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ナイルに死す
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【この小説が収録されている参考書籍】
ナイルに死すの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全104件 41~60 3/6ページ
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アガサ・クリスティの代表作は何と言っても『オリエント急行殺人事件』だ。これと比べて、本作品も共通する型があることに気が付いた。 ①旅行中の閉じられた空間(列車、船)で事件かを起きる。 ②ボアロは、被害者から依頼を受ける。 | ||||
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読み始めた時、この本の長さに読みきれるだろうかと思った。途中で飽きてしまうのではないかと。 事件はなかなか起こらず、登場人物の会話や行動のみ。 ところが、とても惹きつけられる内容だった。 カタカナの登場人物の話は、この人は一体誰?となってしまうが、キャラクターの個性が生き生きと描かれているので、そのようなことがなく読み進められた。 事件は起こるが、捜査段階だけでなく、前半の会話や行動も事件解決の伏線となっている。 もう一度読み、この会話この行動は、こういう意味だったのかと思いたい作品。 | ||||
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最後の場面が余計だし、同じ銃が2つあるのなら、これまでの偽装の意味がないのでは? | ||||
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内容自体はとても面白いし、おすすめしたいですが、kindleにはポピュラーハイライトという余計な機能がデフォルトでオンになっており、まるで古本を買ったらアンダーラインが引いてあったみたいに、勝手にマーカーが引かれています。 実際の本だったらアンダーラインの入った本は売り物になりませんよ。 購入される方は設定からオフにして読まれることをおすすめします。 | ||||
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ですが・・ 最初から最後まで、夢中になって読み切りました。 ウムム・・途中で止めることが出来なかった・・ これぞ、小説の醍醐味です。 堪能しました。 ほかもイロイロと読んでみよう、と思いました。 (生活に支障をきたさないようにしなくては・・) ぜひ、お勧めです。 | ||||
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これを言ってはお終いなのですが、名探偵には事件が寄って来るんですよね。 イギリスのレストランとエジプトの旅行で関係者と遭遇するなんてね。 でも筋書きは面白い。 | ||||
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いつの時代も人々の欲や陰謀が世の中を騒がせ、そして消えていくものなのだと思いました。 しかしクリスティ作品のいいところはそれを極めて上品に、かつ情緒あふれる語り口で進められることだと思います。 悲しい出来事も、陰惨な事件も、最後はなんだか気持ちの良い読了感がありました。 | ||||
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トリックはそこまで複雑ではなく、読み進めている途中にあるエピソードの中で何となく違和感を感じるところがヒントになっていて、犯人は分かっちゃいますが、でもポアロの説明までははっきりはしないです。伏線で起こる事件の回収も見事です。また、古代エジプトをめぐる客船旅行、豪華な登場人物はいかにもアガサ作品。 高校の時以来20年ぶりに読みましたが、やっぱり面白い!一気に読んでしまいました。 | ||||
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ポアロのシリーズは、こういう風に偶然に事件に巻き込まれたポアロが、事件を解決するというパターンなのかな。 2冊目だからよくわからない。 ポアロの紳士的な振る舞いは、女性には受けるだろう。 しかし、殺人の動機が、火曜サスペンスみたいで、驚きがなかった。 次に期待。 | ||||
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推理、恋愛、旅行などいろいろな要素が盛りだくさんで本気で面白い。 | ||||
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文庫本を注文したつもりがハードカバーだったので驚きましたが、日本での初版に近いものだったので、嬉しい誤算でした。 | ||||
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アガサ・クリスティーの書いた長編小説で、一番長いのが『ナイルに死す』だ。小説を読んだのが先だったか、映画化された『ナイル殺人事件』を見たのが先だったか忘れたけれど、僕は中学生のころこのミステリーにすごく感銘を受けたのを覚えている。これほど見事に騙されたトリックはなかったし、それでいてストーリーはとても哀切である。でも大人になってよくよく考えてみると、ちょっと無理のある話のような気がしないでもない。さて原作はどうだったろう? と本書を30年ぶりに手にした。 まず、本を半分ぐらい読まないと殺人が起きないことに驚いた。それでも退屈させないのは、天性のストーリーテラーとしての面目躍如だと思う。凡庸な書き手ではこうはいかないだろう。後半は連続殺人事件となり、ライク・ア・ローリング・ストーンの展開を見せていく。なお映画では「すべての乗客に動機がある」という処理になっていたが、小説ではいくらなんでもそれでは不自然なので、「すべての乗客に隠し事がある」という体裁である。そしてそれを成り立たせるには、ゆったりした展開の前半部分が必要なのだ。 ※※※ここからはネタバレを含みます。未読の方はお気をつけください。※※※ ちょっと無理があるかもと危惧していた肝心のトリック及び犯人像であるが、そこはさすがクリスティー、違和感のないよう周到に描き込まれていた。なるほどと唸ったのは、男女ペアの犯人のうち映画では「女」が主、「男」が従という扱いだったのに(俳優の格から言ってもそうなっている)、小説では犯意の主格はあくまで「男」にあり、「女」はそれを成就させるために従っている、という図式であること。だからこそ、業の深いドラマが生まれているのだ。ちなみにデヴィッド・スーシェ版のドラマでは2人は対等の共犯関係になっていて、彼らの貧しさを繰り返し描くことで動機を補強していた。つまり、格差社会の悲劇という解釈が採用されていた。 この物語に瑕瑾があるとすれば、どの殺人事件もお膳立てが整い過ぎていて犯人にとってとても都合がいい、ということだと思うけれど(リネット・ドイルも短時間でお行儀よく就寝しているし)、まあそれはフィクションってことでスルーしていいところかなあ。このレビューを書いているちょうど現在は、ケネス・ブラナー監督・主演の映画『オリエント急行殺人事件』が公開されていて、来日記者会見でブラナーも言及していたが、すでに決まっている次回作はエジプトやピラミッドが関係しているそうだ。ということは…今から楽しみですね。 | ||||
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本書や『春にして君を離れ』等、 女性心理の巧みな描写が評価されている著者だが、 うーん?と首をひねらざるを得ない。 本当に愛する相手のために、 人はあのような事を企てるだろうか。 我慢などできるだろうか。 クリスティは他の作品でも同じ動機を使っていた。 あっと驚く展開としては大成功だと思うが、 愛情を持つ者の心理としては、まず、 ありえない仕立てなのでは。 それはたとえ犯罪者であっても。 冷静に犯罪を犯すほどなら更に。 もし作者が本心から「あり」と信じていたのなら、 アガサは二人の夫たちから 本当に愛されたことがあったのだろうかと 考えてしまうなぁ。 でもこの考えくらいでは 作品の面白さは消えませんから大丈夫です。 相変わらず、ビックリな脇カップルが生まれるので 気が抜けないクリスティ作品。 | ||||
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でも、さまざまなトリックはわかりませんでした。 さらっと読んでしまうので、なぜ、拳銃にくるまれた衣服に焼け焦げた後があったのか、 とか、そこまで深く考えませんでした。 犯人は、推理小説を読みなれた人ならわかると思います。 でも、どうやったのか?という肝心なところはわからない。 機会がない、という点から、犯人として外されるので、 「絶対この人が犯人だと思ったのに!」と思いながら読んでいました。 ひとつ、不思議に思ってしまったのが、 クルーズしている途中だと思ったのですが、もしかして停泊していたんでしょうか? 河から、捨てたはずの拳銃が回収されてしまうのです。 イギリスのハドソン河を警察の人海戦術でさらうのではなく、 警察などの国家権力なしの状態で、あっさり銃が発見されます。 ここだけ、ちょっと違和感がありました。 あとは、人物描写についてですが、始めの方だけ読んでいると、魅力的な若い女性が、 後の方で第三者の目からみると全然違ってくるというのが やっぱり面白いと思いました。 | ||||
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映画化までされた、クリスティー作品の中でも知名度の高いもの。殺人事件は200ページを超えるまで起こらないが、その間の描写は人物紹介だけではなく、伏線やダブル・ミーニング(さりげない会話に隠された二重の意味)をふくむので、読み飛ばせません。登場人物はほぼ例外なく意外な正体を隠していて、事件の解決を巧妙に妨げます。 | ||||
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子供の頃に映画を先に観てしまったので、トリックは分かっていたのですが(残念)、それでも物凄く面白く読めた作品です。クリスティの名作は他にも色々ありますが、もう何回も読んで、内容が嫌というほど分かっているにもかかわらず、さらに何度も読み返したくなるという作品は、これが一番、と思います。 長編であり、登場人物が沢山いる群像劇ですが、その一人一人のドラマが大変に面白く、随所に胸を打つものがあるのです。あらためてクリスティの構成力に唸らされます。特に、メインキャラクターの中に四人の若い女性が出て来るのですが、それぞれの人物描写が素晴らしく、生き生きとしていて、全く違う人物達でありながら、全員に感情移入してしまうほど魅力的なのです。それらの群像劇が、殺人事件の解決が近付くにつれて集約されて行き、ナイル川の旅とともに終わりを迎えるところなどは、その完成度に感動してしまいます。 今や仙人のようになってしまわれた加島祥造先生の、翻訳の力も大きいと思います(クリスティの翻訳をされた方の中では、私は加島先生が一番好きです)。 優れた女性小説であり、文学的とすら言えるこの作品は、私にとって、多分生涯の友となってくれるであろう名作です。 | ||||
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少し汚れがあるように感じたが、読むには問題なし。ほかに言うことはない。 | ||||
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有名な小説ですが初読です。推理小説を読みなれている方なら犯行動機はともかく トリックはすぐにわかると思います。なぜなら似たようなものが多いですからね。 ですがトリックの草分けはこの作品からなんだろうと思います。 紀行文としても良くできていますし推理小説を読まないかたでも面白いと思います。 | ||||
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ポアロが好きでクリスティの作品を結構読んでいますが、やはり「ナイルに死す」はクリスティの最高傑作といえるのではないでしょうか。 舞台がまた良いですね。 私もエジプトにまるで行って来たかのような錯覚を起こします。 人間模様やプロットはもしかしたら「いかにもクリスティ!」かもしれませんが、 それでもまるで豪華な映画を見てるような、素晴らしい作品、息もつかせない最高傑作だと思いました! 素晴らしい作品をありがとう! | ||||
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今回はエジプト旅行中のポワロが、同じ客船に乗り合わせた乗客たちの痴情がらみの事件に巻き込まれます。なお我らが友ヘイスティングス大尉は残念ながら不在で、今回の相棒はポワロの扱い方をよく心得た賢明なる英国特務機関員・レイス大佐です。 本作はクリスティ自身が彼女の<中東もの>の中では最高の作品と自負しており、作品自体は出来のいいものなのですが、個人的にはポワロシリーズ既読作品10冊目を越えると何となく<クリスティ慣れ>してきたのか、絡み合う事件の大体の重なり方・構図も途中で把握でき、犯人は意外ではありませんでした(割と冒頭部から犯人のアクションが所々不自然なので、気をつけて読んでいけばある程度見当はつきます。読者はポワロが直接見られなかった場面も見られるので有利です)。 容疑者の人数は多くてちょっと混乱しそうなのですが、お話の展開は素直で『愛国殺人』ほどは事件の状況の把握に骨は折れません。他の作品でも効果を発揮したクリスティお得意のダブルミーニング等の著述トリックが縦横に駆使されており、惑わせ方も緻密で、クリスティ作品として非常に正統派なものという感じがしました。それだけにクリスティ慣れした読者は逆に欺かれにくいと思います。 <中東もの>では『メソポタミアの殺人』の方が本当に犯人が意外な人で(私は自分メモの「犯人ではないと思われる人物」の欄に犯人の名前を書いていましたから(泣)完敗でしたね〜)、心底「クリスティに脱帽!!」でした。 王道のクリスティ作品、できればポワロスレしてくる前に読んでいただきたいです。 | ||||
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