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灰色の虹
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灰色の虹の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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面白くて一気に読んだけど、登場人物の救われなさに読後感は重い。 今の時代で冤罪がこんなに上手くいくものかとも思う反面、少し前なら全然あり得た話かもとも思い怖くなる。 | ||||
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プレゼント | ||||
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だうやったら冤罪を生みだせるかという処方箋。最後は主人公が死んでいて、代わりに母親が冤罪の恨みを晴らしていたのだが、結局真犯人は誰だったの?最終章の意味も不明。この章で真犯人の心情を聞きたかった。 | ||||
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悲しすぎます。雨宮、許せません。 最後のシーンもなんの慰めにもなりません。 これは昭和初期の警察の体制ですね。 悔しくて悲しいストーリー。ひどい話。 | ||||
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どんでん返しは早めに解ってしまったので、そこはそれほどでもなかったです。また冤罪になる流れと復讐の流れは、かなり深く読まされたのですが、ターゲットがあっさり殺されるので、すっきりしないです。何故殺されるのか理解しないまま死んでいくし、苦しまないし…。なんだかもやもやしました。 | ||||
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貫井先生は活躍中の作家では最も私と波長が合う一人だ。 多分全部読んでる。もっと売れてるKHやKMなどより全然面白い。 だが今ひとつヒットしない。でもそれでいい。映画化作品なんて書かないでくれ。 この人の真骨頂はやはりドロドロ情念系だ。色んな作風にチャレンジして新境地を見出そうとしてた時期もあった様だがそういった作品は眩暈がする程つまらなかった。最近の作品は本人もわかってきたのかおしなべてドロドロしてる。それでいい。これから年齢を重ねもっとドロドロするといい。 私的にはこの人のベストは「空白の叫び」であり、あそこまで強烈な後味の悪さを期待するも今回の作品はあれに比べたらサラサラとしてお茶漬けのようだ。前作「後悔と真実の色」が結構パンチ効いてたから期待したけど、今回は連鎖短編集のように主人公が変わり本物の主人公である被害者に感情移入しづらい。 「乱反射」や「夜想」は「あ、もうちょっとなのに惜しいな〜でも好き」という、映画監督でいうとブライアンデパルマみたいで(あくまで個人感想)味わい深かったが、これは味も薄め、トリックも薄め、不幸描写も薄めだ。 せっかく主人公がこんなに救いのない状況なんだからアレコレ話とばさず地の底からドーンと主人公の魂の叫びを貫井タッチで描ききって欲しかった。 次も出たら買うから期待してます。 | ||||
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慟哭でいたく感動しましたが、灰色の虹は 久々の貫井本でした。 この間に多々作品があるのは承知の上で 不遜なレビューとは思いますが… まず、取材が薄くないか??ってのが一番気になりました。 法廷もの、といってもいいくらい裁判シーンなり裁判関係・司法関係の 記述が多いのですが、いちいちチェックしてませんけど、 職業として弁護士をしている私の目には「え?????」と 思うようなところが頻出です。 小説だし、と思って読みましたが、リアリティ小説なんだから もっともっと取材して欲しかった。 (私としては、そういうところが目についてしまって、 テーマに肉薄できなかった面がありますが)テーマとしても 書き込みが物足りなかった感はあります。これは他の方も書いておられるところですが。 すごく未消化な感じがあったですし、逆にぐいぐいっと引っ張られる感じの欠如と いうのを感じて、慟哭という作品を懐かしんでしまいました。 ちょっとそれが悲しい。 | ||||
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貫井さんの本は大好きで、出たら必ず買ってるんですが…ここ最近のやつは、 悪い意味での「軽さ」が目立つような気がします。 主人公が有罪判決を下されるまでの流れが軽すぎて「リアリティの無い漫画」 みたいだし。 山名刑事の過去の話なんて、以前の貫井さんならこれでもか!ってくらい重く 書いたと思うんですが、あっさりと流しちゃってるし。 最後の、犯人の独白も「魂が震えるシーン」であるはずなのに、そこに 至るまでの軽さのせいで「ふーん、なるほど」くらいにしか思えなかった。 【乱反射】以降の貫井さんは、意図的に「一般受け狙いの軽さ」を 盛り込んでいるような気がします。 「重厚、人間のいや〜な悪意がこれでもかっ!、後味最悪。でも、なぜか途中で 読むのを止めたいとは全く思わない。最後まで一気読み」ってのが 貫井さんの魅力だと思うんで、変に一般ウケを狙って欲しくないな〜。 | ||||
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