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母性
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母性の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全190件 21~40 2/10ページ
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誰かに認められたい、褒められたい、と他人軸で生きている母親は、いつまで経っても娘でしか居られないのだ。 「私だったらこうするのに。娘はそれができない」という発言が鼻につく。 初めて湊かなえさんの本を読んだけれど、憎らしい人物を描くのが絶妙にうまい。 「愛を伝える5つの方法」という本を思い出した。この母親は言葉でこそ愛が伝えられると思っているし、言葉でないと愛を感じられない人だ。一方、娘の方は言葉よりもスキンシップや、2人で過ごす時間を重視しているのだろう。親子の愛情表現が食い違うと、片方は愛を伝えているつもりでも相手に全く伝わっていないことがある。 もっと早い段階で親子で語り合う必要があった。寝しなに、拳をぶつけるのではなく。 母親は最後まで一貫しており、誰かに認められればよく、そのための苦労を厭わない。いつまでも悲劇のヒロインだ。 父親は結局ただのク◯だった。義母は時代に翻弄された面もあろうが、他責的で、他人を思いやる気持ちがない。祖母は悪い人ではないが、母子分離ができないまま、娘を娘のまま大人にしてしまった。 娘をだけがまともなのが救い。 と、こき下ろしてみるも、私にも娘が居て、完全に他人事と切り捨てられない面もあった。「私は絶対にそんなふうにならない」と思うことが一番危険だ。 余談だが、少し前にもう読まないだろうとリルケ詩集を手放してしまった。また読みたいと思う日が来るとは…。リルケ詩集を持っている人は、これを読むまで捨てないように。 | ||||
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まだ読み始めですが、結末が気になります!! | ||||
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ほぼ100%善人に描かれている祖母が最大の問題であると感じた。また人に褒められるために生きる生き方も危険だ。母をある時点で否定することが娘には必要なのだと感じた。 | ||||
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湊かなえの作品はほんとうにおもしろいです。 | ||||
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思いだけでは、何もわからないし、解決もしないって事かな。言葉にして初めて何事も伝わるって事かな。 | ||||
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一見サラリと読めるかなと思いきや 深くて読んだあともふり返りが必要な内容 登場人物の個性も強く良く描かれてる 母性は一律ではないという理解がわかった 与えると受け取るのバランスがとれている 親子関係が理想なんだろうな | ||||
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登場人物の言動がそれぞれどう捉えているか、どう展開するかが2人の視点で全然違って面白かったです。 個人的には結末が???でした。自分がどの人物でもこうはならないだろうと思う部分に収束したので…。まあそもそも誰にも共感できなかったからそんなもんですかねー。 | ||||
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湊かなえさんは偉大なる策士だ。 あちこちに読者を惑わす仕掛けを仕込んで、毎回降りまわされる私は、いつも敗北する。 「そういうことか!」とわかったとしても時すでに遅し、新たな罠にはまりかかっているに過ぎず、湊さんの策略に勝てるはずもない。 親子3代にわたる壮絶な物語は、これでもかこれでもかと、愛情を与える者と求める者と、そして与えない者の大舞台で「母性」が中心ではあるが、周りの人間関係もたっぷりと描かれており、各自相当身勝手なキャラクターを見事に全うしている。 母性って柔らかくて温かいものなどと、一般的なイメージを抱いて読み出すと、湊さんにとんでもない迷路に連れて行かれてしまう。 全体としてはここまではありえないだろう思わせるけれど、読み進めるうちに誰しも「そういえば、あの人がこんな風だった」といずれかの登場人物に思い当たる節が、少なからずあるのではないだろうか。 人はそれぞれの思考で物事をとらえる。一つの出来事の中にも多面性があり、その当事者達もまた、自分の感じ方がすべてだと思い込んでいる。 そのてんこ盛りが本編で、最後の章は「どう、こうだったら少しはスッキリする?」と長い長い嫌な話を読んだご褒美に、湊さんからおやつを投げられた犬の気分になるが、当然スッキリなどするはずもない。 「こんなの嘘ッパチだ!」と叫びたくなるほど、穏やかでハッピーな結末で終わってしまう。 ひょっとしてこれは、誰かの妄想なのか、もしかして続編が書かれて、各自のモノローグからさらなるストーリーが明らかになるのかと、最後まで惑わされるのだ。 「これが書けたら、作家をやめてもいい」とまで言わしめた本作は、ひょっとして湊さんの中に、母性に関する相当な葛藤があったから生まれたのではないかと想像してしまう。 私自身、大人になってからも親の愛情を疑うことがあり、ほかの親と比べて、私に感心がないのかと思ったりもした。しかしこの「母性」を読む度にいつも思う。「あっさりした母親で、本当に良かった」と。 毎回少し心が軽くなっていくのを感じる。 追記 解説の間室道子さんが見事すぎて、Amazonで他に彼女が書いたものはないかと探したところ、EAERAで彼女を紹介する記事をみつけ、さっそくKindleで読んだ。 湊さんが彼女を選んだことに納得、本の為に生きているかのような人だった。 | ||||
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胸に響きました。 | ||||
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難しいですよね、母性って。私は後からついてきたと思います。産み育てて行く過程で出てきましたけどもそれでも私は娘であることを捨てられないのは本当に思います。いつまでもお父さんの娘でありたいと思ってしまう自分が居てる。 | ||||
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びっくりするくらいつまらなくて読むの途中でやめた | ||||
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本当に湊かなえさん?と思えるくらい、つまらなくて中々進まなかったです。登場人物がほぼ全員胸糞だし、娘は生まれてからずっと散々な目に遭いながらよくこんな割とまともな性格に育ったなと。そして最後の無理矢理なまとめが一番納得できないし、私なら死ぬまで両親を許せない。 そして途中で出てきた国語教師もなんのために登場してたのか謎すぎる。いつもの痛快ミステリーの方が100倍面白いです。 | ||||
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一気に読んでしまいました。家族の在りかたを考えさせられる作品です | ||||
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母親と娘の区別が最初わかりづら極端な感情も文章で読むと追いつかなかったです。 | ||||
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とにかく母親がみっともない。 母の手記は読むに絶えない。 あまりに自分勝手で子供。 自分で自分の人権を守れないから 代わりに娘が母親の人権を守ろうとするのだが、 それで目を覚ますわけではなく 娘にますます辛く当たるようになる。 ショックな出来事は全部なんの関係もない娘のせい…。 小説に出てくる登場人物でしっかりしているのは娘だけ。 ストレスすぎる。 ミステリーとのことなので、 その結末のためだけに読んだ。 作者ならあっと言わせてくれるだろうと思ったが、 それも「ああ…そういうことだったのね」という感じ。 これだけのトリックのためにみっともない母親の狂った話を読まされたのか…。 まだ、母親は完全に狂っていて、 最後は精神的な医療を受けている、というラストなら良かった。 あれをそのままにしておいてめでたしめでたしはないだろう。問題を問題のままにしておく、闇を感じた。 | ||||
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ママ友達から勧められて読みました。 親子関係の難しさと在り方を考えさせてもらいました。ママ友達とも、お茶をしながら感想を話しあったりしてリアルな母親としても参考になりました。 | ||||
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いつまでも誰かの庇護下にいたい。 自分が子供の頃の「家族」を思い出すと少し寂しいような気持ちになる。 確かにそんな時がある。 母親でいても、時々娘になることが。 夕方のどこか懐かしい空気でそんなことをふと思ったりするけど、年中思うわけじゃない。 この母親は子供に求められてもずっと娘のまま。女なら母性が備わるのは当たり前だとは思わないけど、この母親はそれ以前に人としての何かが壊れてる。つくづく思うのは「無償の愛」は親よりも子供の方が与えてくれている。どんなに親に酷い扱いをされようが子供は親を憎めない。この娘も母のような愛情でお母さんを愛し、守ろうとする。 その姿は健気で痛々しく、切ない。 そんな母性は、あんな母親にではなくいつか自分の娘に与えてあげて欲しい。 | ||||
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後味が悪くなくて安心した。湊かなえさんはさすが。うまく騙されました。 | ||||
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映画化されましたが、原作を知りたくて映画を見る前に購入しました。母と娘の関係について考えさせられ、心動かされたものでした。 | ||||
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商品もきれいでした。 | ||||
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