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本日は、お日柄もよく
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本日は、お日柄もよくの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全346件 261~280 14/18ページ
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何人かの方が書かれているように、リアリティを求めた結果でしょうか、選挙戦に関して実在の人物や政党に寄せ過ぎた感があります。 政権交代はこの作品が連載された時期にホットな話題だったわけで、わかりやすく読者を引き込む為にこうなったのかとは思います。 そして実際に政権交代した結果の現状を見てから書いていたら、もっと違うストーリーになったのではないか、とも。 設定に夢がありすぎるとの指摘も散見され、まさにその通りだと私も感じました。このリアリティが薄い主人公の人物設定とのバランスを取る為に、政治に関してはリアルに寄せ過ぎたのではないかと邪推してしまいます。 しかし、それを補って余りある、素晴らしいスピーチの段は、どれも胸を打たれました。 主人公の友人代表スピーチ、幼馴染の父で代議士の今川氏の演説、その今川氏の盟友小山田氏の弔辞。 一人の人間が書いているフィクションにあって、どれもその人その人の人となりを感じさせるものでした。 数々の名文名文句に彩られ、最初にあげた作品の難点を感じるより先に涙がこぼれてしまうような作品に仕上がっています。 なお、私が一番胸を打たれたのは、大学教授でお年寄りの話を聞くボランティアを続けている、北原女史……の母が書き付けた遺言。 ごく短く、平易な言葉です。 でも、自分がこんな言葉を贈られたら、きっと声をあげて泣いてしまうだろう、というくらい心を揺さぶる言葉です。 難点の故にこの作品が肌に合わないという人はもちろんおられるでしょうが、この作品の主人公が取り憑かれた「言葉の持つ力」というのを存分に感じられる作品です。技巧の凝らされた美文と言うのとは違いますが、魅力的なスピーチの数々は必見です。 | ||||
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こんな事あるわけないと思って読めば面白くないでしょうが、こんなことがあればいいなと思いながら読むと、登場人物たちは生き生きと描かれていてほのぼのするお話です。もう少し、スピーチライターに関して掘り下げて欲しかったですし、パンチのあるところも欲しかったのですが、軽く読むにはいい感じです。 | ||||
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スピーチライターという日本でも注目されるようになった職業に焦点を当て、読者を原田マハワールドに引き込んでいく内容となっています。単なる恋愛物語ではなく、一人の若い女性がその才能を開花させ、大きく成長していく物語です。読後感もさわやかで、思わず原田マハさんの他の作品も読みたくなるなります。私は「総理の夫」でマハさんにはまり、この作品が二冊目でした。読んでよかったと思わせる一冊です。 | ||||
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原田マハさんの存在はもちろん認識していたが、 手に取ることはこれまでなかった。 しかしたまたま週明けにプレゼンする機会があり、 本屋をうろうろしていたら「スピーチ」という単語が目に留まった。 普段なら気にもかけないが、思わず購入。 読み始めたらあっという間。 さくさく読めるし、おもしろいし、先が気になるし、この職業についてはじめて知るし、 何より勉強になること、感動する言葉が随所で出てくる。 本当に読んでよかったと思ったし、自分のプレゼン(簡単なものだったのですが)も落ち着いてできました。 ・・・それはさておき、この作者の作品にはまってしまいました。 素晴らしいです。 | ||||
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随所で語られるスピーチは、エピソードや感情をシンプルな言葉で表現しながら聴衆に語りかけていて、惹きつけられるものはあったが、キャラクター設定は薄っぺらく、情景描写も乏しく感じる。ストーリー展開も強引。主人公である20代女性の一人称で地の文が書かれているが、そこにまで若者言葉が散らばっており、読み進めやすいとかテンポが良いという見方もできるのかもしれないが、軽薄な印象を受けた。 | ||||
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立場的に人前で話すことが多くなったため勧められた本。 序盤は話す方法によって人を感動させることができることに感銘を受けたが、後半は選挙の話になりだんだんつまらなくなりました。 この小説は、パブリックスピーキングということに関心を持ち他本を読んだり人前で話す話術を勉強するきっかけとなりました。 人前で話すとは、自分の話したいことではなく聞いている側と話を共感することが大切であり「書き言葉」でなく「話し言葉」で伝えることさを教わりました。 | ||||
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知り合い2人の方が読んでいた。本のカバーにも惹かれ手に取りました。 読んでみると話の展開よりも、ひとつ一つの場面で語られる言葉の魅力に感動‼️ 仕事から帰って読むのが楽しみにな日が続きました。爽快感が残る本。 1ページ目めくると「スピーチの極意 十箇条」があり意表を突いた始まり。言葉の持つ力・魅力が散りばめられていて、色んな意味で今後のバイブルとなる1冊です。心の底から出てくる言葉の力に魅せられ、繰り返し読みたくなる非常に良い本でした。 | ||||
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言葉を生業にする小説家が、スピーチライターを題材にするのは勇気がいるはず。その勇気は称えたいくらいだ。 たしかに、結婚式のスピーチは退屈なのが多いのでプロの指南は有効。結婚式の話はとても面白いし参考になる。 だけど、広告と選挙の話はイマイチ。 キャッチコピーがいいか悪いかは結果論の場合が多い。企業は、キャッチコピーを作る能力ではなくて、広告枠を抑える力と、ネームバリュー(によるアリバイ作り)で広告代理店を選んでいるのが実態。 政治家のスピーチは日本でも上手くて当たり前の時代。当たり前なので、「自分の党をぶっ壊す」とか「国境に隣国の金で塀をつくる」といった過激なスピーチでないと受けなくなっている。 | ||||
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WOWOWでドラマの予告がなされ、初めて「スピーチライター」と言う職業を知りました。 最初は、スピーチのゴーストライターのことなのかなと思ったのですが、読んでゆくうちにそれがとんでもない誤解だとわかりました。 スピーチをする人の人となりを知り尽くし、置かれた状況を徹底的に分析し、その場におけるベストのスピーチになるようアドバイスするという、とんでもなく大変な職業です。 様々な分野において幅広い知識を持つ、とてつもない知識人にしか務まらない職業の様です。 この本の中で、素晴らしいスピーチの代表としてキング牧師・ケネディ大統領などの名前が挙がっています。 これらのスピーチには、学生の頃原文で一所懸命読んで感動した思い出があります。 それともう一つ。 「困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している。」 この素晴らしい言葉が、挿入されます。 どんな困難にも立ち向かうのが「人間」だと改めて思い出させてくれました。 それにしても、「ことば」の力は、凄いですね。 「ことば」をもっと大切にして生きていきたいと思いました。 | ||||
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他の方のレビューにもあるように、民主党の政権交代当時を思わせるエピソードの扱いが、読者をしらけさせる。 でも、言葉のもつ力だとか、スピーチライター久遠久美が教えるスピーチの極意などは、大変参考になる。 小説としてよりも、言葉のテキストとして読んでみてはどうだろうか? | ||||
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楽園のカンヴァスがとても面白かった記憶があったので、今回書店で手に取り購入しました。 いまいち話にのめりこめず、幾度も中断してしまったため完読するのに時間がかかってしまいました。冒頭の結婚式のシーンは面白く、これからどんな風にスピーチライターという職業が描かれるのだろう、どういう風にこと葉は成長するのだろう、と期待を持ちましたが。。スピーチライターという職業についてはさらりと描かれるのみで、あとは人間関係、政権交代に焦点が移ってしまっている印象でした。 政権交代の話については、嫌でも現実の与党野党を意識せざるを得ません。また、妊婦のたらい回しなど、現実に問題となっているトピックをもりこんでいますが、一方で、こと葉やその他の登場人物が現実離れしたキャラクターなので(皆完璧すぎるほどいい人達)、そのギャップがこの本を読んでいて気持ち悪い原因かと思います。 また、最近この小説がお仕事小説としてよく宣伝されていますが、そんなに仕事に焦点を当てているのか甚だ疑問です。恋愛小説としてはあまりにも薄っぺらいし、少女漫画的小説として読むにはやや読みにくい。ちょこちょこ社会的問題提起もしていますが、それもさらっと出てくるだけで、特に筆者の意見が感じられるわけでもない。 以上より、なんとも中途半端で、読んだ後にモヤっとする本でした。たしかにスピーチ内容は心に響くものもあり、今後スピーチの機会があれば教えを取り入れようと思いましたが。まぁあまり世に知られていないスピーチライターという職業をピックアップしているため、また、題名にとてもセンスがあるため、読む前に期待しすぎてしまいました。 | ||||
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冒頭近く、主人公の師匠である「プロのスピーチライター」が、結婚式のスピーチを行う場面がある。 「会場のざわめきが収まり、静かになってから話し始める」という場面があるが、このやり方は1933年、ヒトラーが首相に就任した際に用いた方法である。 […] こんな見え透いた「コピペ」を安易に行うプロなど存在しないのでは。 「炎上」のリスクも勘案せず、このような稚拙な方法に走るスピーチライターなど現実にはいないと思う^^ | ||||
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端的に面白かったです。暖かい気持ちになれました。少し人に優しくできないとか話をしっかり聞く余裕がない、という方に読んでもらいたいです。 | ||||
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大変、面白くて、一気に読みました。その後もあると良いと思います。 | ||||
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ページをめくる手が止まりませんでした。読みやすい文章、スピーチライターとしての仕事への興味、優秀なライバルとの熱い展開。少年マンガを読んでいるようなワクワク感を味わいました。 すごく楽しい。楽しくてあたたかい話です。 この本に書かれた『スピーチの極意』を忘れず、人の心を動かすスピーチをしてみたいと思いました。きっと、できる。そんな気持ちにもなりました。 言葉を使い人と関わる全ての人にオススメしたい一冊です。 | ||||
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つまらない小説なら諦めもつくが、読んでいて腹の立つ小説はどうしようもない。 浅はかで強引なストーリー展開に、何かが狂っている、と思いながら読み進めた。この偏った世界観の中では、登場人物の言動すら逐一腹立たしい。 日頃は好きなものに対してしかレビューを書こうとは思わないが、この不快感をどこにぶつけてよいか分からずここに書いた。お目汚し失礼しました。 | ||||
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前半の結婚式のシーン二つ位は楽しんで読めますが、ワダカマのスピーチ自体は軽薄で言葉も大した事ないのに「天才」を連呼されて白け、幼馴染の選挙活動は薄っぺら過ぎて途中から読み進むのが苦痛です。しかも、民主党の政権交代、後期高齢者医療制度、郵政民営化辺りを作者の浅〜い知識と認識で書かれているので、読んでいて不快です。そのせいで、感動的なはずの今川議員のスピーチも全然心に響きません。しかも、本文が手の抜きすぎで、熟語や慣用表現の誤用は多いし、過去のエピソードはエピソードにすらなっていない、普通のおじさんやおばさんにも優しかった程度で書かれていたりして、「具体的なエピソードを話せ」とか言うスピーチの極意にすら沿っていない。 | ||||
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感動的なスピーチから導入があるのかと思ったら、大きな肩透かし。主人公がスピーチライターに選ばれるのも短絡的。「感動的なスピーチ」とか俳句の名人の作品を作者自身が書いてると思うと、出来栄えとのギャップに白け気味。作者は反自民なのか、後期高齢者医療政策に反対なのかわからないが、同意見でない読者には違和感。冒頭のスピーチ十ヶ条以外は何も残らない作品でした | ||||
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あの政党やあの人を連想させるお話で、読んでて段々不愉快になってきました。 それと、この作家さんは、子供はいないんですかね? 妊婦を走り回らせた挙句にお腹の子を殺して翌日にはそれをスピーチのネタに。 おぉ怖。 | ||||
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単純な言葉の並びでここまで人を感動させられるんだなあと、 当たり前のことを再確認させられました。 | ||||
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