黒猫の接吻あるいは最終講義
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十分にうまくいく。 予想通りの時間に配達日時 私はこのアイテムを私の友人に見せ、私の友人はそれを買った。 私が予想したすべて 私の友人や家族はそれらを愛した。 良質品、良質、低価格、高い性の価格の比較、現実的な、お金のための価値、友人はすべて非常によい言う。上司は熱意をサービスしなければならなかった。 | ||||
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ずっと作者の妄想に付き合わされている感じのわかりにくい小説だった。 一般読者は置いてけ堀をくうと思う。 黒猫が天才ならばもっとマラルメについてなど読者が腹の底から感心するようにわかりやすく説明できるんじゃないのかなあと思った。 (ということは天才ではない) ストーリー的には、途中にある「接吻」が作品を汚れた不潔なものに変質させてしまってとても残念である。 ああ、もう読みたくないなという気分にさせたよ。 キスとは別の出来事で代替できなかったのかなあと、作者の工夫の無さを恨みます。 | ||||
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全くのミステリーを期待して読むとまた違った感想になるのかもしれませんが、そういうところを抜きにして、単純にこのお話が好きか、嫌いかでいうなら、私はとても好なお話でした。 この作者さんの言葉の表現や考え方がすごくいいんです。例えば黒猫が、私たちの世界を貝殻とパールに例えるところとか、ここであんまり言うとこれから読む方のネタバレになっちゃうので言えませんが、心に響く言葉がいくつもありました。 また、黒猫がいう、頭の中の小人(この小人がなんであるかは、読んでみてのお楽しみですが)の考え方は、一読の価値ありだと思います。 黒猫シリーズが扱うミステリーは、派手ではないけれどとても奇麗でセンスが良いと思います。 また、今回はバレエとガラスという題材を扱っていますが、これらに対する黒猫流の解釈がとても興味深く、面白かったです。 この黒猫シリーズ、結構好みが分かれるとは思いますが、実際の作品を読まずに他人の評価で判断してしまうには、もったいない作品だと思います。 このお話は、ある一視点、例えば「ミステリー」という視点から読むのと「黒猫と付き人ちゃんの恋愛物語」、もしくは「美学講義」など、どこかの一視点からだけで読んだのでは、100パーセントの面白さは味わえない、様々な視点から複合的に読んで初めて、100パーセントの面白さを味わえる、そんなお話なのではないかと思いました。 | ||||
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とにかくつまらないです。 何度読むのをやめようと思ったことか。 特に黒猫の冗談がひどい。 ユーモアのセンスを全く感じません。 何もかもがしらけてしまうと言うか…。 この作家さん、全然才能ないですね。 素人レベルです。 そのうえ内容が少女趣味で、読んでいて気分が悪くなった。 女性の作家さんが書いているのならまだしもこれを男性の作家さんが…。 正直言って、この人の本を読みたいとはもう思いません。 真相を明らかにしていくところも理論的ではなく、 都合が良すぎるといった感じです。 とにかく買って損をした気分になりました。 | ||||
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前作を読んでからかなり間が空いていたせいもあるので、もしかしたら、単に忘れているだけかも知れませんが。 第一印象として、何これ、と言う感じ。 冒頭から、主人公の背景にあるとってつけたような設定の説明に違和感しかなく、それが憎からず思いを寄せている相手に好印象を与えていることをほのめかす描写も、無理矢理すぎてあざといとしか……。 間違ってハーレクイーンロマンスの一行を読んでしまったかのような不自然さと言うか、遠まわしな好意をほのめかすような会話は、前作でもちょいちょいありましたけど。 何だろうなぁ……、わざわざ誤解とか語弊を招く発言を端的にしかしない黒猫と、その黒猫が関わるように仕組まれた事件に似合うだけの設定を見繕ってきたようにしか見えない主人公の語りが不愉快で、事件そのものとか、お得意の美学講義の解釈など、随所にある評価されるべき部分が霞んで評価が低くなる一方なんですが。 シリーズものなのに、前作の設定が引き継がれているのは、ほぼ黒猫にまつわる部分だけ。 それで良いのか、というか。それでまかり通るなら、べつに主人公は前作の彼女でなくても良かったのでは?? 前作でも抱いた疑問ですが、なぜ主人公が「黒猫」でなく彼女なのか。 恋愛要素を絡めつつ、起こりうる事件を主観で見落としやすいから、と言う理由かな、と思いつつ、いまひとつ納得がいかない気分。 書きたい話にあわせて設定を追加できるように、自己評価の低い一人称で、あえてぼんやりとした女性像を主人公に置いているようにしか見えないし……。 先が見えてるわりに、薄らぼんやりとはぐらかしっぱなしの関係性なのも、なんだかなぁ……。 バレエにもガラスにもポオにも詳しくないので、知識を織り交ぜて解説してくれる事件の描写等は素直に面白いなぁと思えるんですが……。 シリーズとしての醍醐味と言うか……、”黒猫の美学講義”以外で、このシリーズが同一主人公における連作でなければならない理由が、一作目に続いて、二作目にしてよく分からないって言うのはどうなんだろう……。 黒猫を想う女性の心理はまあ、小難しさもないだけに、分からなくもないけど。 にしても第二章の末尾で、あの一文はないって心底思います。 この一文で、この主人公への不信感が嫌悪に変わりました。 後半でその一文に対する描写もあって、多少印象は軟化しましたが。それでも酷い。そんなこと悠長に考えてる場合では決してない、というか、普通できないですよ。何この人。 美学って、アレですか。 ご都合主義ってことですか。 思わず勘繰りたくなるあの考え方は、本当にどうにも受け付けない。 結局あなたどうしたいの。思わず主人公に問いかけたい衝動に駆られました。 最後の、主人公による美学解釈は恋愛要素の消化としては良いのですが。 タイトルに絡めたやりとりは正直蛇足にしか見えない。 というより、最初にタイトルを目にした時からの疑問なんですが。 読む前は、そんな堂々と掲げて良いのか、と言う疑問でしたが、読み終えた後は、やっぱり後つけ感しか残らない……。 どっちに転んでもすっきりしないんで、全体の評価は低めです。 前作で”どこか腑に落ちない”と思った人には、あまりお勧めしません。 一応、続きがあるみたいですが、このシリーズはこういうものだ、と割り切れる人じゃないと、食指が向かない気がします。 高いお金出して読む本じゃないのは確かです。 | ||||
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