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(短編集)
ブラウン神父の童心
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ブラウン神父の童心の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 1~20 1/2ページ
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ネタは面白いけど、エンタメ小説としては辛い。ただ楽しみたいなら、他の小説を勧めたい。 | ||||
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字が小さいです。 お話しは普通かな。 | ||||
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今までにないほど、字が小さすぎてよめめないでいます。やはり書店でかうべきでした。これは私の失敗です。残念です。 | ||||
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「青い十字架」に登場したフランスの名刑事が2作目であっさり退場したのがすごく残念だった。この刑事とブラウン神父が、今後コンビを組んで事件に立ち向かうものだと決めてかかっていた。かわりに怪盗フランボウが足を洗って親友となる。「奇妙な足音」は、ブラウン神父が謎の足音から、その人物の行動を推理する話だが、江戸川乱歩の短編にそんなテイストのものがあったように思う。ブラウン神父は警察ではないので、謎は殺人事件ばかりではない。そこが面白い。次に「ブラウン神父の知恵」も読んでみたが、こちらの1作目のほうがはるかに良かった。 | ||||
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死ぬほど読みにくいです。翻訳が悪いのか、原文がそもそも難解なのかは分かりませんが。 ひどい時には、何が起きているのか、どういうストーリーなのか、そもそもストーリーが展開しているのか分からないうちに結末に至ります。 しかし、その発想とトリックは凄まじく、一見不合理であったり、意味不明な出来事の羅列としか思えない事件が、最後の最後ですべて筋の通った一本の論理の糸へと解き明かされる様は圧巻のひとこと。 全五巻、読破しましたが、我慢してでも読む価値があるストーリーばかりだと思います。 もし叶うなら、意訳ですらない「超訳」として、意味不明な箇所や冗長な描写を排して、分かり易いストーリーで新約をしてほしいものです。 | ||||
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日本語翻訳に批判的なレビューが目立ちますが、私はこの翻訳はよくできていると思います。 こんな翻訳ではだめだとおっしゃる方にぜひ伺いたいのですが、例えばこれをどう訳されますか? <Against this one fiery glass were glued the noses of many gutter-snipes, for the chocolates were all wrapped in those red and gold and green metallic colours which are almost better than chocolate itself; and the huge white wedding-cake in the window was somehow at once remote and satisfying, just as if the whole North Pole were good to eat.> (5. Invisible Man / 見えない人 より) この部分の翻訳には、本書よりもっと昔に、このようなものがありました。 <火の様な硝子に向って多くの浮浪少年等の鼻が釘づけにされるのであった。あらゆるチョコレートはチョコレートそれ自身よりも結構な赤や金色や緑色の色紙に包まれていた。そして飾窓の大きな白い婚礼菓子は見る人に何となく縁の遠いようにも見えまた自分に満足を与えるようにも見えた。ちょうど北極はすべて喰べるにいいように。>(直木三十五氏訳) この翻訳文は古い版の創元推理文庫でも使われていたと記憶していますが、どうですかね? わかりやすいですか? というかわかりますか? 「ちょうど北極はすべて喰べるにいいように。」 私は「????」でした。なので、原文をじっくり読んでみました。 私ならこう訳します。 <この燃えるように明るいウィンドウのガラスに大勢の浮浪児たちが鼻を押し付けていた。ともすると中身のチョコレートそのものよりも欲しくなりそうな赤や金や緑の銀紙、それに包まれたチョコレートがあるからだ。それに、そこに置かれているウェディングケーキの白くて大きなことときたら、まるで北極をまるごと食べていいようなもので、なんだか現実感がないのに満足感でいっぱいになるのだ。> (私の試訳) そして本書ではこう訳されています。 <この燃えるようなウィンドウ・ガラスには浮浪児たちの鼻が押しつけられていたが、それはチョコレートの赤、青、金の包装紙が中身よりもおいしそうに見えたからであり、ウィンドウに飾られた大きな純白のウェディング・ケーキは、北極全部が食べられるお菓子だとしたらそうなるように、とうてい手の届かないものでありながら、お腹のくちくなるまで堪能できそうな代物だったからである。> (本書 中村保男氏訳) 読み進める上での障害になる「北極」のくだり、私が「これくらいかな」と思った線より中村氏はさらに踏み込んで読みやすくなるように言葉を補っていることがわかるでしょう。 もう一つ例を上げると、これはどうでしょうか? <Certain of the great roads going north out of London continue far into the country a sort of attenuated and interrupted spectre of a street, with great gaps in the building, but preserving the line. > (7. The Wrong Shape / 狂った形 の冒頭) <ロンドンから北に向かう大通りには随分と田舎の方まで延びているものがある。建物の間隔が広がっても、消え入りそうに途切れそうになりながら続いている。通りの幽霊というところだ。>(私の試訳) <ロンドンから北に走る大路には、ずっと田舎の奥深くまでつづいているものがある。こういう道路は、町並みがまばらになり、とぎれがちになり、家々が間遠になっているのに、その道筋だけはいつまでも通っているという、いわば街頭の化物である。>(本書 中村保男氏訳) やはり後半の部分での中村氏の丁寧な仕事がわかると思います。もう意訳といってもおかしくないレベルまで補足しています。直訳だからわかりにくい? とんでもない、その逆です。 私も全部を読んだわけではありませんけれど、だいたいチェスタトンの文章は感覚的です。論文や新聞記事みたいにきちんきちんとした構文でもありません。「シャレ」も非常に多い。中村訳はそういうところを丹念に説明しています。それでもわかりにくいとしたら、それは原文の感覚的なところがにじみ出ているだけです。 | ||||
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和訳がおかしい。3ストーリー目「奇妙な足音」の一節「窓は...破れている..」。ここで放り出した。訳者・編集者読み返している? | ||||
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いわゆる昔ながらの探偵小説が好きであるにもかかわらず、なぜか読んでいなかったブラウン神父です。 アガサ・クリスティもポワロやプロット則トリックといったところなど、影響を受けているのではないかと読みながら思いました。どの短編も面白く、冴えに冴えた推理小説です。チェスタトンの本を続けて読もうと思います。 | ||||
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ファンの人がおススメしていたのを見かけ、その熱量にほう?と思い読みましたが、面白かったですよ。 確かに描写が細か過ぎで読み進めにくい所もありましたが、読み飛ばして気になった所から読んでああなるほど、と慣れつつ読みました。 不器用だが筋が通っている神父が、一見侮られたり怪訝に思われたりしつつ、クリティカルな端的さで人や関係を見抜いて事態を明らかにするところは、ブラウンのおやっさん!やるなぁ…!と惚れ惚れしました。 昔の話なので、科学的に考えるとあり得なくね?という事もありましたが、まぁ置いといて。ポンポンと出てくるアイディアを短編に綴っていたのだろう作者の執筆の充実感を感じました。 文章が堅くて読みづらいかもな反面、それが「名言」になっている文章が至る所にあって、それを見つける度にハッとさせられました。 神父である、というのは浮世離れした宗教的精神世界に生きているかのようで、実は夜回り先生のように下々の人間のあらゆる混沌とした側面を見ざるを得ないからこそ、泥の底を知って光の方向を指すことが出来るのだ、というような深さがあり、読み応えがありました。 単にあいつが悪い事した犯人でこんなトリックでした、で終わるのではなく、そこに人生を捉える視点を持ち込んでくる。 そこに痺れる憧れる。 | ||||
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全くと言っていいほど頭に入ってこない! 少し経つと目で文章を追ってるだけということに気付き 次の話は違うだろう・・・また少し経つと目が追ってるだけ。 次はもしかして・・・の繰り返し。 おもしろおかしくしようと狙ってるような表現も 括弧でくくってある余計な説明だのも 全然おもしろくなかったし逆にイラつきました。 笑いのツボは国や言語、文化によって違うのは わかっているけれど個人的にはあいませんでした。 それからカトリックの神父が葉巻をくゆらせているなど いかにヨーロッパの昔の話といえど不愉快極まりなかったです。 解説が一番読みやすかったです。 | ||||
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プロット(話の筋)をつかむのに一苦労します。 自分もそうでしたが、物語が動き出すまでに挫折する人が多いのではないかと思います。 謎解き(推理小説)が主体なのか、著者のおしゃべりが主体なのか、 その二者が混ざり合っているところが魅力なのかもしれません。 「青い十字架」は主人公の神父や名探偵ヴァランタンの紹介を兼ねていますが、 「秘密の庭」とのセットかもしれません。「秘密の庭」は変則的ですが かなり凝った密室殺人事件(超不可能犯罪)です。 「秘密の庭」は個人的には推理小説として頭がクラクラしてくる傑作だと思います。 カー(John Dickson Carr)やクイーンもびっくり… 「見えない男」も、女性につきまとう「透明人間現る…」と言う雰囲気で始まり、 最後は密室殺人事件です。数人が入り口のガードを固める中で大胆な犯行が行われますが、 誰も怪しい人物を見ていないと証言します。犯人も死体も消えてしまいますが、 カーの有名な名作短編に似ている部分もあります。 この短編もお決まりの事件が始まるまでの二人の会話を楽しめるかどうかが試されますが、 その反面、ラスト(謎解き)は極めてあっさりと終結します。 (人と人とのコミュニケーションについて考えさせられる短編でもあるようです。) 「神の鉄槌(てっつい)」、タイトルが難しいですが、 (私は漢字が読めなかった…) 有名なエピソードらしく(トリックも有名…)、新旧二つの(海外でのテレビ)ドラマ化がありました。 ぼんやりしているようで反面、鋭い洞察力と思考力というか、 神父のキャラクターや発言が面白いので、 あらすじを頭に入れてからでも、読み返す楽しみがあるシリーズだと思います。 高校生の頃は歯が立たなかったのが当然だった…と 今更ながら納得しております。 自分はKindleの英文がメインで本書は参考(確認)程度ですが、 翻訳は大変だと思います。 Two heads are better than oneだったか、「秘密の庭」と「見えない男」に 同じような表現があったようです。前者はシャレ(言葉遊び)になっていたようです。 | ||||
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翻訳とは言え、文章が酷すぎる。 もとが悪いのか、原文を忠実に訳しすぎているのか分からないが、 日本語として不自然すぎる。 訳者が文化を分かってないのか、原文の面白さが全く伝わってこない。 購入前に、サンプルで受け入れられるか試すべき。 | ||||
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事件解明の面白さはありましたが、どうも分かりにくい?読みにくい?部分が気になりだして小説として楽しめなくなり挫折しました。 | ||||
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この作品は、本はシリーズ全部所有していて若いころ何度も読み返したものですが、何十年かぶりに読み返してみたいと思い、Kindle版を改めて購入。新訳の方が文章が平易で読みやすいといえば読みやすいのですが、旧訳の難しい言い回しを頭をひねりながら読み進め、読み終わったときの充実感を懐かしく感じました。やっぱり年をとったのかな。 | ||||
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1911年刊行の短編集だが、謎解きの部分、キャラクターやストーリーは面白かった。でも、チェスタトンの文明批評や政治批評となると、如何せん百年前のイギリスの知識人のものなのでピンとこなかった。それに、物語の中で、ブラウン神父がこういう人間はこうと一方的に決めつけるところがあって、ちょっと不快だった。シャーロックホームズよりも後に出てきた推理小説なので、ミステリーの形式がすでに、『ブラウン神父』でできあがっていたんだなと思った。 | ||||
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話はとても面白いのですが、訳があまりにひどく、意味がわからない事が多いのでなかなかすすめません。 誰かやりなおしてもらえないか?本気で思います。 | ||||
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イズレイル・ガウの誉れの初めのほうに誤記?が。文庫本がどうだったかわかりませんが。 古めかしいフランス⑦スコットランド式別荘、となってます。 KindlePaperWhiteで見ても、Androidアプリから見ても同じなので、環境依存無し、みたい。 出版元に伝える術がわからないのでここに書いておこう。 | ||||
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小男で冴えない風貌…しかし何も見逃さない! 事件解決と共に犯罪者を救いに導くという特異なキャラの持ち主。 物語の仕掛けがウマイですわ。人の心理をよく突いてはりますね。 ただ、長編好きの私は短編集なんで読み応えに欠ける分が満点と はいかないところでして。 とにかくオモロイですよ。 | ||||
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ストーリー自体は面白く引き込まれるものに思われるのに、1931年(昭和6年)生まれの翻訳家の方のものですので、文章や翻訳があまりに古く、せっかくのブラウン神父を不必要なくらい敷居の高いものにしてしまっているようで残念です。 簡単な事業ではないでしょうが、ぜひとも、再翻訳したブラウン神父をお願いしたいです。 決して、翻訳のレベルが低いなどと申すつもりはありませんが、村上春樹さんも言うように、翻訳には賞味期限があると思いますので・・・。 | ||||
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短編だからと思って読んでみると意外とむずかしい。5つくらい読んでみたけど、かろうじて理解できたものが一つあるかどうかといったところでした。短いと説明も少なくて、かえってわかりにくくなるようです。ミステリー初心者の方は別の作品をお薦めします。 | ||||
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