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(短編集)
ブラウン神父の童心
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ブラウン神父の童心の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 21~40 2/2ページ
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久しぶりにブラウン神父に会いました。やはり、ブラウン神父は良いですね。 | ||||
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たった一人の女、たった一人の友、そしてたった一つの思い出と一冊の書物、これらを手に入れるだけでも、懸命に生きなければ手にすることができない。――英国の作家、批評家、ギルバート・ケイス・チェスタートンの言葉である。 チェスタートンは、『ブラウン神父の童心』(ギルバート・ケイス・チェスタートン著、中村保男訳、創元推理文庫)などのブラウン神父・シリーズの推理小説で知られているが、独得の逆説と諧謔に満ちた多くの警句を残している。 例えば、「私の成功の秘訣は、敬意を持って最善のアドヴァイスを聞き、そのアドヴァイスの全く逆を行ったことである」、「解決策が分からないのではない。問題が分かっていないのだ」、「本を読みたいという熱心な人間と、読む本が欲しいという退屈した人間では、雲泥の差がある」などである。 これだけ山葵(わさび)の利いたアフォリズムをひねり出せる著者の手になる推理小説が、面白くないわけがない。 | ||||
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最初に読んだのは小5か小6のころ。面白くて、シリーズを毎月のお小遣いで1冊ずつ買い集めるはめになりました。 今でも全巻購入できるのはうれしい限りです。 本格推理と呼ばれるミステリの場合、いかに読者に小さな矛盾や不自然さを気にさせないようにするかが重要だと思います。 探偵役のキャラクターや適切なタイミングでの名台詞などのケレン味はそのためのものだと思うのですが、ブラウン神父ものではそれが特に生きていると思います。 逆説的といいながら現代ではさほどエキセントリックでない思考方法もそうだし、悪を知り尽くしている立場としてカトリック神父というのはうってつけに思えるし。箴言といってもいいけれど、よく聞くと普通のことを当たり前に言っているこの小さな神父は実に魅力的です。 本格推理のトリックにこだわる方には物足りないものもある作品集かもしれませんが、舞台裏のアラに目を向けるのはやめて、とりあえず1冊目で推理の点では粒ぞろいの本書を読んでみてください。 ブラウン師のケレンが気に入ったら、以降のシリーズも十分楽しめると思います。 | ||||
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高校生のときに入手して読もうとしましたが、 当時の私は、展開が把握しにくく、筋書きと無関係な部分が うっとおしく、魅力を十分に味わえなかったシリーズです。 ところが、数十年の歳月を経て、落ち着いた静かな心で 読み返してみると、「ブラウン神父の童心」一冊で、 他の推理小説の何冊分のも満足感、感動が味わえると納得しました。 私は最初の二つだけ(ネタバレにならない程度に)ご紹介 させていただきます。どちらも傑作。 「青い十字架」、ブラウン神父、怪盗フランボウ、 パリ警察の長官でもっとも有名な探偵ヴァランタインが初登場。 ヴァランタインも脱帽(本書41ページ)のブラウン神父の活躍をお楽しみください。 怪盗フランボウは後に悔い改めて、ブラウン神父の相棒役を つとめるようになるのが微笑ましいです。 ブラウン神父ものの選集、対訳本の冒頭に必ず収録されている「青い十字架」は 神父の自己紹介代わりですので、このお話を最初に読まれることをおすすめします。 「秘密の庭」、高い壁に囲まれ、入り口が一つしかなく、 しかも、入り口(出口)はいつも監視されていて、絶対に 勝手に出入り不可能という庭の中で、見ず知らずの男性が殺害される、 被害者はどうやって庭に入ったのか? そして犯人らしき人物は逃亡、どうやって庭から出たのか? しかし、最後のページで明かされる驚愕の真相! キツネ に つままれたような感覚、本の乱調か、誤植かと、読者は心の混乱する体験が味わえます。 --- 程度の差はありますが、一般的にどのお話も事件が起きるまでの、登場人物、状況把握が少しストレスです。 依頼人が訪ねてきて相談を始めるというようなワンパターンではなく、多様性に富んでいますので、 焦らないで楽しんでじっくりと読み進めると、後半から最後にかけて 報いが大きいです。密室物、消失物も多く、そのトリックの豊かさでは 右に出るものはないでしょう。 ブラウン神父がさりげなく登場するとホッとするというか、 神父のキャラクターは生き生きしていて魅力に富んでいます。 (状況設定が人工的な感じがすることもあると思います) カトリックの神父さんが主人公で、はしばしにそれらしい話題が自然に 提供され、宗教、心理学などに興味のある人には、これほどワクワクする推理小説はないと思います。 (もし、トリックだけに興味のある場合は、読み飛ばせばよいと思います) 本書とともに、「古書の呪い」が収録されている『ブラウン神父の醜聞』もおすすめさせていただきます。 フランボウといっしょに読者も推理を楽しめますが、ある程度は当たりますが、 私の場合は満点にはほど遠く…(神父に)翻弄されるというか、 (作者に)だまされる快感がくせになりそうです。 | ||||
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傑作と駄作の両方がある短編集。文章が少し難解で読みにくさがあるのも難点。ただ推理小説の古典中の古典だけあってそこは評価できる。 | ||||
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ブラウン神父物でも傑作が集中している短編集。 特に「秘密の庭」「見えない男」「折れた剣」は必読。しかし、必ず「青い十字架」からまず読むこと。そうしないと作者の仕掛けた大仕掛けを見逃すことになる。 中でも「折れた剣」は特に有名で、ブラウン神父とフランボウの問答は歴史に残る名問答(ブラウン神父の答えが、推理小説の全てを言い現していると言って過言ではない)。とかく探偵の引き立て役に甘んじがちの相棒だが、この問答を見る限り馬鹿じゃないことが知れる。ま、読者より、フランボウより、ブラウン神父が数枚上手なのだから仕方がない。 自分が原書まで買い求めたのは、チェスタトンとJ・D・カーの二人だけ。 とにかく読んで損はしないはず。オススメ。 | ||||
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フト読みたくなって今回再読しましたが、いやぁ〜面白いのなんのって。。ほんとに天地が ひっくり返るようなユーモアと奇抜あるトリックメーカーだよな〜チェスタトンはさ!!! いわゆる不可能犯罪を解明する時には、とことん論理に徹するか、もしくはフィーリングや 直感を澄ますかどっちかな訳だが、後者を好むタイプには本当に愉しい時間が過ごせる宝物 の様なストーリーが詰まってます。 個人的には特に『秘密の庭』、『見えない男』、『イズレイル・ガウの誉れ』なんかの、とこ とん不思議だけど、とことん単純って感じが大好きだ。 それに何と云ってもブラウン神父という人物は魅力的すぎる。。一見すれば間抜けのトンマ だが、常人とは違う角度で物事・人物を視るその態度は時に不気味とすら感じられる凄みが ある!それでいてやっぱりヌケテル...是非堪能してみて!!! | ||||
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奇抜な発想から生まれた推理小説からなる ブラウン神父譚の第一短編集です。 どれもが30ページ程度の小品ながら、 豊富なアイデアが盛り込まれています。 刊行されたのが1911年と、 100年近く前に書かれたものであるにも関わらず、 今読んでも斬新な物語で、 意表を突いた展開と結末が読者を魅了して止みません。 以下に本書収録の12編について、簡単なコメントを記します。 「青い十字架」ブラウン神父とともに、怪盗フランボウ初登場。 ふたりの行くところ、奇妙な事件が頻発するが・・・。 「秘密の庭」首切り死体の事件。意外な犯人。 「奇妙な足音」足音のみから神父は鮮やかな推理を展開。 「飛ぶ星」フランボウ、最後の犯罪の行方は。 「見えない男」心理的に見えない犯人の正体とは。人間の盲点を突いた作品。 「イズレイル・ガウの誉れ」奇妙な物であふれる城。頭のない死体の謎の解明が秀逸。 「狂った形」隅が切られた紙の謎。 「サラディン公の罪」中世さながらの決闘に仕組まれた罠。 「神の鉄槌」神の力を持った凶器とは。 「アポロの眼」エレベーター坑への女性墜落死事件。新興宗教対ブラウン神父。 「折れた剣」賢い人間はどこへ木の葉を隠すか?という問いが意外な事件の真相を導く。 「三つの兇器」ピストル、ナイフ、ロープは兇器ではない? 思いがけない使い方とは。 | ||||
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ずっと引っかかっていたことがあって、それは私が中学生だったとき、私を読書好きにさせた友人が最初に薦めた本の一つが「ブラウン神父」だった。結局それから読む機会がなく、あのチェスタトンが書いていることを比較的最近知って是非読まねばならぬと思い、今回38年の長い月日をこえて念願がかなった。 この作品ではブラウン神父とフランボウがコンビで出てくるのでコナン・ドイルのシャーロック・ホームズものと較べられるのだが、作品としてはシャーロック・ホームズの方が先なのでチェスタトンの方がスタイルをまねたとも受け取れる。しかし本国はもちろん日本でもシャーロック・ホームズの方が圧倒的に人気があるのでほとんど問題にならないだろう。日本では昭和30年代にこのブラウン神父ものをはじめとするチェスタトンの探偵小説が洪水のごとく続々と邦訳され一種のブームが生じたこともあって、比較的年配の方に知名度があるのではないかと思われる。 この本は1982年が初版だからその当時よりは訳がこなれていると思うが、それでもたとえば「サラディン公の罪」の中の「『なむさん!』とサラディン公爵は言って白い帽子を荒々しく頭にのせ」というところを読むと「なむさん」を国語辞典で引かなきゃわからないわけで、確かにこの原本が最初に出版されたのが1911年(明治44年)なのだから、文章の格調に時代性を考慮すれば訳としては間違っていないんだろうが、今の感覚では読みにくいと思う。 全部で12の作品が載ってるが、単にトリックのうまさをいうなら作品によって出来の良し悪しが目につくが、一つの物語としてならどれも読ませてくれる。「青い十字架」で神父が人間理性について語るところがあるが、原本が出版される2年前チェスタトンの代表作である「正統とは何か」が出版された。理性を軽視することはカトリックの正統に反することをちょっと披露している。 | ||||
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◆「青い十字架」 大怪盗・フランボウを追うパリ市警主任・ヴァランタン。 タイトルの「青い十字架」は、ブラウン神父が所持する実在のものであると同時に、 終盤、神父とフランボウが神学論争をした丘の上にある星空をも指しています。 そこで神父は、大宇宙のなかでの理性の限界を訴えるフランボウに対し、 全宇宙をあまねく照らす、理性と正義の普遍性を高らかに宣言するのです。 ◆「奇妙な足音」 ホテルの廊下で、足早な足音と落ち着いた足音が交互に繰り返される。 のちに、高価な銀器が盗まれたことが発覚するのだが…。 ◆「イズレイル・ガウの誉れ」 神秘的な伯爵の生死を調査しに来たブラウン神父たち。 城には、奇妙な状態にされた物が溢れていて…。 おどろおどろしく、陰惨な話かと思わせて、 結末であたたかな余韻に浸れる話。 話の核となる、伯爵と召使いのイズレイル・ガウの やり取りには、寓話的な機知とユーモアを覚えます。 | ||||
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一話目から誰もがアッとする展開。 それほど最近の作品では無いのに作者のオリジナリティーが新鮮。これを読んでからかれこれ10年位経ちますが、また読んでみたい作品です。 | ||||
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記念すべき「ブラウン神父」シリーズのデビュー作。神の奇蹟は信じるが、人の起こす奇跡は信じないブラウン神父が数々の逆説で難事件を解決する名シリーズ。目の前にある事実を、人が見ていない現実への皮肉が効いている。 「青い十字架」はブラウン神父のデビュー作であると共に、初期の相棒フランボウのデビュー作。いきなりの奇矯な行動で読む者を驚かす。「奇妙な足音」は陰惨な印象を受ける作品。「見えない男」は衆人環視の中で身代金を奪って行く犯人を描いた有名な作品。冒頭で述べた、「目の前にあるものが見えない」例の典型。「イズレイル・ガウの誉れ」は一見、支離滅裂な展開の中でブラウン神父の論理が光る。「折れた剣」は有名な問答「木の枝は何処に隠す ?」を含む秀作。 どの作品もアイデアが凝らされ、作品毎に陰影に富んでいる。鮮やかな逆説で読む者を楽しませる珠玉の短編集。 | ||||
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真ん丸顔でとぼけたイメージの名探偵ブラウン神父の連作短編集。とにかくアイデア性に優れ、ええっ!というアイデアが多いのが特徴。 特に心理的な盲点をついた作品が多く、固定ファンが多いのも頷けます。 但し、余りに個性的過ぎて、トリックそれぞれに好き嫌いが出そうな感じはします。 ただ、嫌いなトリックであっても、重厚な語り口で、おおっ!と唸らされるのが、作者の非常にうまいところ。分かってみれば、な〜んだ!となるのですが、それが、陳腐に見えない、そこに本作の本質があります。 最近の国内外の作品に影響を与えたトリックが多く、正に古典と言えます。また、シャーロック・ホームズにも負けない、風貌等の雰囲気作りも見事の一語です。 尚、本作は、他ではまず、お目にかかれない恐ろしいまでのアイデアが光る傑作、「青の十字架」と収録しています。これは、史上に残る大傑作であり、推理小説の概念を超えた傑作です。 膨大な再版を重ねた、「教養」として、読んでおくべきシリーズと言えます。 | ||||
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数年ぶりに「童心」を読み、はまりにはまって「醜聞」まで全巻そろえてしまいました。「童心」から「不信」までの2冊まではトリックの面白さで圧倒されてしまうのですが、トリックにやや新鮮味がなくなる3巻あたりから、俄然人間小説として面白みがでてきます。しょうこりもなく罪をおかす人間の最低の部分に常に正面から対峙し、理解し、許すブラウン神父様。なぜこの人にはそういうことができるのだろう?日本人仏教徒の私にはとても不思議な罪と許しのシステムを営々と作り上げたカトリック宗教と人間の関係。下世話な推理小説の形をとっているから生臭くなく素直に読むことができる宗教書。スピリチュアル流りの現代にこそ読みたいブラウン神父様です です。 | ||||
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私はたまたま原書で読んで夢中になって邦訳を読んでやっぱり大ファンになってしまった。ヘミングウェイが作品の中で少年に「おれはチェスタトンに会いたいね」って言わせたのもわかるなぁ。チェスタトンという人はミステリの可能性も限界も全部見えてしまった上でこんなに面白い世界観を小説にできるひとなんだ。トリック創作率とかパラドックスがどうとかよく言われるけど、そうじゃなく小説・文学のもつ面白さの原体験がここにある。この先、本というものがすたれてしまって「本なんて読んでるの」っていわれる時代がきても、やっぱりこっそり会いたいんだな~ブラウン神父と。 | ||||
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手口の奇想天外さ、”トリック創案率?”の高さ、痛烈な諷刺と機知に富んだしゃれ、文章の素晴らしさ、カトリックのプロパガンダ的要素の強いブラウン神父自身の魅力、これらの点が本当に評判通りなのかどうか少々判断しかねるがこの小説が探偵物ではない事だけは確かである。私は日本語訳でしか読めなかったけれど短編集であるにもかかわらず読み終えるのにひどく時間がかかってしまった。残念ながら、出来が良いと思えた作品はほんの2・3本である。フランボウの存在も相棒の私立探偵と言うより単にブラウン神父の話し相手になってしまっているのも魅力に欠ける点かもしれない。 | ||||
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ホームズ、ポワロをはじめ小説が生んだ名探偵は多いですが、その中でブラウン神父は意外と知られていないのではないでしょうか。しかし、ミステリーファンならば読まないと損です。トリック自体も本格的ですごいのですが、文章も素晴らしい。特に情景描写が綿密で色彩豊か。幻想的な気分にさせてくれます。少々読みづらい部分もありますが、この物語が書かれた時代から考えて(19世紀後半から20世紀初頭)このくらい重厚で古い感じの文が相応なのではと思います。推理物として一級品であるだけでなく、高尚な文学といった雰囲気も兼ね備えたこのシリーズ、「童心」「知恵」「不信」「秘密」「醜聞」全5冊の読破をおすすめします。ちなみに、あの江戸川乱歩もブラウン神父を愛読、絶賛しているんですよ。 | ||||
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ブラウン神父…私個人的には一番好きな推理家です。こっけいな風貌でひょうひょうとした風情、それでいてどこか寂しいところがあるからです。人は皆、孤独であるということを知っている、混沌とした人の心に長く接してきた人物が持つ、慎ましさと慈悲深さが感じられるのです。ミステリーに陰陽はございませんが、仮に音楽に例えるならばシャープよりもむしろフラット。もう一人の好きな探偵…エルキュール・ポワロならばどこかに生き生きとした動を感じるに対し、ブラウン神父は哲学的な静かさという読後感があります。それでいて、ストーリーは難しくなくて面白い、ストレスを感じることもなく、飽きて飛ばすこともなく読めてしまう…イチオシのミステリーなのです。 | ||||
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普通の推理ものとは一風違う推理小説という感じを受けた。作者のウィットに富んだ(風刺が効いた?)トリックには感心した。ただ、星を一つ減らしたのは、訳があまりよくないと感じたから。どうもすんなりとは読めない。他社からブラウン神父シリーズが出てればいいんだけど…。 | ||||
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この短編集に収録されている作品群ほど数多くのアンソロジーに収録された作品はないでしょう泥棒を追跡していた探偵の前に現れる、変な事件「青い十字架」古典的になった首切りもの「秘密の庭」廊下を行き来する足音だけで推理を展開する「奇妙な足音」奇抜な隠れ方の一例「飛ぶ星」特殊な犯人の「見えない男」奇矯な動機の「イズレイル・ガウの誉れ」凶器のなぞ「神の鉄槌」物の隠し方の有名作「折れた剣」パラドックスもの「三つの兇器」等々これほど粒のそろっている短編集はないでしょう | ||||
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