ピロウボーイとうずくまる女のいる風景



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    初公開日(参考)2016年02月
    分類

    長編小説

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    ピロウボーイとうずくまる女のいる風景

    2016年02月17日 ピロウボーイとうずくまる女のいる風景

    ――ピロウボーイ。要するに、枕少年だ。 さまざまな女性と関係をもつ。関係とは限らない。精神的なよりどころとして話し相手になることを求められる場合もあれば、ただ側で眠ってほしいと頼まれるだけのときもある。いずれにせよ、その代償としてピロウボーイは女たちから金銭を得たり、〈世話を焼く〉という形で援助される―― 貧困のどん底からキムラに救われた絢野クチルは、政治家を目指して大学に通い、夜はピロウボーイとして女たちと関係をもつ。 「シェイクスピアを読む女」「バッハしか愛せない女」「ドヌーヴに似た女」「リキテンスタインを待つ女」 女たちはみな問題を抱えているが、クチルとの関わりのなかで、立ち直っていく。一方、クチルの部屋には、謎の同級生知紅が押しかけて居候となり、クチルの帰りを待っている――。 〈政治〉と〈愛〉と〈ミステリ〉。アガサ・クリスティー賞作家が挑む新境地。(「BOOK」データベースより)




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    No.2:
    (1pt)

    キザな文章が合わなかった。

    好き嫌いが分かれる本だと思います。全体的に気取った文章のため、背景が中世ヨーロッパとか、和訳されたミステリーであればまだ納得し、読み進められます。しかし現代の日本を背景に、こんなキザな会話や文章体では、全く内容が頭に入ってきません。登場人物たちが、どうでもいいことも’難しっぽく’話していて、読み手としてはしらけてしまいます。あと、主人公の予測の立て方とか、話の流れが「え?なんでそう思ったの?」といった感じに、いまいち理解できない箇所も多く、主人公の勘の良さがストーリーをうすっぺらくしているようにも感じました。
    タイトルとカバーとあらすじは面白そうだったのですが…私には合いませんでした。(こういったストーリーが好きな方はもちろんいると思いますが!)
    ピロウボーイとうずくまる女のいる風景Amazon書評・レビュー:ピロウボーイとうずくまる女のいる風景より
    4062199270
    No.1:
    (5pt)

    〈政治〉と〈愛〉と〈ミステリ〉。アガサ・クリスティー賞作家が挑む新境地。おもしろすぎ。

    作者と作品をあまり評価していなかったが、今回は大あたり。

    頭脳、フィジカル、センス、ルックス、すべてをかねそろえているが
    貧困と特殊な生い立ちゆえまっとうに生きられない少年が、生きるために
    きたない大人に高級娼夫にさせられるストーリーが新しい。
    主人公もヒロインもまだ少年少女(といっても19)だというのに、
    ハードボイルド全開のキャラクターで、文章もしゃれてて圧倒的に読ませる。
    どの話もエロス(1話以外案外たいしたことなかったが。1話の圧倒的描写に感心して、期待したのに)と
    バイオレンスが共存しており、引き込まれる。

    特殊な才能を持った主人公が軍人などにさせられる話があるが、あれの高級娼夫版とでもおもえばいい。
    題材の新しさだけではなく、セックスミッションを完遂するまでの頭脳戦など、緊張感もありすばらしい完成度。

    伏線も緻密で、読んでて気になっていた事柄がそろそろかというころに解消されるカタルシスがすばらしい。
    設定も豪快で、実の姉妹での近親相姦、同性愛からの超展開など、ほかで読んだことすらない話も多い。

    政治的側面が強いこともおもしろい。

    だが演出過剰なシーンがあるのはいなめない。メールを送って3秒で返ってくるとか不可能でしょ。
    それにこの主人公はやりすぎで政治家にはなれない。

    で、これはけっきょく、回帰したのか新境地なのか、どっちなんだ。
    ピロウボーイとうずくまる女のいる風景Amazon書評・レビュー:ピロウボーイとうずくまる女のいる風景より
    4062199270



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