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ハロウィーン・パーティ



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ハロウィーン・パーティの評価: 3.88/5点 レビュー 32件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21~23 2/2ページ
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No.3:
(4pt)

人殺しを目撃したのは誰だ?

ポアロシリーズでは常連、女流探偵小説家オリヴァ夫人が、ハロウィーン・パーティに招待された先で起こった事件。水桶の中から林檎を咥えて取り出すゲームの桶の中で、少女が溺死。オリヴァ夫人は大好きな林檎を断つことに?!

少女が「あたしは人殺しを見たんだ」と言って、オリヴァ夫人の関心を集めようとしたことがきっかけで殺されてしまった。人殺しを見たのは本当なのか、それともただ言っただけなのか……。

少女の心理がとても巧みに描かれていて、ポアロシリーズでは大好きな一冊です。
ハロウィーン・パーティ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-26))Amazon書評・レビュー:ハロウィーン・パーティ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-26))より
4150700265
No.2:
(4pt)

クリスティー自身の思い

事件は推理作家のオリヴァ夫人が参加したハロウィーン・パーティで起こった。殺人事件を目撃したことがあると言った少女が、リンゴ食い競争用のバケツに首を突っ込んで死んでいたのだ。謎を解くために奔走するのはエルキュール・ポアロ。彼女が目撃した事件とはどんなものだったのか。ポアロが過去にさかのぼっていく。これが『ハロウィーン・パーティ』のあらすじだ。ポアロが出てくる作品では後期のものである。彼や元警視のスペンスなどが『昔は安全装置があった』と言う。怪しげな男から父親、母親や伯母さん、兄弟姉妹が若い女の子を守っていたのに今はそんなことができないと嘆く。きっとアガサ・クリスティー自身がそう思っていたのだろう。そうやって心配する気持ちが分かるのは私が年齢を重ねてきた証拠かな。ハロウィーン・パーティという童話的なものを扱いながらも大人向けの作品かもしれない。
ハロウィーン・パーティー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:ハロウィーン・パーティー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300317
No.1:
(4pt)

クリスティー自身の思い

事件は推理作家のオリヴァ夫人が参加したハロウィーン・パーティで起こった。
殺人事件を目撃したことがあると言った少女が、
リンゴ食い競争用のバケツに首を突っ込んで死んでいたのだ。
謎を解くために奔走するのはエルキュール・ポアロ。
彼女が目撃した事件とはどんなものだったのか。
ポアロが過去にさかのぼっていく。

これが『ハロウィーン・パーティ』のあらすじだ。
ポアロが出てくる作品では後期のものである。
彼や元警視のスペンスなどが『昔は安全装置があった』と言う。
怪しげな男から父親、母親や伯母さん、兄弟姉妹が若い女の子を守っていたのに
今はそんなことができないと嘆く。
きっとアガサ・クリスティー自身がそう思っていたのだろう。
そうやって心配する気持ちが分かるのは私が年齢を重ねてきた証拠かな。
ハロウィーン・パーティという童話的なものを扱いながらも
大人向けの作品かもしれない。
ハロウィーン・パーティ (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ハロウィーン・パーティ (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U24W

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