倒錯の舞踏
- アメリカ探偵作家クラブ賞 (1)
- ハードボイルド (137)
- マット・スカダー・シリーズ (15)
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点9.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ハードボイルドもの。一気に読んでしまうくらいにめちゃくちゃ面白い。事件そのものは言うまでもなく、ウィットに富んだ会話もめっちゃいい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後まで目が離せない? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作『墓場への切符』に続く『倒錯三部作』の第2作。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
描写が細かくてニューヨークの風景が目に浮かびました。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
I am now 100% that I have never read this before. I thought I did a decade ago but I just could not remember anything. In fact, I actually got a lot of surprises. Getting on the review, Block did a very good job on this book. He was able to take the story writing and its elements up a notch. There was more violence, sex, and mystery on this one. The writing was just too captivating that I imagined myself within the scenes he wrote —watching that hell of a VCR and being upfront the boxing ring. In this story, Scudder gained a new ally in the streets with TJ feeding him information from the ground. He also fortified his friendship with Ballou and Joe. Elaine, she seemed recovered and resumed doing business as usual (following her trip to the ICU in the last novel). Scudder still did not drink but I definitely did a lot of googling to check out interesting poisons the other characters were having. All in all, this is a great read. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ISBN- 978-4576990712(文庫)レビュー。アル中無免許探偵マット・スカダーもの。少年ばかりを狙う変態猟奇殺人と保険金目当ての殺人のピースがひとつに重なる時・・。傑作「八百万の死にざま」のあの告白から数年。禁酒中のスカダーが追うのは今回も都会の闇、時代の腐臭濃い嫌な事件だ。原題「A Dance at the slaughterhouse」。屠殺場でダンスを、か。NYで生きることはまさにそれ。粗っぽくいえば本作はサスペンスミステリでありハードボイルドであるが、人間をみる、描く確かで細やかな筆致はそんな括りに囚われない。 事件を描きながら実はスカダー始めとする人間、それも真っ白でも真っ黒でもない人間の心の匂いが漂う。清水に魚棲まず。「邪悪」とどのように折り合いをつけて(あるいはつけないで)生きるのか。生きて齢を重ねることは汚れていくことだ。しかしその中で誰もが大事なものを放すまいともがく。本作の(といっておく)スカダーから思い出されるのはイーストウッド監督主演の「許されざる者」。特にラスト。もはや法の力は借りられない。スカダー始め誰もが「善と悪」を、「正しさ」を自分で選択しなくてはならない。 しかし娼婦で恋人のエレイン、ダーキン刑事、裏社会の友人たち、AA(アルコール自主治療教会)のメンバーなどとのやりとりが一服の清涼剤に感じられる。この点で松田優作の(TV)「探偵物語」も思い出される。町と人々。ひとりであってひとりでない。こんな邪悪で不条理な世界でひとりで生きることは辛すぎる。92年MWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長編賞受賞。スカダーシリーズ9作目。いわゆる「倒錯三部作」の真ん中。 やや偶然に頼る点があるが、これは本編でスカダーとダーキン刑事もエクスキューズのように語るのはご愛敬か。小説はプロット、どんでんがえし(大嫌いな言葉だ)、オチ、ひねりなんかではないのは当たり前(映画もそうだ)。筆致、語り口が大事。筋に関係ないなんでもない会話が人物に厚みと現実味を与える。彼ら彼女らがどんな人物であり、何を大事にしているか・・。 日本では99年に二見文庫として初出。名手、田口俊樹=訳。素晴らしく、こなれて、伝わり、そして酔わせる訳文体だ。実質★4つ半。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Top line "I'm an alcoholic I don't know how I feel " Late 80s Early 90s Scudder is wondering why me. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
マット・スカダーシリーズの9作目にしてエドガー賞長編賞受賞作。 主人公マットは、元警官の無許可探偵。警官時代のショックでアル中におちいったが、今は禁酒の会に通い素面を通している。売春婦の彼女と、危ない友人に多数の情報ソースを持つ。 ある日ふとしたことで、いわゆる猟奇ビデオを観ることになり、別に正式に依頼された仕事がビデオに関係することを突き止めていく、というストーリーです。 ハードボイルドなアメリカの探偵小説のフォーマットですが、平均以上にダークで、若干グロいです。好みによるでしょうが、私にはちょっと気分が暗くなりそうでシリーズを続けて読もうという気にはなりませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネタバレになるので書きませんが、気分が悪くなる内容が中心。他の作品にはさほど無かったのに。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 12件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|