泥棒は詩を口ずさむ
- 泥棒 (34)
- 泥棒バーニイ・シリーズ (10)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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泥棒探偵バーニー・ローデンバーシリーズ3作目。 | ||||
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バーニイシリーズの3作目です。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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主人公の泥棒がある古書収集家からある本を探してほしいと頼まれ・・・というお話。 今回も主人公がその泥棒という仕事の性質上、やっかい事に巻き込まれ・・・という展開で、あまり新味はないですが、面白く読めました。殺人事件も起りますが、あまり読後感が悪くないのも好印象でした。謎解きも絶妙で良く出来ていて感心しました。 同じ著者の人気シリーズのスカダー物も一人称は私ですが、この主人公のバーニィーとあまり似ていず、作品の雰囲気も違う所に著者の才能を感じます。 中ででてくる、稀覯本のキップリングの作品は架空の作品だそうで、読んでいる間は実在する物かと勘違いしてしまいました。 ☆の数はなんとなくなので、あまり深い意味はありません。すいません。 更に磨きがかかったシリーズ第3作。機会があったらシリーズ順に是非。 | ||||
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ローレンス・ブロックの泥棒バーニー・シリーズの第一作『泥棒は選べない』を、かって読んだ記憶がないので最近読み終えた。 そのレビューで評者は、「どの作品からバーニーが古本屋を営むようになったかの経緯なども知りたくなったので、このシリーズを飛び飛びでも作順に読んでみようと思いながら泥棒バーニーが誕生した一作目を楽しく読み終えた。」と書いていた。 2作目『泥棒はクロゼットのなか』を読んだ記憶はあったので3作目の本書『泥棒は詩を口ずさむ』を入手して読むことにした 。 が、読み始めてページを繰るたびにどんどん記憶が蘇ってきて関係者全員をバーニーが自分の営む古本屋へ集めて謎解きを語り始めたところで完全に思い出してしまったのです。 多分90年代半ばに読んだのだろうと思うが、もちろん本棚には見当たらない。 タイトルに記憶がないものを選ぶようこれからは気をつけようと思ってしまったのです。 まあ、再読しても楽しめたから文句は言わないことにしておこう。 <追記> バーニーが古本屋を始めるたのはこの3作目からであり、その経緯も2章のところで警察官のレイが店を訪れたとところで詳しくバーニーが語っていた(読みながら思い出してきたが)。 | ||||
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一番好きなのは主人公バーニイと友人キャロリンの掛け合い. 特に最後の会話は好き. アメリカンジョークが飛び交い,軽快なテンポの会話に理解できないところもあるけれども,いい. 泥棒が探偵になる話しは結構あるが,バーニイは正義感から探偵になるわけではない(まして泥棒業も自分のスリルのため). 第一盗みをしている時点で犯罪.それをしっかりと認識している時点で他の泥棒探偵とは違う. 降りかかる火の粉を,自分の特技を使って解決する. 大胆な仕掛けも大技もない.あるのはピッキング技術と細心の注意. 話しの真相もすさまじいトリックがあるのではなく,シンプルなことが, そんなことある?って思うほど絡み合って複雑に見えていた,見えていなかっただけ. 偽善と壮大な世界観に疲れた時に,スッと読め,人ってこんなもんだよなと楽に読める本. この本に嘘っぽい良い人はいない.いるのは自分の欲を満たそうとする素直な人のみ. | ||||
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