四季彩のサロメまたは背徳の省察



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初公開日(参考)2015年04月
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長編小説

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四季彩のサロメまたは背徳の省察

2015年04月22日 四季彩のサロメまたは背徳の省察

私立扇央高校朗読部の主・華影忍(ルビ:はなかげしのぶ)。 〈歩く女百科全書〉を自称する彼は、 新入部員の後輩、通称「カラス」から、 春休みに一目惚れした女子生徒を探してほしいと頼まれる。 だがカラスが探していたのは 「存在するはずのない」少女だった……。 カラスの仄かな恋心は、 嫉妬が引き起こした残酷な夏の事件、 軽薄さが全てを崩壊させた秋の事件を経て、 次第に忍と彼の婚約者の歪な関係へと繋がっていく――。 青い春の只中で、今は亡きサロメの幻影に囚われた 美しき男子高校生の一年を描く。(「BOOK」データベースより)




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No.2:
(3pt)

官能小説とBL(風味)小説とお耽美小説と推理小説を足して4で割った……のか?

私立の名門校の朗読部の一室は学校理事長の息子である主人公の「花園」状態。女性関係において好き放題やりたい放題の彼の秘密の城にやってきた後輩「カラス」が、焦がれてしまった相手は主人公の許嫁で……という状況の中、人の死が、心の病が、そして耽美が絡みあうような内容です。

絵画におけるエロティシズムや本における性愛のトリビアを添え物として進む本編ですが、しかしながら主人公の軽薄さ・うかつさ・好色さ・ゲスさ・都合のよさ・人心配慮のなさ・自己中心さが話が進む毎に披露されていきます。
容姿に恵まれ、地位も約束され、そして人間的にしっかりした人物であれば、よほどの艱難辛苦が訪れない限り、語るような「お話」にはならないわけで、それはそれで事情として分かりますが、例えば女性を尻の形だけで判断しようとしたり、胸のサイズで貴賎を問うたり、あるいは自分の寝取られ趣味を開拓しようとして後輩に彼女を(身体だけ)あてがった結果、人違いが生じて後悔して傷心のポーズをとる……などという人物に心動かされたり、あるいは感情移入したり、などということは大半の人はもちろん、私もなりませんでした。

もし一つだけ美点があるとするならば、最後の結末……さながら犯人となった人物と焦がれた相手とを合わせ鏡の中に閉じ込めてしまううな眩惑さを伴った結末は、サロメを謡った内容の終わりとして相応しいものに感じました。そこだけは美点と言ってもいいかなと感じます。
四季彩のサロメまたは背徳の省察Amazon書評・レビュー:四季彩のサロメまたは背徳の省察より
4152095377
No.1:
(5pt)

背徳感がすごい

青さと官能とサスペンス?が相まってかなり翻弄されました。登場人物も魅力的で引き込まれます。
四季彩のサロメまたは背徳の省察Amazon書評・レビュー:四季彩のサロメまたは背徳の省察より
4152095377



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