの、バートラム・ホテルに行ってみたいんですけどね……」 ミス・マープルは、14歳のころ泊まったことのあるホテルに滞在します。 そこは14歳のときと変らない「古きよき英国」の時代のままに運営されており、懐かしさにに喜びますが…。 ミス・マープルは周りの人たちや従業員の姿を観察することで、その「古い素敵なホテル」の運営の裏側に思い至っていきます。 ミス・マープルは、「台所の布巾」を買いに出かけたりしながら、やっぱり「観察」に精をだしていろいろ興味深い事実をさぐっています。 このお話では大活躍ではないのがちょっと残念。 デイビー主任警部が精力的に活躍しています。 | ||||
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英国の古きよき時代…マープルが思い浮かべる若き日の思い出を、そのままの姿で甦らせてくれるバートラムホテル。バターたっぷりのマフィン、完璧な湯で具合の卵が出てくる朝食、メイドらしいメイド。完璧な英国の伝統を守っているかに思われるが、その完璧さにマープルは違和感を感じ始める。情緒ある伝統的なホテルで、贅沢な時間を楽しむマープルがなんともかわいらしい。読者も共にホテルの優雅さと、ミステリーの謎解きを楽しめる作品です。 | ||||
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英国の古きよき時代…マープルが思い浮かべる若き日の思い出を、そのままの姿で甦らせてくれるバートラムホテル。バターたっぷりのマフィン、完璧な湯で具合の卵が出てくる朝食、メイドらしいメイド。完璧な英国の伝統を守っているかに思われるが、その完璧さにマープルは違和感を感じ始める。情緒ある伝統的なホテルで、贅沢な時間を楽しむマープルがなんともかわいらしい。読者も共にホテルの優雅さと、ミステリーの謎解きを楽しめる作品です。 | ||||
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古き良き、という修飾語がよく似合うホテルが舞台。セントメアリミードから離れてロンドンに滞在しているマープルと、彼女を取り巻くとっても個性的な人々の愛憎劇。情景描写に一段と磨きがかかり、ほの暗いホールに銀食器の擦れる音、しっとりとしたマフィンにとろりとしたジャムが目に浮かぶよう。推理もさることながら、これがマープルの、クリスティの愛したイギリスだと紹介されているような一冊。読むときには紅茶とクッキーを手元において、雰囲気に浸れる準備を。なお、実際にロンドンにモデルとなった同名のホテルがあり、各国からクリスティファンが訪れているという。 | ||||
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正直、後味はあまり良くありません。私は読了後ちょっと沈んだ気持ちになりました。ただ古い英国のホテルの描写(たとえそれが作られたものだとしても)は素敵です。泊まってみたくなります。またミス・マープル自体がヴィクトリア時代そのままみたいな人なので、全体に流れるゆったりした雰囲気とマッチしています。 | ||||
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「バートラムホテル」といえばなんといっても、冒頭のアフタヌーンティーのシーンでしょう。(事件、トリック、自体はさほどでも…)でもクリスティー作品では最も食べ物の美味しそうな本でもあります。それだけでも一読の価値有りです。ラストもなかなか皮肉で十分楽しめるし、こちらも優雅にお茶を楽しみながら読むのが正しいでしょう。美味しい一冊です。 | ||||
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「バートラムホテル」といえばなんといっても、冒頭のアフタヌーンティーのシーンでしょう。(事件、トリック、自体はさほどでも…)でもクリスティー作品では最も食べ物の美味しそうな本でもあります。 それだけでも一読の価値有りです。 ラストもなかなか皮肉で十分楽しめるし、こちらも優雅にお茶を楽しみながら読むのが正しいでしょう。 美味しい一冊です。 | ||||
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