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(短編集)
黒猫の遊歩あるいは美学講義
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黒猫の遊歩あるいは美学講義の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 1~20 1/2ページ
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何だろう、中学生くらいの痛い女子が妄想で作ったような主人公って感じ。決め付けから入ってはいけないんだと言いながら決め付けたような論理展開したり…。えーと、何?催眠術使えるの?いきなり?仮にストーリーが傑作だったとしても(あくまで仮に)この主人公が全てぶち壊すと思う。悪口しか言ってないな…。シリーズとして続いてるので他のは面白いのかな…。 | ||||
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解決編のトンデモ理論は、小栗虫太郎を目指したからでしょうか。 それ自体は、さほど嫌いではないのですが、ライトノベル的なテイストの物語/文章が、探偵役が推理を披露し始めると急に小栗印になるギャップに戸惑ってしまいました。 ポー作品の雰囲気やパロディもあまり感じられず、表現したいことと、実際に出来上がった作品に隔たりがあるように思いました。 残念ながら話についていけず、2つ目の話を読み終えた時点で挫折しました。しかし、独自のテイストはあると思うので、ひょっとするとこの作風に慣れれば面白いのかもしれません。 しばらく時間をおいて、続きを読むかもしれません。 | ||||
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現代文の高度な評論にミステリの要素を入れた感じで、面白い。続編も読もうと思う。 | ||||
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黒猫の遊歩方綺麗です。 モデルの歩き方ですね。 | ||||
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どういうわけか,kindle版が無料になっています,なので損をした期にはなりませんが 読みにくいことうえなく,お勧めはできません | ||||
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ポオの解釈も面白くないし、謎解きも苦しいです。 蘊蓄満載のトリックにも悪い意味で唖然とした。 柚木くんはあまりにご都合的な気がします。 とても読みづらく、楽しむことができませんでした。 それにこの著者は自演自作のレビューを投稿していたんですね。 それにも唖然としました。 | ||||
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本の表紙に描かれている若き大学教授とその助手が、日常の謎を、人文系の知識を使って解き明かすというもの。確かに知識や蘊蓄のひけらかしのようでもあるが、まー、文学研究とか文芸評論が好きな人ならば、すらすら読める本です。謎を解くときの論理展開(ロジック)もそんなに飛躍しているところはないです(良い意味で)。 | ||||
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アニメの原作のようなライトノベル風です。 情景描写はうまくて映像が頭に浮かびやすいですが、事件の詳細よりも、文学的うんちくが長くて著者の見解を無理矢理聞かされるような感じです。 著者の教養を誇示する内容になると、作品として好感が持たれにくくなります。 一般人には文学部の授業を受けてるような気分になり話の骨子がぼやけるので、マニア受けになりやすいのですが、マニアは逆に物足りないらしく批判評が目立ちます。一般受けかマニア受けか絞った方が良さそうです。 | ||||
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第1回アガサ・クリスティー賞受賞作の連作短編集。 美学とは何ぞや?と首を捻っていたのですが、美意識を論じる学問だったのですね。そんな学問があるんだ。勉強になったのであります。 日常の謎(?)から変死事件まで、天才青年美学教授「黒猫」が遭遇する6つの事件。それぞれエドガー・アラン・ポーの代表作をモチーフに、ペダントリー満載の論理が展開されます。もっとも、明かされる真相はどれも拍子抜けといいましょうか、煙に巻かれた気分といいましょうか、これまた首を捻らされてしまうというのが正直な感想。 「黒猫」はあだなの「黒猫」で呼ばれるだけで、最後まで本名不肖。こういうライトノベルっぽい設定がいまどきの流行りなのかしらん。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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内容は少々難しいと感じますが、読んでいて惹きこまれました。 知らない知識がいっぱいでてきました。 ゆっくりじっくり読みたい作品です。 また主人公の二人の絶妙な距離感も注目です。 離れすぎず近すぎない関係が爽やかで素敵ですよ。 | ||||
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主人公たちの周りで起こるできごとの謎を天才である「黒猫」が解いていく短編集。 が、まずその「天才」に説得力がない。 事件の中心となる人物が毎回それぞれいるが、どれも事件を起こすに至るまでの思考が不可思議。 不可思議であること自体は良いのだが、それを読み手に納得させるだけの説得力が文章にも行間にもない。 情景を語り手のやたらにセンチメンタルな主観で表現されるので、読み手は語り手の感情に置いていかれる。 そしてセンチメンタルなわりに薄情。 これを軽快で淡々とした文章と言って良いのだろうか。 感傷的で装飾的なくせに、ただただ説得力がない。これが本文中で言われる「レトリック」なのか? キャラクターはちぐはぐで深みがなくチート。よくないタイプのラノベを彷彿とさせる。 するする滑るように、そのわりにイライラしながら読み進め、最終的な感想として「全体的にどうでもいい」となった。感情移入は皆無。 | ||||
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まず、これはミステリに分類されていいものではないように感じた。 キャラクター設定はライトノベルにありがちな「現実ではほぼ間違いなくありえない」ので、この段階で若干引いた。 「黒猫」は言うに及ばずだが、「付き人」側も随分ないい加減な設定でどこが平凡なのかと首を傾げる。 全体的に言葉の選び方は綺麗なので読んでいて不愉快さはないが、「押し付けストーリー」という印象が拭えない。 ただ、「なんでこの二人が付き合ってないんだろう」と突っ込みを入れながら読む恋愛小説としてはそこそこ楽しめたので★2で。 | ||||
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悪くなかったです。文章は読ませるチカラがあるし、キャラも非常にたっていました。 知識の置いてけぼり感が逆に心地良くもありましたし、最低限の説明もしてくれているので迷子になる程ではなかったです。 ただ、推理小説というジャンル分けは良くないですね。 推理小説の体裁はとっていますが、推理小説ではないです。 自分は推理小説と知らずに手に取ったので素直に楽しめました。 | ||||
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「ジャケ買い」なんて言葉がありますが、美しい装丁や言葉のリズムに惹かれて手に取る作品というものがあります。 今日、手に取った一冊はそんな一冊。 早川書房が主催する第1回アガサ・クリスティー賞受賞作。 24歳にして教授職につく通称「黒猫」と、同じく24歳でエドガー・アラン・ポオの研究者「付き人」が出会う6つの事件を通じた物語。 殺人事件と名探偵といった狭義のミステリではない、いわゆる「日常の謎」系の短編小説。 かなりクセの強い小説。ミステリよりも、黒猫と付き人、各編に登場する人々の幻想のような淡く浮かぶ恋物語を感じる小説、だと思う。 そういう意味で、英国アガサ・クリステイー社の許諾を得て募集した第1回のアガサ・クリスティー賞がこれでいいの? という気持ちで揺れてしまいます。 「黒猫」も「付き人」も研究者であるが故に、会話も高尚すぎてついて行けない点が多数。焼き鶏屋で、「焼き鳥というのも死のアレゴリーになったりはしないのかしら?」「んん、普遍性がまだ足りないね」なんてやり取りをされると、もうね……。 選者の一人の北上次郎さんは「謎解きではあるけれど、そこに人間のぎりぎりの営みがあるという点で素晴らしい。」と評価されていますが、この点は同感。 人を想う、生きる、死ぬが全編とも書き込まれており、その一つ一つを「理解」できなくても「感じる」ことが出来、読み終えたあとに何か小さなものが読者の心に張り付きます。 美学講義に囚われると、難解でつまらない作品になりますし、それに囚われずに作品全体を音楽のように流して感じることが出来れば……個人的にはあまりはまれない作品ではあります。 選者にも指摘されていましたが、エドガー・アラン・ポオの作品をモチーフにしながら、ネタばらしをしている点はちょっとマナー違反な気がします | ||||
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耽美派・ポー好きにお勧め。文学作品の成立の背景とミステリを絡める手腕は高評価されてしかるべき。 助手&語り手の女の子が地味かわいい。 文系版 ”ガリレオ(東野圭吾)”とも呼びたくなるこの作品の知的な静謐感は、腐女子のみが味わうにはもったいない。 何かと理系に劣等感を抱きがちな私を励ましてくれた作品です。 | ||||
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黒猫シリーズが面白すぎます! 黒猫と付き人が遭遇する謎、ポオをはじめ作中に出てくる物語や美意識についての黒猫や付き人の解釈、いくつもの疑問や謎が鮮やかに解き明かされて行く様が最高です! そしてもうひとつの見所は、なかなか進まない二人の恋愛模様。よほどのミステリー好きじゃないかぎりミステリーや解釈だけだと、なにもおこらない勉強一辺倒の大学生活みたいに飽きてしまうけれど、この二人の恋愛模様が入ると、ミステリーのワクワク+恋愛のドキドキで格段に面白くなってるのです! 続きが待ち切れませんー! ドキドキ、ワクワク、時々キュンなこのお話し、 ぜったいオススメです! | ||||
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『第一回アガサ・クリスティー賞』受賞作で,六作を収めた日常の謎系の連作短篇集. 11年10月の単行本から全篇が改稿,カバー絵も新たに描き下ろされているとのことです. なお,『黒猫』とはカバー絵にも居る黒いスーツの男の渾名で,猫の物語ではありません. どの篇もポオの作品がベースになっており,知らなくても大きく困ることはないものの, 謎はもちろん,比喩や語られる考察の数々は,やはり知っておいた方が楽しめるでしょう. ただ,その謎については,謎には満たないものも多く,さらには自分で面倒にしている印象. やり取りも小難しくこねくり回しているだけに映り,興味や関心が沸くまでにはいたりません. また,探偵役の『黒猫』と助手で語り部の『私』,ともにその名前は語られないのですが, それを守るための苦しい言い回しや,誰のセリフか分かりづらいのは本末転倒もいいところ. 会話を中心に,解決までのやり取りを見せるタイプだけに,最後までしっくりきませんでした. このほか,抽象的な感覚を伝える描写も,たびたびあった割にはその意図はよく分からず, キャラクタがブレたり,地名や施設名で実名とイニシャルが入り交じるのも引っ掛かります. 若竹七海さんによる巻末解説も,半分以上がその体をなしておらず,かなりガッカリでした…. | ||||
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ポオの解釈も面白くないし、謎解きも苦しいです。 蘊蓄満載のトリックにも悪い意味で唖然とした。 柚木くんはあまりにご都合的な気がします。 とても読みづらく、楽しむことができませんでした。 それにこの著者は自演自作のレビューを投稿していたんですね。 それにも唖然としました。 | ||||
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他の人が絶賛レビューが3件削除されていると書いていますが、 本当だったんですね。 オスダメというサイトでは、アマゾンで削除された3件のレビューがまだ残っています。 明らかに自作自演のレビューだったため、削除されたんですね。 この作品の内容も本当にひどい。 つまらないし、チープな内容にうんざりします。 何もかもが標準以下だと感じました。 | ||||
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