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死の猟犬
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【この小説が収録されている参考書籍】
死の猟犬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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英国で1933年に刊行された短編集。本文庫の小倉多加志(おぐら たかし)訳版の初出は、1971年です。 「検察側の証人」を除くと、ほかはすべて、怪奇・幻想的な雰囲気が濃厚な短篇ばかり収められています。収録された12篇は、次のとおりです。 | ||||
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検察側の証人は、戯曲の物を最近買って読んだけどこっちの方が面白かった。 何度でも読めるクリスティの面白い本。 | ||||
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40年前にハヤカワミステリの全5巻だったかな、クリスティ短編集を読んだが、忘れられない第1巻の作品群がこうしてデジタルで買えるのは大層有難いことです。 この巻は推理よりも、主に心霊ものを集めたやや異色の作品群です。この時代の作家はみな一度くらいは怪奇ものを書くのが流行っていた時期があったようですね。 ちなみに昔の文庫と掲載順は異なり、昔は赤信号から始まり死の猟犬が最後です。 当時、タイトルからして不気味、読み終えても言い様のない怖さが引いた死の猟犬が、本のラストにドンと居たのが本当に良かったので、まさかのタイトル作品になって冒頭にあるのは、なんて言うか『出落ち』みたいで全然良くない。掲載順は演出なので余韻とか大事よ。 | ||||
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短編で読みやすい。ちょっと、納得いかない不思議な話もあるけど、グイグイ読めた。 | ||||
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1938年の作で、前作は「ナイル河殺人事件」だから油の乗った時期。映画化されたときは何故か「死海殺人事件」?!!死海ではなく、インディ・ジョーンズの「最後の聖戦」のヨルダンのペトゥラ遺跡が舞台です。悪魔的な母親(仏陀みたいな容貌!)に引き連れられたアメリカ人家族が旅行でエルサレムにやって来る。母親を殺して、自由になろうという家族の話をポワロが偶然耳にするのが掴み。舞台が中東で、エキゾチックな雰囲気、殺人、そして犯人はこの中にいるというクリスティーさんお得意のパタンで、安心して読めるなあ。そのためか、クリスティー愛好者ならお馴染みのトリックを見破って、途中で犯人の見当がつくかもしれない。謎の言葉、といういつものパタンがヒントなのだが、このようなお楽しみも含めて、終わり方も余韻があって、味わい深い。ハムレット、シンべリンなどからの詩句が雰囲気にピッタリだ。題名はA.Seegerの" I have a Rendezuous with Death"からでは? | ||||
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風間賢二さんの解説で、女史の若い頃の英国で、モダニズムと同時に超能力や交霊術などのオカル トが一大ブームになっていたことを知った。 そういう時代の中にあって、こういう超能力を題材にした作品を執筆したんだなということが分か って興味深い。(所収の「検察側の証人」だけは幕切れが鮮やかなミステリ) しかし、全部がオカルト物ではなく、それを利用した犯罪物で、風間さんが書かれているとおり 「土俵際でうっちゃられた感」で、思わずアッと声が出そうになったのもあれば、この人物はなん て間抜けでついてないんだと失笑するものもある。 ミステリの女王のこういう異色作品もいいものだと思うが、好き嫌いは分かれそうだ。 「S.O.S」は、犯罪を予感した家族がそれとは知らずに恐怖を感染させていく作品で、もう少し 異常な雰囲気を書き込んでくれたらいいのにと思ったが、探偵役が現実的に切り込んでいって 幕切れに味わいがあり、この巻の中では一番気に入った。 | ||||
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『検察側の証人』はビリー・ワイルダー監督が『情婦』というタイトルで映画化した。 たしか1950年代だったと思う。 『ラジオ』…ラジオから死んだ夫の声が聞こえる。 『ジプシー』…ディックはなぜジプシー嫌いなのか。 | ||||
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オカルト色の強いミステリーが収録されている。ミステリー作家なら誰でもオカルト的な作風に挑戦するものだろうが、必ずしも成功作だけでもなかった。しかしこの作品集では非合理な舞台設定のなかにも合理的な説明が貫かれ、さすがと思わせる。 | ||||
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クリスティーの作品でもこの短編集は異色な存在である。降霊術やら不思議な出来事を題材にしたものである。前々から読んで見たかったのだが、作品のタイトルがわからずにいたもであり、今回読んでみて大変興味深かった。 クリスティーの意外な面を見た感じがしたからである。 | ||||
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本書に収録されている作品は、『検察側の証人』を除いて、すべて超常現象がからんだ怪奇小説です。単なるホラーではなく、どこかもの悲しくなるような作品が多いように思います。 しかし、読んでいると、怪奇現象の裏に犯罪がからんだミステリ風の作品が結構挿入されていたりするのは、やはりクリスティーだな、と感じてしまいます。 | ||||
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猟犬が関連したミステリはいくつかある。 本短編集にも、猟犬にまつわる話が一つある。 短編集の名前は、どの短編の名前にするかは迷わないのだろうか。 しばしば、一番いいと思うものでない名前になっていることもある。 本編は、2週間楽しむことができました。 短編集には、他の作品と関連した話題、用語をみつけるのが楽しみです。 似た構造、似た登場人物、似た風景、似た駅名があると、 アガサクリスティものを読み進むときのヒントになります。 自分では、ミステリと怪奇物の区別がつきません。ごめんなさい。 ネタばれになるといけないのでこのあたりで。 | ||||
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猟犬が関連したミステリはいくつかある。 本短編集にも、猟犬にまつわる話が一つある。 短編集の名前は、どの短編の名前にするかは迷わないのだろうか。 しばしば、一番いいと思うものでない名前になっていることもある。 本編は、2週間楽しむことができました。 短編集には、他の作品と関連した話題、用語をみつけるのが楽しみです。 似た構造、似た登場人物、似た風景、似た駅名があると、 アガサクリスティものを読み進むときのヒントになります。 自分では、ミステリと怪奇物の区別がつきません。ごめんなさい。 ネタばれになるといけないのでこのあたりで。 | ||||
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推理ではなくホラー、超常現象を多く取り扱った1冊。クリスティーがホラーにもなかなか長けていることがわかる作品です。ホラーながらクリスティーらしいシンプルでいて効果絶大な味わいは健在。これも外せません。 | ||||
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推理ではなくホラー、超常現象を多く取り扱った1冊。クリスティーがホラーにもなかなか長けていることがわかる作品です。ホラーながらクリスティーらしいシンプルでいて効果絶大な味わいは健在。これも外せません。 | ||||
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