暗闇にひと突き
- アリバイ (477)
- マット・スカダー・シリーズ (15)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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シリーズ4作目の本書ではスカダーは彼が警官時代に担当した連続殺人事件の被害者の真犯人を捜そうとする。それは彼の過去との対峙でもあった。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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捕まった連続殺人犯が唯一やっていないと主張する殺人を主人公が捜査する様依頼され・・・というお話。 最後まで読んで、殺人の動機がやや弱い様に思えました。こんな理由で人を殺す事がありうるだろうか?という感じで納得できませんでした。その為、次作の傑作「八百万の死にざま」への繋ぎ作の様に思えました。解説で評論家の池上さんは犯罪の動機と主人公のスカダーの内面が呼応していて、充実した内容と書いてらっしゃいますが、私も考え様によってはそうかもとも思いますが・・・。酒を飲んだ後、記憶がなくなるという重要な場面もありますが。 この文庫が出た当時最新作だった「慈悲深い死」がファンの間で賛否両論だったそうで、酒がシリーズを担保していたのに主人公のマット・スカダーが酒を飲めなくなると、凡百の私立探偵小説と同じになると危惧されたそうで、私もそう思いましたが、その後復調して最高傑作とも言われた「墓場への切符」などで評価がまた上がったので、酒を飲めなくなってもシリーズを続けたのは正解だったかも。 本書に関して言えば、やはりシリーズの繋ぎ作だと思うのでここから読まない方がいいかも。出来ればシリーズ順で読んだ方がいい作品。繰り返しますがここから読まない様に。好きなシリーズなので褒められず残念。 | ||||
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ローレンスブロックのスカダーものやケラーシリーズは大好きです。それらのkindleもお願いします。 | ||||
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スカダーの孤独の深度がどんどん増していくさまが哀愁をさそうシリーズ4作目。魂が彷徨うさまは痛々しいほど。終盤でのジャンとの会話は悲しくやりきれない。「人は住まいを変える。人生もまた変わる」というスカダーのセリフが強く印象に残る。 | ||||
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主人公は酔いどれ探偵スカダー。 元々は警官だった男ですが 「ある事件」がゆえに警官を辞めています。 そして、家族の元も去りました。 まあ、とにかく、飲みます。 ちゃんと仕事もしますが、比例して飲みます。 時折失敗して、ひどい形相にもなります。 事件は9年前の連続殺人事件のうち 1例のみ別件とされた事件の再調査を スカダーがするものです。 このスカダーはただのしがない酔いどれに見えますが そうではありません。 ほんの少しの糸口をものにする 勘の鋭い男といえます。 現実にある盲点をひょんなことからつかんだことから この事件の真犯人に行き着くことになるのですから。 この作品には多少のロマンスもあります。 ですがジャンルはハードボイルドですので… 真相部分は決して興奮するものではありません。 やはり、静かに幕を引いていきます。 恋の行方も… ワクワクの作品とは対を成す、 静の極みの作品でした。 | ||||
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スjカダーものは、どれを読んでも面白い。スカダーの個性が初めから決まっているからだと思います。ただ全巻読むには、新刊ではなく、古書まで探さねばならないのが残念。パッドで電子書籍を読むかと、決心一歩前までゆきました。 | ||||
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