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無実はさいなむ
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無実はさいなむの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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| ある人物が、無罪であるということは、 別の人物が、有罪である可能性があるかもしれないということだ。 ある人物が、無罪であるということは、 よい知らせだと思い込んでいることがある。 利害関係者にとっては、利は害と背中合わせである。 利があるところには、かならず害もあるのだということが、本書から理解できた。 世の中は、うまくいかないものだ。 ps.解説には、本書がある意味で失敗作だと書かれている。 小説としては、いろいろな複線が有効に働いているので、成功作だと思う。 | ||||
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| 養子たちとその家族や取り巻きを中心に過去に遡って展開する「犯人探し」の典型的な作品。 最後の最後まで登場人物の誰でもが犯人になりそうで、ならなさそうで、読みながら推理して楽しむことが出来る醍醐味十分。 プロットがたくみなのか見事に誤った推理にはまってしまった。 読み返してみて、なるほどこのところはそういう意味だったのか、と純粋に推理小説として楽しめた。 一点だけ、唐突な印象をあたえる人物が登場し、やや興ざめした点があったが、まあ推理小説として仕方が無い。 よって星4つ。 | ||||
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| クリスティの自選ベスト10に入っている作品。ポアロもマープルも登場せず、代わりとなるべき一貫した探偵役も登場しないと言う不利な設定の中、水準以上のものが書けたという自負があるのであろう。 慈善家の老婦人を殺害した容疑で養子が逮捕され獄死する。その2年後、その事件が冤罪だと言って男が屋敷に乗り込んで来る。否応なしに2年前の事件が蒸し返されるのだが...。上述の通り一貫した探偵役もワトソン役も登場しないので、場面の記述も一貫していない怨みがある。また、犯人像が曖昧なのも気になる。狡知に長けた一面があるかと思えば、ヌケた部分もある。突如としてロマンスが発生するのは、まあクリスティらしい。こうした細かい欠点がありながら、全体を通して読むと楽しめるのは、やはりクリスティの人間観察が鋭いからであろう。人間関係のドロドロした部分、誰しも持つ心の中の弱い部分を巧みに表現している。こうした基本的要素がしっかりしているからこそ、大トリックに頼らなくとも佳作を書き続けられたのだと思う。 クリスティ得意の人間模様の機微の描写が楽しめる佳作。 | ||||
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| 必ずこの作品と「オリエント急行〜」が入ります、個人的に。 後は気分で「検察側の証人」とか「ゼロ時間へ」とかその他入れ替わりますが、上の作品は外しません。 「オリエント急行〜」はともかくこちらは評価分かれるんですけど。 初見が小学生の時、人間関係のドロドロなんて存在も知らない頃でしたから、この作品の終局へむかっての勢いには 読んでいて背筋になにか得体の知れないモノがはしった事を覚えてます。 お勧めですよ。 | ||||
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| 犯人と犯行の動機にいまひとつしっくりこなかった。 かし、筆力は相変わらずで、最後まで読ませてくれる。 クリスティの本の中では、まあまあの部類の作品。 | ||||
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| 今までは、無実の者に罪をかぶせていればよかった。 しかし!キャルガリの情報が事態を一変! ウソに塗り固められた生活は終わりを告げ、それぞれの「本性」というものが、垣間見られることとなるのです。 今まで皆がどれだけのことを隠し、そしてどれだけの人たちを欺いてきたのか?? その事実に直面した者のなかには、絶望に立たされ自殺まで考える者まで・・・・・・ 犯行のトリックは、個人的には無理があるかと思ってしまいますが、何より、この話の設定と、人間の本質に迫る展開が気に入りました! その、人間描写の点からは、☆6つ挙げてもいいんですが、あくまでミステリですので、ミステリとしての評価☆3つ半。 四捨五入して4つ!ということで☆★ ラストは、感動とはいきませんが、私の望んだ形にはなりました。 私の好きな人物が、ハッピーになれたのでネ。 | ||||
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| アガサは、主人公が、無実の罪で獄中死する作品を二つ書いている。「五匹の子豚」と、この「無実はさいなむ」であり、いずれも傑作である。特に、この「無実はさいなむ」は、アガサが、あまたの傑作群の中から、自作の探偵小説の中で、もっとも満足しているニ作品のうちの一つに挙げているくらいなのだが、どういうわけか、そんな作者の深い思い入れをよそに、必ずしも、一般受けしているとはいい難い。同じテーマの作品なら、読者の共感は、おそらく、「五匹の子豚」の方に集中するだろう。作者がその作品に寄せる深い思い入れと、読者がその作品に寄せる評価のズレは、しばしば見られることだが、この作品などは、その典型的な例といえるのかもしれない。 その原因は、獄中死するこの作品の主人公、ジャッコのキャラクターに負うところが大きい。生来の救いようのない問題児で、一家の鼻つまみ者のジャッコが無罪となり、かりそめの平和に浸っていた善良なる一家の中に犯人がいるというこの作品の展開とその結末が、読者の共感を得にくいということは、容易に想像できるのだ。 それでは、アガサが、この作品に、それほどまでに深い思い入れを寄せる理由は、一体、何だったのだろうか?アガサ自身は何も語っていないが、思うに、おそらく、この作品には、アガサが伝えたかったメッセージがたっぷりと込められているからなのだろう。それは、「まことの愛とは」である。養子として迎えた子供たちに溢れるほどの愛情を注ぎながらも、彼らからの愛情は得られなかった被害者。愛し合いながらも、お互いに、相手が犯人ではないかと疑心暗鬼に陥る容疑者たち。この作品には、そんな彼らの描写を通して、「愛とミステリの作家」アガサの本領が、確かに、存分に発揮されているのだ。 ちなみに、この作品には、本編のどんでん返しとともに、「まことの愛」にもどんでん返しが用意されている。 | ||||
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| 母親殺しの罪で獄死した犯人は実は無罪だった!?そんな事実が物語の冒頭で明らかになり、話は始まります。もし獄死した犯人が無実だったなら、真犯人は別にいることになる・・。状況から考えて真犯人は家族の中の誰か、としか考えられません。お互いに疑心暗鬼になった家族はどうなるのか?とミステリーの謎解き以外の部分でも楽しめます。翻訳も秀逸です。 | ||||
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