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母性



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【この小説が収録されている参考書籍】
母性
母性 (新潮文庫)

母性の評価: 3.76/5点 レビュー 202件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.76pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全202件 141~160 8/11ページ
No.62:
(3pt)

パンチを求めすぎちゃいました。

語り手は3人いて、そのうち2人は同一人物だということは割と早い段階で気付きます。
語り手1は最初から最後まで暴走しっぱなしです。2は最初から最後まで健気で不器用です。よって誰もが3に期待します。「真相は?結末は?」と。
ところが、なんと全てを解決してくれたのは「時間」でした。えっ!?てなりました。
面白かったです。ただ、パンチの効いた結末を望んでしまう私にはもの足りませんでした。でも現実はこうなんだろうと思いました。「事実は小説より奇なり」とは言うものの、実際現実社会で「衝撃的な出来事」を解決するのは「パンチの効いた結末」ではなく「時間」ですからね…。
母性 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:母性 (新潮文庫)より
4101267715
No.61:
(4pt)

面白かった

いきなり話にグイグイ吸い込まれていく行く感じで読んでしまいます。
人物設定も心理描写もよどみなく表現されていて、とても面白かったです。
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4101267715
No.60:
(4pt)

自分の子育てを反省した。

母親の望む理想の子供に育て上げた祖母。
その子供が母親になってからも、祖母(母親)の描く理想の娘で有り続けようとして、
我が子にまでその生き方を押し付ける。
子供がどうしたいかよりも、どうあるべきかだけを押し付け続け、
自己を失い、母親がどう思いどう感じるかだけを考えて行動する人間になってしまった。

この小説の序盤を読んだ段階で、自分の子育てを反省し、我が子に自分の思いを伝えておこうと思った。
普段、私がやっている子育ては、ともすると条件付きの愛情のような気がした。
だから、『色々な事で叱る事はあるけれど、可愛いと思っているし、どんな事があっても必ず守る。』と伝えた。

この小説を読んで良かった。
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4101267715
No.59:
(1pt)

面白くない

主人公である母親の性格に深みがなく、感情移入はおろか、読んでいて想像力を書き立てられることも、この先どうなるの?わくわく♪という感じも全くなかった。ただ成長しきれてない子どもが子どもを産むとどんな悲劇が生まれるか、を当たり前のように書いただけに思えた
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4101267715
No.58:
(3pt)

読んでて気持ちが悪くなってくるがそこがいいところ

タイトルの通り。
読んでると本当に気持ちが悪くなってくる。
はきそうだった、ドロドロとした関係に。
他者に過度に期待する登場人物たちに。

物語は、ある女子高生が自殺を図ったところから始まる。
本当に自殺(未遂だが)だったのか、母親が殺そうとしたのではないのか。そういった話が出てくる。

その母親、そして女子高生から見て祖母にあたる人物の関係を軸に、物語は紡がれる。

登場人物はみんな、自分は悪くない、他者が悪いという現代の人々がいだきがちな感情を安易にいだき、人を軽蔑し、憎み、落胆する。
その繰り返しがとにかく胸糞悪い。しかし、終わりに不思議と、ご都合主義かもしれないけれど希望があるのが、唯一の救いか。

胸糞悪い物語を楽しめる精神状況にないとき、読むのはおすすめできません(笑)。
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4101267715
No.57:
(3pt)

読後感はスッキリはしない…?

「わたし」と「私」。娘と母親の視点で勧められていくこのお話。一人称が「私」である母親は、自身の母親から愛されていたのだと感じられる。だが途中から可笑しくなっていってる。感じ方は同じでなければならない、とか。母親は自分の娘を育てながらも「私ならこう言う筈なのに」と自分と重ね不満を覚えることも多々有り。愛能う限りなんてのは本人が酔いしれてるだけであり、実際は手も上げていたなんて。本人はその事を一切書き記しておらず娘の回想で知りますが。娘と母親の価値観の相違、世間体を気にしすぎる母親。どちらもお互い愛してていた事に違いはないのですがどちらも愛の形がまるで違う。一方、娘は母親を守ろう、喜んでもらえる事をしよう。という純潔な愛情を母親に対して向けていたのではないでしょうか。中盤〜後半あたりからは母親に怯えてる様子も有りますが。母親に関してはプライドが高い人だとも感じた。又、愛が過剰な人だとも。ハッピーエンドなのかどうかイマイチよく分からないラスト。母親は最後改心したのかもよく分からない。けど、それは読者の想像にお任せって事なのかな。
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No.56:
(3pt)

最後の最後の最後まで

最初の「記事」に繋がるんだと思い込んでいたんで、「何か辻褄合わなくない?」の方が気になって気になってw
読み終わってからやっと「冒頭の記事は単に回想を喚起する材料だったのね」と理解した次第で。
面白く読めたが、「ズルい」奴らに押し切られて、過ぎてみれば「ま、いっか」で、なし崩しに「結果オーライ」ってのは性分的にイラつくかな。自分執念深いタチなんで、なんつーか「貸借0」状態になってからの「めでたしめでたし」じゃないと「めでたしじゃない!」と反発してしまうというか。「よそでこんなつらい思いしてるんだよ」では納得しない。互いの関係性の内での貸借0が望ましい。みたいな。
単に自分の好みの話です。
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No.55:
(5pt)

気に入りました

話にグイグイ引きずり込まれて行く感じ、人物設定も心理描写も小気味よく流れて行く感じ。 面白かった。
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4101267715
No.54:
(1pt)

ちょっと残念でした。

経年劣化があるなどの記載があり、本カバーの折れや本のヨレは仕方ないかもしれませんが、上部にマジック?で描いたような黒い線が入っていたりで、残念な買物でした。
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No.53:
(5pt)

表現方法に圧倒されました

一人称の視点となっていた母と娘、どちらにも感情移入できました。勿論すれ違いや価値観の相違についても全てです。
どうしてそういう選択をしたのかということも含めて違和感はなく、作者さんの筆力の高さを感じさせます。
肝心のストーリーは、序盤から一気に読者を引き込む魅力を持っており、早く続きを読みたいという衝動に駆られ、ページを捲る手が勝手に動かされてしまいます。
それぞれの登場人物達に、明確な意思が見え、読み進めながらも『こんな感じなんだろうなぁ』という想像ができてしまう。
汚い人間がたくさん出てきますが、それもまた仕方がないと思えるのは、きっと作者さんが『人間とはそういうものだ』という広い価値観で書いているからなのでしょう。
終わり方も含めて素晴らしかったです。
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No.52:
(4pt)

母から私に対する母性、私から娘に対する母性、その違い

まず、この本を読んで思ったこと。

     マザコン。

通常だとマザコンの対象は男性が多いと思いますが、
作中に登場するのは、女性のマザコンです。

娘である「私」の、異常なまでの、母に寄り添う気持ち。
読んでいて少し気持ち悪くなりました。

そして時が経ち、母を慕う私も、結婚し出産することで
母になりーー

これまで母性を受ける存在だった私が、
娘である「わたし」から慕われる存在に。

「娘の回想」ではわたしが、母への想いを書き綴っていますが、
「私の手記」で、私にはその想いが通じていないのが読み取れ、
 何とも痛ましいです。

7つの章で物語は繰り広げられます。湊かなえさんの作品では、
珍しい終わり方をしています。救いのない終わり方ではないです。
読んでいて意外に思いました。
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No.51:
(4pt)

ずっしりとした本

重い話し。 後半を一気に読んだ。 一度も時計を見なかった。 次から次に頁をめくった。 もう一度、読んでみようと思う。 母になって読んでみると。 また違うんだろうなと思う。 読み終わって思ったこと、重かった。
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4101267715
No.50:
(4pt)

心が疲弊する

この話の語り手は母と娘なのだが両者とも自分の観点からしか物事を見てない。その上歪んで狂気染みているし、出てくる登場人物のほとんどがエゴイストの塊で吐き気を催しそうな邪悪で満ちているから始末が悪い。
そのせいで読んでいる間はずっとモヤモヤ苛々してしまうのでけして気持ちのいい物語ではない。
それなのにグイグイと読ませる力のある作品だとも思った。
「自分は愛されているのだろうか?」とか「自分がここにいる理由は?」みたいに愛とか自己とか人生とかの答えのない問いに右往左往したことが皆一度くらいはあるものだろう。 だからこの物語を面白く感じるのかもしれない。
しかし、滑稽で愚かな登場人物達を他人事と笑い飛ばせるほど自分はいい人なのだろうか?そもそも「いい人」とはどんな人なのか色々と頭を悩ませることになるかもしれないがまたそれも一興だ。
そしてこれは余談だが私は自分の母親が大好きだ
自分を生んでくれた母親を好きにならないわけはないし、大事に思うのは当たり前だと思っている。
口にも出さないこの考えは他人に押し付けるつもりは毛頭ないが、果たして自分に娘ができ母になったときはどうなのだろうか?本著を読んだ後だとなんだか当たり前に考えてきたことが恐ろしいことのように感じてしまうのだから不思議だ。
貴方はどうだろう?
母を、娘を、家族を、周りの人々を、そして何より自分自身を振り返るきっかけになる一冊なのだと思う。
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No.49:
(1pt)

スランプ?

湊かなえさんの作品はすべて読んでいますが こちらはスランプ?とも思えるくらいの作品でしたか 残念です
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No.48:
(4pt)

悩ましき母性

彼女の作品を読むのは悪い男との火遊びに似ているんじゃなかろうか。
強く惹き付けられ体の芯が痺れるほど滅茶苦茶な読書体験をした後 
絶対に後悔する、という点で。(実際には火遊びなんて知りませんが)

私は、氏がデビューした頃に数作を読んで、あまりの読後感の悪さに尻尾を巻いて逃げ出したクチだ。
以来、興味をそそられる装丁で新刊が並んでも、かたくなに無視してきた。
でもこれは我慢できずに、手にとってしまった。なぜだろう?
タイトルやカバーの白い姫系ネグリジェ(もしくはアンダードレス)から推測される世界観や
テーマが、湊かなえの本領発揮を確信させてあまりあるものだったからだ。
こういう話ならきっと右に出るものは無いほどに、縦横無尽に濃密に描き尽くすのだろうと想像できた。
強い毒にあてられてみるのもたまには良いのではないかと気が迷い
デビューから時が経ち、作風も幾分変わったのではないか、私はそれを確かめたいのだと
自分に言い聞かせつつレジへもっていく。
結果として、(驚くべきことに)期待は裏切られなかった。
この調子でエンディングを迎えたら最悪の気分になると、途中で危惧したこともあったが
最後まで読んでよかった。
ルービックキューブが最後にかちりと合った時のような開放感を味わえたから。
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4101267715
No.47:
(5pt)

仕掛けられたトリックの見事さ

湊かなえは私にとって、テレビドラマの「夜の観覧車」の作者としての知識しかなく、作品を本で読むのは初めてであったが、夜の観覧車に通じる推理小説テイストを十分に感じさせ、幾つか仕掛けられた物語の流れによるトリックは見事である。 作品のテーマである母と娘の愛情以外に、夫婦や嫁姑間などの心のすれ違いなどが巧みに描かれ、男性が読んでも共感出来る部分が多いのではないだろうか? これから湊かなえにしばしはまりそうである。
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No.46:
(4pt)

最後が...

湊かなえさんの告白がすごく衝撃的な 物語で湊かなえさんの大ファンになりました。 母性は本当に面白かった しかし、最後がちょっとあっけなかった気がする(笑)
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No.45:
(4pt)

普遍的なテーマ

頻繁に挿入される詩が鬱陶しく、また登場する人々のタイプが少々一昔前な感じがするが、
話自体は人の本質をつくものと思う。
子どもへ愛をそそいでいるつもりで、実は自分の理想へ導いているだけではないか。
自立して生きてきたつもりで、実は親の思うように生きてきたのではないか。
自分は娘であり母でもあるだけに考えさせられるものが多かった。
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4101267715
No.44:
(3pt)

湊かなえのメッセージを受け取れ!

読み終えてその日の内にゴミ箱に捨てた作品だった。
17歳の娘の自殺の原因を解きほぐしていく内容であるが、読み終え自殺した理由にたどり着いた時にはもう本書を
読むことはないと私個人の意志を込めてゴミ箱に捨てた。
「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」とこの言葉の本当の意味が分かった時、女性の人生って
なんだろうなと、著者湊かなえが訴えたかったメッセージだと思った。
愛せない男と出会って流れで結婚し娘ができ、その娘は母親をなぜだか嫌ってかつ愛される娘を演じ続け育っていく。
ボタンの掛け違いの人生が、娘の自殺へと集約されていく物語。
湊かなえ作品には読者に購入させる価値はあるが、中身を読めば二度と読むことはないだろう悲しい結末が待っている。
いくつか湊かなえ作品は読んではいるが、女性にはよくある色(性的描写)が一切ない。そんなことより女とは何かと
強烈に訴えかけている。親子、友達、近所、社会関係。群れ、つながりの中でしか生きれない女性とは何か。
普通に私(男として)思うのだが、ボタンが掛け違えば一度ボタンを全て外しゼロから掛け直せばいいのにと思うが・。
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4101267715
No.43:
(4pt)

母と娘、という特殊な関係

三世代に渡る、母と娘の関係を描いた本作。

自分の母に依存し、精神的に自立していない「母」(手記の著者)。
母の幸せこそが自分の幸せ、自分はいつでも母に褒められるような人間であらねばならないと信じ切っている。
そのような依存的母子関係を、娘と自分の関係にも再現しようとし、自分が理想とする、正しいと信じる「いい子」を娘に押し付けて育てる。
娘は成長とともに、居心地の悪さを感じるようになる。自分が母に求める無条件で無償の愛が得られていないことに気づき、苦しむ。
それでもなお、娘は母の愛を渇望する。自分はどこか本当には愛されていないと感じながらも、自分はひたすらに母を愛している。
自分なりに、母を全力で守ろうとする。受け入れられたい、必要とされたい、認められたい、ほめられたい、愛されたいと必死なのだ。(そしてそれは、母も同じであったのだろう。)
その懸命さと切実さが、胸をうつ。
「母性」というタイトルから、親から子への愛情を連想させるが、どちらかといえば子から親に対する気持ちにより焦点が当たっているような気がした。

母と娘という、一筋縄ではいかない重苦しい関係を、それぞれの視点から巧みに描く著者の筆力はさすが。
娘の回想に何度か出て来る母から娘への暴力的なシーンが、母の手記ではすっぽりと抜け落ちていたり、
同じ出来事を語っているのにそれぞれの視点ではまったく別の受け取り方をしている場面が度々あり、
思い込みにより事実が捻じ曲がるという点もおぞましく、小説としてはおもしろい。

実は一番はじめから巧妙なトリックが隠されていて、最後の最後でミスリードに気付いたわけだが、
だからといってどうということもなく、死んだ死んでないというミステリー要素と、軸となる「母と娘」の関連性は薄い。
母性 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:母性 (新潮文庫)より
4101267715

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