冷血

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評判

冷血の評価:

3.76/5点 レビュー 109件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全209件 101〜120 6/11ページ
No.109
(5pt)

さすがです

高村さん、さすがです。おどろおどろしさの中の、高村さんの表現の美学、素晴らしいです。
冷血(上) Amazon書評・レビュー: 冷血(上)より
4620107891
No.108
(4pt)

上巻を繰り返す

上下巻に別れているのが非常に解りやすい構成だと思いました。。
冷血(下) Amazon書評・レビュー: 冷血(下)より
4101347263
No.107
(4pt)

ちょっと読みにくい

高村薫原作おもしろい
ですが、ちょっとなかなか読み進めるのに時間がかかる
冷血(上) Amazon書評・レビュー: 冷血(上)より
4101347255
No.106
(4pt)

上巻を繰り返す

上下巻に別れているのが非常に解りやすい構成だと思いました。。
冷血(下) Amazon書評・レビュー: 冷血(下)より
4620107905
No.105
(4pt)

ちょっと読みにくい

高村薫原作おもしろい
ですが、ちょっとなかなか読み進めるのに時間がかかる
冷血(上) Amazon書評・レビュー: 冷血(上)より
4620107891
No.104
(4pt)

改めて 冷血と云う事を考えさせられた作品

高村薫女史の小説で 初めて犯人に同情してしまいました。 幸せな家庭を一晩の内に破壊するのですが、この時点では世田谷の事件を思わせられましたが、犯人の供述の中で次第に明かされて行く二人の生い立ち。

特に戸田の家庭環境が哀切に満ちており、其れだから犯罪が許される訳では無いのですが、取り調べの時点で常に戸惑はさせられる警察と検察、そして弁護士達。それでも事件性が冷酷なだけに、無理矢理作り上げる調書。

どれも、仕方無い事とは云え二人の犯人を取り巻く人間達の中にも冷血は存在する…。其れは、犯罪事件が起こる度に私の中にも有る冷血を考えさせられる事なのだと、思い知らされる小説でした。合田と犯人の手紙のやり取りが唯一の救いですね。

「太陽を曳く馬」で私には難解過ぎて読み終わるまで苦労したので、暫く女史の作品から遠のいて居りましたが、此の作品を読んで本当に良かったと思っています。「レディジョーカー」より以上に読後感の哀切さが胸に残り、結構辛いです。
冷血(下) Amazon書評・レビュー: 冷血(下)より
4101347263
No.103
(4pt)

改めて 冷血と云う事を考えさせられた作品

高村薫女史の小説で 初めて犯人に同情してしまいました。 幸せな家庭を一晩の内に破壊するのですが、この時点では世田谷の事件を思わせられましたが、犯人の供述の中で次第に明かされて行く二人の生い立ち。

特に戸田の家庭環境が哀切に満ちており、其れだから犯罪が許される訳では無いのですが、取り調べの時点で常に戸惑はさせられる警察と検察、そして弁護士達。それでも事件性が冷酷なだけに、無理矢理作り上げる調書。

どれも、仕方無い事とは云え二人の犯人を取り巻く人間達の中にも冷血は存在する…。其れは、犯罪事件が起こる度に私の中にも有る冷血を考えさせられる事なのだと、思い知らされる小説でした。合田と犯人の手紙のやり取りが唯一の救いですね。

「太陽を曳く馬」で私には難解過ぎて読み終わるまで苦労したので、暫く女史の作品から遠のいて居りましたが、此の作品を読んで本当に良かったと思っています。「レディジョーカー」より以上に読後感の哀切さが胸に残り、結構辛いです。
冷血(下) Amazon書評・レビュー: 冷血(下)より
4620107905
No.102
(1pt)

粘着性が高過ぎる・・・

上下巻を諦めずに読んでみました。活字中毒の自分なので難行とまでは言わないけど、途中で辟易と顎を出してしまったのも事実です。頷けない方もいらっしゃると思いますが、「社会派」だとか「既に推理を超えた純文学」だとか評されてはいますが、所詮は高村作品も娯楽小説だと思っています(大意としてではありますが)。実際に「マークスの山」「レディジョーカー」「照柿」他は十二分に楽しめたエンタメでした。本作品はとにかく「楽しめなかった」の一語に尽きます。他の方からも指摘が多く有りますように自分も「否」と「とまれ」の多様にはうんざりしました。また、女史の特徴と言えばたしかにそうなのでしょうが、無駄な説明が多過ぎます。よりリアリティの追求をしたいのかも知れませんが、読み手側は「そこまで」求めていないのではないかと思います。
この無駄に長い作品は読むにつれ、ネバネバとした感じが内容からも文体からも襲ってくるようになり、ページを繰るのが億劫になるような苦痛すら覚えました。
合田雄一郎にも求心力をまったく感じることが出来ず、否、登場人物の誰一人にも「魅力」を覚えることが出来なかったのは致命的ではないでしょうか?
実名を多用するのも女史ならではの技巧なのかもしれませんが、本作品に関してはそれが裏目に出ていると思ってしまったのは赤羽近辺で暮らす自分だからなのでしょうか? 
さて、最後にカポーティ作品へのオマージュだけでは割り切れないタイトルですが、女史は「冷血」のタイトルで何を言いたかったのでしょうか?
冷血(上) Amazon書評・レビュー: 冷血(上)より
4101347255
No.101
(1pt)

粘着性が高過ぎる・・・

上下巻を諦めずに読んでみました。活字中毒の自分なので難行とまでは言わないけど、途中で辟易と顎を出してしまったのも事実です。頷けない方もいらっしゃると思いますが、「社会派」だとか「既に推理を超えた純文学」だとか評されてはいますが、所詮は高村作品も娯楽小説だと思っています(大意としてではありますが)。実際に「マークスの山」「レディジョーカー」「照柿」他は十二分に楽しめたエンタメでした。本作品はとにかく「楽しめなかった」の一語に尽きます。他の方からも指摘が多く有りますように自分も「否」と「とまれ」の多様にはうんざりしました。また、女史の特徴と言えばたしかにそうなのでしょうが、無駄な説明が多過ぎます。よりリアリティの追求をしたいのかも知れませんが、読み手側は「そこまで」求めていないのではないかと思います。
この無駄に長い作品は読むにつれ、ネバネバとした感じが内容からも文体からも襲ってくるようになり、ページを繰るのが億劫になるような苦痛すら覚えました。
合田雄一郎にも求心力をまったく感じることが出来ず、否、登場人物の誰一人にも「魅力」を覚えることが出来なかったのは致命的ではないでしょうか?
実名を多用するのも女史ならではの技巧なのかもしれませんが、本作品に関してはそれが裏目に出ていると思ってしまったのは赤羽近辺で暮らす自分だからなのでしょうか? 
さて、最後にカポーティ作品へのオマージュだけでは割り切れないタイトルですが、女史は「冷血」のタイトルで何を言いたかったのでしょうか?
冷血(上) Amazon書評・レビュー: 冷血(上)より
4620107891
No.100
(3pt)

ズーンとなります

いい作品だけに、こちらの気分も暗くなりました。
一般人には理解しがたいの人物のフラストレーションの溜まる思考を根気よく丁寧に描写されています。

上巻と下巻でトーンは変わります。
上巻は事件、下巻は裁判てす。

裕福なエリート一家がゆきずりの無計画な二人組に惨殺される。一見、善悪がはっきりした事件であるが、それかすべてなのだろうか?

殺した犯人は悪い。計画性もへったくれもないので間もなく逮捕もされる。
取り調べをするうちに、キャラクターは全く違うものの共にあまりの自覚のなさ、無防備さ、無関心さが浮き彫りに。そもそも、善悪の判断や人との関わりの持ち方をが曖昧で、供述は全て主観に収斂されていく。こういった欠落は、歪んだ生い立ちに遡ぼり形成されていた。

そんな寂しく、未成熟な二人が偶然に出会い、お互いですら気づかずに依存しあい負の相乗効果を起こす。歯医者・何となく余裕のある家庭という二人の閉鎖的の会話の流れで対象とされた一家。
どちらが率先したわけでもない、止めたわけでもない、お金がほしい訳じゃない、人を殺したいわけでもない。でも、起こってしまった軽薄な殺人だった。

しかし、死刑が現実のものとなったとき、犯人に変化があらわれる。合田に助けを求めるのだ、ひどく不器用に。
全くすっきりしないし、哀しくなりますが、小説だけの人物でなく、実際にも居るんだろうと思います。だからといって何かできるんだろうかと考えさせられる作品でした。
冷血(下) Amazon書評・レビュー: 冷血(下)より
4101347263
No.99
(3pt)

ズーンとなります

いい作品だけに、こちらの気分も暗くなりました。
一般人には理解しがたいの人物のフラストレーションの溜まる思考を根気よく丁寧に描写されています。

上巻と下巻でトーンは変わります。
上巻は事件、下巻は裁判てす。

裕福なエリート一家がゆきずりの無計画な二人組に惨殺される。一見、善悪がはっきりした事件であるが、それかすべてなのだろうか?

殺した犯人は悪い。計画性もへったくれもないので間もなく逮捕もされる。
取り調べをするうちに、キャラクターは全く違うものの共にあまりの自覚のなさ、無防備さ、無関心さが浮き彫りに。そもそも、善悪の判断や人との関わりの持ち方をが曖昧で、供述は全て主観に収斂されていく。こういった欠落は、歪んだ生い立ちに遡ぼり形成されていた。

そんな寂しく、未成熟な二人が偶然に出会い、お互いですら気づかずに依存しあい負の相乗効果を起こす。歯医者・何となく余裕のある家庭という二人の閉鎖的の会話の流れで対象とされた一家。
どちらが率先したわけでもない、止めたわけでもない、お金がほしい訳じゃない、人を殺したいわけでもない。でも、起こってしまった軽薄な殺人だった。

しかし、死刑が現実のものとなったとき、犯人に変化があらわれる。合田に助けを求めるのだ、ひどく不器用に。
全くすっきりしないし、哀しくなりますが、小説だけの人物でなく、実際にも居るんだろうと思います。だからといって何かできるんだろうかと考えさせられる作品でした。
冷血(下) Amazon書評・レビュー: 冷血(下)より
4620107905
No.98
(4pt)

ひさびさの高村薫

久々の高村作品をよみました。男性作家のような強いプロット。ただし、犯罪者心理を合田が追っているが、今ひとつ意図が理解できませんでした。
冷血(下) Amazon書評・レビュー: 冷血(下)より
4101347263
No.97
(4pt)

ひさびさの高村薫

久々の高村作品をよみました。男性作家のような強いプロット。ただし、犯罪者心理を合田が追っているが、今ひとつ意図が理解できませんでした。
冷血(下) Amazon書評・レビュー: 冷血(下)より
4620107905
No.96
(5pt)

高村薫の緻密で迫力ある描写は健在。中年になり人間的に深みを増した合田雄一郎との再会

文字通り血も凍るような殺人現場の描写には戦慄を覚え、犯罪小説としてのサスペンスは十分楽しめるが、いかに凶悪な犯罪を犯そうとも人間の心の奥には何があるのかを執拗に追及する作者の姿勢に心打たれる。人間の善と悪とは何であるか。国家が人を死刑にするのは正しいのか。前作の「太陽が曳く馬」ほど難解ではないが、人間とは何であるかという永遠のテーマを作者はこの「冷血」でも追及し続けている。
冷血(上) Amazon書評・レビュー: 冷血(上)より
4101347255
No.95
(5pt)

高村薫の緻密で迫力ある描写は健在。中年になり人間的に深みを増した合田雄一郎との再会

文字通り血も凍るような殺人現場の描写には戦慄を覚え、犯罪小説としてのサスペンスは十分楽しめるが、いかに凶悪な犯罪を犯そうとも人間の心の奥には何があるのかを執拗に追及する作者の姿勢に心打たれる。人間の善と悪とは何であるか。国家が人を死刑にするのは正しいのか。前作の「太陽が曳く馬」ほど難解ではないが、人間とは何であるかという永遠のテーマを作者はこの「冷血」でも追及し続けている。
冷血(上) Amazon書評・レビュー: 冷血(上)より
4620107891
No.94
(5pt)

犯罪小説の女王、復活!!

上下巻を3日で読了。
高村薫の作品をぶっ通しで読めるというのは、
本好きにとって最高の贅沢の一つだ。

女性の一人称で始まる冒頭にまずびっくり。
しかも13才の中学生。いきなりの変化球に戸惑うも、
身中に不穏な熱を抱えた高村印の男どもの登場でひと安心。
本の装丁からして『レディ・ジョーカー』を意識しているし、
「珍しくはないが、専門の人でないとちょっと思いつかない凶器」
というのは『マークスの山』を思わせる。
これは久々のエンタメ路線か、と思いきやさにあらず。

上巻後半、2人の犯人はあっさりと逮捕され、凶器の特定をめぐるサスペンスもなし。
下巻では、犯人や数多くの参考人の供述が延々と積み重ねられ、
作者は事件について、誰もが求めるわかりやすく整合性のとれた
「ストーリー」ではなく、本当の意味での「真相」を描き出そうとする。

警察の事件捜査という過程の中で、一家四人殺害という
一つの事件が、膨大な量の言葉に置き換えられていく。
しかし、それは現実という無辺のパズルを、言葉というピースで埋めようとする
虚しい試みでしかなく、われわれにできるのは、この非情で理不尽な
現実というものの前に絶望し、それをただ受け入れることだけ。
毎度のこととはいえあまりにも重い。ずっしりとした読後感が残る。

それでも、難解な警察用語が頻出し、「おれはいったい何を読んでいるんだ?」
と自問の一つもしたくなるような分厚い本に、他のことをほっぽり出してまで読み耽ってしまうのは、
この世界における言葉の本質的な不毛さを認識しつつ、
それでもなお、この現実を描き出すための言葉を探し求め、
迷い、苦悩する作者の真摯な姿がそこにあるからだろう。

にしても、『ゴーストオブマーズ』とはね。
まさか高村薫の作品にこの名前が出てくるとは。
高村さん観たのかな? 観たんだろうなあ。取材はガチでやる人だから。
神妙な顔であのB級おバカSFを観てる高村さん。なんだか微笑ましいな。

ところで今『マークスの山』読んでるんだけど、
合田雄一朗がヤンチャで笑える。
冷血(上) Amazon書評・レビュー: 冷血(上)より
4101347255
No.93
(5pt)

犯罪小説の女王、復活!!

上下巻を3日で読了。
高村薫の作品をぶっ通しで読めるというのは、
本好きにとって最高の贅沢の一つだ。

女性の一人称で始まる冒頭にまずびっくり。
しかも13才の中学生。いきなりの変化球に戸惑うも、
身中に不穏な熱を抱えた高村印の男どもの登場でひと安心。
本の装丁からして『レディ・ジョーカー』を意識しているし、
「珍しくはないが、専門の人でないとちょっと思いつかない凶器」
というのは『マークスの山』を思わせる。
これは久々のエンタメ路線か、と思いきやさにあらず。

上巻後半、2人の犯人はあっさりと逮捕され、凶器の特定をめぐるサスペンスもなし。
下巻では、犯人や数多くの参考人の供述が延々と積み重ねられ、
作者は事件について、誰もが求めるわかりやすく整合性のとれた
「ストーリー」ではなく、本当の意味での「真相」を描き出そうとする。

警察の事件捜査という過程の中で、一家四人殺害という
一つの事件が、膨大な量の言葉に置き換えられていく。
しかし、それは現実という無辺のパズルを、言葉というピースで埋めようとする
虚しい試みでしかなく、われわれにできるのは、この非情で理不尽な
現実というものの前に絶望し、それをただ受け入れることだけ。
毎度のこととはいえあまりにも重い。ずっしりとした読後感が残る。

それでも、難解な警察用語が頻出し、「おれはいったい何を読んでいるんだ?」
と自問の一つもしたくなるような分厚い本に、他のことをほっぽり出してまで読み耽ってしまうのは、
この世界における言葉の本質的な不毛さを認識しつつ、
それでもなお、この現実を描き出すための言葉を探し求め、
迷い、苦悩する作者の真摯な姿がそこにあるからだろう。

にしても、『ゴーストオブマーズ』とはね。
まさか高村薫の作品にこの名前が出てくるとは。
高村さん観たのかな? 観たんだろうなあ。取材はガチでやる人だから。
神妙な顔であのB級おバカSFを観てる高村さん。なんだか微笑ましいな。

ところで今『マークスの山』読んでるんだけど、
合田雄一朗がヤンチャで笑える。
冷血(上) Amazon書評・レビュー: 冷血(上)より
4620107891
No.92
(5pt)

美品

何度も読み返すと考え、新品に近いと思われる商品を選択しました。
購入商品は、その通りでした。
冷血(下) Amazon書評・レビュー: 冷血(下)より
4101347263
No.91
(5pt)

美品、良品

何度も読み返すと考え、
新品に近いと思われる商品を選択しました。
購入商品は、その通りでした。
冷血(上) Amazon書評・レビュー: 冷血(上)より
4101347255
No.90
(5pt)

美品

何度も読み返すと考え、新品に近いと思われる商品を選択しました。
購入商品は、その通りでした。
冷血(下) Amazon書評・レビュー: 冷血(下)より
4620107905