花酔いロジック 坂月蝶子の謎と酔理
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私にとって森昌麿作家の五冊目の | ||||
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推理研究会に入部するつもりが、ひょんなことから酔理研究会に入部してしまった元有名子役の主人公のお話。 推理ではなく、酔理。酔う事によってこの世の理が見える。 日常的なミステリーなのですが、お酒を通してどこか独特な解釈や謎解き、 話が終わったに感じる、ほわほわした気持ちが気持ちいい本だなって思いました。 続編の単行本の方も読みました。 短編集なので読みやすいです。 心地よく大学時代のバカ騒ぎの雰囲気、大学時代にしか得られない大切な時間、 酒を通して酔う事で得られる心情がとても良いなと思いました。 ミステリーもほどよく、最後のお決まりでお酒をお供にしてほんわか解き明かしていく展開が好きです。 話が進むごとによって主人公のオチョコと神酒島先輩との距離の縮まり方がもどかしく、 甘酸っぱく不意な行動にドキドキしたり、一歩踏み出して欲しいと思ったり、 ミステリーと恋、上手い感じに表現しているなって思いました。 二人のお互いが気持ちを薄ら解ってるのにハッキリ口にしない関係性がとても良いです。 続編の方がミステリー色は強いかな? 派手な描写がある作品ではないですが、サラっと読み進められる作品です。 続編では出会いと先輩たちの卒業による別れ、トンネルの中人生を彷徨い続ける主人公が少し成長していくのも 良かったなって思いました。 少しマイナスポイントは私はお酒を全く飲まないので、色々な種類のお酒の知識が出てくるとよくわからなくなってしまう場面と、 昔の有名な作家の作品を知っている前提で話が進む箇所がある所でしょうか。 続編が出るかはわかりませんが、二人の卒業までみたい!と思わせる作品でした。(出て欲しいなあ) | ||||
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