鏡は横にひび割れて

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鏡は横にひび割れての評価:

4.31/5点 レビュー 71件。 B ランク

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平均点4.31pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全147件 41〜60 3/8ページ
No.107
(4pt)

さすが、ミステリの女王

ミステリの女王と呼ばれる著者としては、エルキュール・ポワロと並ぶ、ミス・マープルを探偵役としたシリーズものであり、長編第8作目。
ポワロのシリーズはかなり読んでいるのだが、ミス・マープルものはあまり読んでいなかったので、評価の高い本作品を読んでみました。

1962年発表の作品だが、著者は、1976年に85歳で亡くなられているので、晩年の作品と言ってよいでしょう。それでも、ミステリの醍醐味が十分に味わえる良作でした。

ミス・マープルの住む、セント・メアリ・ミード村にも都市化の波が押し寄せてきていた。その村で、かつて起きた事件の舞台になった屋敷に、映画女優が引っ越してきた。その引っ越しパーティの席上、招待客のひとりが、毒の入ったカクテルを飲んで死亡してしまう…。

ミステリの世界では、フー・ダニット(誰が犯行を行ったのか)、ハウ・ダニット(どうやって犯行を行ったのか)、ホワイ・ダニット(なぜ犯行を行ったのか)という謎の提示の分類があります。本作品では、フー・ダニットについては、一応意外性がない訳ではないですが、「え?この人が?」という驚きはあまりないでしょう。

そこで、多くの招待客がいる中で、どうやって毒がカクテルに入れられたのか、というハウ・ダニットと、どんな理由でその犯行を行ったのか、というホワイ・ダニットが中心になります。中でも、本作品の評価を高くしているのは、ホワイ・ダニットの部分でしょう。この真相を見破るのは相当に困難だろうと思います。

例によって、このミステリの女王は、伏線の張り方が巧いです。
作品の至るところに伏線はありますが、私は、kindleで読んだのですが、物語が始まって10%に達する前に、最初の伏線が張られていることを、読後確認しました。
物語の最初の10分の1までの時点で、張られた伏線。事件が起きるのは、全体の4分の1(25%)くらいなので、それ以前は、村の様子や、ミス・マープルの身近な人たちとのやり取りで、ストーリー的には、あまり面白くはありませんが、そこに、伏線が潜んでいるのです。

現代のミステリと比べると、物語展開は、平板な感じですが、きちんと張られた伏線と意外な真相というミステリの骨格をしっかり備えた良作と感じました。
鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300422
No.106
(4pt)

さすが、ミステリの女王

ミステリの女王と呼ばれる著者としては、エルキュール・ポワロと並ぶ、ミス・マープルを探偵役としたシリーズものであり、長編第8作目。
ポワロのシリーズはかなり読んでいるのだが、ミス・マープルものはあまり読んでいなかったので、評価の高い本作品を読んでみました。

1962年発表の作品だが、著者は、1976年に85歳で亡くなられているので、晩年の作品と言ってよいでしょう。それでも、ミステリの醍醐味が十分に味わえる良作でした。

ミス・マープルの住む、セント・メアリ・ミード村にも都市化の波が押し寄せてきていた。その村で、かつて起きた事件の舞台になった屋敷に、映画女優が引っ越してきた。その引っ越しパーティの席上、招待客のひとりが、毒の入ったカクテルを飲んで死亡してしまう…。

ミステリの世界では、フー・ダニット(誰が犯行を行ったのか)、ハウ・ダニット(どうやって犯行を行ったのか)、ホワイ・ダニット(なぜ犯行を行ったのか)という謎の提示の分類があります。本作品では、フー・ダニットについては、一応意外性がない訳ではないですが、「え?この人が?」という驚きはあまりないでしょう。

そこで、多くの招待客がいる中で、どうやって毒がカクテルに入れられたのか、というハウ・ダニットと、どんな理由でその犯行を行ったのか、というホワイ・ダニットが中心になります。中でも、本作品の評価を高くしているのは、ホワイ・ダニットの部分でしょう。この真相を見破るのは相当に困難だろうと思います。

例によって、このミステリの女王は、伏線の張り方が巧いです。
作品の至るところに伏線はありますが、私は、kindleで読んだのですが、物語が始まって10%に達する前に、最初の伏線が張られていることを、読後確認しました。
物語の最初の10分の1までの時点で、張られた伏線。事件が起きるのは、全体の4分の1(25%)くらいなので、それ以前は、村の様子や、ミス・マープルの身近な人たちとのやり取りで、ストーリー的には、あまり面白くはありませんが、そこに、伏線が潜んでいるのです。

現代のミステリと比べると、物語展開は、平板な感じですが、きちんと張られた伏線と意外な真相というミステリの骨格をしっかり備えた良作と感じました。
鏡は横にひび割れて (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-19)) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-19))より
4150700192
No.105
(4pt)

さすが、ミステリの女王

ミステリの女王と呼ばれる著者としては、エルキュール・ポワロと並ぶ、ミス・マープルを探偵役としたシリーズものであり、長編第8作目。
ポワロのシリーズはかなり読んでいるのだが、ミス・マープルものはあまり読んでいなかったので、評価の高い本作品を読んでみました。

1962年発表の作品だが、著者は、1976年に85歳で亡くなられているので、晩年の作品と言ってよいでしょう。それでも、ミステリの醍醐味が十分に味わえる良作でした。

ミス・マープルの住む、セント・メアリ・ミード村にも都市化の波が押し寄せてきていた。その村で、かつて起きた事件の舞台になった屋敷に、映画女優が引っ越してきた。その引っ越しパーティの席上、招待客のひとりが、毒の入ったカクテルを飲んで死亡してしまう…。

ミステリの世界では、フー・ダニット(誰が犯行を行ったのか)、ハウ・ダニット(どうやって犯行を行ったのか)、ホワイ・ダニット(なぜ犯行を行ったのか)という謎の提示の分類があります。本作品では、フー・ダニットについては、一応意外性がない訳ではないですが、「え?この人が?」という驚きはあまりないでしょう。

そこで、多くの招待客がいる中で、どうやって毒がカクテルに入れられたのか、というハウ・ダニットと、どんな理由でその犯行を行ったのか、というホワイ・ダニットが中心になります。中でも、本作品の評価を高くしているのは、ホワイ・ダニットの部分でしょう。この真相を見破るのは相当に困難だろうと思います。

例によって、このミステリの女王は、伏線の張り方が巧いです。
作品の至るところに伏線はありますが、私は、kindleで読んだのですが、物語が始まって10%に達する前に、最初の伏線が張られていることを、読後確認しました。
物語の最初の10分の1までの時点で、張られた伏線。事件が起きるのは、全体の4分の1(25%)くらいなので、それ以前は、村の様子や、ミス・マープルの身近な人たちとのやり取りで、ストーリー的には、あまり面白くはありませんが、そこに、伏線が潜んでいるのです。

現代のミステリと比べると、物語展開は、平板な感じですが、きちんと張られた伏線と意外な真相というミステリの骨格をしっかり備えた良作と感じました。
鏡は横にひび割れて (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U3ZU
No.104
(3pt)

犯人は誰?

勧められたので読んでみたけど、自分は推理小説は、詐欺に遭ってる感じがして苦手だった。カバーの折り返し部分に登場人物の一覧があるので、進行を把握する手助けになった。読みやすい訳だとは思ったが、推理小説はもう読まないだろう。
鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300422
No.103
(3pt)

犯人は誰?

勧められたので読んでみたけど、自分は推理小説は、詐欺に遭ってる感じがして苦手だった。カバーの折り返し部分に登場人物の一覧があるので、進行を把握する手助けになった。読みやすい訳だとは思ったが、推理小説はもう読まないだろう。
鏡は横にひび割れて (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-19)) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-19))より
4150700192
No.102
(3pt)

犯人は誰?

勧められたので読んでみたけど、自分は推理小説は、詐欺に遭ってる感じがして苦手だった。カバーの折り返し部分に登場人物の一覧があるので、進行を把握する手助けになった。読みやすい訳だとは思ったが、推理小説はもう読まないだろう。
鏡は横にひび割れて (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U3ZU
No.101
(5pt)

産休中に読んだが…

昔、産休中の暇なときに読んで衝撃を受けました。
なぜこの私に犯人と動機が分からなかったのか⁉︎とその当時ものすごく反省しました。
鏡は横にひび割れて (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U3ZU
No.100
(5pt)

産休中に読んだが…

昔、産休中の暇なときに読んで衝撃を受けました。
なぜこの私に犯人と動機が分からなかったのか⁉︎とその当時ものすごく反省しました。
鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300422
No.99
(5pt)

産休中に読んだが…

昔、産休中の暇なときに読んで衝撃を受けました。
なぜこの私に犯人と動機が分からなかったのか⁉︎とその当時ものすごく反省しました。
鏡は横にひび割れて (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-19)) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-19))より
4150700192
No.98
(5pt)

殺した理由に納得してしまいます

さてこの本のマーブルさんは年を取り、介護の女性が付いてます。セントメアリミード村も時代の変化がせまり、新興住宅地となります。買って「書斎の死体」の舞台となったゴシントン・ホールのお屋敷も売りに出され、買ったのは高名な女優です。看護人の目を盗んで、歩き回るマープル。彼女の推理力は変わらず、最後に思いがけない人が犯人とわかります。そして殺した理由も。私はクリスティの大ファンですが、それは人間の邪悪さが、見かけとは違うところに宿っていることを教えてくれるから。人間模様が素晴らしいからでしょう。
鏡は横にひび割れて (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U3ZU
No.97
(5pt)

殺した理由に納得してしまいます

さてこの本のマーブルさんは年を取り、介護の女性が付いてます。セントメアリミード村も時代の変化がせまり、新興住宅地となります。買って「書斎の死体」の舞台となったゴシントン・ホールのお屋敷も売りに出され、買ったのは高名な女優です。看護人の目を盗んで、歩き回るマープル。彼女の推理力は変わらず、最後に思いがけない人が犯人とわかります。そして殺した理由も。私はクリスティの大ファンですが、それは人間の邪悪さが、見かけとは違うところに宿っていることを教えてくれるから。人間模様が素晴らしいからでしょう。
鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300422
No.96
(5pt)

殺した理由に納得してしまいます

さてこの本のマーブルさんは年を取り、介護の女性が付いてます。セントメアリミード村も時代の変化がせまり、新興住宅地となります。買って「書斎の死体」の舞台となったゴシントン・ホールのお屋敷も売りに出され、買ったのは高名な女優です。看護人の目を盗んで、歩き回るマープル。彼女の推理力は変わらず、最後に思いがけない人が犯人とわかります。そして殺した理由も。私はクリスティの大ファンですが、それは人間の邪悪さが、見かけとは違うところに宿っていることを教えてくれるから。人間模様が素晴らしいからでしょう。
鏡は横にひび割れて (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-19)) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-19))より
4150700192
No.95
(4pt)

「ほら、 ずいぶん お顔の色もよくなりましたわね。先生は何か強壮剤をすすめてくださいまして?」―――「殺人事件に関心を持てとすすめてくださったわ」

住み慣れた村の景色も変わってしまった。
ミス・マープルは、世話焼きのメイドに年寄り扱いされ、一人で外出することもままならない。

しかし、事件が起きると、マープルは、(いきいきと?)人と物事の真髄を見抜く鋭い眼と、抜群の推理力を発揮するのです。
「ことにわたしは気分がいいのよ。無活動はわたしには向かないし、今までもそうだったわ。現実的な行動方式、それがわたしには長いあいだ欠けていたものなのだわ」

物語の終盤に、登場人物の性質、出来事、事件が交差し、それまで感じていた謎のつじつまが合ったときの、ストンと落ちるような真実に、驚きました。

衝撃度は、『オリエント急行殺人事件』『アクロイド殺し』など、他の有名なアガサ・クリスティ―作品に比べると、そんなに大きくはないかもしれません。

しかし、登場人物の性格と、それに決して矛盾せずに言動、仕草、出来事、各人のそれまでの人生が交わっていく描写が、素晴らしいです。
アガサ・クリスティ―は、身近にいる実在の人物をモデルにしたのではないだろうか、そのように思わせられます。

特に、ある人物の性格については、言葉を変えて繰返し描写されていることが印象的でした。
クリスティ―は、こうした性格の人物に、嫌な思いをさせられたことがあったのでは?と想像を掻き立てられました。

また、何よりも探偵役のミス・マープルが、とても魅力的な人物です。
本作では、事件の聞き込みや現場の調査を進めるのが、主に他の人物であることもあって、彼女のファンには物足りなく感じられるかも知れません。
もし、マープルのことをあまり知らない、あるいは、もっと彼女の魅力に触れたいと思われたら、『火曜クラブ』を読まれることをおすすめします。
短編集ではありますが、本作『鏡は横にひび割れて』よりも彼女の登場が多く、その魅力に多く触れられると思います。
鏡は横にひび割れて (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U3ZU
No.94
(4pt)

「ほら、 ずいぶん お顔の色もよくなりましたわね。先生は何か強壮剤をすすめてくださいまして?」―――「殺人事件に関心を持てとすすめてくださったわ」

住み慣れた村の景色も変わってしまった。
ミス・マープルは、世話焼きのメイドに年寄り扱いされ、一人で外出することもままならない。

しかし、事件が起きると、マープルは、(いきいきと?)人と物事の真髄を見抜く鋭い眼と、抜群の推理力を発揮するのです。
「ことにわたしは気分がいいのよ。無活動はわたしには向かないし、今までもそうだったわ。現実的な行動方式、それがわたしには長いあいだ欠けていたものなのだわ」

物語の終盤に、登場人物の性質、出来事、事件が交差し、それまで感じていた謎のつじつまが合ったときの、ストンと落ちるような真実に、驚きました。

衝撃度は、『オリエント急行殺人事件』『アクロイド殺し』など、他の有名なアガサ・クリスティ―作品に比べると、そんなに大きくはないかもしれません。

しかし、登場人物の性格と、それに決して矛盾せずに言動、仕草、出来事、各人のそれまでの人生が交わっていく描写が、素晴らしいです。
アガサ・クリスティ―は、身近にいる実在の人物をモデルにしたのではないだろうか、そのように思わせられます。

特に、ある人物の性格については、言葉を変えて繰返し描写されていることが印象的でした。
クリスティ―は、こうした性格の人物に、嫌な思いをさせられたことがあったのでは?と想像を掻き立てられました。

また、何よりも探偵役のミス・マープルが、とても魅力的な人物です。
本作では、事件の聞き込みや現場の調査を進めるのが、主に他の人物であることもあって、彼女のファンには物足りなく感じられるかも知れません。
もし、マープルのことをあまり知らない、あるいは、もっと彼女の魅力に触れたいと思われたら、『火曜クラブ』を読まれることをおすすめします。
短編集ではありますが、本作『鏡は横にひび割れて』よりも彼女の登場が多く、その魅力に多く触れられると思います。
鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300422
No.93
(4pt)

「ほら、 ずいぶん お顔の色もよくなりましたわね。先生は何か強壮剤をすすめてくださいまして?」―――「殺人事件に関心を持てとすすめてくださったわ」

住み慣れた村の景色も変わってしまった。
ミス・マープルは、世話焼きのメイドに年寄り扱いされ、一人で外出することもままならない。

しかし、事件が起きると、マープルは、(いきいきと?)人と物事の真髄を見抜く鋭い眼と、抜群の推理力を発揮するのです。
「ことにわたしは気分がいいのよ。無活動はわたしには向かないし、今までもそうだったわ。現実的な行動方式、それがわたしには長いあいだ欠けていたものなのだわ」

物語の終盤に、登場人物の性質、出来事、事件が交差し、それまで感じていた謎のつじつまが合ったときの、ストンと落ちるような真実に、驚きました。

衝撃度は、『オリエント急行殺人事件』『アクロイド殺し』など、他の有名なアガサ・クリスティ―作品に比べると、そんなに大きくはないかもしれません。

しかし、登場人物の性格と、それに決して矛盾せずに言動、仕草、出来事、各人のそれまでの人生が交わっていく描写が、素晴らしいです。
アガサ・クリスティ―は、身近にいる実在の人物をモデルにしたのではないだろうか、そのように思わせられます。

特に、ある人物の性格については、言葉を変えて繰返し描写されていることが印象的でした。
クリスティ―は、こうした性格の人物に、嫌な思いをさせられたことがあったのでは?と想像を掻き立てられました。

また、何よりも探偵役のミス・マープルが、とても魅力的な人物です。
本作では、事件の聞き込みや現場の調査を進めるのが、主に他の人物であることもあって、彼女のファンには物足りなく感じられるかも知れません。
もし、マープルのことをあまり知らない、あるいは、もっと彼女の魅力に触れたいと思われたら、『火曜クラブ』を読まれることをおすすめします。
短編集ではありますが、本作『鏡は横にひび割れて』よりも彼女の登場が多く、その魅力に多く触れられると思います。
鏡は横にひび割れて (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-19)) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-19))より
4150700192
No.92
(5pt)

一気に読了!

軽くて読みやすく、レトロな英国の情景がきれいで楽しい。意外な犯人とか、動機やトリックの必然性もあって推理物としての読み応えも充分です。
鏡は横にひび割れて (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U3ZU
No.91
(5pt)

一気に読了!

軽くて読みやすく、レトロな英国の情景がきれいで楽しい。意外な犯人とか、動機やトリックの必然性もあって推理物としての読み応えも充分です。
鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300422
No.90
(5pt)

一気に読了!

軽くて読みやすく、レトロな英国の情景がきれいで楽しい。意外な犯人とか、動機やトリックの必然性もあって推理物としての読み応えも充分です。
鏡は横にひび割れて (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-19)) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-19))より
4150700192
No.89
(5pt)

アガサ・クリスティー久々に

だいぶ前に読んだ記憶がありましたが、本を整理する時に捨ててしまい再度購入です。初期に読んだ物語の情景描写の印象が、現在読み直すと全く違って感じる不思議です。より深く登場人物の気持ちに寄り添えるそんな印象です。
犯人の心の描写、心情、どれもが刺激として残ります。
目撃証言が多いわりに、その見た者の解釈の違い、見たかもしれないがそれが何を意味するのか、犯人の精神描写心の動きが、ドラマよりも読んだ時の何とも言えない不気味さが、読んでいる読者をその世界に誘います。
是非、おススメの作品。ドラマとの違いを感じるのも、一つの楽しみ方です。鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
鏡は横にひび割れて (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U3ZU
No.88
(5pt)

アガサ・クリスティー久々に

だいぶ前に読んだ記憶がありましたが、本を整理する時に捨ててしまい再度購入です。初期に読んだ物語の情景描写の印象が、現在読み直すと全く違って感じる不思議です。より深く登場人物の気持ちに寄り添えるそんな印象です。
犯人の心の描写、心情、どれもが刺激として残ります。
目撃証言が多いわりに、その見た者の解釈の違い、見たかもしれないがそれが何を意味するのか、犯人の精神描写心の動きが、ドラマよりも読んだ時の何とも言えない不気味さが、読んでいる読者をその世界に誘います。
是非、おススメの作品。ドラマとの違いを感じるのも、一つの楽しみ方です。
鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300422