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泥棒は抽象画を描く
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泥棒は抽象画を描くの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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先に読んだジェイムス・エルロイの『レクイエム』が結構面白かったので押入れの中を探したが他の作品が見つからず、表紙のデザインで思いだしたローレンス・ブロックの本書『泥棒は抽象画を描く』を手にした。 この泥棒シリーズも何冊か読んだ記憶であるが、特に本書は、表紙カバーがピエト・モンドリアンを意識したなかなか洒落たデザインだから印象に残っていた。 随分前に読んだ本だからデティールまでは憶えていないが、読み進むうち記憶を辿りつつ面白く読み進んだ。 本書は、表向きはニューヨークの古書店の主だが裏稼業が本職の泥棒バーニィ・ローデンバーものの一冊である。 物語に欠かすことのできない友人のキャロリンや嫌味な刑事レイも含め物語に登場する人たちと交わされる皮肉やユーモアある会話中に、度々出てくる警句が、聖書、ギリシャ神話、シェークスピア、詩人、などなどから引用されていることも物語のエッセンスとなり何度読んでも笑わせてくれる。 この泥棒バーニィ・シリーズは、ローレンス・ブロックの代表作とも言われている探偵マット・スカダーもの『暗闇にひと突き』『八百万の死にざま』などとは随分と趣が異なり、著者の才能の奥深さを伺えるシリーズとなっている。 本書『泥棒は抽象画を描く』は、猫を人質(猫質?)にとった犯人が「身代金の代わりにモンドリアンの絵(色のコンポジション)を盗んでこい!」、と脅迫するという奇妙奇天烈な内容だから「あほらし!読むのやめた!」と思う読者もいるやもしれないが、そこを読ませるのがローレンス・ブロックなのである。 本作が傑作というほどの作品ではないと思いながらも、さすが手練れローレンス・ブロック「あほらしいけど面白い」と、何十年ぶりに楽しく『泥棒は抽象画を描く』を再読してしまいました。 田口俊樹氏の翻訳も先に書いた警句などにも親切な脚注を入れてくれていて読みやすく、真鍋太郎氏の表紙カバーのデザインも印象的であり、なかなかの出来栄えの一冊であると評価したい。 | ||||
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~文句なしに楽しめた泥棒シリーズ5作目。名画をめぐり罠にかけられてしまう主人公の泥棒バーニイ。 舞台となる警備が厳重な高級アパートメントに侵入する手口は プロらしいものもあり、笑えるものもあり。 殺人容疑をかけられながらも、ユーモアたっぷりのセリフが続き 泥棒に入った先で不意に誰かに出くわしても、ロマンティックで乗り切る。 <BR~~>バーニイの最良の友であるレズのキャロリンも相棒として板に付き始め 二人の会話も面白くて目が離せない。 泥棒なんだけどいいやつなんだよなぁ、バーニイって。~ | ||||
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~文句なしに楽しめた泥棒シリーズ5作目。 名画をめぐり罠にかけられてしまう主人公の泥棒バーニイ。 舞台となる警備が厳重な高級アパートメントに侵入する手口は プロらしいものもあり、笑えるものもあり。 殺人容疑をかけられながらも、ユーモアたっぷりのセリフが続き 泥棒に入った先で不意に誰かに出くわしても、ロマンティックで乗り切る。 <BR~~>バーニイの最良の友であるレズのキャロリンも相棒として板に付き始め 二人の会話も面白くて目が離せない。 泥棒なんだけどいいやつなんだよなぁ、バーニイって。~ | ||||
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”泥棒バーニイ”シリーズも佳境。この作品ではバーニイの大親友でレズビアンのキャロリン、その女友達、その息子が大活躍する。 | ||||
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”泥棒バーニイ”シリーズも佳境。この作品ではバーニイの大親友でレズビアンのキャロリン、その女友達、その息子が大活躍する。 | ||||
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