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母性
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母性の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 1~20 1/2ページ
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なんとも言えない。 物語が進むにつれ、明らかになることが怖かった。 | ||||
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本編はいいんです、本編は。本編は⭐︎5 まるで自分の家の話を書かれたのかと思うくらい、リアルでした。 問題は解説です。 娘と母の確執を巡る話に、終章を経て一つの決着を経た後の解説が、どうにも不愉快でレビューします。 ある書店の文学担当さんが解説されていますが、解説の趣旨は、「語り手が信用できない」ということです。 ミステリーはそういう手法で語られることが多い、という主張から始まり、祖母に心酔する母の様子に、「おいおいと突っ込みたくなる」「重症」などど、外野が揶揄するような言葉を使っているのがまずひっかかりました。 私もこの作品のような家で育ち、親という自分の人生の全てを担う存在に、密室で10年以上も支配されていく苦しさ、怖さを知っているので、「重症」などど片付けて欲しくないのです。 雰囲気としては、「おいおいマジかw」で笑われている気分です。(文章の書き方がね) 姑を「興味深いキャラ」などと宣うのは、文庫の最後に解説として載せることではないでしょう。 キャラ?? 新潮文庫ですよ。 Xとかで呟くならまだしも。 解説の最後の締めくくりはこうです。 <湊かなえさんは帯のコメントに、「この作品が書けたら作家を辞めてもいいという覚悟で書いた」ってあるけれど、この本の後にも新作いくつも出しています。<略> 私はこんな信用できない語り手の作品のかけるミステリー作家を信用してます。 「???」 まず、それは作者に対する嫌味というか、皮肉ですよね。 で、大体、母性って、そういう作品だった? 語り手の信用性云々、ミステリーの手法云々が一番にくる話だった? 「信用できない作家を、私は信用している」って、何? 伝わる、「うまいこと言ってやった感」。 本編が素晴らしい出来栄えだっただけに、この「解説」とは程遠い、「感想」を載せられたのが本当に残念です。 「感想」だったらいいですよ。何を感じようと、それをどう述べようと、自由です。 解説ですよーーーーー、ないわーーーー。 文学担当の方が、こういった見方しかできないのは残念です。 もっと本をよく読んで、作家さんへの敬意や、不特定多数が読む文章への表現を学んで欲しいです。 | ||||
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びっくりするくらいつまらなくて読むの途中でやめた | ||||
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本当に湊かなえさん?と思えるくらい、つまらなくて中々進まなかったです。登場人物がほぼ全員胸糞だし、娘は生まれてからずっと散々な目に遭いながらよくこんな割とまともな性格に育ったなと。そして最後の無理矢理なまとめが一番納得できないし、私なら死ぬまで両親を許せない。 そして途中で出てきた国語教師もなんのために登場してたのか謎すぎる。いつもの痛快ミステリーの方が100倍面白いです。 | ||||
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母親と娘の区別が最初わかりづら極端な感情も文章で読むと追いつかなかったです。 | ||||
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とにかく母親がみっともない。 母の手記は読むに絶えない。 あまりに自分勝手で子供。 自分で自分の人権を守れないから 代わりに娘が母親の人権を守ろうとするのだが、 それで目を覚ますわけではなく 娘にますます辛く当たるようになる。 ショックな出来事は全部なんの関係もない娘のせい…。 小説に出てくる登場人物でしっかりしているのは娘だけ。 ストレスすぎる。 ミステリーとのことなので、 その結末のためだけに読んだ。 作者ならあっと言わせてくれるだろうと思ったが、 それも「ああ…そういうことだったのね」という感じ。 これだけのトリックのためにみっともない母親の狂った話を読まされたのか…。 まだ、母親は完全に狂っていて、 最後は精神的な医療を受けている、というラストなら良かった。 あれをそのままにしておいてめでたしめでたしはないだろう。問題を問題のままにしておく、闇を感じた。 | ||||
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これはつまらなかったなあ。ほかの低評価レビューの方も言っていますが、主人公(母親の方)の行動原理が理解不能すぎる。「母性」のあるなし以前に、一言で言うと頭がおかしいし愚か者すぎる(まあ、世の中にはこのぐらい頭がおかしくて現実認識がゆがんでいる人も実際そこそこいるのかもしれないが)。主人公(母親の方)の母親は、子供もきちんと愛して比較的まともな感じに思えるのに、その母に育てられた主人公(母親の方)がなぜ、こんなにも頭がおかしいのか。娘が母親の仇(のようなもの)だから、自分では愛していると錯覚しているが、心の底では実は憎んでいる、とかそういうことを表現したかったのかなあ(だとするとできていないのだけど)。娘の方は比較的まともっぽいので、もっと主人公(母親の方)を見捨てていい気はするのですが、これはまあ毒親の元に生まれると口で言うほど親の呪縛を振りほどくのは容易ではないということでわからなくもない。主人公(母親の方)と娘の視点の違いから同じ事象でも解釈や認識が違うという点もあまり説得的な描写でもなかった。視点が違うから認識が違うのは当たり前だけど、そうかそういう風になるのかあという納得感がなかった。あと、第三者の正体不明な教師の幕間的な語りも、何かトリックがあり驚きの展開があるっぽくっ見せて結局何もなかった。これを入れることで物語的に何の意味もないのだから、むしろない方がよかった(もっとも、それでも星二つの評価は変わらないが)。 | ||||
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するする読み進められる小説ですが 読んで良かったとは思わず ズシッと重いものが心に残ったままで 何一つすっきりしませんでした(笑) あくまでも個人的な意見です。 | ||||
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母の死(自死)、結婚、嫁姑確執に夫と娘に小姑との関係、そして流産に夫の浮気と娘の自殺未遂 主人公を通して愛能う…おてんこ盛り これだけ複雑に絡んだ愛憎をどうまとめるのかと期待したが、終章10年後まで一気に跳び5頁でその間を簡単な説明でめでたし愛でたし こんだけ絡んだらハッピーエンドにはならないでしょ 最終章でがっかりしました | ||||
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映画になるようなので読んでみたが、全然面白くなかった。この本を読んで何を思えばいいのか、それで?みたいな。 何の感想もない、読まなくて良かった本。 | ||||
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本の内容ではなく 届いた時のこの状態が悲惨でした。 | ||||
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面白くないわけではないし、湊かなえ先生がずっとテーマにしてらっしゃる「母と子」の歪んだ関係性について描かれている作品ですので、読み応えは充分あります。 以前読んでいたのですが、内容をすっかり忘れていたので、映画化に際して、改めて電子書籍で読み直しました。 しかし、新たな感動は特にありませんでした。 湊かなえ先生の作品なら、他にも優れたものは沢山あるので、特に読まなくてもいいかな~というのが個人的な感想です。 湊かなえ先生にはあまり露骨な叙述トリックものは見受けられなかった気がしますので、そういう意味では読む意味(価値)はあるのかもしれません。 ただし、叙述トリックならもっと優れた作品が他に山ほどありますので、他を読んだ方がいいかなとは思います(あくまでも個人の感想です)。 とりとめのない感想で申し訳ありません。 | ||||
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始めは、乙女チックで辟易した。読み進むにつれ依存関係に辟易した。最後辺りで読み終わる気力が萎えた。 | ||||
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1700円であればハードカバーの本だと思ったのですが文庫本でした。文庫本ならば600円くらいで本屋で購入できます。これはプレミアがついていてこういう値段だということなのでしょうか? 理解不能な事でした。 | ||||
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オチが気持ち悪い。 父親が浮気していた家で新婚生活はありえないし、なんだかんだで家族関係が収集しているのが突飛すぎて理解が追いつかなかった。清佳さんが自殺を図るのも突発的すぎるし、最後につれて展開が荒っぽすぎないだろうか。悲惨な話なのに、最後無理やりハッピーエンドに持っていっても、「救いがあってよかった」とは思えなかった。 | ||||
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陳腐なミスリード、謎解き解説のような最終章。告白が頂点? | ||||
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私と娘の言い分が異なります。私は「娘に愛されていない・撫でようとした手を拒否された」娘は「母に愛されていない・母にやさしく触れて欲しい・夜中に叩かれた」。事ある毎に「母のように・・・、母のような・・・、母ならこうしてくれる・・・、私ならもっと喜ぶ!」いい加減にしなさい!いつまでたっても「母」になる事より「母親に愛される娘でいたい」命の危機でも「自分の娘より母親優先」精神の未熟さにイライラ。「母」であるより「永遠の娘でいたい」。母になりきれていないと同時に大人にもなりきれていない。神父様には「私はそんなに悪かったのでしょうか?」の繰り返し。やはり娘清佳の言い分の方が信用できます。最後は娘の首を締めようとした?は?馬鹿ですか?姓名判断で騙されて高額な薬を?娘の自殺未遂でようやく目が覚める。遅い! そもそも「高台の家」に何故「土砂」が入ってきたのでしょうか?? まあ、告白のような「最期に誰も救われない、無残。残酷。悲惨」な終わり方では無かったので★は2つ。 | ||||
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この作家は初読みです。 先日久しぶりに読む山田詠美作品「つみびと」に圧倒され、その余韻覚めやらぬなか、女と母性について女性作家が書いた作品をもう少し読んでみたくなり、ふと図書館で見つけた湊かなえの「母性」。なんの前知識もなくタイトルだけで選びました。 途中で何度もその文章の陳腐さに、心理描写の薄っぺらさに、そしてただ一人として可愛げのある人間くさい、貧富に関わらず「自分の人生は自分で引き受ける」という矜持を持った品格のある人物が登場しないことに、読み進むことが時間の無駄かつ拷問にさえ感じましたが、あとで批判するにせよ読破しないと何も言えないよな、という一心でなんとか読了。 十代の頃から山田詠美を読みあさり、その後昔の日本の素晴らしい名文の数々も外国小説もたくさん読んできて、本当に良かったと思うのはこういう時です。 こういう実感の伴わない陳腐さに、偽物の文章に、すぐに気づけてしまうから。 いや、これは不幸なのか。 湊かなえという作家の作品が文学とは程遠い。ということだけは学べた作品でした。 こういうの、どういうジャンルなの? たとえばミステリーって言うと、社会や人間の業に深く切り込み、えぐり、言葉を持たない弱者に常に光を当てようとする松本清張などの作品と同列に位置するように取られかねない。100分の1の濃度もない。 普段レビューを投稿することはないけれど、あまりのひどさに書かずにはいられなかった。 こういう作家がベストセラーになる今の日本って、ほんとに大丈夫? | ||||
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かなり前になりますが、湊さんの「告白」と「Nにために」が大好きだったので読みました。正直言ってガッカリしました。女性みんな母性を持たないのはわかります、でもその母性を持っていないその主人公はなぜ娘を愛せない理由が全くわからなかった。この主人公は母親からずっと愛されてきて何故自分の娘を愛せなかったのかがわからない。サイコパスとでも呼んで済むものでしょうか?でも自分の母親の事を愛せるのなら何故自分の子供を愛せないのでしょう?主人公の描写が薄すぎる為、読んでいて一人の人間として理解が全く出来なかったですし、したくもなかったです。登場人物を好きにならなくてもいいと言いますが、ちょっとでも共感できないのはどこか違うように感じました。 | ||||
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特に女性に対する心理描写の巧みさは、さすが湊さんだな、と感心させられました。が、読んでいてこの間延び感。役割の判らない二人の教師。神父宛の信書が登場するからにはもっと宗教性が高いのかと思っていたら、結局、宛先は他の職業の人でもいいじゃん、と言いたくなるようなキャスティング。誰も死ななかったミステリー? 湊さんは外れでした。 | ||||
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